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2011年07月15日
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みなさん、こんにちは。
夏、まっさかりですね。

himawariri

↑うちのひまわり畑も、いよいよ成長してきました!!
セシウム、ストロンチウム、ちょっとあったとしても、グングン吸い上げてくれているでしょう。
それが、どの程度かは、秋に土壌検査をしてみます。
まぁ、元々ガイガーカウンターを土壌に置いても、あまり数値が上がりませんので、たいしたことないとは思っているのですが、さて結果はどうなんでしょうか?

放射性物質を吸い上げる力が強いのは、ひまわり以外に、コケ、きのこ、特にしいたけだそうです。
吸い上げる力が強いという事は、汚染もされやすいということ。
しいたけは、ちょっと注意が必要だなと思っています。



本当に、アンチエイジングの鬼にとっては、たまらない時代に突入してきました。
無農薬、無肥料、在来種で種取り、いくら理想を追求しても
それ以外にも考えなければいけないことがあるのですから!


原発から一定の距離があっても、風や雨の影響で生じたホットスポットの存在があることが分かり、千葉県の流山、柏、松戸では、0.75マイクロシーベルトとか1.88マイクロシーベルトなど、かなり高めのところが見つかっています。
都内では足立区、葛飾区、江戸川区、台東区、文京区、目黒区がやや高めで、0.3マイクロシーベルト以上が出ている箇所が見つかっているようです。
だいたいの広がりは、下記のMAPが参考になります。

群馬大学 早川由紀夫教授の放射能拡散マップ

ゴミの焼却灰から、都内や千葉でも高濃度の放射性物質が検出されています。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110710-OYT1T00371.htm?from=top

http://www.news24.jp/nnn/news8611527.html

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110627/dst11062723310021-n1.htm


昨日、田中優さんの講演を聞きに行ったのですが、優さんによるとこれは木や草や枝に降り積もった放射性物質を燃やしたことによる影響が大きいとのこと。
現在の焼却場のフィルターではダイオキシンなどの大きい有害物質は吸着できるけど、放射性物質などの小さいものは受け止め切れないので、外に出てしまう可能性があるそうで、実際近隣の方が測ると、ゴミ焼却場の風下で、ガイガーカウンターの数値が上がる現象も出ているそうです。

こういう灰は、このまま埋め立てたり、安全だとか言って放置していると、薄く広く分散してしまうので、濃くした物を硬いコンクリートに詰めて、地中1m以下に、300年以上埋めるようにしていけば、環境中に出てしまったものを、早く回収できるということです。


葉っぱに降り積もる以外に、セシウムはとにかく埃にくっつきやすい性質を持っています。
そのため、最終的には汚泥の中に凝縮してしまいます。
こうしたセシウムは、雨どいの下に落ちているので、そのあたりの土、そしてドブの側溝のヘドロ、このあたりに大変多いという事です。
汚泥に放射性物質が多いという事を考えると、腐葉土なども実はやばいと思います。


国は、汚泥肥料に含まれる放射性物質を、なんと1000ベクレルまでOKにしてしまったのです。
ホームセンターの肥料コーナーに近づくと、ガイガーカウンターが上がる現象が見られると、田中優さんは言っていました。




あまりにも広範囲、特に大阪で!?ともなると、もっと広範囲から見つかる可能性もあります。
風によって、どこに飛んだかですから、もはや距離だけの問題ではないのです。

今、牛肉のセシウム汚染が問題になっていますが、食物連鎖によって放射性物質は濃縮が起こるので、最初植物、そして動物、最後は人間という順に、汚染は広がる傾向にあると思います。

それだけでなく今回は海洋汚染もあるので、今後私が一番気になっているのがストロンチウム汚染です。
セシウムのほうが大気中に飛散しやすいのですが、本当はセシウムとストロンチウムは、原子炉の中で同じくらい出来るのです。


ストロンチウムはカルシウムと性質が似ているので、海の生物に蓄積しやすいのです。
魚の骨、エビ、かに、うに、なまこ、海藻などは、ストロンチウムを蓄積しやすい急先鋒です。
こうした海洋汚染も、食物連鎖で濃縮されていきますので、最初は小さな魚、そして大型魚に行くほど蓄積されていきます。

ジャーナリストの上杉隆さんによれば、関東以北の太平洋側の海産物の放射性物質による汚染は、結構深刻なレベルだとのこと。
環境保護団体のグリーンピースが、地元の漁師さんなどの協力を得て収拾した海産物のサンプルを欧州の検査機関に送って調べてもらった放射線量のデータが、日本政府の公表している放射線量のデータを軒並み上回り、基準値の2~3倍を超える放射線量が検出されているということです。
だいたいが、日本政府の海産物の放射線量の測定方法が、世界基準の測定方法と異なり、魚の頭や内臓を切り取って測定するという特殊な方法なんですってね。

しかもそれはヨウ素とセシウムに関してであり、ストロンチウムに関しては、6月まで政府はちゃんと調べてもなかったんですが、やっと調べたようで、その結果がこちら↓

http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/110627.html

なんだ不検出だからよかったと思ったら、よく見ればこれは4月時点の魚。
三重大学の勝川先生がこのようにコメントしています。

「犬吠よりも南の黒潮系のエリアには、汚染水はほとんど入れないので、マイワシとカタクチは計測するだけ時間の無駄です。
また、コウナゴにしても、4/8は高濃度汚染水がまだきていないし、4/12も汚染水が来るか来ないか、ぎりぎりのタイミングなので、徐々に骨に蓄積されるストロンチウムが出なくても不思議ではありません。汚染水にさらされる前の魚のみを検査しているのだから、ストロンチウムが不検出という結果は当然です。「ストロンチウム不検出」というアリバイを作るための出来レースのような印象を受けます。」


http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/110627.html

うーん、確かにそうですよね。
ストロンチウムはだんだんと蓄積されるものなので、4月のならまだ、そんなでもないでしょう。
今の魚を調べろよと思いますよね。
でも、ストロンチウムって調べるのすごく大変で調べるのに時間もかかるから、そう度々は、今後も調べないと思うんですね。
だから、ちょっとこの犬吠崎までの太平洋側の海産物には、注意が必要だと思います。


すみません、文字数オーバーのためパート2に続きます。



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Last updated  2011年07月15日 09時46分44秒
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