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2025年05月08日
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テーマ: 読書(9573)
カテゴリ: 読書
「皇后は闘うことにした」林真理子



◆あらすじ

「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは出来ないでしょう」――。

さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。


妹の友人に恋焦がれ、ようやく結婚目前まで漕ぎつけた久邇宮朝融王は、彼女にまつわる“ある噂”を耳にし、強引に婚約を破談にした。その後、別の宮家の子女と結婚したものの……(「綸言汗の如し」)

徳川家の若き未亡人・実枝子は、喧嘩の絶えなかった夫・慶久が妾との間に遺した子に愛情を注げず苦悶していた。思い起こせば、あの頃は本当に幸せだったのに。(「徳川慶喜家の嫁」)

まもなく結婚の沙汰が下るのではないかというある日、久邇宮家の息子たちは声を潜めて話していた。「内親王はご免こうむりたい」――(「兄弟の花嫁たち」)

九条家の子女・節子は15歳の時に嫁いだ。のちの大正天皇の后(貞明皇后)である。夫は妻を顧みないにもかかわらず子ばかりが生まれ、節子は悲しみに歯を食いしばる。(「皇后は闘うことにした」)

貞明皇后の秘蔵っ子・秩父宮に嫁いだ勢津子もまた、皇后によって選び抜かれた秘蔵の嫁だった。だが、2人の間に子はできず、秩父宮も病を得てしまう。(「母より」)


​短編集なので、隙間時間に面白く読むことができた。

そしてそれは現代にも続くものであり、皇室とは何なのだろうかと考えてしまわざるを得ない。
私は現天皇ご一家のファンでもあるし、このような方がいる間は日本にとってはありがたいと思うのだが、「有難い」と思うこと自体が皇室に生きる人たちに我慢を強いていると思うと複雑。

「先生のお庭番」朝井まかて


【本の内容】

仕える相手はシーボルト。なんと更地に薬草園を作れという。
熊吉はそれでも工夫を重ねて見事な薬草園を仕上げ、シーボルトと妻のお滝の信頼を得てゆく。
四季折々の草花に魅入られたシーボルトは、熊吉に日本の自然の豊かさについて説き、どこの国でも同じだと思っていた熊吉は驚かされる。
土と草花を通して人のぬくもりを描いた、感動の職人小説にして成長小説。



これは文句なく面白かった。
「シーボルト事件」 楠本イネ のことはザックリとは知っていたが、このような小説で読むと人間としての彼らが生き生きと想像できる。
シーボルトの園丁として仕えた熊吉も実在する人物のようで、15歳にしてあれだけの仕事をしたとは驚くべきものだ。
これは、夫が買ってきた文庫本で、最近は本の好みが似てきたような気もする。





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最終更新日  2025年05月08日 14時24分31秒
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