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2011年02月17日
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みなさん、こんにちは。
3月1日発売の、私の新刊が、ついに印刷所に入りました。
表紙の画像が昨日届きましたので、ちょっと早めに見せちゃいますね。

booknew

でかっ!(汗)いやー、でも感動ですよ。
今までの本でも化粧品のことは書いていますが、今度の本は丸々1冊コスメ本。
しかもナチュラルコスメ専門のメイクアップアーチストの小松和子さんと共著なので、ナチュラルコスメで、美しくメイクするプロの技もカラーでレクチャーされていますし、そのモデルさんも小松さんと仲良しの女優の上原美佐さんという豪華さ。

小松さんによると、実は最近は女優さんも、肌に負担をかけないナチュラルコスメに移行する人が、水面下では続々と増えてきているそうです。
ケミカルコスメでは、映像に映るその時はきれいでも、年々お肌にダメージがあるそうで、雑誌の撮影や日常生活ではナチュラルコスメという方も少なくないそう。

世の中のほとんどのメイクコスメに入っているシリコーンオイル(合成ビニール樹脂)などの皮膜性の強い原料を使用していないファンデやチークやアイカラー。

だけど、今やナチュラルコスメはどんどん進化して、シリコーンオイル使ってなくてもカバー力あるし、きれいになじむようなものがすごく出てきています。


つけたその瞬間が美しいだけでなく、10年後も美しい。
ナチュラルコスメは、今や最先端コスメ!


私はスキンケアを担当しましたので、相変わらずの鬼基準で、ノン合界、ノン合ポリ、ノン防腐剤、ノンナノ粒子を貫きつつ使用感も全部試し、成分いいけど匂いが臭いものとか(これ、結構あるんです)、テクスチャーが肌に負担かけるものとか、エタノール臭がきつすぎるものとかは除外。

時間かけて探したおかげで、普通のオーガニックコスメの本とか雑誌の特集とかには、まず出てこないだろう、めっちゃマニアックなブランドとかも載せています。
なんだかんだで、2人合わせて367点も載ってるんですよ!
編集者の方が、今までの編集で一番大変だったと言ってヘロヘロになっていました。
楽天ブックスの予約受付はまだみたいなので、始まったらまたお知らせしますね。


最近、食の話が多くて、コスメの話をあんまりしていないので、今日はこのままコスメの話を書こうと思います。
ずっとこのブログを読んでいる方は、よく理解して下さっていると思うのですが、アンチエイジングの鬼である私が、なんでナチュラルコスメなんだって思う方もいると思います。
しかも、私は肌が弱いわけでもなく、アレルギーがあるわけでもありませんからね。

私がいわゆる「103種類の表示指定成分無添加」系コスメを使い出した歴史はわりと古く、22、3歳から。
その時モデル事務所に入ってたんですが、モデルの初仕事が、大阪の無添加化粧品のオーディションで、そこで見たビデオに影響されたわけです。

ジメチコンだのシクロメチコンだの入った、皮膜性の強いファンデがんがん付けて、それを落とすためにオイルクレンジングとかも使ってたんだから、今思えば当たり前ですね。

お肌の天然のクリームである「皮脂膜」をずいぶん攻撃して洗い流していたんだなーと、今は分かります。
2001年に全成分表示が義務化されてからは、 「無添加って全然無添加じゃないじゃん!」 と知り、アンチエイジングに目覚めた8年前からは、少しづつ、植物性の合成界面活性剤すら使用していないものを探し始め、入ってても1種類とか、%を電話して聞いたりして選ぶようになりました。





このブログを始めてから、理想的な大豆レシチン乳化を知り、さらに選ぶのが険しい「鬼街道」を歩むことになったのは、昔から見ている方はよくご存知だと思います。



これは食べるものもそうなんですが、まず何を食べるかより、何を食べないか。
コスメでは、何が入っているかより、何が入っていないかということが大事です。



だってそれだけで、老化を促進する活性酸素の発生はずいぶん違ってきます。
その上で、抗酸化物質や有効成分を取れば、まさに鬼に金棒じゃないですか!
特に基礎化粧品などは、きれにになろうとして、わざわざ塗るわけなので、マイナスがないことが当たり前だと思うんです。
マイナスがなく、必要なものだけプラスして肌の自然治癒力を助けるのが基礎化粧品の役割だろうと。

食べる物は17年前からオーガニックでしたが、化粧品はまだまだ日本にはその頃あんまり入ってきておらず、オーブリーやヴェレダくらいだったでしょうか。
成分に目覚めてからは、レシチン乳化を探していくと、日本のそこいらの無添加コスメには絶対無いのですが、オーガニックコスメにはたまに見受けられるということに気が付いたわけです。

ナチュラルコスメに1度はまった方は、なかなか普通のコスメに戻れなくなるとよく聞きますが、まさに私もその通り。
最初は安全だからと選んでいたのですが、まず使っててほんと気持ちいいし、肌が喜ぶ感じがするんですね。
そしてアルガンオイルに出会った頃からだったかな、植物の力ってすんごいなと思い出したのは。
そして合界完全断ちをした次の冬、ふと気が付いたのは、自分の乾燥肌が治っていたこと。
これ書いている今も実はそうなんですが、その気になれば、何もつけなくても実は平気なんですよね、冬でも。


これにはポイントがあって、まずファンデーションにジメチコンなどのシリコーンオイルや合成ポリマーが入っていないから、合成界面活性剤たっぷりの強いクレンジングがいらないこと。
そして肌表面のキメが整ってくると、W洗顔なしで、レシチン乳化のクレンジングだけでOKなこと。
冬は石鹸すら使わないこと。
朝の洗顔は、私はクレイジェルを使うんですよね。


こうした、皮膜性のない落とすのが楽なファンデ、脱脂しすぎない洗顔というのは
バリア回復に、まず一番大事なことだと思います。



だけど市販のファンデーションやクレンジングにマイナスがあるは、まだ分かるんです。
ファンデーションは美しく装うためのものだし、クレンジングはそれを完全に落としきるものでないといけないという「機能性」のものだから。
装いの美を追求するうちに、どんどん今のような方向性にいってしまったのは、まだ理解出来ます。

でも、基礎化粧品のマイナスはなぜ起きるか?
自分で化粧品プロデュースするようになり、業界の裏側を見てよーく分かったのですが、結局それは流通のためです。
3年もつ化粧品を大量生産しているからです。
3年間、どんなに気温が高くても腐らず、分離もしない化粧品を作るためです。
そのためには、強い防腐剤も、強い界面活性剤もバンバン入れなくてなりません。

たくさん作ってコストを抑えて、大量に売るためです。
60度にも70度にもなる、夏の宅急便のコンテナの中でも平気で、売り場で真近にスポットライト照らされて熱くなっても平気で、開封後、雑菌だらけの指を突っ込んでクリームを取って、またフタを閉めても、そのあと腐らないクリームを作るためです。

私のような作り方をしていると、3年もたせるのは不可能。
短い物で、半年です。だから消費期限の記載が必要です。
大量生産せず、毎月、少量づつ生産するから、すぐ在庫切れをおこします。
出荷前まで冷蔵室で管理して、夏場はクール宅急便。容器はエアレス容器。
卸すとしてもこうしたコスメを理解している、ナチュラルコスメ専門店だけに卸し、小まめに少量づつ注文してもらい、売り場でもライトが近くないところに展示してもらいます。
こんなことやってたら、大量生産して問屋に卸して、そのあと全国どこの店にでも置いてるような一般的な流通は不可能です。


添加物が80種類入った、サンドイッチの話と同じですね。
結局、経済が神となってしまった現代社会、簡単で便利が当たり前の社会では、それを実現するための添加物が必要だったんですね。


30度で3日間腐らない調理パンを、人々が不思議にも思わず食べれてしまうように、
3年間腐らず分離もしない化粧品は当たり前になっていきました。



そして日本はガン、脳血管障害、心臓病、アレルギー疾患が激増し、慢性乾燥肌、敏感肌、大人アトピー、化学物質過敏症も増え続けています。
この「安い、簡単、便利」に、何か変だと気がついている人は気が付きはじめています。
メジャーな雑誌に、大手メーカーのコスメではなく、ナチュラルコスメの特集が組まれるなど、昔からは考えられないことも起きています。

私自身が化粧品会社をやっているのに、なんでこんな本を書いて、他社のコスメを367点も載せるのかと不思議に思う方もいると思います。
だけど、こうしたナチュラルコスメは大量生産出来ないわけですし、一部のメーカーだけが売れても、なかなか広がりません。
だから現代社会に逆行して、頑張って安心なコスメを作ろうとしている同志を応援したいし、もっとこうしたコスメを作るブランドも増やしたいし、ナチュラルコスメ界全体を盛り上げたいのです。

小松さんもこうした思いから、いろんなブランドさんの相談役としても活動してらっしゃいます。
私は立場が違うのでそれは出来ませんが、こうした本を書くことや、酸化チタンや亜鉛を使わずに植物の抗酸化作用だけで紫外線カットするサンスクリーンなど、必要悪と考えられてきたマイナスもないようなコスメを率先して作ることによって、これからもナチュラルコスメ界を盛り上げていきたいと思っています。


マイナスがないのは当たり前、その上お肌を輝かせる
真実のナチュラルコスメを、どうぞ見つけて下さい!!



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Last updated  2011年02月17日 11時41分07秒
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