KOIBUMI~恋愛日記~

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小鳥の夢



           誰の腕の中も合わなくて一人っきりで鳴いている・・・

           羽根がもげて声帯も壊れてしまっても小鳥はここから出ることは出来なくて

           物乞いしながら生きている

           お客は珍しそうに見物してるけど誰も買ってはくれない。

           始めてもらったのは綺麗なロザリオ

           似合いもしないのに綺麗と言われ初めて泣いた・・・


           優しい嘘に包まれて偽者の腕に抱かれ

           たくさんの人に愛を与える

           そんな生活にも慣れたなんて恐いわね・・・


           鏡の中の自分に恋焦がれ苦しみもがいてるのには疲れたの

           新しい鏡でも買いましょう

           醜いアタシを映す鏡なんかいらない

           そうすればもう鏡を壊す必要はないもの・・・




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