セレンディピティな毎日

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2005.11.07

初めてのマンモグラフィー

カテゴリ：その他

健康診断に行ってまいりました。
乳がん検診では、私、乳がつぶれました。

噂には聞いていました。マンモグラフィー。
乳を寄せて寄せて、挟んで挟んでつぶすって。
私のような貧乳は、ほんとに検査官（女性）泣かせでしょう。
よく、寄せてくれました。
ない乳を、まるで餅のように、こねては伸ばし、こねては伸ばし。
プロの仕事です。

初めて乳が挟まれたとき、
私の目にはうっすら涙が浮かんでいました。

いままで経験したことのない「へしゃげた」感覚の胸を
私はついぞ、見ることができなかったのでございます。
「へしゃげた」乳のありのままを 見てしまうと、
もう二度とあの機械に向かい合う勇気を持つことは
できないと思われたからです。

この苦行は、右正面、左正面、右ななめ、左ななめと４度も行われ、
さらに、右正面撮り直しのおまけまでついたのでございます。

「はい、終了しました」と、ドアを開ける検査官の背中にむかって、
そっと手をあわせたのはいうまでもありません。
「ありがとうございました。そして、貧乳でごめんなさい」と。

嗚呼、これ書いていると、また乳が痛くなりました。

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