ぱいぱいっザウルス

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カンガルー抱っこ


この簡単な「抱っこ」が保育器同様、
未熟児のケアに安全で効果があることがわかり、
先進国でも利用されています。

この方法は「母カンガルーケア」と呼ばれていて、
新生児であふれるコロンビアで1978年に考案され、
主に発展途上国で未熟児ケアに使われていたそうです。

父母の体を保育器代わりに利用することで、
2000g以下の新生児ではケアをしてくれる人の
胸の素肌と素肌をぴったりとくっつけて
姿勢を垂直にして1日24時間抱き続けるというものです。

最近の医学データによると、
この抱っこは出生時の成長に理想的な条件で、
少なくとも保育器同等の効果がある上、
費用がかからず、母子のきずなを深めるなどの長所もあります。

ベビースリングもこのカンガルー抱っこに近いものがあり、
赤ちゃんがおなかの中にいたときのような感覚で
安心していられるとってもやさしい育児用具です。

母乳をあげてるお母さんは、
最初赤ちゃんがおっぱいを口に含んだだけで、
あまり母乳を飲まずに苦労された方がおおいのではないでしょうか?
ママの肌に触れただけで赤ちゃんは安心してるからですよね。

私もこたつが新生児の頃、不眠不休状態で
抱っこしておっぱいあげていました。
泣くからおっぱいをくわえさせる、
寝たから下ろすと、また泣くのでおっぱいを。。。
なんてことの繰り返しで産後心身ともに大変でしたけど。

いずれは手元を離れていく我が子ですが、
いつの時代も親はこんな大変な思いで子供を育てたのかと
つくづく実感しました。

産むのも大変だたけど、育てるのはもっと大変ですね。



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