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みなさん、こんにちは。いよいよ年の瀬もおしせまってきましたね。今日はクリスマスイブだというのに、私は母につきあって韓流スターのコンサートに行かねばなりません。私はファンじゃないんでちょっときついですが、母は楽しみにしているので、まぁ親孝行と思って行って来ます。それにしても、韓流スターのリュウシウォンさんのファンになってからの母は、なんだかイキイキし出して、彼を見ているだけで幸福を感じるようです。シウォンさんが演技したり、歌を歌っているのを見ているだけで、生きていることがすばらしいなって感じるんですって。年をとっても、何かにときめくというのは、実にすごい効果があるなーと思います。私はこれまで取り立てて誰かの熱烈なファンになるということが、あんまりないんですが、一応これまでにファンになった有名人を思い出してみますと、、中学生の時に坂本龍一の大ファンになり、大学の時にウィレムデフォーのファンになり、24歳くらいの時に豊川悦司のファンになって、30歳くらいの時にニコラスケイジのファンになって、35歳くらいからミルコクロコップのファンだったかな(笑)友達に、ニコラスケイジの写真集持っているのは私くらいだと言われましたが(笑)まぁ確かに写真を見てかっこいいなーとかは思わないんですが、演技力のすごさに当時はかなり感動していました。あと、美輪さんの舞台に出演したことがあるんですが、舞台を見に来たトヨエツが美輪さんの楽屋にいらして、ドキドキしながら挨拶に行ったことを思い出します。そういや、この舞台で私は照明テストの時の美輪さんの代役もやることになったんですが、美輪さんの舞台衣装を着て、美輪さんにメイクしてもらってやったんですよね。なにもかも同じじゃないと、どういう風に舞台で見えるかが演出の美輪さんに分からないので。いやーあれはすごい経験でした。全然似合わないんですよね私、あのゴージャス衣装が。で、あのメイクがとにかくすごすぎて、自分の舞台メイクが薄いような気がして、そのあと1ヶ月パルコ劇場で公演しているうちに、どんどん舞台メイクが美輪風になっていって、女優陣は全員楽屋が同じなんですが、最後は全員が美輪メイクになっていったような気がします。当時の写真を見ると、もう全員同じ顔で、誰が誰だか分かりません(笑)話がかなり脱線しましたが、今は全然マイスターがいないんですよね。また誰かぐっとくるスターが現れるといいんですが。ところで、うちの施術院の患者さんでファーストフードが時々無性に食べたくなってやめられないという方がたまにいらっしゃいます。そんな方に私が決まってお貸しする本があります。これです。「おいしいハンバーガーのこわい話」。これ、楽天では売切れだし、アマゾンでは中古本しかないから、もう絶版なんですかね。私は本屋で普通に買ったんで、本屋にはまだあるのかもしれません。アメリカ版「食品の裏側」みたいな本ですが、これ読むとどんな人でもファーストフードにその後行きたくなくなります。内容はかなり恐ろしいです。「ファーストフードが世界を食い尽くす」というベストセラーがあり、「ファーストフードネーション」というタイトルで映画化もされましたが、この本はその内容をティーンエイジャー向きに書き換えた本です。子供をターゲットにしたファーストフード業界の戦略を暴いている内容もあるので、この本は業界の猛攻撃にあったそうですが、アメリカ社会にはかなりの影響を及ぼしたようで、この本の刊行後、アメリカでは清涼飲料水の自販機を学校内では禁止する法案が検討されたり、ディズニー社があるファーストフードとの専属契約を打ち切ったりしたそうです。子供は商品を買うお金が結構ある上に、親の買うものへの影響力もかなり大きい。その上食べ物の主な好みが決まるのは子供時代なので、この時代に植えつけられた味覚は、生涯にわたってその子を縛る。フィラデルフィアのモネル化学感覚研究所のジュリーメンネッラは、味覚は子供時代に決まると断言しています。最近の研究では、その影響は胎児や赤ちゃんの時から始まっているそうで、母親が妊娠中や授乳中にニンジンジュースを飲んでいた赤ちゃんは、他の赤ちゃんよりニンジンジュースを好む率がはるかに高いのだそうです。子供の頃に慣れ親しんだ味は、人の心に強烈に刻まれるそうで、大人になってもそこへ戻っていく率が高いそう。子供の頃の幸せで安心で楽しかった記憶と食べ物の味が関連ずけられて、これらは「安心感を呼ぶ心地よい食べ物」として、時々無性に食べたくなるとという欲求を引き起こすのだそう。だから、ファーストフード会社はおもちゃとハンバーガーをセットにし、プレイルームを作り、子供たちに向けてCMを作り、アメリカでは学校の中にまで出店するそうです。ファーストフードのハンバーガーは食物繊維が低く、塩分、デンプン質、糖分、脂肪分が高く、大きさも大きくなり、すごい高カロリー食。アメリカ政府が行った調査によると、肥満の子供が今のペースで増え続ければ、2000年代に生まれた子供のうち、3人に1人は糖尿病になるということです。日本でも現在沖縄では一人あたりのハンバーガー店数が日本一多く、肥満の割合も日本一となっています。長寿と言われるのは、ファーストフードを口にせず昔ながらの食事を続けているお年寄りの話で、最近では自分の子供の方が早くなくなる場合も少なくないそうです。一度出来た脂肪細胞を減らすのはなかなか難しいし、人生の早い時期に太りすぎると体の化学的性質が変わり、痩せにくくなるようですから、子供の頃は特に重要なわけです。この本で特に衝撃的なのは、香料の話です。通常加工品にも「香料」としか書く義務がないので中身は不明の香料、、、、、ファーストフードの味はほとんど香料でなりたっているそうです。食べ物の匂いは、味の90%を決める事もあるそうで、人間の鼻が感じとれる香りは、舌が感じ取れる味よりもはるかに多くのものを嗅ぎとれるのです。フライドポテトの味は香料で決まります。それだけでなく、加工品の多くの味は、試験管の中で作られています。例えば家でストロベリーシェイクを作ると材料はクリーム、イチゴ、砂糖、バニラ、氷ですが、ファーストフードのストロベリーシェイクの原料は、乳脂肪、砂糖、スイートホエー、高果糖液糖、グアルゴム、モノオジグリセリド、セルロースガム、リン酸ナトリウム、カラギーナン、クエン酸、赤色40号、人工いちご香料だそうです。で、人工いちご香料は何で出来ているかというと、たくさんの科学物質で出来ているそうです。含まれる科学物質は、、、、酢酸アミル、酪酸アミル、吉草酸アミル、アネトール、蟻酸アニシル、酢酸ベンジル、イソ酪酸ベンジル、酪酸、イソ酪酸シンナミル、吉草酸シンナミル、コニャック油、ジアセチル、ジプロピルケトン、酪酸エチル、桂皮酸エチル、ヘプタン酸エチル、エチルへプチレート、乳酸エチル、メチルフェニルグリジット酸エチル、硝酸エチル、プロピオン酸エチル、吉草酸エチル、ヘリオトロピン、ヒドロキシフェル-2-ブタノン(10%アルコール希釈)、α-ヨノン、アンスラニル酸イソブチル、酪酸イソブチル、レモン精油、マルトール、4-メチルアセトフェノン、アンスラニル酸メチル、安息香酸メチル、桂皮酸メチル、ヘプタンカルボン酸メチル、メチルナフチルケトン、サリチル酸メチル、ミント精油、ネロリ精油、ネロリン、イソ酪酸ネリル、オリスバター、フェネチルアルコール、バラ、ラムエーテル、ウンデカラクトン、バニリン、ソルベントいやーすごいですね。これ読んでかなりクラクラしました。イチゴはまったく含まれていないのに、これに甘みを足すとイチゴの味になるんだそうです。ミントやネロリの精油も一役買ってるんですね。これ、ファーストフードだけじゃなくて、普通に売っているお菓子に書いている「香料」っていうのも化学物質の組み合わせでなりたっているみたいですよ。こういうお菓子を1日何種類も食べていたら、いったいどのくらいの化学物質が口に入ってるんでしょうね。ところで、この11月にロッテリアが国産じゃがいものフライドポテトを新発売しましたよね。あらかじめカットしてフライし、冷凍保存したポテトをまた揚げ直すというこれまでのファストフードの常識を覆し、各店舗でじゃがいもをカット、まるごと1個をじっくりフライし、石川県能登の天然粗塩を使用したファーストフード業界の常識を覆したフライドポテトだそうですが、私が驚いたのはそのフライドポテトではなくその「これまでの常識」のほうです。いやー冷凍だとは思ってたけど、一度揚げたものをもう一度揚げていたんですね。ひやーおそろしや、、、アメリカでも人工香料でなく旬の果物でシェイクを作り、成長ホルモン剤や抗生物質や遺伝子組み換え穀物や動物の死骸入り飼料を与えられていない牛でバーガーを作るファーストフードが登場してきているそうですから、今後消費者が変われば、もっと変化していくのかもしれないですね。子供の味覚は親が守ろう!!そして試験管で作られた味ではなく、素材の味が分かる大人になって欲しい!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年12月24日
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みなさま、こんにちは。かなり寒くなってきましたね。実は私はこの寒いのに自転車野郎です。ここ1年くらいずっとそうでして。電動自転車なんで乗り出すとかなり快適で、もうどこに行くにも愛車で行ってしまいます。パナソニックのハリヤというやつです。ただし今時期は登山用のダウン着て、イヤーマフラーつけて、かなり完全防備です。が、そろそろそれもきつい季節になってきましたねーさて、まずはお知らせから。今発売している「文藝春秋SPECIAL」季刊冬号に、私の記事が載っています。今回は1冊丸ごと「アンチエイジング読本」という特集なんですが、その中の「私のアンチエイジング」という特集の中のひとつを書いています。最初文藝春秋さんから原稿の依頼が来た時には「え?まじで?」と驚きました。2000文字で「私のアンチエイジング」をテーマに書いて下さいとのことでしたが、普段ブログには1回に7000文字とか書いているので、とても2000文字でなんか無理!っと思いましたが、なんとかまとめてみました。そして、発売された「文藝春秋SPECIAL」を見て、更に驚きました。私以外のメンバーが、あまりに大御所すぎて!草笛光子さん、由紀さおりさん、やなせたかしさん、桐島洋子さん、落合恵子さん、南美希子さん、藤田弓子さんなどなど、、、いったい全体、なんでこの中に私がいるのか、かなり不思議でびびります。いつもの調子で鬼流をガンガン書いてますが、しかし、どう考えても多分私が一番年下だと思われます(汗)五木寛之さんとか渡辺淳一さんとかのアンチエイジングに対するお考えも読めますし、ちょっと普段健康美容誌には登場しないような方々ばかりの記事なので、かなり貴重だと思います。ぜひ、読んで見て下さい。さて、いよいよ12月に入りクリスマスや忘年会などお酒を飲むことが多い時期になって来ましたね。このブログを長く読んで下さっている人には、もうバレていると思いますが、私は結構お酒が大好きです(笑)しかし、お酒はすぎると体に毒ですし、体内酵素も無駄使いしますし、肝臓も疲弊しますし、活性酸素も増やします。しかし適度な飲酒は逆に体に良いという説もありますよね?ところで一体、適度な飲酒って正確にはどのくらいの量を言うのでしょうか?今日はそれについて、徹底究明したいと思います。WHOとFAOの2003年の報告書には、過度の飲酒により口腔、咽頭、食道、肝臓、乳房のがんと脳卒中のリスクは確実に上がると判定されています。最近では大腸がん、慢性膵炎のリスクも上がると言われているようです。さて、この過度な飲酒ってどのくらいかと言うと、アメリカでの調査では、1日ワンドリンク(14g)だと、がんによる死亡リスクは飲まない群と同等で、2ドリンク以上ではリスクが増加しだすようです。日本人の男女約8万人を対象とした調査では、1日1合以下~2合の人は飲まない群と比べて総死亡率は約0.98と若干低く、2~3合では1.27で、3合以上だと1.51と量が増えるごとに死亡率が上昇したそうです。糖尿病に関しては、男性では週150g以上の飲酒からリスクの上昇が認められているようですが、女性においては認められてはいないそうです。一方、適度な飲酒によって、逆に死亡リスクが下がるものもあります。心筋梗塞や、脳梗塞などのリスクです。過度な飲酒ではだめですが、少量から中程度の飲酒なら、逆にこれらの死亡率は下がる傾向にあるようです。ただ、日本人は欧米と比べて、心疾患や脳血管疾患よりもだんぜんガンの死亡率が高いので、だからって安心は出来ませんけどね。それから1日23g程度の飲酒では、善玉コレステロールを増加させ、動脈硬化を抑制する作用もあるとのことです。23gっていうのはビール中ビン1本くらいですね。このくらいの量であれば、メタボ予防にもなるというわけなんです。そして、適度な飲酒で逆に抑制されるガンもあります。血液系のがんや、前立腺がんです。こういうところが、百薬の長と言われる面でしょうね。また、前述の日本人8万人を対象とした調査で、1週間に450g以上(1日3合以上)飲む群においては、1週間に5日~7日飲む群は、1週間に1日から4日飲む群に比べて総死亡率が高いようです。要するに、量を飲む人は、週に2日以上休肝日があることが有効だということ!しかし1週間に750g以上の過剰飲酒群は、どんなパターンで飲もうとも総死亡率が高いそうです。さて、以上のことから、いったい適度な飲酒量ってどのくらいなのかをまとめたいと思います。女性は男性より少ない量で危険度が上がることから、男性の半分から3分の2くらいが適量だと言われています。もちろん体格や、アルコール分解酵素の遺伝的な欠損(日本人の約半数が欠損しています)など個人差はあると思いますが、だいたいの目安は以下の量となります。適度な飲酒量(1日)男性 1日20g~30g女性 1日10g~20g20gっていうのは、ビール中ビン1本、日本酒だと1合、ワインだとグラス2杯です。週に1日か2日しか飲まない人なら、たまの飲み会で少しくらい飲みすぎるくらいなら大丈夫なようですが、毎日飲むならこの程度にしといたほうが良さそうですね。飲むなら適度な飲酒で、血流改善、リラックス!ただし、飲みすぎはアンチエイジングの敵だ!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年12月03日
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みなさん、こんにちは。さっそくですがお知らせから。最近「美的エイジング」という携帯の公式サイトの監修を頼まれまして、やっております。最初7月にNTTドコモの公式サイトとしてスタートし、ソフトバンクは8月13日から、KDDIは8月21日から公式サイトとしてスタートしたそうです。お知らせするのが遅くなってすみません。監修は私だけじゃなくて、医師の鶴見先生も担当してらっしゃいます。今まで忙しいのを理由に断ってきましたが、尊敬する鶴見先生も監修して頂けるならなんとか出来るかなと引き受けました。私と先生の著作やブログなどを参考にしたコンテンツで、男のアンチエイジングなどオリジナルの書き下ろしもあります。携帯サイトならではの「エイジレスチェック」というのが面白くて、肌年齢、体内年齢、サビ度年齢、歪み年齢、ココロ年齢、トータル年齢と、さまざまな項目で遊び感覚でテストできます。ちなみに、私もやってみましたがトータル年齢は、マイナス10歳でした!わーい!!ドコモとKDDIは初月無料なので、良かったら試してみて下さい。アクセスの仕方【NTTドコモ】「メニューリスト≫健康/ビューティ/ライフ≫健康/ヘルスケア≫美的エイジング」【ソフトバンク】「メニューリスト≫くらし・健康≫健康・医療≫美的エイジング」【KDDI】「メニューリスト≫住宅・健康・暮らし≫健康・医学≫美的エイジング」さて、うちのカイロ院に年に数回、香港在住の日本人の患者さんがいらっしゃいます。先日彼女から香港で使っているという、農薬を落とすための野菜を洗う粉を頂きました。「この粉、どう思いますか?」と。普通に売っている中国産や香港産はこわい感じがするので、中国産オーガニック、日本やその他外国のオーガニックなど、いろいろ駆使してらっしゃるそうですが、やっぱりかなり高いらしく、農薬使っている野菜も食べざる得ないこともあるので、こういう野菜を洗う粉はとても重宝するそうです。この粉を水に混ぜて、普通の中国産の野菜を5分つけておくと、もうすごい汚れが上に浮いてくるんだそうで。今回この記事を書くと言ったら香港からメールで写真を送ってきてくれました。↑香港のスーパーで買った中国産トマト。↑左が入れる前の液体、右が5分トマトをつけたあとの水。これがダントツ、すごい黄色い汚れが浮いてきたそうです。でも中国産オーガニックをつけると、さすがに全然浮いてこず、その他外国産オーガニックも大丈夫だとのこと。ただ、日本に返ってきて、普通のスーパーの野菜や果物をつけても少しは汚れが浮いてくるけれど中国産に比べたらたいしたことないそうです。だからやっぱりあの水に浮いてくる物は農薬なのかなーと彼女は言っています。いったいこの粉はなんだろうと調べてみると、100%貝殻焼成カルシウム。日本製の商品で、日本の厚生労働省が許可する食品添加物のカルシウムなんです。彼女も日本人が経営する岩盤浴サロンでたまたまこれを買ったそうで、香港で一般的に売っている物ではないそうです。重曹では、そこまで汚れが浮いてこないので、かなり興味を持っていろいろ調べてみましたが、この貝殻焼成カルシウムは結構面白いんですよね。本当に、天然のホタテ貝、牡蠣、アコヤ貝を高温で焼いて、粉にしただけのものなんです。貝のカルシウムは高温で焼く事によって、強アルカリ性になるんですね。約ph13前後だとのこと。農薬には、雨などで流されないように接着剤の役目をはたす展着剤が使われてるんですが、このカルシウム水は展着剤のポリオキシエチレンと化学反応を起こして結合を解体するそうなんです。農薬を除去する力は、社)日本海事検定協会大阪理化学分析センターでの残留農薬テストの分析データーも揃っており、かなり強いとのことです。この焼成カルシウムにそんな力があるのは、平成11年くらいに分かってきたそうで。しかも、それでいながら野菜のビタミンや栄養素がすごく流出するということもないそうで、元々食品添加物のカルシウムだから少量残留したとしても人体にも無害というのも嬉しい。ただ、やはりアルカリが強いので、手の油が奪われる感覚がしましたね。だから、あまりこの水の中に長時間手を入れないほうがいいと思いました。それからビタミンCは水溶性だから、やはり水に浸けると少しは流出してしまうでしょう。また、このカルシウム水は強アルカリ性なので、大腸菌、O-157、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、緑膿菌などの広範な菌類を殺菌、除菌してくれます。一般的に食材の除菌に多く使われている「次亜塩素酸ナトリウム」は塩素による強い刺激臭があり、手荒れもするし、トリハロメタンやダイオキシン生成の原因となることも指摘され環境にも人にも最悪です。ところが、この焼成カルシウム水には、次亜塩素酸ナトリウムに匹敵するくらいの除菌力があるそうなんですね。だからスプレー容器に入れてまな板の除菌とか、卵の殻についていることがあるサルモネラ菌だって10分つけておけば完全除去なんですって。まぁ私はあんまり除菌除菌とやるより、腸さえ美しければ、悪い菌には巻き込まれず打ち勝てると思ってるんですけどね。詳しいデータはこちら洗剤に混ぜて洗濯すると、洗濯層のカビとかもきれいになるそうで、そういう商品も出ていました。私も実際、果物で実験してみました。水2Lに添付スプーン2杯の0.1%水溶液に5,6分とのことでしたので、この半分の量でいきました。真ん中はほとんど無農薬の長野の渡辺さんの林檎。右はスーパーに売っていたワックスでベタベタの普通の林檎。ちょっと分かりにくいんですが、スーパーの方は水面に油のようなものが浮いてきて、水がやや濁り始めました。ちなみに、つけたあとは、流水でもう一度よく洗い流します。ところで香港からの写真にあった、あのトマトをつけたあとの黄色い水の色。あれがあまりにも強烈な色なんで、あれってトマトの色素が出てるだけなんてことないよねと思い、念のため家にあった無農薬のトマトでやってみました。見て下さい!10分つけても全然ですよ、全然!いやーー、あの黄色いのやっぱり農薬なんでしょうね。なんかもう、この水の色の美しさを見た時、この粉がすごいというよりも、無農薬ってやっぱりすばらしいなって心の底から感動しました。頂いたのはフレッシュママという商品でしたが、調べている中で同じ焼成カルシウムで、安いやつを見つけました。マグナキャプスという商品。調べましたが、こちらも信頼性があり安心だと思います。食の安全が危ぶまれる中、自分の身は自分で守るのが基本。お野菜や果物はやっぱり無農薬が一番!でも、そうも言ってられない時は、貝殻焼成カルシウムの登場だ!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年10月08日
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だいぶ暖かくなりましたね。筑摩書房から6月に発売される本の原稿は、あれから更に書きたいことが続出してしまったため、かなりの熱い内容となりました。締め切りがすぎてしまいましたが、やっと最後に残っていた最終原稿を今日送付し、まだ細かい直しが残っていますが、だいぶ峠を越えました。いやーー、探求って楽しい。新たにいろいろなことが分かり大興奮しながら書いていました。読んでくださる方にも、このワクワク感が伝わればいいなと願っています。本のために実は一昨日も鶴見クリニックに行って、LBAを使って甘味料の実験をしていました。食べた甘味料によって血液の状態がどう違うかです。私1人の結果なので結論づけることは出来ませんが、自分の中ではかなり面白い事実が分かりました。本に私なりの考察を徹底的に書きましたのでお楽しみに♪さて、原稿のほうが一段落したので、有楽町のイトシアに行ってまいりました。目的はこれです。自分へのごほうび!まーたスイーツかと言われそうですが、例のごとく砂糖は使っていないケーキ。しかし今回はすごいですよ。患者さんに教えてもらったんですが、いやーびっくりしましたね。その名も、アガベショートケーキ!!GI値25、ショ糖3%というあのアンチエイジング甘味料決定版の、アガベシロップでケーキを作る店があったんですね。生クリームはアガベのみで、スポンジ部分に少しのメープルシュガーとほんの少しの水飴を使っているそうです。息子と2人で食べましたが、甘さ控えめで、普通においしかったです。しかし、ここのケーキ屋(お惣菜もあります)のケーキがすべてがアガベじゃないのでご注意を。アガベショート以外ではクリームブリュレもアガベだそうですが、これは残念ながら売り切れでした。クリームブリュレはなんとアガベのみで甘みをつけているんですって!名前は「munchies dELI Tokyo」HPはこちら有楽町はお持ち帰りのみですが、代官山店は2席ほど席があるそう。今度はブリュレを食べてみたいなぁ♪さて、以前から「異性化糖」についてちょくちょく書いてきました。そう、あのアンチエイジングの敵、「ブドウ糖果糖液糖」です。清涼飲料水やスポーツドリンク、冷たいカフェなんちゃらとかに使われている甘味料、、、というか、でんぷんから作った化学物質と言っていいでしょう。これはブドウ糖と果糖が最初から分離しているシロップで、ブドウ糖が多いものを「ブドウ糖果糖液糖」、果糖が多いものを「果糖ブドウ糖液糖」と言います。 これらの問題点はピュアで吸収の良すぎる甘味のため、砂糖よりも急激に血糖値を上げるということでした。しかし、とにかく驚くのはその含有量です。例の「食品の裏側」の安部司さんによると500mlのペットボトル中、なんと10%以上も異性化糖だっていうんだから驚きです。酸味料とかが入っているから、甘さを感じにくいんですね。こんな量が入っていれば、間違いなく血糖値は急急急上昇!缶コーヒーや缶紅茶にはこれじゃなくて砂糖が入ってる場合が多いですが、これは異性化糖が熱に弱いからなんです。ただ、コーヒー紅茶にも砂糖が角砂糖4個~6個分も入ってるそうなので、これはこれですごい量です。血糖値が急激に上がると、「糖化作用」が起こります。これは糖が体のたんぱく質と結びついて炎症を起こす現象と言われます。糖化作用が血管で起こると血管はボロボロになっていくことは、糖尿病の症状として有名ですが、病的に高血糖じゃなくても、日常的に血糖値が急激に上がるものばかり食べていることでも、全身に炎症反応が起きやすく、活性酸素が発生してこれが組織を傷つけて老化を促進するということがささやかれているんです。この現象が肌のたんぱく質で起こると、コラーゲンは弾力を失ってシワを発生させ、シミの元になるリポフスチンを作るそうなのです。急激に血糖値が上がると、そのあとはインスリンがスパイクして低血糖。いつも体がだるく、キレやすいというような子供さんの症状は案外ドリンクが原因であることも多いそうです。異性化糖には、ほかに「高果糖液糖」というほとんどが果糖のものや、「砂糖混合異性化液糖」という砂糖を混合したものがあります。こないだコンビニで調査したら、結構この「高果糖液糖」というのがドリンクによく見受けられます。これまでこのブログでは、果糖のGI値が22と低いため、果糖ならなんでもOKなような印象を与えてしまったかもしれません。私もたまに自然食品店にある「果糖」と書いてある白い粉糖を見ては「これはどうなんだろう?」といつも悩んでいました。もしかしたらドリンクの裏を見て「果糖だから安心」と思う人もいるかもしれませんね。しかし、これはあくまでも果物として食べる時の話のようです。果物には、実はそれほどたくさん果糖が入っているわけではありません。例えばみかん100g(中1個)で糖質は11gですが、これも全部が果糖ではなくて果糖、ショ糖、ブドウ糖が含まれています。林檎やナシ、スイカなどは果糖の比率が高く、ブドウ糖と果糖が同じくらいの量なのはいちご、ぶどうなど。比較的ショ糖が多いのはみかん、オレンジ、バナナ、パイナップルなど。しかし果物はパイナップル、ドライバナナの65(中GI値)を除いて、どれも低GIです。糖質が一番多いバナナですらGI55で、みかんは33ですから、よほど食べ過ぎない限り、問題ないわけです。しかし、高果糖液糖は500mlのペットボトル中60gくらい入ってるそうなんですね。これはかなりの量の果糖です。体じゅうで代謝されるブドウ糖と違い、果糖は肝臓でしか代謝されません。果糖は血糖値の上昇もゆるやかで、すぐ肝臓にいって代謝されるのですが、その分あまりに大量の果糖が肝臓に行ってしまうと中性脂肪を大量に作り、脂肪肝になるという実験データがあり、肝硬変になったマウスもいたそうです。ただしこれは、ありえないくらいの果糖を与えたマウスの実験です。果物を食べると、むしろ中性脂肪が減少するというデータ(こちらをご覧下さい。)があるくらいなので、果物を適量食べてる分には心配ありません。しかし果物じゃなくて、高果糖液糖や、白い果糖の粉をあまりバンバン摂っているというのは、やばいのではないかと思います。そういう意味ではGI25のアガベであろうとも、やはり摂りすぎは禁物というわけです。それにGIが低いものでも、量をたくさん摂りすぎると数値が上がってしまうので、とにかく何にせよ食べすぎはよくないっちゅーことですね。ドリンクを買うときは裏を見よう!ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液糖、砂糖混合異性化液糖にご注意!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年03月17日
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最近中国製品の問題についていろいろ報道されていますが、私が今一番気になっているのは割り箸です。日本割り箸協会の統計では、2006年の総輸入量は489万カートンで、そのうち485万カートンが中国からの輸入だということです。中国では割り箸のためだけに天然林が伐採され、これに対する植林は行われていないとのことで、エコロジー系の人々はよく「MY箸」をよく持っています。私も持っていますが、一度使って洗うと、今度カバンに入れるのを忘れてしまったり、これまで結構ムラがありました。しかし最近の報道を見てると、そういう環境問題以外にも、もっとやばい問題があるみたいですね。想像出来なかったわけじゃないけど、、口に入るものだし考えたくなかった、ここまでとは!どうやらあの箸たちは亜硫酸ソーダ(漂白剤)のプールに泳ぎ、防カビ剤や防腐剤、光沢剤のシャワーをかなり浴びているシロモノらしいですね。これはちょっと前のデータですが、現在もそれが結構残留していることが問題になっているそうです。http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/Data/chopsticks.htmlhttp://www.nouminren.ne.jp/dat/200303/2003031001.htm二酸化硫黄は亜硫酸ソーダの残留物と見られ、呼吸器を刺激し、せき、気管支炎、気管支喘息などの障害を引き起こす物質だそうです。ちなみに亜硫酸ソーダは誤飲すれば胃腸炎を起こすような毒性のある薬品です。ワインとか干瓢とかオーガニックじゃないドライフルーツなんかにも酸化防止剤として使われていることがあります。ワインに入っているのは、ほんとにごくわずかで、通常0.45g以下。これは体重50kgの人が毎日90リットルワインを飲み続けても慢性毒性は起こらないという実験結果があるそう。オーガニックワインにも添加が許可されているんですよねー。そういう意味じゃ大丈夫か?とも思ったんですが、中国産割り箸にはかなりの量が残留してるものも中にはあるし、残留している可能性があるのは、他にも防カビ剤、防腐剤、光沢剤があるからなー、、、さてみなさん、ここらでお近くの割り箸の匂いを嗅いでみて下さい。どうですか?「ツーーーン」とくるでしょう?ありえないでしょ?私もこの記事を書く前、機会があるたびに何膳か変質者のように嗅いでみました。中には、「おお!匂わない!」と感動したこともありましたが、だいたいのものはツーンとした刺激臭を感じました。で、トドメは検索していて見つけたこのページでした。http://www.fun-c.jp/html/ceres.html割り箸15膳を金魚蜂に入れたら7日後、水は真っ黒で金魚がみんな死んでる!まじかいなーーーー!!統計では日本人は年間で一人200膳もの割り箸を使うそうです。特に暖かい汁物とか、すごく溶け出しそうでぞっとしますね。もちろん国産のお箸は、このような残留物がないものがほとんどで、環境問題にも配慮したものが多いですから、どうしても必要な場合はそういうものを選んだり、お店をやっている方は割高でも国産のをチョイス、または洗い箸にしてもらえると嬉しいです。が、とりあえずの選択肢は出かける時はMY箸!これ、今日から基本ですね。↑これ、前にナチュラルハーモニーで見たことあるんですが、かなりコンパクトになるから、かさ張るのがいやな方にはいいんじゃないでしょうか。巾着付きだし、デザインもスタイリッシュですよね。さて、取り留めの無い話題をいくつか。今治マフラーというのを、最近近所の自然食品店にて、一目ぼれして買いました。愛媛県の今治の宮崎タオルさんの作品。宮崎タオルさんは、1893年創業以来、化学繊維を一切使用せず、天然の素材を使った織物にこだわってきたメーカーだそうです。スイスのヘルマンビューラーのスーピマ種というオーガニックコットンを100%使用しています。スーピマとは綿の種類で、光沢感があるのが特徴で、織機のスピードを遅くして、しかも空気を含むように二重織であえてふんわり仕上げてあります。カラーバリエーションは26色で、ドイツのエコロジカルダイで染めているから、肌に低刺激。一番心惹かれたのは、紫外線を84%から96%カットするということ!ちょっと遅いけど夏の首まわりの紫外線対策にいいじゃーーんと思いました。コットンだから汗も吸ってくれるし、チクチクしないし。しかも2枚重ねを広げると、軽く羽織れてクーラー対策にも使えるなと。冬は冬で暖かく、体感温度は3度は違うそう。重さは70gで軽く、毎日洗濯機でじゃぶじゃぶ洗って平気で、しかも値段が1050円!最近私はオーガニックコットンものに結構はまっていますがどれも高いのが難点。いやーー、いいですよこれ。もう1つ、最近私が超気に入っている台所用洗剤があります。パックスナチュロン400番!合成界面活性剤の害については、このブログで何度も書いていますが、金曜更新したちくま書房の連載「エイジレス魔女の作り方」で、久々にとことん熱く書きましたので、ぜひ読んで下さい。ここに書いているように、合成界面活性剤は分子構造の中に水になじむ親水基と油になじむ親油基が両方ついているのが特徴。油汚れに親油基がくっつき、親水基がそれを水と共に流そうと油から分離させる強力なメカニズム。洗い流すクレンジングに入っていれば、油性であるメイクとよく混ざり、これを引き剥がして水と共に流してくれてすっきりしますが、バリアゾーンの一番上の皮脂膜は油なので、これも親油基と結びついてしまい、その下の角質細胞の細胞膜も油とたんぱく質で出来てるんでこれとも結びついて、お次は顆粒細胞の細胞膜。こうしてどんどんバリアをゆるめてしまいます。そして親水基もついてますから、洗い流す時に引き剥がされ、バリアゾーンは慢性的にゆるく、薄くなってしまうと言われているのです。この合成界面活性剤と共に化学物質が配合されていると、それも一緒にバリアを通過してしまうのも問題です。一般の洗剤は合成界面活性剤が20%から30%入っています。合成洗剤かけるとあの生命力旺盛なゴキブリすら弱るのを見た事がある方も多いのでは?しかしオイルクレンジングは10%から20%なんです。そんなに変わらないと思いません?こんなんで顔洗ってて正気かいな?と私は常々思うのですが、まぁその話は置いといて。クレンジングはともかく合成洗剤では手荒れするので、石鹸洗剤にしているという方もこのブログの読者の方には多いかなと思います。しかし石鹸洗剤ってサラサラしてることが多いから、お皿がすべりやすかったり、油汚れが落ちにくかったりで困っている方もいるんじゃないかなーと思います。この400番は、純石鹸でありながら洗浄力の強いパーム油、パーム核油で作ってある液体石鹸で、しかも水分が少なくジェル状だからすべりにくく、かなりストレスフリーなんです。太陽油脂社内比では、従来の2倍の洗浄力だそうですよ。でもオレイン酸が多いから、肌の弱い方でも安心だそうです。しかし石鹸洗剤ってほんとスーパーに売ってなくて驚きますね。以前引っ越したばかりで、洗剤がないよと思い、こんなに種類が置いてあるんだから1個くらいあるだろうと探しても、ほんとにどこのスーパーにもなくて愕然としたことがあります。石鹸洗剤で迷っている、近所に売っていないという方がいたら、絶対お薦めでーす。(追記)環境問題に関心の深い方から、石鹸洗剤を人に薦めるなとのご意見を頂きました。確かに石鹸洗剤より重曹の方が環境のためにはよりベターだと思いますし、私も重曹も横に置いて使い分けています。ただ、合成洗剤からいきなりはきついと思いますので、利便性よりも第一に環境だという方には重曹のほうをオススメいたします。(というか私が薦めるまでもなく、そういう方はすでに重曹だと思いますが。)その方によると、油汚れはシリコンのヘラで集めて古布でぬぐえば、洗剤を使わなくてもきれいに洗えるそうで、それでもスッキリしない場合は重曹を使えば問題ないそう。重曹はお風呂掃除やレンジ掃除などにも重宝しますよね♪外食時にはMY箸、今日からアンチエイジングの鬼の基本かなっ!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!コメントはこちらに頂けると嬉しいです。遺伝子組み換え食品の表示義務を、農水省に求める署名をお願いします!(↑これをコピーして署名してグリーンピースに送付して下さい。まとめて農水省に提出されます。)
2007年08月27日
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台風にも巻き込まれず、無事北海道から戻ってまいりました。戻ってすぐ新潟で大きな地震があったようで、東京でも施術しながらぐらっと揺れを感じ骨模型もゆれていました。今回の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。さて、東京に戻ってきて次の日は例の池袋のオーガニックバーのマスター主催の、遺伝子組み換え食品についての映画の上映会に行って参りました。立教大学アジア開発経済学部の郭 洋春先生、オーガニックバーのマスター高坂さんからのお話に続き、「食の未来」~遺伝子組み換えで広がる緑の砂漠~が1時間半にわたって上映されました。この映画は2004年に作られたアメリカのドキュメンタリー映画で、カリフォルニアのメンドシーノ郡で十数回上映され、郡内での遺伝子組み換え作物の栽培禁止法案を通過させる原動力となったそうです。この映画を見て、この問題の別の大きな側面が見えてきました。遺伝子組み換え農産物を開発しているのは、90%以上アメリカの「モンサント」という巨大メーカーであることは前々回書いたとおりです。「ラウンドアップ」という植物ならみんな枯らせてしまう強力な除草剤耐性のある微生物の遺伝子を植物に組み入れたのが71%で、殺虫性のある微生物の遺伝子を組み入れたのが28%です。品種改良のように植物は植物同士ならわかりますが、遺伝子組み換えならなんでもあり!ホタルの遺伝子を入れたトルコキキョウ、ヒラメの遺伝子を入れたイチゴ、ヒトの遺伝子をいれた米まであるそうです(驚!)遺伝子組み換え作物の安全性の問題は、この前書いたこと以外にもフランスでの実験で、遺伝子組み換えなたねの花の蜜を吸ったミツバチの寿命が半分になり、花のにおいを嗅ぎ分ける能力が半分になったという報告や、殺虫作物を食べたアブラムシを捕食したてんとう虫の寿命が短くなったり、益虫にも影響する事がわかっています。遺伝子組み換え殺虫とうもろこしを食べた牛が50頭、泡をふいて死んでしまった例もあるそうです。なにより怖いのは、これが自然界に放たれると普通の作物と自然交配して遺伝子汚染された作物が無数に広まってしまい、生態系を壊すこと。もしどんどん自然界に広まってしまうと、一見緑に見える砂漠化状態になる可能性があるのです。遺伝子をいじることで、予想外の物質が出来てしまうことも大きな問題で、組み入れる殺虫成分自体では死ななかったねずみが、それを組み入れたじゃがいもを食べたら次々と病気になって死んでしまった例もあるそうです。ところで、こういう健康への問題だけではなくもう一つの大問題があります。モンサントは今、どんどん種子メーカーを買収し今や世界一の種子メーカーにもなっています。そして自ら開発した遺伝子組み換え種子はもちろんのこと、その他の在来種の種子までどんどんと「特許」を取っていっています。昔は種子などの生物に特許は認められませんでしたが、今やアメリカでは遺伝子組み換え種子にも特許が認められています。そうすると、特許の付いた種を農民が自家採種(自分で種を取る)して、それを蒔いてまた新しい作物を作るということは特許侵害になります。だから種は毎年25%も特許料が上乗せされた金額で、モンサントから新しく買うしかなくなるのです。しかし映画を見て更にびっくりです。カナダのなたね農家パーシーシュマイザーさんの畑に風に乗ってか、どこかのトラックから種が落ちたのか、遺伝子組み換えなたねの花粉が入って交雑し、知らない間に組み換えなたねが生えてしまいました。ところがモンサントはこれを見つけて「特許侵害だ、賠償金を払え」と言ってきました。汚染されて迷惑を受けたほうが訴えたんじゃないんですよ。逆なんです。こんな恐ろしい遺伝子組み換え種で、大切な畑が汚染されて広がってしまったらとんでもない迷惑だと思いませんか?ところがびっくりな事に、訴えられて賠償金や示談金を払わなければいけないのは、こんな迷惑をかけたモンサントではなく、迷惑をかけられた農民のほうなんです!パーシーさんにおりた最高裁の判決も、「その種子がどういう経路でパーシーさんの畑にきたかはいっさい関係なく、そこに生えてること自体が特許侵害」という判決でした。モンサントは、こういう申し立てを900件も行い、100件は訴訟になっていますが、ほとんどは農民側が泣き寝入りで、何千万もモンサントに示談金を払っているそうです。これはモンサント以外の種子を使わないようにするための見せしめなのです。パーシーさんの遺伝子汚染された畑の種子は、すべてモンサントのものということになり、パーシーさんが50年かけて育ててきた自家採種の種はすべて廃棄させられました。こんなことってあるでしょうか?しかも「特許」というのは、それが普通と違うから認められるのに、一方で遺伝子組み換え食品は「実質同等性」という考え方によって、長期の毒性試験は行わなくてよいとされています。組み換えられた生物が、その姿、主要な成分において組み換え前のものと大体同じならば、細かい成分比較や中・長期の毒性試験は行わなくて良いというのですからめちゃくちゃです。種を牛耳るということは、実はこのような恐ろしい食料支配を招くということなんです。アメリカはなぜ種子に特許をとらせたのか?ほんとに信じられません。この映画ではモンサントと政治家、役所との癒着についても描かれています。モンサントの重役が、次々と政治や役所の重要ポストに送り込まれています。だからこんな無茶苦茶がまかり通るのです。日本では遺伝子組み換え作物は作られていないと書きましたが、実は遺伝子組み換え稲の野外実験が日本でも行われています。野外栽培実験のガイドラインでは地元の同意が必要で、地元はどこも反対の声をあげているのに強行されているそうです。この実験栽培が行われてるまわりには、一般の田んぼもあります。もし遺伝子組み換えの米と一般米で交雑が起きたら遺伝子汚染が起こります。早くなんとかしなければいけません。「もうどうしようもないよー」そう思わせるのがこの実験の狙いみたいですが、まだまだどうしようもないわけではありません。ヨーロッパなどは組み替え食品にNO!と言い続けて、今じゃものすごい規制が引かれています。食料自給率の低い日本は格好のターゲットなんです。おまけに日本の農水省は、種苗メーカーの圧力に屈して種の自家採種を制限しようという動きをしています。農家の自家採種はこれまでは容認され、例外として増殖禁止品種を設けてきましたが、将来的には自家採種は原則禁止とし、採種を認める例外品種を設けるという恐ろしく種苗メーカー寄りの方向に移行しようとしているようです。こんな事になったら自然栽培は難しくなるし、種苗メーカーにすべて牛耳られてしまいます。これがすなわちすぐに遺伝子組み換え種子になることは日本ではまだあり得ませんが、多国籍巨大企業が種子特許をグローバルスタンダードにして、世界中の種を手中に収めたいという野望が見え隠れするのです。さて話を戻しますが、私達に出来ることはとにかく「遺伝子組み換え食品を食べたくない」と企業に意思表示すること。分からない場合は使っているかどうか問い合わせする事、表示をもっと徹底させるように求める事、そして使っているものは買わない事です。これは想像以上に大きな力です。日本国民のほとんどが、みんな遺伝子組み換えを望まないから、遺伝子組み換え大豆の栽培は日本国内で見送りとなり、この事業から多くの企業は撤退していきました。みんなの「NO!」は大きな力になります。参議院選挙も近いですから、こういう問題に取り組むというマニュフェストを出している方に、選挙で投票するのもいいと思います。今のところ日本では醤油、味噌、豆乳、納豆、大豆油などの大豆製品、とうもろこし使っているもの(コーン油、シロップ、でんぷん、家畜飼料など)、カナダ産キャノーラ油、じゃがいもの加工品などに要注意。JASマークがついてるものはとりあえず絶対遺伝子組み換えではないです。種子は誰のものでもない!種子は命そのものだ!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリック本当にありがとうございます!!楽天ブログユーザー以外の方のコメントはこちらに頂けると嬉しいです。
2007年07月18日
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こないだ池袋のオーガニックバーに行きました。そこのバーは心優しい熱い魂のマスターと、同じく熱いハートのお客さんがいつも集っているステキなバー。寺田本家の天然発酵菌のお酒がすべて飲める上、食材もほとんどオーガニックで料理に白砂糖を使わないでいてくれます。小さな小さな隠れ家バーなので、場所の掲載はご迷惑をかけるので勘弁して欲しいのですが、いつも友達と行くその隠れ家バーに先日2歳の息子連れで家族で行ってしまいました。息子はまったく人見知りしないので、みんなと楽しく遊んでいました。お客さんで来ていた国産大豆100%でお豆腐を作っている池袋のお豆腐屋のお兄さんが、うちの息子にふと聞きました。「お母さんのお腹に来る前はどこにいたの?」そしてたらうちの息子が右手を真上に上げて人差し指を上に指して、、、「上」とただひとこと、言いました。まだそんなに言葉が達者ではないですが、このシチュエーションで「上」と出てくる流れではなかったため、結構驚いてしまいました。もう少し言葉が自由自在になったらお腹の中の記憶とか聞こうと思います。こないだ和歌山の友人の3歳と4歳の女の子と男の子の子供に、友人が「お腹に入る前はどこにいた?」って聞いたら二人とも口を揃えて「空の上にいた」と言うそうです。「2人でじゃんけんして、勝ったほうから先に来た」と男の子が言い、女の子も「そうそう」と普通にうなずくんですって。上、、、上、、、空の上かーーーーーーーー!(笑)さて、そのオーガニックバーでこんなものをもらいました。THE TRUE FOOD GUIDE(トゥルーフードガイド)国際環境保護団体のグリーンピースが発行している小冊子です。トゥルーフードとは「遺伝子組み換え原料を使っていない食品」のことで、使っている食品をGMフードと言います。日本の大手食品会社を中心に、遺伝子組み換え原料を使用しているかどうかのアンケートを行い、使用していないと保障する書面を提出した会社やそのブランドをGREENマークで区分け、逆に遺伝組み換え「不分別」の原料を使用している会社、このことに関する会社方針の書面による情報提供の無かった会社の商品にはREDマークがついています。まだ数はそんなに多くないですが、大豆製品、缶詰、冷凍食品、植物油、調味料、お菓子など項目で分かれていて、とても分かりやすいです。いくつかの農薬の使用がどうしようもない時には認められているため、信用ならない有機JASマークですが、遺伝子組み換え原料の使用に関しては絶対に認められていないため、この件に関してはJASマークは分かりやすい目安。このガイドブックは、これまで20カ国以上で発行されたそうで、この小冊子を手にした消費者が遺伝子組み換え食品を買わなくなったことから、ヨーロッパ、オーストラリア、ブラジル、ニュージーランドには遺伝子組み換え食品を排除する小売業が続々と増えたそうです。ヨーロッパでは遺伝子組み換え作物を栽培しない宣言をした地域も、ずいぶん増えたということです。また欧州連合では遺伝子組み換えの表示義務が使用量0,9%からあるため、日本で「遺伝子組み換えではありません」と表示されてる商品がEUに輸出されると「遺伝子組み換えです」と表示されることがあるそうです。日本はどんなひどい状況なのかと言うと、、、、、、●原材料の3番目までしか表示義務がない●油や醤油など また家畜への飼料は使っていても表示しなくて良い●大豆 トウモロコシ なたねを原料としたものは5%以上でなければ表示しなくて良い●5%未満ならば「遺伝子組み換えではありません」と表示してもOK現在日本では遺伝子組み換え作物の栽培は行われていませんが、アメリカやカナダでは多くの遺伝組み換え作物が栽培されていて、食物自給率が40%しかない日本の、輸入の割合は1位アメリカ31,6%、4位カナダ6,4%。めちゃめちゃ入ってきてます。2位中国12,4%なのですが、認可されていない遺伝子組み換え米の不法栽培が発覚しているので今後注意が必要です。また、遺伝子組み換えなたねがカナダから大量に入ってきていて、この種が運送トラックからこぼれて、知らないうちに自生し始めているそうです。★大豆日本の自給率はわずか4%。ほとんどの大豆をアメリカから輸入していますから、これが一番の大問題です!豆腐、湯葉、味噌、納豆、醤油、大豆油など、、、頭がクラクラします。これを一番なんとかしなければいけません。★トウモロコシほとんどがアメリカから。家畜飼料、油、でんぷん、シロップ(例のブドウ糖果糖液糖にもとうもろこし原料が多いです)に使われています。★キャノーラ(なたね)日本で売っているキャノーラ油はほとんどがカナダからの輸入。年間160万トンです。私が紹介した鹿北製油のなたね油は国産100%、昔紹介した米澤のキャノーラ油はオーストラリア産。オーストラリアは遺伝子組み換えキャノーラの栽培が禁止されているのですが、オーストラリア産は年間40万トンしか輸入していません。「遺伝子組み換えってよく聞くけど何が問題なの?」って方に説明します。世界の遺伝子組み換え作物の90%以上は「モンサント」というアメリカの巨大な農薬会社が開発しています。そうです。農薬を売りたいから、農薬に強い作物を作ろう。当初そういう発想で開発されたのです。(追記 現在はモンサント社は除草剤部門を別会社に譲渡し、遺伝子組み換え作物や種子の会社となっています)特定の除草剤をかけても枯れない遺伝子を組み込んだり、殺虫毒素をもつ微生物の遺伝子を組み込んだりしてさまざまな農作物を作っています。遺伝子組み換え技術が従来の品種改良と違う点は、人工的に遺伝子を組み換えるため、種の壁を越えて他の生物に遺伝子を導入することができる点です。これによって、これまで地球上に存在しなかった不思議な作物が自然界に放たれ、無制限に増殖し、生態系のバランスを崩すといわれています。 だいたい除草剤に強い遺伝子が組み込まれている作物には、ものすごい量の除草剤が使用されて残留していますので、私達の体にも多大な影響があります。これまでになかった毒素やたんぱく質も存在しているのでアレルギーを引き起こす可能性もありますし、そもそもまだ栽培されて10年。これらを長期的に摂る事で、どんな健康被害が出るか、まだはっきり分かっていないんです。推進派は品種改良と同じだ同じだと言いますが、遺伝子をいじるということは品種改良とはまったく違い、遺伝子がどこに組み込まれたかということも分かっていず、再現性がないのです。すでに死亡事故も起きています。以下関連ページより●健康食品として販売されていた必須アミノ酸の一つである「L-トリプトファン」を食べた人が、「好酸球増加筋肉痛症候群」という症状を起こしました。1988~89年にかけて判っているだけでもアメリカを中心にして1600人の被害者を出し、そのうち38人が死亡しました。「L-トリプトファン」製剤は、日本のある企業が遺伝子組み換えをした細菌に作らせて製品化したものでした。●1998年8月にはイギリスのロウェット研究所のアーパド・パズタイ博士は、テレビ番組で、遺伝子組み換えされたじゃがいもで、ラットに発育不全や免疫低下などがみられたと公表しました。この研究で使用されたジャガイモは、マツユキソウ中のレクチンという殺虫成分を産生する遺伝子を挿入したものです。●米国コーネル大学のジョン・E・ロゼイ助教授のチームは、英国科学誌ネイチャー5月号に殺虫成分を導入した遺伝子組み換えトウモロコシが、蝶に被害を及ぼす恐れがある、との研究結果を発表しました。実験は殺虫性遺伝子組み換えトウモロコシの花粉を振りかけたトウワタという植物の葉を、オオカバマダラという蝶の幼虫に食べさせたところ、4日間で幼虫の44%が死亡し、生き残った幼虫も発育不全になったというものです。だいたい殺虫成分を持つ微生物の遺伝子を食べ物に組み入れるなんて、正気の沙汰とは思えません!グリーンピースにアクセスしてこのトゥルーフードガイドブックを無料でもらいましょう!良かったら、反対署名もお願いします!これを印刷して署名して、グリンピースジャパンに郵送して下さい。グリンピースが一括して農林水産省に提出してくれます。また、オーガニックバーのマスターが主催して、遺伝子組み換え食品問題の上映会をやります。良かったらこちらもいらして下さい。私も行けたら行くつもりです。 ~~『食の未来』上映会と加賀伝統野菜のご案内~~遺伝子組換作物とは、いったい何なのかなぁ?そんな想いの皆様にお答えするイベントです(^-^)。日 時:7月16日(祝・月)13時45分~場 所:立教大学 10号館 2階 204教室参加費:カンパでお願いします申込み:oh.moonset@nifty.com 協 力:立教大学経済学部・郭洋春 日本有機農業研究会定 員:150名(定員になり次第締め切らせていただきます)「食の安全性って、安心って?」「世界の生物全てを大企業が特許化するって・・・?」「では、どうしたらいいの?」その答えは!16日に緑豊かな立教キャンバスでお会いしましょう(^-^)なお、イベントで集まったカンパは、加賀伝統野菜の産地・石川県能登の地震被災への募金にします。鬼としても、魔女としても、どうにもGMフードだけはごめんですっ!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリック本当にありがとうございます!!楽天ブログユーザー以外の方のコメントはこちらに頂けると嬉しいです。
2007年07月10日
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誕生日のお祝いメッセージを下さった方、どうもありがとうございました。今年は、どこにも外食せず家でオーガニックワインで乾杯しました。うちの夫は革職人なので、プレゼントは毎年革小物と決まっています。私がレシートとか領収書とか、なんでもかんでも財布に入れたまんまでいつもパンパンに膨れ上がってしまうのを見かねて、巨大なウォレットを作ってくれました。うおーー、しぶい!ダ、ダイアモンドパイソンかいっ!!しかし留めるところには、私が好きなターコイズがついているので満足♪さて前回の続きですが、今日は許せる甘味料第二弾です。3月にブログで書いた各甘味料のGI値をもう一度見てみましょう。グラニュー糖 110 氷砂糖 110 上白糖 109 三温糖 108 黒砂糖 99 はちみつ 88 メープルシロップ 73 てんさい糖(ビート糖) 65 アガベシロップ 46 果糖 22 オリゴ糖 10 GI値だけを見ると、てんさい糖、アガベシロップ、あとはっきりしたGI値のデータがないためここには入っていないけど羅漢果が良いのではないかという結論でした。羅漢果はテルペングリコシド配糖体という新しく発見された糖分で、体には吸収されないということなので、理論上はGI値ゼロということになりますね。果糖も甘味料として粉末が売っていますので、果糖でもいいのかも。ただ試したことないので、どんな味になるのかは知りません。オリゴ糖はほのかな甘みなので、甘味料としてはちょっと使えないかなーという感じ。さてさて、前回書いたように砂糖はGI値の面以外にも、ショ糖の含有量という面からも考えていかないといけません。ショ糖はブドウ糖と果糖がくっついた二糖類ですが、医師の鶴見先生によるとこれが他の糖よりも胃ではピロリ菌のエサになり、腸では悪玉菌のエサになり、炭水化物分解酵素も大量にムダ使いしてしまうと言うのです。確かに虫歯菌もショ糖をエサにして酸を作り、その酸が歯を溶かしますよね。悪玉菌を退治するために白血球の顆粒球がたくさん出動し、この顆粒球は死ぬときに大量に活性酸素を出して死んでいくのが大問題。これが皮膚で起こるとリポフスチンという物質に変わり皮膚を茶色くしてしまうそうです。白砂糖はショ糖の含有量が97.8%です。三温糖は95%。黒砂糖はどうかというと、80%~88%。じゃあてんさい糖はというと意外にも以下の結果!(100g中)エネルギー 390kcal たんぱく質 0g 脂質 0g 炭水化物 97.5g ナトリウム 15-85mg ショ糖 85g オリゴ糖(ラフィトース) 5g オリゴ糖(ケトース) 5g カルシウム 0.5-1.5mg カリウム 5-65mg 水分 2g なんと85%もショ糖!!その割にはGI値が65というのは謎ですが、砂糖大根自体に含まれる糖質は多糖類なので低くなるのかなー、、、でもこんなにもショ糖が多いなんて、びっくりですよね。私は料理には味の母(みりん発酵調味料)を使うのでてんさい糖は買わないんですが、これを知ってしまうと料理にバンバン入れるのはちょっとどうかと思ってきますね。で、メープルシロップはというと、ショ糖は62%ほど。GI値はてんさい糖より高いのに、ショ糖は少なくなっています。果糖は3%だそうです。で、GI値46(25とか33というデータもあり)の我らがアガベシロップはというと、なんとこれは果糖が78%~85%!ブドウ糖は16%で、ショ糖は3%程度しか含まれてないそうです。イヌリンというオリゴ糖の一種も2%含まれています。前から時々買っているのですが、味はまるで普通の砂糖系のシロップみたいで、まったくクセがなくておいしいんです。お菓子作りや、お料理にも結構使えると思います。ただ、後味はかなり甘ったるさが口に残ります。↑これが安くて(有機栽培です)近所の自然食品店「ボンラスパイユ」にも売っていて、今はこれです。↑でも、JAS認定があって瓶入りなのはこれなんです。次回はこれを買ってみます。さてさて、そして羅漢果なのですがテルペングリコシド配糖体は、普通の糖とは根本的に分子構造が異なります。しかし、販売ページに気になる表現があるんですよねー「ただし、分析上はショ糖と結合するため、全てショ糖として表現されます。」どういう意味だろう?分析した時の問題だけなのか?成分分析表を見ても、糖質は糖質としかなく、糖質の内容成分について記載があるものはないようです。気になったので使っている羅漢果顆粒の製造メーカー羅漢果工房にお電話してみました。なんと日本で羅漢果顆粒を作ったのはここが元祖なんですって。「アレルギーの子供達と共に歩んできました!」とすごく熱い方でした。(多分社長さん?)パウダーにするのに、どうしてもてんさい糖に結合させないと顆粒にならないのですが、それを2%に抑えたため、98%はテルペングリコシド配糖体です。とのこと。これはものすごい高分子なので、他の糖とはもう全然構造が違うんですよと。また、羅漢果の果実を煮出して大量に飲んだ人に劇症肝炎の方が出たという報道について聞くと、羅漢果はドライフルーツとしても入ってくるのだけれど、中国の悪い業者は何年も前のカビているような羅漢果を売るらしく、そのせいで品質が悪いものが出回っているとのこと。羅漢果工房さんは、Lクラスと言われる最高級の新鮮な羅漢果(完全無農薬自然栽培です)を中国から輸入して、すべて自分達で国内で作っているそうです。色の薄いのは、羅漢果98%と書いていてもかなりショ糖で水増しされているので注意して下さいとのこと。確かに前、ここ以外のを買ったことあるんですが、比べると色がえらい薄かったんですよ!羅漢果のこの不思議な糖を発見したのは実は日本。1983年、徳島文理大学生薬研究所の竹本常松教授の研究グループでした。腸内の細菌が摂取すると体内で酢酸が生成され、血糖値が下がる、ビフィズス菌の栄養となるので整腸作用をもたらすと言われています。(追記)現時点(08.9.15)では、羅漢果はあまりおすすめしていません。さてさて、今回調べていて意外と見直したものがあります。それはハチミツです。もちろんGI値は高いのですが、ハチミツはショ糖が1%~多くても7%なんです!果糖が31%~44%、ブドウ糖が23%~44%。麦芽糖が3%~16%。果糖とブドウ糖の含有量にずいぶん開きがあり、高品質のハチミツほど果糖の比率が増えるので、GI値は低くなると思われます。そしてそして、タイムリーなことに、成分的にはまるでローヤルゼリーに匹敵する、すごいハチミツを鶴見先生から教えて頂きました。普通のハチミツと比べるとミネラル3倍、アミノ酸2.9倍、ビタミン6.2倍、たんぱく質3倍、グルコン酸4.7倍というすごいハチミツです。それに実はお肌につけても、はちみつはすごく効果的であることが分かりました。(ただし精製されたもののほうがベター)ああ、また長くなってしまったのでこれは次回にしますね。ショ糖に出来る限りお別れを!それが鬼の道だっ!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリック本当にありがとうございます!!楽天ブログユーザー以外の方のコメントはこちらに頂けると嬉しいです。
2007年06月28日
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うちの治療院に来て下さっている患者さんは、みなさん食生活がかなり優秀になっていてすばらしいのですが、よく聞く悩みは「でも、夫が、、、」ということ。Rさん家(40歳)の場合も、奥様はかなり良い感じの食生活で、旦那様(アメリカ人)も奥様が作るものに関してはおとなしく食べているそうですが、問題は間食。アメリカ育ちだったため、幼少の頃にかなりジャンキーなお菓子やファーストフードにまみれていたことで、現在も相当無自覚にお菓子を食べるのだそうで、、、2007年5月1日 体重103kg 体脂肪60%食べていた間食ドーナツ 大好きで頻繁にアイスクリーム 大好きで頻繁にのど飴、ガム 毎日常にエクレア、チョコレート、クッキー コンビニでしょっちゅう甘い清涼飲料水 1週間で10本くらいスター●ックス ワイトチョコレートモカなんとか 週3、4回まわりにダイエットをすすめられても、「これでいいんだ」と言っててんで取り合わなかったそうですが、一度鶴見クリニックに行って見るように奥様がすすめて、ついに行くことになりました。それが5月1日。そして赤血球画像は、、、、、これです!!すさまじいルロー(連銭状態)で、先生からは「このままじゃ早死にする」「小さい子供が2人もいるのにどうするんですか」と相当熱く言われたそうです。今まで考えもしなかったことでしたが、Rさんは相当心を動かされたそうで、今までの間食をすべてやめ、次の日から先生の指導による少量酵素食のみの断食7日間&酵素食中心メニュー(加熱食&穀類あり)を28日間敢行!それ以外では、酵素サプリのコロンエンザイム、プロテアーゼとブラックジンガー(玄米&黒大豆)、山本の青汁、スーパー黒酢(薄めて1日3回)を取り入れました。そして2007年6月5日のRさんの赤血球は、これです!!体重は12kg落ちて、91kg!体脂肪は63%からなんと30%に!いやー驚きました。嘘みたいですが、本当の話なんですこれ!最初は食が少ないせいで便秘したり、毒素排泄しているせいか頭痛がしたり体もだるく、結構大変だったそうです。特に最初の7日は本当につらかったようで、運動は力が出なくて全然出来ず、2週間後からやっとウォーキング15分。3週間後から30分から1時間歩けるようになり、ストレッチもやりはじめたそうです。しかし1ヶ月ほとんど運動らしい運動はせずにこれですから、酵素の力がいかにすごいか改めて思い知りました。先週Rさんの奥様に写真を見せてもらい、経過を聞いてあまりに驚愕したので、鶴見先生と双方に許可を頂いて載せさせて頂きました。これはあくまでもRさんの体重と状態による指導なので、ここまでの体重や体脂肪でない方は7日間の少量酵素食のみ断食は指導されないと思うので真似しないようにして下さいね。相当腸と血液が汚れている場合は鶴見クリニックできちんと指導を受けて、酵素のみ断食などをやったり、酵素サプリを処方してもらうほうがいいと思います。しかしあらためて思うのは、、、食べ物というのが、いかに血液に影響を与えているかということです!食べ物を1ヶ月変えるだけで、ここまで赤血球が変わるんですからね。しかもショ糖系のお菓子によって、こんなにも赤血球の表面の膜に粘着性が出てしまうとは!粘着性が出るからルローになってくっついてしまい、流れが悪くなり毛細血管にまできちんと血液が流れていなかったことが考えられますよね。しかしRさんのような状態でも、かなりつらい断食メニューと酵素サプリでここまで回復出来るのですから、ここまでいかない方はもっと少しの改善で美しい血液を取り戻すことが出来ると思います。というのも前に先生に「見本にしたい」と言われた赤血球画像を撮った時、私は実は一度も断食はしていませんし、酵素サプリも消化が大変そうな食事をした時のみで、ほとんど飲んでいませんでした。元々先生と食への考え方がかなり似ていたので、フラックスオイルや黒酢は10年以上摂っていたし、ブラックジンガーも数ヶ月前から飲んでいたし、生野菜大好きで肉の量が少なく、もう10年以上料理に砂糖を使わず、ショ糖系お菓子を食べない生活だったからだと思います。酵素を意識するようになってからは、朝食がフルーツになりニンジン黒酢ジュースになり、野菜おろしのメニューも増え、この1年で発酵食品の量もぐんと増えました。お菓子はドライフルーツやバナナ、栗、たまーに甘酒や黒ゴマを使った砂糖を使わない手作りスイーツなどです。今ちょうど実家から母が来ているのですが、母の親友Hさん(76歳)は狭心症で、中性脂肪が300mg以上もあり、医者から「これは薬を飲まないと絶対下がらないから飲むように」と言われていたそうです。ちょうどその頃私の本が発売され、母がプレゼントしたところ、書いてあることをメモして食材を表にして、食生活をすべてあらためたそうです。するとHさんの中性脂肪値は薬も飲まないのに2ヶ月もたたない間に100mg台に!体重は3kg減ったそうです。医者はめちゃめちゃびっくりしていたそうですよ!この件に関してはまた詳しく書きますね。今日食べたものが自分自身を作る!美しい血液と美しい神経があなたの細胞を養うのです!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリック本当にありがとうございます!!楽天ブログユーザー以外の方のコメントはこちらに頂けると嬉しいです。
2007年06月11日
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私が魂を込めて書いた本「アンチエイジングの鬼」ですが、なんとまた増刷が決まりました。これで全部で1万6千部ということになります。初めての著作ですし、まったくの無名なので、はたして初版の8000部もどうかなー?と心配していましたので、かなりびっくりです。応援して下さっている皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございます。初めての本だったので、発売前は何もかもすごく不安だったのですが、この本をきっかけに身の回りの事を少しづつ見直す方が増えて下されば嬉しいです。美しい血液、美しい神経が美しい細胞を作る!もっともっと体の中から美しい日本女性が多くなればいいなーと願う今日この頃ですちなみに、今回の増刷でまたまた帯の写真を変えるそうです。こんなに帯を変える本も珍しいと思います(笑)ネット書店の本の写真に帯がなくなったのは、コロコロ帯が変わるからに他なりません。↑ちなみにこれが2刷り目の帯です。本物はこのような帯がついております。さて、細胞を傷つける活性酸素を増やす物の1つに農作物の残留農薬の問題があります。使用されている農薬●殺虫剤●除草剤●殺菌剤●ポストハーベスト農薬に使われる臭化メチルなど残留農薬には活性酸素だけでなく、遺伝毒性、発がん性、催奇形性などの害があると言われているので、アンチエイジングのためだけでなくても気をつけたいところ。先日も書いたように日本の農薬の使用量は、面積に換算すると世界第2位!じゃあ輸入農作物のほうがいいかと言えば、こちらはこちらで収穫後の農薬散布、すなわちポストハーベストの問題があります。他にも肥料の過剰投与による硝酸態窒素(体内で発ガン物質を作り出します)の問題や、環境ホルモンダイオキシン(これは農作物だけでなく魚介類、肉類すべての問題ですが)も気になるところ。スーパーでよく見かける「特別農産物」というのは、いかにも体に良さそうに見えていますが農薬の使用量を半分に減らしたという農作物です。60回が30回になったというだけですから、まだマシなのかもしれませんがうーーんという感じです。JASマークがついている農作物は以下の基準をクリアしています。1、農薬や化学肥料は原則として使用しないこと 2、種まきまたは植え付けの時点からさかのぼり、2年以上(多年生作物の場合、最初の収穫前3年以上)禁止されている農薬や化学肥料を使用していない水田や畑で栽培されていること 3、有機農作物の生産者は、生産から出荷までの生産工程管理、格付数量などの記録を作成していること 4、遺伝子組み換え技術を使用していない ただしJASマークが付いていても、どうしてもやむを得ない場合は、30種類の農薬の使用が認められているというからびっくりします!!日本のオーガニックの基準って甘甘なんですよね。ダイオキシンはさておき、農薬と硝酸態窒素の問題をクリアーにするにはナチュラルハーモニーなどの無農薬無堆肥の自然栽培の野菜を食べるのが一番ですが、まだまだ種類も少ないし、値段の問題、宅配だと選べないなどの問題があるので、すべてをまかなうのはむつかしい方も多いと思います。そこで今日はスーパーに売っている野菜との上手なつきあい方を書いてみたいと思います。残留農薬やダイオキシンが存在するのは表皮と表皮下層が多いです。ただし除草剤などの土中の農薬は水分と一緒に作物に吸われています。野菜は皮付近に栄養が多いので本当は皮ごと頂きたいのですが、表皮下にも残留しているので、心配な方はやはり皮をむくのが一番。ただ、トマトやセロリ、葉ものなど皮をむいて調理しない野菜の場合は前にも書いた重曹作戦で洗い流すしかありません。重曹を小さじ2杯、ボウルに張った水に入れ、そこに野菜を10秒~20秒つける。そのあと流水でとにかくよく洗い流す!!細胞に沁み込んでいるものもあるので、完璧とは言えませんがただ水で洗うより、表皮のかなりの農薬がこれで落ちるようです。ただし除草剤などの土中の農薬は水分と一緒に作物に吸われているので、洗い流せません。旬の野菜は農薬の頻度が比較的少ないです。その他野菜を買うときに以下の事を参考にして下さい。害虫に弱く、農薬の使用が多いといわれている野菜●レタス●ほうれん草 小松菜●きゅうり●トマト●ピーマン●セロリ●しその大葉意外と農薬の害が少なくてすむ野菜●サニーレタス(レタスに比べて害虫に強い)●ニラ (害虫に強い)●アスパラガス(害虫に強い)●国内産のかぼちゃ(外国産はポストハーベストがある)●なす(育ちが早く、比較的害虫に強い)●ブロッコリー カリフラワー(葉に包まれているため)それから、これは農薬の害ではないですが、じゃがいもや中国産のニンニクには発芽を防ぐ目的で放射線照射されている場合があります。植物のDNAを傷つけてまでも便利さを追求するのかと思うと怖いです。自然栽培のじゃがいもは、確かに時間が経つと芽が出ますねー。こういう時、じゃがいもの隣に林檎を置いておくと芽が出にくいそうですよ!野菜と安全にうまくつきあって、おいしくパワーを頂こう!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリックありがとうございます!!楽天ブログユーザー以外の方のコメントはこちらに頂けると嬉しいです。
2007年05月21日
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さーて、いよいよ紫外線の気になる季節になってきましたね。私は先月からすでに、完全遮光日傘サンバリア100を出動させています。なんといってもUV-Aは、真皮まで到達して活性酸素を発生させてDNAを傷つけ、深いシワになる最大の要因。1年で最も紫外線総量が多いのは5月7月8月。しかし、4月もかなり多くなってきています。そして朝10時から昼2時は紫外線量が最も多い時間帯。この時間を避けて適度に日光浴をするのは、良い骨を作るためにも欠かせませんが、この時間帯にあまりにも顔に日を浴びるのはビューティーエイジングのためには避けたほうがいいですよね。そろそろ気をひきしめていきましょう!さてさて、今日は久々に細胞老化のお話でもしましょうか。アメリカの生物学者ヘイフリックが発表した有名なテロメア理論によると、細胞の寿命は120歳~125歳と言われます。細胞分裂をする時、核の中にある染色体はコピーされますが、染色体の末端にある「テロメア」という部分は、分裂のたびに短くなっているといいます。これがどんどん短くなっていくことが細胞老化!究極のことを言えば、テロメアが出来る限り短くならないようにするのが、老化を防ぐにはかかせないこと!イギリスのセントトーマス病院の研究チームが女性1122人を対象に実施した調査によると、タバコ20本を10年間毎日吸うと、約5歳分のテロメアが短くなることが分かりました。また、肥満女性の白血球のテロメアは、平均体重の女性より9歳分短いそうです。2004年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のチームがある実験をしました。このチームは同じ年齢で、物理的に強いストレス環境にある女性39人と、そうではない19人について白血球細胞の核の中にあるテロメアの長さを調べたそうです。その結果ストレス環境にある女性のテロメアは短く、ストレスが強ければ強いほど短いことが分かりました。しかし興味深いのは、これだけじゃありません。これらストレス環境にいる女性の中で「特に強いストレスを感じている」と答えた女性14人のテロメアは、同じストレス環境にいる「特にストレスを感じない」と答えた14人に比べて、なんと9年から17年分もテロメアが短かったそうです!わーお、、、、同じような環境にいてもこの差、、、、、、、つくづく人間の気持ちの持ちようって、細胞老化にこんなにも差をつけるのですね!もう1つ、面白い追跡調査を読みました。1950年にアメリカのフリードマンとローゼンマンという二人の心臓病学者が行った調査です。同じ年齢層3000人の人格を、タイプAと、タイプBに分けました。タイプA●非常に競争的で野心的●早口で、人の話をよくさえぎる●敵意を持ったり、怒ることがとても多いタイプBはタイプAのような面があまりない人です。この2つのタイプを8年半追跡調査したところ、タイプAの人はタイプBの人より2倍以上も動脈硬化や心臓疾患にかかりやすいことが分かったようです。(「自分でできるアンチエイジング」より実験データ参照)怒りや敵意は交感神経を緊張させ、ノルアドレナリンという物質を分泌させます。これが出ると血管を収縮させて、血のめぐりが悪くなります。その上、血液を固まりやすくし、血管壁も厚くなる傾向になるんです。もちろんお肌も荒れ、代謝も悪くなりますよね。この2つの実験を見ると、物理的に強いストレスがあったとしても、それを心でどう処理するかで細胞へのダメージがかなり変わるということと、怒りや激しい競争心、他人への敵意は心臓にまで負担をかけるほど血流を悪くするということが分かります。心と体がどれほど繋がっているか、、、ほんとにすごいですよね。いろいろあるのが人生ですが、それも醍醐味!さぁテロメアのためにも、今日も微笑んでいきましょうか!更新しました↓エイジレス魔女の蘇生術WEBちくま人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!コメントはこちらにぜひお願いします。楽天ブログユーザーの方はこちらでもOKです。↓
2007年04月21日
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義理の母が交通事故で首を痛めたため、治療のため4日間広島に帰っていました。心配しましたが、幸いにもあまりひどくなくてほっとしましたー。しかしこの4日、食生活が普段と変わりご馳走を食べていたせいか、黄金伝説であった私の快便に陰りが出てひどい便秘に!!行った次の日以外は、本当に昨日帰ってくるまで出なかったという極端さ。なんとこの4日で3kgも太ったんです。特に肉ばかり食べたわけではないのに、いったい何が大きく違うのか検証してみました。●人参黒酢ジュースを飲んでいない●フラックスオイルを摂ってない●納豆を食べてない●海藻をいっさい食べてない●玉ねぎを食べてない●ブラックジンガーをあまり飲んでない●サラダの量がふだんより圧倒的に少ない普段の生活を振り返ると、私の快便の影にはこんなにも食物繊維やオリゴ糖を摂っていたのかとしみじみしました。旅行にいくたびにいつも便秘になるわけじゃありませんが、今回は大勢の人との外食が続き、繊維質やオリゴ糖をあまりうまく摂れなかった事が原因ですね。義理母も便秘なんですよねー。しかも甘い物ばかり食べているそうで、、、。白砂糖はショ糖なんですが、これは腸や胃の悪玉菌のエサになるので、胃ではピロリ菌が増えるし腸でも大腸菌、ユウバクテリウム、バクテロイデス、ウェルシュ菌などの悪玉菌の栄養となり増殖させてしまいます。夫と私がいろいろ話をして、今後はショ糖は控えて果物などに切り替えるとおっしゃってました。帰ってきて、まだ本調子じゃありませんがお腹はだいぶ軽くなってきました。もうすでに2kg痩せました。変動激しいなわたし(笑)ところで今日は久々に、細胞の再生について考えてみましょう。その前に、なかなか更新出来なかったためにランキングがあやういのでここをプチッとクリックして下さると嬉しいです!私達の細胞は生まれたときから毎日新陳代謝が行われ、古い細胞は死に新しい細胞を作り上げています。それぞれの細胞には固有の生まれ変わりのサイクルがあり、胃腸は5日、心臓は22日、皮膚は28日、筋肉と肝臓は60日、骨は90日で生まれ変わるので3ヶ月もすれば体はかなり新品!1年もすると約85%が入れ替わり、2年で全身まったく新しい細胞になっているとも言われています。しかしこの2年がかりの細胞の新生には回数に限りがあると言われ、現在の研究では新生が50回~60回行われると細胞は死を迎えると言われています。2年×60回=120歳!!要するにこれが人間の細胞としての寿命なわけです。では老化とはどういう事かと言うと、この毎日行われ約2年で全部新品という「細胞の再生」がうまく行かなくなること。細胞の数が減り、細胞の機能が低下する事を指します。細胞の機能が落ちると、臓器の機能が低下し免疫系が弱くなったり、ホルモンの分泌が減少したりします。美容面で具体的に表面に出る現象はシワ、たるみが出て、肌や髪にツヤがなくなってくる事!!しかし逆に言うと、人生で50回~60回行われるという、この「細胞の再生」さえ正確に美しくやりのけてしまえば、年齢不詳も夢じゃない!!ただ生きているだけでも、呼吸や大気汚染などで活性酸素が発生し、細胞やDNAを傷つけてしまいますから多少の再生ミスは仕方がありません。しかし、この細胞の蘇りを邪魔するものは、何と言っても私達の悪い生活習慣!自分の努力でコントロール出来るところは、うまくコントロールしていくのが鬼の基本でございます!細胞の再生を邪魔するのは、なんと言っても長期にわたってDNAが傷つけられる事です。即座に生命を脅かしはしなくても、これが繰り返されているうちに傷ついたDNAの修復がいつか出来なくなってゆく事が問題です。私達のDNAを傷つけるのは、排気ガスなどの大気汚染や紫外線、放射線、呼吸による活性酸素など自分の努力ではどうしようもないものもあります。しかし、自分の努力で何とか避けられる物もあります。正確な細胞再生のためには、良からぬ生活習慣によって体に活性酸素が発生し、DNAや細胞を傷つける事は大問題です。しかし、何事もなければ本当は人間って120歳まで生きれるんだなぁ!!私達が避けるべき事をもう一度まとめてみましょう。★紫外線を長時間浴びる★タバコを吸う★お酒の飲みすぎ★食品添加物の過剰摂取★野菜や果物の残留農薬★酸化した油の摂取★過剰なる電磁波にさらされる事★薬の飲みすぎ★有害化学物質の経皮吸収★過剰なるストレス★肥満★過剰な運動★動物性脂肪の多い食事★電子レンジの調理いかかがですか?細胞を傷つける事を極力減らすというのは、何かをする、何かを食べるとかいうよりも実は究極のアンチエイジング法なんんですよね。さぁ、今日も60兆個の細胞を正確に再生するぞっ!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリックありがとうございます!
2007年02月13日
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お久しぶりです、今日も背骨と共に過ごすコリーダです(笑)ちょっとホラーっぽいですが、この黄色い線みたいなのが各内臓に行っている神経。背骨の歪みは神経の働きを阻害します。今日も美しい背骨で参りましょう!!患者さんが治療の感想をブログに書いて下さいました。よかったら見て下さいね。こういう良くなった感想を頂くと、しみじみ幸せを感じる今日この頃です。現在新規の受付がままならない状態ですが、来年になればもう少し落ち着いて順次受け付けられるようになると(?)思っています。ところで最近「経皮毒」がよく話題になってるようですね。これは合界などが肌バリア壊して、皮膚から化学物質が浸透して、脂肪に溶けて毒物が体に残留ししたり、血液やリンパ液にも運ばれて臓器に害をもたらす事が指摘されています。子宮内膜症や、その他の婦人科の病気、アレルギー、がんや現代病の原因になっているそうです。こういうレベルになってくると、1番怖いのは化粧品じゃありません。化学物質や環境ホルモンが皮膚から入る吸収率は角質の厚さによって違い、実験データがあります。腕の内側を1としたらその他の吸収率は、かかとは0.14倍、手のひら0.83倍、わきの下3.6倍、あたま3.5倍、ひたい6倍、あご13倍、、そして何より怖いのが性器が42倍という数字!!そう考えるとお風呂が一番怖い!!まずボディソープ、それから入浴剤、これはすぐまともな物に変えたほうがいいです。子供なんて皮膚バリアがまだ完全じゃないので特に問題だと思います。我が家では体を洗うのはアレッポの石鹸ですが、どうしてもボデイソープがいいという方はパックスの石鹸ボディソープとかが若干エタノールが気になるものの、安くて良いのではないでしょうか。入浴剤はうちはヒマラヤ岩塩や死海の塩ですが、たまにはメドウズのローズの香りのバスソルトなんてのもいい気分、これも死海の塩です。あと、実は一番やばいのが歯磨き。口の中はなんと皮膚の13倍の吸収率だそうです!!要するに例え飲み込まなかったとしても、合界入り歯磨きで磨いてるだけで、口の粘膜から化学物質がどんどん吸収されるというわけ。毎日使うものだから、うちでは昔からこのエスケーの単純成分の石鹸歯磨きにしてます。普通に泡立つしさっぱりするし、使い心地も良いしなんせ安いです。エスケー石鹸は創業1918年で「良品に非ずんば、売らず」がモットーの老舗。パックスを作ってる太陽油脂と共に私が信頼する石鹸メーカーです。ここの洗濯用石鹸もいいですよ!最近は例え固形の形をしていても合界入り石鹸ばっかりですから、「純石鹸」と書かれた物を選んで下さいね。それから入浴剤や洗剤、ボディソープ、シャンプー、ヘアカラーなどに含まれている合界に環境ホルモンと呼ばれている物質が入っている事があります。環境ホルモンのせいで多摩川の鯉の70%がメス化したという報告もあるし、魚介類の奇形や受精率の低下、無精子症も招いているようで、生態系を破壊する事も指摘されています。性器から42倍の経皮吸収という事と、最近の子宮内膜症と子宮筋腫、乳がん、子宮ガンの増加はどうも関連がある気がしてなりません。経皮毒をシャットアウト!!今日も自然治癒力で、お肌ピカピカで行くぞっ!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリックありがとうございます!
2006年12月15日
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昨日のニュース見ましたか?12月5日からトランス脂肪酸の使用がニューヨーク市内のレストランやファーストフードでつに全面禁止になりました!米食品医薬品局は今年1月から食品中の含有量を表示するよう義務付けていましたが、ニューヨーク市の決定は最も厳しい措置で、外食店は2008年7月までにトランス脂肪酸を含む食品の提供をやめなければならず、大手外食産業は大混乱らしいです。このブログでもマーガリン、ショートニングなどのトランス型脂肪の危険について何度か書いてきましたが、今日はNY市の英断を受けてもう一度詳しく書いてみたいと思います。トランス脂肪酸は、植物油に水素を添加して作る自然界には有り得ない油です。要するにそのまま水素を添加し続けていけばプラスチックの1種になってしまうわけで、ゴキブリすら寄り付かないと言われています。最初にトランス脂肪酸の配合の規制を行ったのはドイツで、腸壁の細胞が壊れて異物が入ってくるクローン病の原因の疑いがあるとされました。調査でもマーガリンを摂った群と摂らない群では10年以上摂取で、取った群の死亡率が1,4倍、心臓病が2,4倍も高くなったそうです。ハーバード大学の実験では、トランス脂肪を摂っている人は糖尿病になりやすくなる事もわかりました。細胞膜の原料は油です。皮膚の細胞膜の多くがもしトランス脂肪酸で出来てしまうと、非常に不安定になえうので、外部からの刺激に弱くなります。アレルギーやアトピーとの関連も指摘され、授乳中の母親がトランス型を摂ると乳児がアレルギーやアトピーになりやすい事も分かっています。要するにアンチエイジング的に言っても、これほど細胞を老けさせる油はないわけです!!私はマーガリン食べないから大丈夫と思っている方!日本はトランス脂肪酸の規制が全然甘い国です。自覚なく、どれほどの食品からトランス脂肪を口にしてるか、多分想像を絶すると思います。問題はショートングなんです。ショートニングはラードの代用品としてアメリカで生まれ、固形、液体、粉末状の様々な形状のものがあります。白色で無味無臭の油脂ですが、バターに比べて値段も安価で、食べ物の口当たりをよくしてくれるので多くの食べ物に使われています。ショートニングという言葉は英語で「サクサクさせる、ボロボロにする」という意味です。その名称から、入ってる物はもうわかりますよね?フライドポテト、ドーナツ、ビスケット、クラッカー、サクサク系のお菓子などです。バター100%のクッキーというのは、こだわっている高級物以外ではめったにお目にかかりません。スーパーで売ってるようなプチマドレーヌだとかパイだとか、ああいうのは全部ショートングと思っていいでしょう。それから、なんとショートケーキのショートって、実は由来はショートニングの事なんです!!今はふんわりなイメージですが、もともとのショートケーキはサクサクだったそうで、サクサクでなくなった今ももちろんたいていのケーキにショートニングは使われています。他にも無自覚だと思いますが、多くのパン生地にはショートニングがたっぷり。バターだけだと高くつくので、かなりショートングを混ぜるそうです。よほどのこだわりのパン屋でないと、入ってないのはないでしょう。そしてパンやクッキーの生地に練り込んだサンドクリーム、おいしいおいしいって食べてるけれど、それだってショートニング!しかし実はそれだけではありません。アイスクリーム、コーヒーフレッシュ、レトルトカレーやシチューにも入ってます!コーヒーフレッシュはミルクではなく油を添加物で白濁させた物だと前に書きましたが、その油こそがトランス脂肪酸。他にも、スーパーで売ってる植物油の中には高熱で処理されてる物がありますが、その油の一部はトランス型に変貌しています。油は低温圧搾と書かれた物を選ぶと安心!私が焼き物用に愛用している低温圧搾のキャノーラ油はこれです↓ね?自覚なくかなりトランス脂肪を口にしてるでしょ?最近トランスファットフリーのマーガリンやショートニングもぼちぼち出てるようですが、これも有害な脂肪の断片や触媒として使われる金属の残留の可能性も指摘されていて問題です。さてNYでのこの大きな変革。日本は今後どう受け止めるのでしょうか?トランス脂肪酸を避けて、細胞膜は美しい油で作りましょう!!人気ブログランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!いつも応援クリックありがとうございます!
2006年12月07日
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「みんな大好き食品添加物 食品の裏側 安部司」この本を読み出してあまりに面白くて止まらなくなり、お風呂でも読んで、そして泣きました。添加物の本を読んで泣けるなんて、自分でもびっくりです。今まで何冊か添加物についての本を読んできましたが、こんなすごい本は初めて。1家に1冊の必需品です!!大げさではなく、これを読むときっと人生が変わります。この本がすごいのは、書いている人が消費者連盟の人やジャーナリストではなく、かつて食品添加物の神様と呼ばれた、元添加物会社のトップセールスマンだということ!!彼は添加物を駆使して企業のコストを下げ、職人技のいらない安くて均一な商品を作りヒットを飛ばし、売る側のスーパーの売り上げも伸ばしました。見た目がきれいでなかなか腐らなくて便利な物を消費者に提供し、食事の準備にかける時間を短縮してあげる事にも成功し、自分の仕事に誇りを持っていました。でもある日、自分の長女の誕生日のごちそうの中にあったミートボールを口にして顔色が変わります。そのミートボールは他ならぬ彼が開発した商品だったのです。材料●ペットフードに利用されるような牛の骨から削り取るドロドロで水っぽく味もなく、とても食べられないような端肉●安い廃鶏(卵を産まなくなった鶏のミンチ肉)●組織状大豆たんぱく(人造肉とも呼ばれる)●このままじゃ味がないのでビーフエキス、化学調味料を大量に投入●歯ざわりをよくするためにラードと加工でんぷん●機械の作業効率を上げるために結着剤、乳化剤●色を良くするために赤色102、3号●保存性のために保存料、PH調節剤、色褪せを防ぐために酸化防止剤●ソースなど使うと高くつくので氷酢酸をカラメルで黒くし化学調味料をくわえてソースもどきを作りからめるそのミートボールを自分の愛する娘達が「おいしい!」と言って取り合って食べていたのです。「これは食べちゃだめ!食べたらいかん!!」皿を取り上げ、彼は愕然とします。そうだ、自分も自分の家族も消費者だったんだ!このままでは畳の上で死ねない、、翌日、彼はなんと会社を辞めます。この本には、これまでの添加物の本にはあまりなかったような生きた情報がつまっていました。中には私も愕然としたような内容もあり、これまで問題にしてなかったものに焦点を当てているものもありました。いくつか書きますね。●たんぱく加水分解物肉や大豆などのたんぱく質を、塩酸を使って分解して抽出する成分で、本来は添加物とは思われていない。もわっとした変な臭いのついたうまみ成分だが、「とんこつパウダー」や「かつおエキス」などの添加物を混ぜれば日本人が好むうまみ成分になる。分解に使う塩酸に発がん性があるのも問題だが、この味は自然界には有り得ないほど濃厚で強い味なのが何よりの問題。この味を「おいしい」と覚えてしまうと、味覚が麻痺して崩壊する。天然のだしの味がわからなくなり、物足りなくておいしいと思えなくなる。インスタントラーメン、スナック菓子はもちろんハム、ソーセージ、レトルト、冷凍食品、カレールー、缶詰、チルドハンバーグ、ミートボール、ふりかけなどの加工品界のスター!私が見落としていたのは無添加のだしの素にだってこの「たんぱく加水分解物」は入っているという現実でした。昆布とかつおぶしでダシをとりゃいいのです。さほど時間はかかりませんよね。●カット野菜、パックサラダ家でカットした野菜はフチが変色したりするのに、カット野菜が長持ちするのはなぜでしょう?なんと殺菌剤の入ったプールに次々と野菜を投げ込んでいくそうです。次にシャキシャキ感を出すためにPH調節剤のプールにつけます。でも、これはいくらやっても商品に表示する義務がありません!!中国から安く買った真っ黒に酸化したゴボウを、漂白剤で漂白して加熱殺菌して真空パックで売るなんてこともザラらしいです。産後の一時期、めんどくさくてゴボウのカット野菜できんぴらごぼうを作っていた時期がありました。ひえーーー!って感じです。●コーヒーフレッシュこれはさすがにミルクで作られてると思ってる人はいませんよね?なんとこれの正体はサラダ油!!サラダ油に合成界面活性剤を加えて水を混ぜ、添加物で白く濁らせてミルクの臭いの合成香料を加えた物。それがコーヒーフレッシュ!ミルクや生クリームなんて1滴も入っていません。そんな事言い出したら、今の時代何も食べられない1流メーカーがそんなに危険な物を使ってるはずはないそう思ってる人は結構いるようです。でも国が許可している添加物や制限量は、あくまでもその一つの食品に対してのみの話。添加物同士の組み合わせでどうなるとか、複数の食品から摂取する事でどうなるかという事はまるで考えられていません。それに何も食べれないわけは全然なくて、要は加工品の数を減らせば添加物は激減します。まぁ中には醤油やみりんの顔をしたニセモノや、酢や三温糖のニセモノもあるらしいので、裏を見て確認して下さい。あり得ない名称を発見したら、それはニセモノです。この本の帯にはこうあります。「安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。」生活はシンプルに!壊れた舌を復活させましょう!!アンチエイジングランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!
2006年09月23日
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ういーっす、コリーダです。お気に入りの熊野筆でつけてるのは真珠粉です!!これ、最近中国人の患者さんに中国土産で頂いたんですよね。こういう風にパウダーとして使ってもいいし、はちみつなどに混ぜてパックしてもいいし、食べても良いそうな。楊貴妃や西太后、クレオパトラが美容のために真珠の粉を食べていたという話は聞いた事あります。主要成分が炭酸カルシウム、鉄、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛などミネラル類を豊富に含み、食べると神経を安定させる、肌を丈夫にする、目のかすみを取り除くという作用があるそうです。コラーゲンに似た働きをもつ、真珠特有の「コンキオリンたんぱく質」は皮膚の血行を良くしてくれるそうな。少量の水にとかしてシミなど気になるところに塗れば、色素沈着防止、色ツヤの改善、美白の効果もあるとか。しかし、どうも食べるのは抵抗があり、今のところリキッドファンデの上からお粉として使ってるんですが自然な感じでなかなか良いです。頂いた物と同じものは、発見出来なかったんですが楽天内ではこれがよさげでした↓ ところで、最近スーパーサイズミーという映画をDVDで見ました。なんと1ヶ月間マクドナルドでしか食事をしないと、人間はどうなるかという実験映画!!監督自らがチャレンジするドキュメンタリーでしたがテンポもあってユニークでかなり面白かったです。〔ルール〕●マクドナルドの店内に存在するものからしかオーダーしてはならない(水も含む)●「スーパーサイズ」を勧められたら、断らない●全てのメニューを必ず一度は食べる●朝・昼・夜の3食全て残さず食べなくてはならないこの監督、恋人がオーガニックベジタリアンなせいもあってアメリカ人にしてはかなりの健康体。身長188cm 体重84.1kg 体脂肪11% コレステロール値168この実験には心臓外科医、胃腸科医、内科医、管理栄養士がついていて、当初の予測では医者達はみな中性脂肪やコレステロール、体重は増えるだろうけど、体は徐々に適応するから大丈夫だろうと言ってました。ところがなんと、18日目にして、、、GOTが21から130にGPTも20から290に脂肪肝と診断され、高血圧、高血糖!!これ以上やるのは危険だと医者からストップがかかります。肝臓が炎症を起こしているか、なんらかの病気である可能性が高いと言われるのです。マクドナルドでまさか肝臓がやられるとは医者達もびっくりだったようです。これ以上続けると心臓病になるとまで言われてしまいます。最終的に体重は11kg増え、コレステロールは65P上昇。体脂肪は7%UP気分は冴えず、情緒不安定になり、いつも疲労感があり、中毒になってしまい食べない時は頭痛がして食べると回復するようになります。それ以上に、見た目も結構老けました!!多分血液が汚れているせいなんでしょうね。驚いたのはアメリカの現在の公立学校の給食が、チョコレートやスナック菓子のバイキング、もしくは缶詰めや冷凍食品、フライドポテトなどのジャンキー食である事!そして子供に遊び場やおもちゃを提供する事で、小さい頃から子供をジャンキー中毒にしようというマックの戦略の恐ろしさ!また、これは特典映像にしかありませんが、レストランのフライドポテトは腐ってゆくのに、マックポテトだけは10週間経っても見た目が変わらなかったそうです。きっと保存料とかすごいのかなぁと思っちゃいますね。肝臓がやられたのは、添加物のせいもあるのかも、、。メニューの中で砂糖が入っていないのは7個だけ。監督は1ヶ月で13キロの砂糖を摂り、5kgの脂肪を摂った計算になるわけです。でも興味深いのは、ベジタリアンでシェフでもある監督の恋人が作った解毒メニューをその後50日間続け、2ヶ月で肝臓が回復したこと!(体重を戻すのには14ヶ月かかったそうな)彼女が作った解毒メニューの一部●豆腐と野菜のフィロ・タルト●ローストベジタブルとキヌアサラダ●スチーム・アーティチョークとガーリンク・オリーブ・ディップ●コーンとインゲン豆のチリ●レモン・ひよこ豆・ほうれん草のサラダ野菜ってすごいですよね。この他にも私が良いと思う解毒野菜は、、キャベツ、きゅうり、シソ、大根、ゴボウ、ニンニク、玉ねぎ、ネギ、ニラ、パセリ野菜以外では肝臓にはシジミとゴマ、海藻なんかも血液をきれいにしてくれるでしょうね。しかし、その後のインタビューでは、体重は元に戻ったものの前より太りやすくなってしまったとの事。しかもこれは1ヶ月それだけという極端さで、しかも短期間だったからこれですみましたが、長期間にダラダラ食べて少しづつ破壊された肝臓が解毒野菜で簡単には戻らないでしょうね。やはりなるだけ近寄らないに越した事はないです。嗚呼、恐ろしやファーストフード、、、、真珠粉でピカピカお肌、解毒野菜で美しい血液でいくぞっ!!アンチエイジングランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!
2006年09月01日
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おお!ついに100万ヒット行きましたねーー!!楽天のカウンターが変わって一人の方に1カウントになったのはいいんですが、同時刻に複数の方が見ていると作動しないという事になったようなんで、カウント数がかなり減ってしまいなかなか行きそうで行かなかったんですが、嬉しいです!!いつも見て頂いてありがとうございます!お盆は2日休みが取れたので、諏訪湖の花火大会に行ってきました。信州の夏の風物詩で、なんと4万発の花火が湖上に打ちあがります。実家がある大阪のPLの花火の12万発には及びませんが、東京の花火大会に比べるとはるかにすごくて見ごたえがありました!あーー!リフレッシュしたぞーー!!話は変わりますが今発売中の雑誌「からだにいいこと」10月号47Pにアンチエイジングブロガーとして紹介されました。この10月号はいろんな美容おたくのおすすめ美容品や、美容へのお金の使い方特集でしてなかなか面白かったです。ここに書かれている私の2大極意の中に「口から入るものは添加物がないかチェックする」というのがあります。極意とまで書いてる割には、これまで添加物の危険についてちゃんと書いた事がないなぁと思い、今日は特にアンチエイジング的にも大敵な添加物をいくつか紹介していきたいと思います。以下専門的な事は「食べるな。危ない添加物」山本弘人さんの本を参考に書きました。亜硝酸ナトリウムこれは食品の色が酸化で黒ずむのを防いでくれる魔法のようなお粉。これを食肉にふりかければいつまでもきれいなピンク色を保ち、店頭に輝いているという怖いお粉でそういう使い方は禁止されていますがやっている所もあるという裏話も聞きました。普通は肉の加工品、ハム、ベーコン、ウインナーなどに堂々と必ず使われています。他にはいくら、すじこ、たらこ。はんぺん、ちくわ、かまぼこなどの練り物にも!急性毒性がすごく強くて0.18g~2.5gが致死量!なのにハムなど肉の加工品には1kgあたり0.07gも使用が許可されてるんです。中枢神経麻痺や、DNAを傷つけ染色体異常を引き起こす作用もあります。魚肉や魚卵を同時に食べた場合には、胃の中でニトロソアミンという強力な発ガン物質を作りあげます。コンビニのお弁当やおにぎり、サンドイッチやおでんに使われてる場合もあるほど、恐ろしい事にかなりポピュラーな添加物です。添加物が無添加の物も自然食品店にはありますが、私はよっぽどの事がない限り肉の加工品やら練り物は口にしない事にしています。ソルビン酸最も頻繁に使われる保存料。成長抑制、肝臓、腎臓、精巣に悪影響があるとされ、精子減少の原因とも言われています。上の亜硝酸ナトリウムと結びつくと、エチルニトロル酸というこれまた発ガン物質を作り上げます。肉の加工品、練り物の他にもパン、漬物、ジャム、しょうゆ、味噌、惣菜、コンビニ弁当など加工品にはかなりの頻度で使われます。漬物、しょうゆ、味噌などは添加物無添加のものをチョイスしています。タール系色素(赤102など色プラス数字の表記)化粧品の色物によく使われていて、私はこれを避けて天然顔料を使った物をチョイスしていますが、なんとこれが食品に堂々と使われているんですから驚き!化粧品ですらいやなのに、何が悲しくて食べなきゃいけないんでしょう!!発ガン性、催奇形性、染色体異常を引き起こす事がわかっています。特に赤106は発ガン性が強くて、外国では使用禁止の添加物なのに日本ではまだ使われています。肝臓や胆嚢に害があるとも言われています。これがもう、入ってる入ってる!清涼飲料水、キャンディー、練り物、肉の加工品、漬物などなど!こないだ見たら赤ちゃん用のドリンクにすら入ってるのがありました。何を考えてるんでしょうか??砂糖不使用の代わりに使われている甘味料私も白砂糖の害についてさんざん書いてますが、だからって合成甘味料ならいいのかというと、これらは砂糖以上に健康に害です!特にサッカリン!発ガン性が指摘されているのに、ガム、清涼飲料水、漬物、練り物、おにぎり、おでん、惣菜などに相変わらず使われています。アスパルテームという合成甘味料も人によっては頭痛、めまい、幻覚などが起きるそうです。比較的ましなのはソルビットとキシリトールです。大量に摂らない限りさほど問題はないそう。でも私はこれらも含めて、出来れば口にしたくないです。アミノ酸等この表示よく見ますよね。もうあらゆる加工品で見かけます。外食すると、勝手に料理に使われてたり。これはLグルタミン酸ナトリウムという化学調味料。体に入るとグルタミン酸と水酸化ナトリウムに分離します。グルタミン酸を多量に摂るとしびれ、だるさ、灼熱感などを起こし、水酸化ナトリウムは高血圧の原因になります。分離してくれればまだいいのですが一部はそのまま分離せず吸収され、分離されなかったグルタミン酸ナトリウムは脳や神経に障害を起こす事があるようです。特に幼児は脳に有害物質遮断の関門がないので、グルタミン酸ナトリウムがこのまま脳に行くと損傷を与える恐れがあり、アメリカではベビーフードには添加が禁止されています。小さい頃にこのアミノ酸の味を「うまい」と思ってしまうと、かなり味覚を化学調味料に支配されてしまうという話もありますから、子供には特に与えたくない味です。静かに体を錆び付かせている食品添加物を、生活から撃退しようっ!!アンチエイジングランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!
2006年08月17日
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先日の鶴見クリニックでの血液検査結果がコメントつきで郵送されてきました。まるで通知表もらうみたいにドキドキだぁ~!!まぁ、こんなのは数値にすぎないとは思ってはいるのですが、やはり気になるところ。おおむね基準値内クリアで、特に免疫力がすばらしい!と書いてあります。ここの検査では白血球を細かく調べて、リンパ球や顆粒球の%まで出るんですね。リンパ球は32,5%顆粒球が61%安保免疫学によると、交感神経優位の顆粒球人間(炎症が起きやすくガン体質)は顆粒球が70%前後で、副交感神経優位のリンパ球人間(アレルギー体質)はリンパ球が40%前後だという事。ということは、私は顆粒球もリンパ球もかなり丁度良いと言う事だ!おお嬉しい!前からこれ知りたかったんですよね。パニック障害にまでなった人間だからてっきり顆粒球人間だとばかり思ってたっ!!これについて詳しく知りたい方は安保先生の最強の免疫学をお読み下さい。しかし基準値をクリアしてないのが2つだけありました。お察しのとおり、総コレステロールと中性脂肪です。総コレステロールは基準値より15mg足りない!中性脂肪は基準値より11mg足りない。うーーむ、どれもわずかですがコメントには「少し動物性脂肪が不足」とあります。実は火曜日に先生にそう言われてからは毎日日替わりでうなぎ食べたり、豚肉80g食べたりしました。そしたら今朝体重計ったら、もう2kg増えて44kg!体脂肪も18%に戻ってる!たった5日でです。はやっ!!なんだ私の体は?写真、ちょっとふっくらしたように思いませんか?この調子でいくと、次回はコレステロール値クリアできそうですよね(ウキウキ♪)で、不思議な事にコレステロール値は低いのに、HDL善玉コレステロール値だけは55mgと結構高い!これはフラックスオイル摂ってるからでしょうね。よっしゃーー!!なぜコレステロール値を気にするかと言うと、女性ホルモンの原料はコレステロールだからなんですね。多すぎるのは問題ですが、少なすぎるのも女性にとっては良くない事です。なので体脂肪は20%前後がベストではないかと思っています。ところで今、この女性ホルモンの中のエストロゲンの作用による女性の病気が急増しています。代表的なのが子宮内膜症、子宮筋腫、乳ガンなどです。エストロゲンは必要な女性ホルモンですが、過剰になるとこういう病気を発症させやすくするのです。乳がんの発症は、なんと日本女性の30人に1人!子宮内膜症は10人に1人。子宮筋腫は5人に1人だと言われています。これは異常事態です。理由は月経開始年齢の低年齢化、少子化、初産の遅さ、閉経の遅さなどでエストロゲンにさらされる時間が昔より増えたからというのもあるそうです。が、それ以外にも今原因と言われているのが若い女性の油、脂肪の摂りすぎです。私は摂らなさ過ぎてああいう検査結果ですが(摂らなさすぎももちろん問題)、逆に油、脂肪を摂りすぎると女性ホルモンを過剰に分泌させてしまいエストロゲンの悪影響が出てしまうようです。現代人は昔ながらの和食から離れてしまったために、肉食がメインになりがちというのももちろんあります。それ以外にも、太るのを気にして、目に見えて油っこいものを食べない女の人でも以外と気にせずよく食べてる物に実は結構な量の油が入ってるんですよね。パン、パスタ、グラタン、ドリア、ピラフ、ピザ、、、、女性が好むこういう食べ物には、実は結構油が使われています。体に良いと思って食べているサラダに、実はかなりの量の油が入った市販のドレッシングやマヨネーズ、かけてませんか?食後にはスタバで乳脂肪たっぷりのカフェラテ、さっぱりしてるように見えて結構乳脂肪入ってるヨーグルト。余談ですがコンビニで買うジュースやスポーツ飲料、缶コーヒーには、なんと10%の糖分が入っています。これはなんとスティックシュガー10本分!!ひーーー!ちなみにエストロゲン類似作用があるという大豆イソフラボンは、1日75mgまでなら体内に過剰なエストロゲンがある時は逆にその働きを弱めてくれる作用があるそうです。すばらしいですね。うちの治療院に来られる患者さんは大半が女性ですが、その中にも子宮筋腫など婦人科系の病気を持つ方が、今目立ちます。油、脂肪の無自覚の摂りすぎだった方が多いようですが、これ以外にも慢性的な「冷え」も関連するようです。そして骨盤、腰椎の歪みも同時に見てとれます。女性ホルモンを分泌する卵巣を司る神経は腰椎から出ていますし、骨盤の歪みも影響を与えます。腰椎椎間板ヘルニアの方が、同時に婦人科系の病気である事も珍しくないのです。潜在的にはダイオキシンなどの環境ホルモン、ヘアカラーに含まれる環境ホルモンなども影響してるのではないかと思います。女性ホルモンは適度に分泌して、ちょうど良い女になろうっ!!アンチエイジングランキングに参加中!1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!ここをプチッと押していって下さいな!
2006年07月31日
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ゴールデンウィークもなんのその!昨日は恵比寿アンチエイジングクリニックに勤務です。行くと、なぜかスタッフのみなさんが私のブログを見ていて大ショック!恥ずかしいので秘密にしてたのに、バレていました(涙)クリニックに友利先生という超美人の女医さんがいらっしゃるのですが、それもそのはずなんと準ミス日本!始めたばかりのブログを一生懸命更新してらっしゃいました。美しくかわいい先生なのでよかったらご訪問下さいね。ところで私は今、体脂肪が18%です。妊娠前は24%くらいあって、体重も158cmの48kgだったのですが、産後どんどん痩せて今は45kgに落ち着いてますが、非常に体が軽いです。多分授乳でどんどん栄養が出て行くせいだと思うのですが、食生活もあると思うんです。妊娠前の私はオーガニック生活ではあったものの、肉を今よりもう少し食べていたんです。今は肉(豚肉か鶏肉)を食べるのは1週間に1回か、2週間に1回くらいで、あとは魚を1日置きくらい。魚を食べない日はたんぱく質は豆腐か豆です。こういう生活になってから、2年ほど経ちますが今日は一番の変化を告白します。おならがほとんど出ません!こんな声を大にして言うような事じゃないんですが(赤面)、本当におならってどういうものだっけ?というほど出ないんです。たまに少し出てもほとんど匂いがありません。おならというのは、生理現象で出てあたりまえだと思っているでしょうが、たしかに少しは出て当たり前なんですが、あまり頻繁でしかも臭いとなると大問題。臭いガスが出るという事は、消化不良を起こしていて食べ物が腸で腐敗しているという事なんです。動物性たんぱく質はたくさん摂ると胃腸で分解しきれず、腸内で腐敗しやすいのです。こうしてウエルシュ菌などの悪玉菌が増殖すると、大腸で強い臭いのガスが発生しやすくなるだけでなく、ニトロソアミンやフェノールといった発がん性物質や、その働きを強めるインドキシン、スカトールといったガスを作り出してしまうそうです。ドクター新谷の本にあったんですが、肉食過多の人の腸は腸壁がかたく厚くなっていて、非常に通り道が狭いそうです。肉は食物繊維を含まず脂肪が多いので便の量が少なく、それを排出するのに必要以上に蠕動運動しなくちゃいけないために筋肉が鍛えられてしまうからなんですって!狭くなると腸内の圧力が高まり、中から外に向かって粘膜が押し出され「憩室」と呼ばれるくぼみがあちこちに出来るそうです。こうなると便が腸の中を通るのがますます難しくなり、宿便が出来るそうです。宿便が「憩室」の中に入り込んでしまうと、もう最悪らしいです。この停滞便が常に毒素を発生してしまう事が大腸がんだけでなく、体のすべてのガンの重大な原因の一つではないかという事です。もちろん、お肌にも悪いですよねー。だからといって極端にベジタリアンに走ると、今度は圧倒的なアミノ酸不足でシワシワになっちゃいます。ビタミンB12も不足してしまいますしね。魚も動物性たんぱく質なので、たくさん食べると腸に負担で多少腸壁は硬くなるものの「憩室」までは出来ないそうです。牛や鳥、豚や人間より体温がはるかに低いので、魚の油が人の体内に入ってもサラサラと悪玉コレステロールを下げちゃいます。だから、動物性たんぱく質は出来るだけ魚でって思うんです。昔、目黒の治療院にいた頃、焼肉命の人のオイルマッサージをしていると、アロマの匂いを押しのけるように背中から酸化した油の臭いが匂いたつ事がありました。過剰な脂が、毛穴から排出されて臭うんだと思うんです。こういう方は、必ず顔の毛穴も目立ちます。しかし体脂肪18%はいくらなんでも少なすぎるんで、アボガド食べたり、良質のオイルをドレッシングにしたりと、ほどよい脂肪をつけていくつもりです。そうそう、最近植物性乳酸菌ラブレ菌が話題ですが、私がいつも食べているのは京漬物すぐき!ラブレ菌はもともとこの「すぐき」から発見された物です。漬物から直接摂るのが一番ですよ!植物性乳酸菌は、すごく強いのでかなり生きたまま腸までたどり着きます。酵素もたっぷりです!肉は控えめに!これやっぱり基本ですよね。アンチエイジングランキングに参加中!応援よろしくお願いします。ここをクリックお願いします!
2006年05月04日
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私の家には電子レンジがありません。実家から出て12年、、電子レンジなし生活ですが別段困る事もなく過ごしています。今やどこの家庭にでもある電子レンジ。コンビニに行くと「温めますか?」と当然のように聞かれますよね。なるだけコンビニ弁当を避けてすごしてきましたが、外食をすれば勝手にレンジを使われている場合もあるので、レンジ加熱の食品をまったく口にしないというのは無理です。電子レンジはマイクロ波と呼ばれる周波数の高い電磁波を使用した加熱器です。マイクロ波によって食材に含まれる水の分子と荷電分子が、1秒間に24億5千万回というすごいスピードで動かされます。この動きによって分子同士で激しい摩擦がおきる事によって温度が上がります。火で加熱する場合も、水分子の振動は起きますがレンジで加熱するような高速回転は起きません。おまけに自然界には絶対に有り得ないほどいろんな向きに激しく揺り動かされるので、チン♪と出来上がった食材は、分子がものすごい損傷を受けているような状態になります。この分子を激しく高速回転させられているうちに、食材の酸素はどんどん奪われます。コンビニ弁当などは、作ってから時間が経ってただですら酸化しているのに、その上チンしてさらに酸化を極めた食べ物と言うわけです。こんなものを食べてはアンチエイジングなんて夢のまた夢です。なので、私は今までレンジを10年以上避けてきたのですが、今回この事を書くためにもう一度いろいろ調べていたら、もっと恐ろしい事を知ってしまいました。私も正直調べていくうちに、びっくり仰天!海外ではさまざまな臨床実験も行われていて、大変な事が分かってきています。●ランセット誌1989年12月9日号に掲載されたリタ・リー博士の論文乳児用ミルクを電子レンジ加熱すると、ある特定のトランスアミノ酸が合成シス異性体に変化した。さらに、Lプロリンというアミノ酸の一種は、神経毒性と腎毒性があることで知られるD異性体に変化した。●1991年スイスの科学者ヘルテルが臨床実験。電子レンジ料理を食べたあとに測定された血液検査の結果、貧血と同じ症状を示す。白血球は電子レンジ料理を食べたあと顕著な増加。血液に異常な変化をもたらす事が確認された。電子レンジ解凍生野菜を食べたあとでは、コレステロールが著しく増加。●1991年ロシアのリタ・リー博士の臨床実験結果電子レンジ調理をした肉に、Dニトロソディンタノラミンという発がん性物質が発生した。 電子レンジ調理された牛乳と穀物シリアルのアミノ酸の一部が、発がん性物質に変化した。 電子レンジで解凍した果物に含まれるグルコンドとガラクトシドが、発がん性物質に変化した。 生野菜、調理済野菜、冷凍野菜に短時間強いマイクロ波を照射したところ、植物性アルカロイドが発がん性物質に変化した。 実験された全ての食べ物の食品としての価値(ビタミンB複合体、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル)が60%から90%低下することにつながる構造上の劣化現象が、顕著に見られた。ぎえーーー!!ってのけぞってしまいましたよ。要は、分子が激しく高速回転されてるうちに、物質が変性されて見かけはあまり変わらなくても、かなり違うものになってるわけですね。なんとなくザ・フライという映画を思い出してしまいました。このうち、一番怖いのは発ガン物質の発生っていうやつですが、これより衝撃を受けたのは、アミノ酸の変性ってやつです。実はこの事はかなり有名な事実らしく、例のアンチエイジングクリニックの栄養士さんの本にも、アメリカ癌コントロール協会日本支部代表の森山晃嗣さんのインタビューにも出てきました。わかりやすく解説すると、電子レンジでたんぱく質を加熱するとアミノ酸の型式が変わってしまうらしいのです。地球上にあるアミノ酸というのは「L型」で、私達の体も、肉も魚も全部「L型」のアミノ酸で出来てます。ところがそれを電子レンジにかけると「D型」に変化してしまうんですって。でも、私らの体には「D型」のアミノ酸を代謝する酵素がないんですって!!だから、まったく栄養にならないらしいんです。栄養にならないだけならまだしも、これは代謝されず体内に残ると言うのです。で、最近若い人にアルツハイマーが増えていますが、そういう若者の脳の血液の中に、なんかクズみたいなのがうようよ浮いてるんですって。このクズがD型のアミノ酸じゃないかと森山さんは語ってらっしゃいました。森山晃嗣さんのインタビュー記事ああ、こえーーーーー!!ご質問があったので追加します。冷えたご飯や食べ物を温めたり、冷凍したものを蒸したりするのにうちで大活躍してるのは、こういう小型の蒸し器付き鍋です。さぁ、アンチエイジングの鬼のみなさん、今日から電子レンジにさようなら!!アンチエイジングランキングに参加中!応援よろしくお願いします。ここをクリックお願いします!
2006年04月16日
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やばい水を見つけてしまいました。世界遺産白神山地の水です。青森県の巨大なブナの森で長い年月をかけて森林によって天然にろ過された、非加熱のナチュラルミネラルウォーター。しかも、なんと硬度0.2! しかもph6.6の弱酸性!酸素をたくさん含み、水のクラスターも非常に細かく、ミネラルはほとんど入っていないのでナチュラル水の中では「純水」に一番近いでしょうね。ちょっと贅沢ですが、これは洗顔のために買いました。顔にスプレーするともう最高です!やばいです。今まで弱アルカリ性で、硬度60とかでも肌がしっとり気持ちよかったですが、硬度0.2で弱酸性となると、これはもう格別!12Lで送料こみ1500円だったら、アベンヌウォーターなど買うより格安ですよね。ところで、昨日お肉についてぼろくそ書いてしまいましたが、じゃあ魚は安全かというと、実はダイオキシンの問題があります。ダイオキシンは魚だけじゃなく、野菜や肉にも含まれるし、これを言い出すと「もう何も食べれないじゃん!」という話にもなりかねないので、今まで話題にするのを躊躇してきました。でも、なるだけ避ける方法や、毒だしする方法もあるので、今日は思い切って書いちゃいます。ダイオキシンは、ごみの焼却などに伴い発生する猛毒物質です。大気中の粒子にくっついたダイオキシンは土壌や水を汚染します。さらにプランクトンや魚に取り込まれていくことで、他の生物にも蓄積されていきます。ダイオキシンは脂肪にとけやすいので、魚、肉、乳製品、卵などに含まれます。野菜にも含まれますが、量はわずかです。発ガン性、胎児の奇形、甲状腺機能低下などの害があると言われています。大都市近郊の海でとれる魚ほどダイオキシン濃度が高いそうです。以下、関連ページよりデータ抜粋 濃度の高かった順です。米国沖大西洋 輸入クロマグロ 10.1 大阪湾 天然コノシロ 9.1 瀬戸内海東部 天然アナゴ 8.3 関東沖 天然カジキ 6.7 東京湾 天然スズキ 6.5 米国沖大西洋 輸入クロマグロ 6.5 瀬戸内海東部 天然タチウオ 6.0 中部太平洋 天然キハダマグロ 5.1 山陰沖 天然ベニズワイガニ 4.5 瀬戸内海西部 天然タチウオ 4.4 東京湾 天然スズキ 4.3 瀬戸内海南部 養殖ブリ 4.0 これ以外にも、大問題があります。あのアンチエイジングの魚、鮭についてです。通常は鮭はさほどダイオキシン濃度が高くないですが、雑誌「サイエンス」によると北欧で養殖されたサケに、ダイオキシンたくさんが含まれているようです。次いで多かったのが北米とチリ産。養殖場で使われている餌が原因で、海の汚染物質が濃縮されてサケの体内に取り込まれているそうです。これはエサが原因なので、少しづつ改善されているらしいですが、最近知ってショックでした。スーパーではよく見かけるし、塩も添加されてなくて油ものってるから結構食べてたんですよね。これからは日本産の天然鮭にしようと思います。肉や魚は調理によって、ある程度ダイオキシンが少なくなくなりますが、乳製品と卵は残留しやすいそうです。体内に入ったダイオキシンは、小腸から吸収された後、血液とともに体中をめぐり、最終的には主に肝臓と脂肪組織に蓄積されます。1度体に入ったダイオキシンの半分が排出されるのに、7年もかかると言われてますが、そのスピードを早める方法があるのです。小腸で食物繊維と出会うと、ダイオキシンは食物繊維に吸着され、大便として体外に排出されるそうです。ダイオキシンをよく吸着する繊維は、、、(森田邦正氏 福岡県保健環境研究所による調査 一部抜粋)米ぬか繊維、白菜繊維、大豆繊維、ほうれん草大根繊維、ごぼう繊維、キャベツ繊維、にんじん繊維それから緑黄色野菜や海草類などに含まれる葉緑素には、それ自体に体内の掃除をするスカベンジャー効果があり、ダイオキシンなどの有害物質を体内から排出する効果は、食物繊維より高く強力だと言われています。野菜ってすごい、ありがたい!そして、めかぶとかも繊維も多いからすごそうですよねー!ダイオキシンは恐れすぎず、うまく排出しちゃいましょう! アンチエイジングランキングに参加中!クリックとコメントを頂く事だけが励みでやってます。応援よろしくお願いします。blogランキングに1クリック下さいな
2006年03月29日
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実はこの1週間ほど、用事で家をあけていてコラーゲンもフラックスオイルも摂らず、薦められるままにお菓子や肉を少々頂いてしまいました。あっという間に肌の調子が悪くなりました。というか若干老けました。戻ってきて2日、味噌汁復活、コラーゲン、フラックスオイル、いつもの野菜と魚、豆腐中心の食生活に戻すと、かなり調子が戻りました。やはり甘い物というのは、美肌とアンチエイジングの敵だとあらためて確信しましたよ。もちろん、たまにはいいと思います。でも最近若い女性患者さんで、お菓子中毒の方があまりに多いので、どうやったらやめてもらえるか頭を悩ませているのです。私は、別に無理しているわけではなくて、ナチュラルに和食とお野菜が好きで、甘いものを特には好まないのです。でも、考えてみたらこれは25くらいからの話で、昔は普通にお菓子とか食べていたなぁと気づきました。では、いったいいつからこうなったのかと考えると、無農薬野菜に目覚めだした25,6歳の頃からです。そしてその頃、梅雲丹という梅のエキスをしばらく食べていた事を思い出したのです。これを食べていると体がアルカリ性になり、自然と甘いものや肉食を好まなくなり、和食好きの体質に変わるというふれこみでした。結構古くからある健康食品で、梅と塩と梅核だけで出来た単純なエキスです。その頃、一人暮らしを始めた私の東京のアパートには、そういや常に梅雲丹があったなぁと今日思い出し、もしかして私が甘い物があまり好きではなくなったのは、梅雲丹の威力もあるのかなと思いつきました。これを舌に数滴垂らすと、とにかくやけに唾液が死ぬほど出ます。今、思い出しただけでも出てきました(笑)実は唾液が出るという事は、アンチエイジングにとっても重大な関心事です。唾液には若返りホルモンと呼ばれるパロチンが多く含まれています。パロチンは骨や歯の再石灰化を助け、皮膚の代謝を活性化し、シミやシワを防止する威力があります。年を取ると、唾液の分泌が減りますが、赤ちゃんはダラダラ垂らしてますよね。唾液とは、若さの泉なのです。この唾液腺ホルモンパロチンは耳下腺から分泌され、血色のいい顔、肌の張りをもたらし、若さを保つ働きがあります。ローヤリゼリーも結局みつばちの唾液だから、パロチンがあんなに多いわけなんですよね。それに唾液は口の中で細菌が増殖するのを防ぎ、虫歯や歯周病になりにくくしますし、発がん性物質の毒性を抑える働きもあります。ああ、唾液ってすばらしい!!よく噛む事でも唾液は分泌しやすいので、噛むことも大事です。ここによく来て下さる方の中には水を噛んでパロチンを出してらっしゃるツワモノもいらっしゃいましたっけ、、。意外な事ですが、実はあのパタカラを口にくわえてトレーニングしてても唾液がダラダラ出ます。人には決して見せれませんが、内心「パロチン、パロチン」と嬉しがっています(笑)また梅干しには天然のクエン酸をはじめ、カルシウム、鉄分、カリウム、リンなどの多量のミネラルが含まれ、酸性に傾いた血液を弱アルカリ性に保とうとする効果があります。牛肉100gの酸性を中和するのにキュウリなら900g必要ですが、梅干しならわずか5gで足りてしまうほどの作用があるそうです。塩分が多いのが気になりますが、梅自体にカリウムが多く含まれているので自らの塩分の高さを排出出来る特性があります。クエン酸には疲労物質乳酸を分解する働きもあるので、疲れも取れますしね。甘いものが食べたくなったら、梅干を食べたり、この梅雲丹をちろっと舌に垂らしてみましょう。不思議と、食べたくなくなります。おまけに唾液がいっぱい出て、若返りホルモンまで出ちゃいますから得した気分。梅で、お菓子断ち!&パロチン出して若返って下さい!!アンチエイジングランキングに参加中!応援よろしくお願いします。blogランキングに1クリック下さいな
2006年03月12日
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今日は珍しく予約もなかったので、お休み。友達とランチをしたあと、ぶらりと本屋へ行くと興味深い本がたくさん!思わず、たくさん買ってしまいました。その中の1冊がこれサプリメントで、肝臓を壊している人を治療院で何人も見ている事から、私は元々サプリメントには懐疑的でした。これまでも、このブログで何度かビタミン剤などの害、サプリメントに含まれる添加物の害についてはお話しましたが、、これ読むと、さらに唖然!!これに書かれているサプリメントの名称はコエンザイムQ10、ビタミンA、C、E、ベータカロチン、アマメシバ、シヨウオトギリソウ、センナ、ガルニシア、フコイダン、メリロート、ノニ、カテキン、イチョウ葉エキス、ウコン、青汁、キダチアロエ、大豆イソフラボン、チョウセンニンジン、アガリクス、カバノアナタケ、メシマコブ、プロポリス、サメ軟骨、メラトニン、蜂蜜、ローヤルゼリー、アミノ酸、マグネシウムでした。でも、書かれてる中には、そのサプリ自体ではなく含まれてる添加物に危険な物が多いだけだったり、効果が疑わしいというくらいのレベルもあります。また、書かれているのは代表的な物で、書かれてないから安心という話でもないようです。私がサプリメントに懐疑的なのは、例え自然の物だとしても不自然に濃縮してある事で有り得ないほど大量の偏った成分が体に入ることの不自然さでした。この本の中で、かなりデータがしっかりしていて、その上そのサプリ自体に、はっきりと害があることにびっくりした物をいくつか紹介します。ビタミンE2004年11月、13万6千人が参加したアメリカの心臓協会の臨床試験で、多量のビタミンEサプリを摂取すると、摂取してないグループより、死亡率が10%もUPする事がわかったそうです。この時の摂取量は、実は日本の厚生省が定めている一日のビタミンE摂取量よりも低かったというから驚きじゃないですか!!カテキン三重大学医学部の川西教授のグループが人の細胞に対して、緑茶に含まれる40倍のカテキンを与えたら、DNAが通常の2倍も傷ついたと言う。DNAが傷つけば、細胞はガンになるやすいのです。要するに高濃度のカテキンには発ガン性があるということ!!大豆イソフラボン2005年6月イギリスロンドン大学の研究で、妊娠を望む女性は大豆製品を控えるほうがいいというデータを発表。イソフラボンは確かに女性ホルモンを補い、さまざまな良い効果があるが、こと妊娠に関しては、大豆にたくさん含まれるゲニスティという物質が卵子の壁を突破しようとしている精子を衰弱させるらしい。最後のイソフラボンに関しては、こないだブログで書いたばかりだったので、追加の意味で載せました。イソフラボン自体に他にさほど害は認められないようですが、妊娠したい女性は、妊娠しやすい時期は大豆製品を控えるほうがいいかもしれません。しかし、これもサプリで大量に摂らない限り、ここまで極端な事にはならない気もしますが。とにかく、体にいいものを何でも凝縮してサプリで摂る事には、必ず弊害があるようです。どうしても摂りたい場合は、必ず品質、量、本当に必要かどうかを考えて、慎重に選んで欲しいと思います。そして、出来ればなるだけ食品から適量摂ること。これが大事だと確信しました。過ぎたるはおよばざるがごとし!!アンチエイジングランキングに参加中!応援よろしくお願いします。blogランキングに1クリック下さいな
2006年02月08日
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先日、アンチエイジング学会で、ドクターペリコーンが言っていた中に「GI値の高い食べ物を避ける」というのがありました。今日は老化を促進してしまう食べ物についてお話したいと思います。GI値とは、体に入った時に素早く血糖値を上げてしまう食品の、上昇度を指数化した物で、主に砂糖を100という基準で考えます。砂糖は言うまでもなくGI値の高い食品ですが、他にも血糖値を上げやすい食べ物があるのです。GI値の高い食品が、なぜアンチエイジングの敵かと言うと、血中で素早く糖に変わる食品を摂るとブラウニング反応が起きるからです。ブラウニング反応とは、体の組織のたんぱく質が糖分子と結びつく、糖化現象です。これは体中で起こりますが、肌の上ではコラーゲンを傷つけ、深いシワの原因になります。これらを摂ると、体内でさまざまな化学反応が起き、炎症が起こります。炎症は老化の重大な原因です。血中に大量に流れ込んだ糖質は、肌のコラーゲンの交差結合を引き起こして将来のタルミ、くすみの元も作り出すのです。また、血中の糖分は体内のミネラルと結合してフリーラジカルを発生させます。また、これらを摂っていると太りやすい状況を作り出します。特にGI値の高い、避けたい食品白いパン、シリアル、ハンバーガーのパン、お餅、コーンフレーク、プレッツェル、ドーナツ、ワッフル、ベーグル、クロワッサン、ドライフルーツ、フルーツジュース、お菓子全般、コーヒー、ジャム、ピーナッツバター、ショートニング、全粒粉でないパスタ、麺類、クリームチーズ、牛肉、ベーコンなどなどなんと意外な事に、野菜の中にもあるのです。ニンジン、とうもろこし、じゃがいも、ピクルスです。ただ、これらは繊維も多いのでそんなに気にする事はないと思います。酢と一緒に摂れば、GI値を下げる事も出来ますしね。ただし、ポテトチップスは最悪中の最悪という感じですね。どうですか?アメリカ人に巨漢が多く、老化が早い人が多いのがうなずけませんか?私もアメリカに1週間旅行しただけで2kgくらい太りましたよ(笑)あと、上には書きませんでしたが、最も恐ろしい食べ物があるのです。それはマーガリンです。これはGI値が高い以外にも怖い食べ物です。これはトランス型脂肪酸と言って狂った脂肪です。植物油を不自然にプラスチック化させてあり、体に入ると悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを低下させます。それだけではなく、こんな不自然なトランス型が、もし細胞膜の原料になってしまったら!!アンチエイジングの夢は崩壊!また、非常にアレルギーの起こりやすい体となる事もわかっています。GI値の高いものに、炭水化物があるからといって、最近流行の低インシュリンダイエットはあまり賛成出来ません。炭水化物が不足すると、そもそもエネルギーがなくなり、美容以前の問題です。GI値的には高くても白ご飯は、豆、野菜などの食物繊維、酢、みそ汁などと共に食すと、血糖値を急激には上げません。日本食はうまく出来てるんですね。また白米よりGI値が低いからと玄米が流行ですが、玄米にはミネラルが多いと共にアクも強いのです。胚芽に含まれるフィチン酸は体内の毒素を排泄すると共に大切なミネラルも排泄してしまいます。病気の時には効果が高いですが、ずっと毎日食べる物ではありません。最近の女性のパン好きにはすさまじいものがありますが、こういう食品はほんのたまーに、娯楽のために食べるに限りますよ。ビバ和食!アンチエイジングランキングに参加中!応援よろしくお願いします。blogランキングに1クリック下さいな
2006年01月28日
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アンチエイジングの鬼である私は、もう7、8年出来るだけ自然塩を取らないようにしています。こう言うと「え?」と驚かれるかもしれません。最近は自然食、健康ブームで、ファミレスでさえ自然塩を置いています。みなさんも、精製塩よりは自然塩のほうがいいと、漠然と自然塩を選んでいませんか?特に健康を心がけている人ほど自然塩をとっているのではないでしょうか?海の塩から作った「にがり」で豆腐やこんにゃくなどのたんぱく質が凝固するのは誰でもよく知っています。自然塩には「にがり」がたっぷり含まれているため、長期的に摂ると同じたんぱく質で出来た腎臓や肝臓も骨髄も、「にがり」のたんぱく質凝固作用の影響を受けるのではないかという説があります。江戸時代も塩を海水を煮詰めて作っていました。江戸時代の死因の多くは腎硬化症で、寿命は40~ 50くらいの短命。この事が塩のせいかどうかはわかりませんが、少し怖いです。びっくりしたのは、去年くらいに流行った「にがり」ブームです。確かににがりや自然塩はミネラルが豊富なので、ミネラル不足が原因の現代病や難病にはものすごく効果があります。でも、病気でもない健康な人が漠然と毎日「にがり」をとる事には疑問が残ります。にがりはミネラルが豊富なので、病気の時、短期にとればいいと思います。ミネラルが豊富な物というのは、言葉を変えればアクが強いと言う事でもあります。何事もほどほどが一番。にがりによる臓器の硬化は、まだ科学的には証明されていませんし、この件は賛否両論あります。しかし昔、長年玄米自然塩菜食主義な人々と交流があり、その人たちがみな体が硬く、顔が黒く、シワも多く、まるで仙人のような痩せ方をしているのを見て、非常に疑問を持ったのです。そのあとに、この説を目にして自分なりに合点がいったわけです。とはいえ、塩は体にとって不可欠な大事な食べ物。減塩すると無気力になり、全身のだるさ、脱力感、根気がなくなり体の不調が次々と起こってきます。 でも精製塩ではミネラルが含まれていないため、ミネラル不足になってしまいます。ゆえに私はにがりの凝固作用の取り除いてある「真生塩」か、長い年月のうちににがりがほとんど消えてなくなっている「岩塩」を選ぶようにしています。とくに入浴剤としても紹介した「ヒマラヤ岩塩」は体の酸化を最も取る塩と言われていますし、マグマの熱に熱せられて3億8千年の時を経て、にがりはほとんど存在しません。でもミネラルはたっぷり、、。ぜひお奨めです。blogランキングに1クリック下さいな参考ページ グローバルクリーン
2005年12月18日
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