Ruby 0
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久々に、抹茶を買った。茶道なんかと関係なく嗜好品として抹茶を飲み始めると、だんだんとおいしいものが飲みたくなって、どんどん高いものに走ってしまうのでしばし控えていた。しばらく間を空けたので、比較的低いところから初めても大丈夫かなと、【茶道具】【抹茶】最萌の香 40g缶 (1,575 円) を買ってみた。以前、【茶道具】【抹茶】妙月 40g缶 (2100円) を買ったときに、次のようなレビューを残していた。価格の割にいい味だし、まとまりもある。コストパフォーマンスを考えて、星4つ。甘みの点や色合いの点からいうと、高級なランクのものにかなわないが、これより安い物しか飲んだことがない人が飲んだら、かなり満足できるレベルじゃないかと思う。高いものばかりじゃ辛いし、気軽な常飲用にある程度飲めるレベルのものが欲しい、という用途にもある程度いける。そこで今回は、もうワンランク落として、「最萌の香」にしてみたのだが、まずくはないのだけれど、このレベルだと、もはや満足できないようだ。銘柄が同じだと、価格相応の差がある。銘柄が違うと、高くても、まったく好みに合わない場合もあるし、価格だけで決められないけど。食料品の場合、例えば肉ならば、最高級品からゴミみたいな肉まで、調理の仕方でいくらでもおいしく食べる方法があるけれど、抹茶のようなものの場合、茶の点て方で多少の変化が付けられたり、味の素を分からない程度に入れて深みを出すとかインチキもできないことはない。あれこれやってみたが、やっぱり限界がある。ということで、それなりの味を求めると、それなりの値段になってしまう。お湯の温度に関しては、抹茶をおいしく飲むために を書いた時期にいろいろ試してみたりしている。抹茶と青汁 では、抹茶に青汁の類を足したらどうなるかとかも試したし、コントレックスでお茶を点てる とかもしてみた。やっぱりお茶は硬水ではあまりおいしくない。軟水の方がよい。お茶は日本の水で飲む方がうまい。ちなみに、今は、水道水の汲み置きを使っている。「最萌の香」といっしょに【茶道具】【抹茶】松柏 40g缶今日庵鵬雲斎大宗匠御好も買ってある。小山園抹茶は、蓼食う虫も好き好き、いかん、高けりゃうまいってもんじゃないけれど、まとめ買いの抹茶を一通り味わって あたりで試していたが、もう少し、別の銘柄も開拓してみるかなと思う、今日この頃。
2009.06.07
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キャップをまわして締め直し、抹茶の粉末が下に落ちたら、ペットボトルを振る。それで、抹茶ドリンクができあがるというのが「京かおり」。以前に記事だけ見つけておもしろいなと思って忘れていたら、楽天に「京かおり」を扱う シュワ!美味しい飲料 というショップがあった。「高級抹茶ドリンク 宇治抹茶」というのが別にあって、「京かおり」とくらべて 約2倍の濃い抹茶ドリンクになっているようだ。これらの北アルプス、安曇野の天然水を使った抹茶ドリンクの製造元は 茶匠井六園。
2007.02.11
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この本わらび餅はとてもうまい。甘いものはしばらく控えるんじゃなかったのという声をよそに食べてしまいました。本物の本わらび粉を使っているらしい。とても上品な味。食感もとてもいい。んー、そういえば、わらび餅は安っぽいやつでも満足してしまうぐらい好きなので、こんな物食べて、私がまずいというはずもない。そして、もちろん食べた後には抹茶ね。京都の和菓子:本わらび餅と抹茶本わらび餅の少量パック簡易包装少しだけ食べてみたい人にオススメ 1,284円ダイエットのことを考えると、あんまり、こういうものでおいしいものを見つけるとよくないかもしれない。。。。最近、なんだかんだで甘いものも食べている。増えた分は戻したから、月末までにノルマを果せそうな感じはするが。
2006.12.22
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いちご抹茶大福が届いたので早速食べる。んー、おもしろい味ではあるものの、これは微妙かもしれない。いちごはみずみずしくて、おいしいとは思うけれど、水分が多くなった結果として、餡の甘さが薄まってしまう。ここは餡がうまいんだから、そのよさを苺の水分が多すぎて、ちょっと薄めてしまう結果になっているかもしれない。やっぱり微妙なところかなぁ。ま、ある意味キワモノだからな。栗抹茶だいふくの方が純粋にうまいといえる。けど、栗抹茶だいふくはいまやってにゃい。いちご抹茶栗抹茶抹茶くず便り無上
2006.12.05
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明日は月末だからあれこれ済ませなければならない。なんか慌ただしいなぁと、ちょっと苛つく。テレビを止めて部屋を静かにして抹茶を点てる。少し抹茶の量を多くして濃くしてみる。このところ、気分によって多くしたり少なくしたりしている。抹茶を点ててぐいぐいと飲む。気分が落ち着いてくる。ん、眠くなってきてしまった。仮眠をとることにする。利休セット無上
2006.11.29
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宇治茶 伊藤久右衛門で抹茶を注文した。2本+増量サービス1本で6300円1本あたり2100円なので、抹茶の質からいってかなりコストパフォーマンスが高いので買った。30g 2100円の抹茶を買うなら、これの方が絶対よい。リンク先に行くと、4300円で2本のものもある。さらに茶筅もボロボロになってきたので新しいものを買ってしまった。これでは敵の思うつぼではないか。さらには、愚かにも苺抹茶だいふくまで買ってしまった。ますます敵の思うつぼではないか。。。。茶筅 80本立て 1,050円いちご抹茶だいふく 6個 1,512円いちご抹茶だいふくは、賞味期限が 3日間(出荷日含む)しかない。着いたらばばばと6個だ食べないといけない。そして、今度はダイエット食品ですか?頭悪すぎます。マッチ・ポンプ市場とこれを言う。わかっちゃいるけど止められない。エステ仕様の「ダイエットクッキー」チアシードクッキーいや、今回は、さんきん楽天支店 で、野菜類を大量購入してある(ここは届くのは遅いが安いと思うのと、何せ腰が悪いので重いモノはまとめて注文しちゃう)。リンゴはラカントSをいっぱい入れて甘く煮るだよ。リンゴ1個 81Kcal だからいっぺんに 4個分だべても 324 Kcal。カロリーメイトよりカロリー少ない(ふつう、4個もいっぺんに食えないし)。生ものの野菜を大量購入すると、腐らせないように必死に食うwたまねぎはくさいノンカロリー炭酸飲料わけありリンゴ 5Kgノンカロリー甘味料
2006.11.28
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前歯が折れてめげている最中。ダイエットの一次目標を達成したところで、自分へのご褒美に買った甘いものを食べて気を紛らす(正確には、昨日届いて食べ始めていたんだけど)。やっぱり、宇治茶伊藤久右衛門のものはうまい。これはほんとうにお勧め。抹茶風味もピンからキリまであるだろうが、使っている抹茶の質が比較的よいので、よい味になっている。今回注文したのは、次のようなもの。ダイエットしているにも関わらず、そんなに甘いものを食べてもいいのか?いいのいいの。我慢するときは我慢して、食べるときは食べると。その方がダイエットが長続きする。今回買ったのは、これ。詰め合わせになっているから、あれこれ食べられる。とりあえず、プリンと大福を食べた。うまい。大福は栗が入っているやつの方が好きだが、これはこれでうまい。一緒に頼んでおいて、あんみつ、葛湯、葛餅も食べる。幸せになる。むちゃくちゃうまい。あんみつの白玉も捨てがたいが、やっぱり葛餅が好きだな。葛餅は大好物。あと冬はやっぱり葛湯。締めはやっぱり抹茶です。『無上』はそこそこよいランクの抹茶だと思う。満足、満足。大満足あぁ、ちなみに、これだけ甘いものを食べる日は米などの炭水化物は一切取らない。さすがに、これに米1合食べて、おかずも食べたら速効で太ると思う。加えて、ぜったいコンビニ弁当なんか食べちゃいけない。こういう日は、いくらおなかがすいてもダイエット系の食糧を食べるだけ。さらに、翌日も控えめにするが。虫歯になろうが、何しようが、とにかく甘いものなしでは人生がつまらなくなるので、どんな努力でもするのであった。そこまでして食べたいんだよー。食事代わりに甘いものを食べる1日であった。そういえば一昨日、恵比寿にいったときに、東口からちょっとのところにあるたい焼き屋さんにいった。評判がいいとかいうのを聞いたので打ち合わせの帰りに寄ってみた。たいやき ひいらぎ(恵比寿) だな。これはこれでうまいこととは思ったが、形を整えるのにはさみでちょきちょきやらんでいいよぉ。パリパリしてるのがはみ出ていたら、それはそれでうまいはずじゃん。切らなくていいよぉ。正直、たい焼きは、的屋の兄ちゃんが焼いたいいかげんぽい、ジャンクでちょっと、これ生焼けっぽいよぉ、しっぽになんかあんこ入っているはずないじゃん、というのが好きだったりする。たい焼きは自分の中では、ジャンクな分類なので、ジャンクはジャンクがいいの。やっぱり、ひいらぎのたい焼きを食うなら、宇治茶伊藤久右衛門のものの方が満足度が高い。あぁ、そりゃ、その分、高いものね。
2006.11.19
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農林水産研究 WWWサーバ で「抹茶」を検索してみた。てん茶原葉の厚さは200μm以下が良い ということがわかった。しかし、抹茶を買う人は、てん茶原葉の厚さを見ることができない。抹茶は価格が高いし(生産者から見たら、利益率が高くなってよい製品だと思うのだが)。しかし、一般消費者は買うときにはバクチを打たなければならない。抹茶の原材料名は、ひとこと「茶」だよ!原産地は「日本」だよ!こんななめた原材料表示はあるだろうか。買うときに原産地(県名)、使用茶葉等の情報を表示するようにすべきじゃないだろうか。茶はブレンドするのが普通であっても、ざっくりとであっても、どこのものを何パーセント等の表示をしてほしい。体に直接入れるものなのだから、何かがあったときにそこの県のものを避けるとかいった行動を起こすこともできない。このままだと、もし、どこかの抹茶に問題が出たとき、抹茶全体がダメージを受けることになると思うんだが。農林水産省も、そうしたところに業務指導を入れてほしいものだ。まあ、研究所には関係ない話だが。最近、こうした研究所の類の情報開示が高まってきたのは、とてもよいことだと思う。昔からやるにはやっていたのだろうけど、プレゼンスが低かったのもあるかもしれないが。過度に一般消費者をこのような研究所が仮想サイト訪問者に想定するとよけいなコストがかかってよくないが、一部は、国民の理解を受けるため、そして説明責任の一旦として一般の利用者の目を意識してもよいと思う。RSS を出しているのは、地味であっても、よいなと思う。RSS(RDF Site Summary)を活用した新たな図書館サービスの展開 ―OPAC2.0へ向けて― なんてものも見つかる。独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産装置研究所 なんてものをまた見つけた。いったいいくつこういう組織があるんだろう。。。。農林水産業は、今は地味で衰退産業の象徴な感じがするが、実はバイオ産業としてとらえると、これからの分野なのだよな。だから、農林水産関係はもっとがんばれと思う。食は生活にもっとも密着した部分なわけだし。農林水産省 も下の組織がバラバラありすぎて、あちこち見ないとわからないし、バラバラなことをやっているからひとつのことを知りたいと思っても途中でいやになる。行政と啓蒙はまずはっきり分けるべき。啓蒙は個々の地域事情に関わることは地域でやってもいいが、国民全体に関わることは、バラバラやらんとちゃんとまとめてほしい。ふと考えてみたらトレーサビリティーとか食品の製品分析とか考えてみても、農業はハイテク産業として位置づけることができるはず。なのに、マイナーなイメージになってしまうのは、やはり農家/生産者優先でそちらに向かい合っている部分/イメージが前面に出てしまっているからなんだろうか。
2006.09.28
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飲み残しの麦茶に飽きてきたので、やっぱり抹茶を買ってしまった。あいや のを飲んだことがなかったので「妙月 40g缶」 2,100 円を買った。妙月 40g缶けっこうまともな味。30g 換算だと 1575円。コストパフォーマンス的に妥当な線かな。若干苦味・渋みはあるものの、いやな感じではない。普段使いとしては十分か。とりあえず、また機会があれば買ってもよいと思えるレベル。このところ口に合わないものばかり飲んでいたから多少判断が甘いかもしれないが、コストパフォーマンス的には小山円系のものとそう劣らないかなと思う。やっぱり、ある程度まともに飲めるのって 30g で 1500円くらいからなのかなぁと改めて思う今日この頃。ただし、1500円以上出しても、うまくないものがあるので値段だけでは決められないが。それに加えて思うのは、安くてうまいものを探し回るより、まずある程度高いものを買って、そこからどこまでそのブランドで安いところに落とせるかとやったほうが効率がよさそうということ。
2006.09.19
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「ココアがピロリ菌に与える影響」のページに、見出し他の嗜好飲料にもピロリ菌殺菌効果はある? という項目がある。このグラフがすごいグラフ。縦軸にピロリ菌の生菌数がとってあるが、これを見ると一瞬ココアがすごいと思えるのだが、106と103では誤差の範囲に収まりそうな...。ということで、お茶も、ココアとほぼ同様のピロリ菌の殺菌効果があるようなので、抹茶でも同様の効果がありそうだ。胃病の主犯として注目されるピロリ菌胃の中に住むピロリ菌が潰瘍の原因?ココアがピロリ菌に与える影響ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍と密接な関係があり、特に日本人は40代以上の7割、30代の4割以上が感染しているとも言われている。
2006.09.05
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その場でブレンド!緑茶ペットボトル特許出願中らしい。完全密封されたキャップの中に新鮮な宇治抹茶が入っていて、キャップをまわすだけで、その抹茶がミネラルウォーターの中に落ち、混ぜるだけであっという間に緑茶が出来上がってしまうのだ。この技術、抹茶だけでなく、他にいろいろ応用が利くだろうから、そのうち変なものが出てきそうで楽しみ。茶葉を最初からそのまま入れておくと、色も悪くなるし、渋みが強く出てしまうから、それを防いで飲むときに混ぜられるようにという発想なのだろう。飲むときに混ぜればそれが防げて、食物繊維もとれて体にいいと。しかし、2005年06月のニュースだが、未だに一度も見たことがない。
2006.09.03
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笑える抹茶研究 では、ピルクル・ブレンド研究所を見つけたが、今度はまじめな 京都府立茶業研究所。お茶の生産の状況などが分かる。また、ビタミン含有の比較などもある。抹茶はパセリ、レモン、トウガラシよりビタミンCを多く含み、ビタミンB2は豚肝臓や干しイワノリ、干しシイタケより多く含み、ビタミンAも豚肝臓やウナギより多く含んでいる。ビタミンE、ビタミンK、食物繊維も多量に含んでいる。テアニンの効用なども、次のようにまじめに説明されている。テアニンを摂取すると脳波にα波が出現し、リラックス状態を示すことや、カフェインの興奮作用を抑制することが報告されています。また、記憶学習能力への影響やアルツハイマー型痴呆症予防にもその効果が期待されています。これらのことから、テアニンは人の「脳」や「心」に作用する成分であるといえるでしょう。カテキン類については、次のような作用があることが分かる。抗ガン作用抗酸化作用血圧上昇抑制作用血糖上昇抑制作用体脂肪蓄積抑制作用抗菌作用虫歯予防作用抗ウィルス作用消臭作用抗アレルギー作用消失が危惧される宇治在来種 みたいなことも分かる。宇治在来種は、わが国の茶の育種に大きな影響を与えてきましたが、近年、宇治在来種の分布地域では、農地の宅地化や優良品種化によって、在来種の数が急速に減少しています。特に、歴史的に古い在来種茶園が集中している宇治市では、1960年当時150ヘクタール近くあった面積が2000年には約20ヘクタールにまで漸減してきており、その消失が危惧されています。茶業研究所のあゆみ などを見ると、大正8年に設立されたまじめな研究所であることがわかる。だけれど、茶業研究所のあゆみの下の方を見るとやっぱり「茶の葉ジャム」とか奇妙なものを作っていたりする。みるからにまずそうだけど、食べると案外うまいのかも知れない。まじめにやっても変なものが必ず出てくるのが笑える。まじめに茶を使った試作品を作っているうちに、人には見せられないようなものをたくさん作っているに違いない。見てみたい。まじめなコンテンツよりうけるに違いない。
2006.09.03
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同じ抹茶を使っても入れ方によって味わいも香りも変わるだろう、とは漠然と思う。それをできるだけ意識してやるために温度計を購入して、お湯の温度に気を配って抹茶を入れようとあれこれ試している。水からお湯へお湯の温度の前にまず水。軟水のミネラルウォータを使うという手もあるが、いつでもミネラルウォータでというのは贅沢な気がするし、第一買いに行くのも面倒。通販で買ってしまうと言う手もあるが、やっはり、水にお金をかける分、抹茶にお金をかけたい気もする。ちなみに以前に硬水のコントレックスを使ってみたが、やはり合わなかった。ということになると、同じ水道水でも一工夫してみる必要を感じる。まずは、くみ置き。水道水をすぐに沸かすのではなく、あらかじめ水をくんで1日おいたものを使う。塩素が少し飛んで軽き臭さが多少は和らぐだろう。加えてお湯を沸かすときには沸騰してから数分間火を止めずに沸かしておく。有害物質のトリハロメタンも10分以上煮沸すればほとんどなくなるようだ。ただし、沸騰直後に火を止めてしまうとかえって危険らしいので注意する。水は一晩くみ置き10分以上沸騰させる抹茶は何度で入れるとうまいのかカテキンが80℃以上で溶け出すらしいので、渋みや苦みが強くてという抹茶の場合は、低めの温度がよかろうと単純に思いこんでいた。しかし、湯の温度が低ければ甘くなるというものではない。旨みや甘みの成分のアミノ酸が溶け出すのが 60℃あたり。そうすると、60℃以下では、このアミノ酸の効果を出すことができなくなってしまう。あまり低い温度で入れよりも 60℃以上で入れた方がよいということになる。そうすると、60℃~80℃あたりが甘みを味わうのにはよい温度ということになる。そして、カテキンやカフェインは80℃以上溶けるようなので、眠気醒ましに飲む場合は80℃以上がよい。実際に温度を測りながら入れてみると、はやり 65℃ 以上の方がお湯を注いだときの香りもよい。あまり温度が低いと香りを楽しむことができない。香りは60℃近辺よりも70℃以上の方が強く出るような気がする。グラグラ沸騰している湯を注ぐとどうなるか、改めて試してみると、あぁ、やっぱり苦みと渋みが強く出る。香りも苦みを感じさせるような香りが出てきて、あまり温度が高いと甘い香りでなくなってしまう。しばらくの間、65℃~75℃あたりを中心に攻めてみることにしよう。
2006.09.02
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あまり気に入らなかった抹茶を少しでもおいしく飲めるように、抹茶を点てるときの湯の温度に気を配ることにした。そこで登場する秘密兵器。放射温度計ちょっとマニアックで高いけれど(5800円)、とっても優れもので気に入ってしまった。この温度計を使って、どの温度で飲めば一番自分の好みになるのかを確かめるのだ。しかし、こうやって書いてしまっては秘密でも何でもない、というオチはよくあること。沸騰し始めて泡が立ち始めたころの温度を測ると 80度程度。火を止めてちょっと冷ますと70度程度。茶筅を振ると 50~60度程度。みたいなことになっていた。完全に沸騰させて少し冷ましたお湯と、沸く途中のお湯とでは、同じ温度のとき抹茶の味わいは変わるのだろうか。ちょっとメモをとりながらいろんなパターンで試してみようかと思う。ちなみに自分の体の温度を放射で測ってみると部位によって何度も温度が違うと言うことが分かった。赤外線センサーみたいので色つきで表示された体のイメージ。手のひらだとか顔だとかは比較的温度が高いけれど、腿のあたりなど意外に低い。冬場になったら手足が冷えているときの温度も見てみようかな。部屋のあちこちを計測してみたりする。ノートPCの排気口は 45度程度あった。キーボードを測ると何気に40度ある。熱の固まりだ。こういうもので遊んでみると、熱センサーを知覚の中心とした動物が生きていけるのも分かる気がしてくる。
2006.08.31
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しばらくの間、あまり好みに合わない抹茶を飲むことになるので(ストックがはけるまで)、少しでもおいしく飲むために、抹茶に注ぐお湯の温度を調整しながら試してみることにした。が、お湯の温度は感覚的にはなかなか細かい調整がきかないので、思い切って温度計を買うことにした。注文したのは、接触と非接触の両方で温度が測れるもの。ちょっと高いなぁと思ったのだが、パソコンの温度を測ったりするのに非接触で温度が測れると便利だから両方に使えるものをと思って買ってしまった。早く届いて欲しいな。理屈上は、温度が低い方が苦みや渋み(タンニン等)が溶け出さないから、低い温度で入れた方がよかろうと。だが、温度が低い方が泡の立ち方は粗くなるので、すすったときの感覚がまた違ってくる。細かい方がクリーミーで口当たりがよい。泡のきめ細やかさは、一通り茶筅を振ったあと、茶碗の底から浮かせた状態でさらに茶筅を振るときめ細やかな泡ができやすいようだ。
2006.08.29
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「初昔」に続いて「瑞香」も開けて飲んでみた。どちらもいまいち苦みの度合いが口に合わない。「瑞香」は 20g 1365円なのである程度のレベルなのだが、どうも深みと足りないし、期待する甘みが出ていない。そうすると「瑞香」の上の「妙香」もダメかな。この際なので「妙香」も開けてしまうことにする。残念だが妙香園のものはすべて自分の口に合わなかった。好みは人それぞれなので一般的なレベルからするとどうなのかは分からないが、高い価格帯のパフォーマンスがそれほど高くないような気がする。ここのは、パッケージはきれいだし、金箔入りなんていうもの(妙香)あっておもしろいのだが、見かけ倒しって感じになってしまっているかな。「慶知の昔」がまだ残っているので、色を並べて比べてみてみると、やっぱり鮮やかさが全然違うし、茶を点ててみても、違いは明白。「慶知の昔」の圧勝。すすった瞬間に違いが分かってしまう。値段は「慶知の昔」の方が高いが(20g で比べると 1890円 : 2,310円)同じ価格帯の「松花の昔」(20g 1,890円) と比べても「妙香」は明らかに劣っていると思うし、それより下の価格帯にも負けている。負け組妙香瑞香勝ち組慶知の昔松花の昔妙香園のものを買うならば、どの価格帯でも お茶茶道具十菱 で小山園のを買った方がいいかな。残酷な比較ではあるが。ということで、このところちょっと抹茶に関しては満足度が低い。ストックも当分の間持つだけの量ができてしまったので、しばらくの間は、それでもいかにおいしく飲むかを追求しようかと思う。
2006.08.27
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統計局・政策統括官(統計基準担当)・統計研修所 なるものがある。統計データ などもここからのリンクを見ると分かりやすい。うちの家計は他と比べてどうなのか知りたければ、家計調査 など見ればよいし、国勢調査の結果ってどうなのと思ったら、国政調査 のページを見ればよい。人口の年代別の分布や男女比を見たければ人口推計。統計データFAQ を見るとどんなものがあるか分かりやすいか。[第3章●インターネットはこう使う] 統計局のサイトを使う には次のように書かれている。Googleで検索する前にここで調べるのはどうしてかというと、理由はふたつある。ひとつは、データの信頼性である。Googleで調べた有象無象のサイトでの数字の信頼性はさまざまだ。だからどうしてもウラをとらないと怖くて使い物にならない。政府発表の数字のすべてを信じるわけじゃないけど、ある程度の「堅さ」はあるはずだ。たしかに、そうだなと思う。ちゃんとした数字が知りたければ、やはり原典にあたるのがいいと思う。統計データ・ポータルサイト 。これは、マイクロソフトの事例として取り上げられている 。 平成15年当時、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、韓国等において、既に統計データ・ポータルサイトは開設されていましたが、各府省の統計データを横断的に検索できる機能を提供している国はアメリカしかなく、同ポータルサイトはこれに次ぐものとなりました。ということで、平成 16 年 1 月から運用が開始されている。しつこく、ここでも「抹茶」で検索してみる。やっぱり、生産高を見ても抹茶は分からないし、小売価格指数のようなものを見ても、茶類、緑茶(番茶)緑茶(せん茶)、紅茶、茶飲料となっていて独立した項目がないので分からない。抹茶というのは、実体がつかみにくい品目のひとつなのかもしれない。こういうデータは農林水産省の「茶統計年報」、「工芸農作物統計」及び「作物統計」、「農林水産統計」を見るのが正解のようだ。日本一の抹茶の里 あいち西尾、~西尾は、てん茶生産量で国内一、ニを争う日本有数のてん茶生産地です~ ということなので。ただし、これもやはり、てん茶の生産量までで抹茶の生産量ではない。碾茶(てんちゃ) の生産量では飲料として使われている抹茶の量は分からない。お菓子等で使われている量がばかにならないから。ついでに、“静岡抹茶”海外へ 独特の技術で高い香味 北米、仏に売り込み。生産量=国内消費ではない。さあ、国内で純粋に飲料として消費される抹茶の量はいったいどの程度なのだろう。謎だ。大根おろしの消費量を探るようなものなのかなぁ。そういえば、なるほどデータ for きっず などというものもある。これは、子供向けとはいいながら、統計=数学=鳥肌という人にはこちらがぴったり。ばかにするなという人は、名目賃金と実質賃金の違いを説明してくださいませ。基準時の平成12年の賃金が10万円、平成13年の賃金が12万円、平成12年から13年までの1年間の物価上昇率が10%であったとすれば、平成13年の実質賃金はいくら?読み終わったときに答えられなければ、for きっずへ。答えは、 12万円-(10万円×1.1-10万円)=11万円。「全数調査とサンプル調査を説明してください」。分からなければ、やっぱり for きっずへ。家族の年齢が、父38歳、母38歳、姉14歳、妹10歳である場合には、家族の平均年齢は、 (38歳×2人+14歳×1人+10歳×1人)÷4人+0.5= 25.5歳となります。0.5を最後に対しているのはどうしてでしょう。分からなければ、やっぱり for きっずへ。ちなみに、その程度は大丈夫だという優秀な人は、How to 統計 という高校生向けの統計学習サイトがあるのでそこを見てみるといい。最後に、独立行政法人 統計センター なるもの。実際のところ、ここが下請け機関(あるいは天下り先なのかな)として統計実務を行っているのだな。ところがさらにここから、さらに丸投げ再委託とかしてもんだいになっていたりして。再委託についてのやりとりもあるな。
2006.08.26
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安い抹茶に青汁を少し混ぜたら飲みやすくなるかなという実験の続き。茶杓を上下逆さにして細いところに薄く 2cm 程度で 2杯。その程度で飲めば、いいのかなという感じ。1杯でも多少違いが出るが 2杯入れると甘みが出て苦みが弱まるような感じがする。しばらく、そんな感じに安いやつは始末することにした。それにしても、3種類の青汁の粉末を買って抹茶とのブレンドに使うことにしたのは1種類なので、あとの2種類の処理をしなければならない。これはもうひたすら飲み続けるしかないので1日 1.5リットル程度水に溶いて冷蔵庫で冷やして飲み続けることにした。期せずして健康的なことをすることになってしまった。こういう状況で安いものを飲み続けるのもおもしろくないので、もうワンランク上のものを開けることにした。初昔 20g 945円30g 換算だと 1418円程度なのである程度のレベルかな。色、香りは下のものよりもよいがまだまだ高級感はない。茶筅で泡をたてたときの泡の色はそこそこきれい。だが、普段使いの延長線上か。飲んでみると、安っぽい渋みは感じられず、悪くはないのだけれど、これといってよいというところもない。まだ、あえて人に勧められるような域には達しない感じ。残るは、「瑞香」と「妙香」。両方とも 20g で 1000円を超えるものなので、さすがにある程度の味であることを期待しつつ、とりあえずは開けたものをすべて飲むまで我慢することにしよう。
2006.08.24
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抹茶に青汁を入れるとどうなるかについてテスト中。高い抹茶は若干、青臭さがあるような気がするので、やすい抹茶に青汁をいれたらどうなるかということ。使った青汁の粉末は、高い抹茶と安い抹茶、そして青汁に書いたもの。桑の葉の青汁は、粉末の色が茶色系統に近いくすんだ緑なので、色合が悪いので失格とした。ケールを使った青汁は繊維質が飲み終わった後に茶碗に残るので失格とした。ということで残ったのが大麦若葉の青汁。もう少し詳しく感想を書いておく。味的には、桑の葉は若干の甘味を付けるのに役立ちそうなのだが、いかんせん色がよくない。桑の葉の青汁を使うと、とってもやすいお茶の色になってしまう。やっぱり、色がよくないのはダメ。できるならきれいな緑を作ってくれるようなものがいいし、青臭さも足りない。逆にいえば、桑の葉の青汁は癖が少なくて飲みやすいかもしれないが、おもしろみにかける。桑の葉青汁粉末 100g、980 円ケールの青汁はやはり癖が強いし、繊維質が気になる。飲み終わった後、泡といっしょに繊維質のものが残っているのを見ると、見た目的にいかんなぁという感じ。青臭さの点と色のでは一番なので若干捨てがたい気もするが後味もあまりよくない気がするのでアウト。ケール粉末 85g、980 円 大麦若葉は、両者のちょうど中間的な位置になるだろうか。色の点では桑の葉よりもきれいで、ケールと同じ程度。青臭さはそれほどないがお湯を入れると甘い香りがする。ただし、大麦若葉をメインにして抹茶をいれて茶筅でかき混ぜても泡がたちにくいし、泡の質も粗いものになる。抹茶メインで大麦若葉を入れると苦みの強い抹茶でも苦みが柔らぐような気がする。飲み終わったあとの繊維質は若干気になるがケールほどではなく、まあ許容範囲内。大麦若葉粉末100% 85g、980 円全般的にいえるのは青汁にお湯を入れて飲むと飲み終わった後の感じがすっきりしないということ。すっきりしないものがあるのだ。お腹もちょっともたれるという感じ。ということで、できるだけ少ない量で効果を得るようなブレンドにするのを追求することにした。それから青汁を入れると深みが出るか?これは好ましい深みにはつながらないようだ。やっぱり入れるとなるとグルタミン酸かなぁと、味の素を数粒入れてみたが、これはダメ。感じかたは人によって違うだろうが、小さいかけらを数粒いれただけでも、あぁ入っているという感じになってしまうし、飲み終わった後にも口に残る。自分には味の素だと強すぎるので、昆布の表面についている白い粉をほんの少しだけ落とすというのをやってみるかなぁ。昆布茶があるんだから、これも相性は悪くあるまい。かくしてやすい抹茶をいかにして飲むかの試みは続くのであった。素直においしい抹茶を飲みたければ、30g 1500円以上のレベルなのかなと思う、今日この頃。その近辺だと当たり外れと好みで分かれ、1000円を下回れば、やっぱりこれはやすいでしょという感じがほぼ明確になる。2000円を越えるあたりからは、どうあがいても高級でしょという味になる。だいたいそんなところなのかな。さて問題なのは、大量に購入してしまった(85g+85g+100g) の青汁粉末たちだ。3つとも開けてしまったので、当分の間、毎日青汁を飲みつづけなければならない。とっても健康になってしまいそうだ。。。。というか、たたでさえ抹茶で食物繊維はとっているんだから、お腹壊しそうね。
2006.08.22
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常磐の昔 20g 630円高い抹茶と安い抹茶、そして青汁 でとりあげた妙香園の「宮の森」と「葵の白」は、これはこれで飲み慣れてしまうとそう悪くはないなという感じ。だが、やっぱり物足りないというかなんというか。ということで飲み終わるのが待ちきれないので、もう一ランク上の常磐の昔を開けてしまうことにする。20g 630円なので、このところ飲んでいたものに比べるとグレードが低い。けど、少し安いものを飲んだ後なのでおいしく感じだろうかと試してみる。で、飲んでみた感想として、微妙かな。宮の森や葵の白に比べると若干落ち着きが出てきたように思えないことはないが、やっぱり、まだこのクラスだと色も味もまだまだ。香りも不十分だし、口に含んだときの甘さの広がりもない。分類としては普段使いのクラス。お客様にどうぞという感じではない。価格とのバランスを考えるとこんなものなのかなぁ。妙香園のは、これまでのところ、もう二度と買わない × というような感じでもないけれど、また買いたい ◎ のレベルには届いていないかな。安くてこれはうまいというのは、やっぱり探すのが難しい。片っ端から飲んでいくしかないのだろうな。「抹茶の質」についてちょっと調べたいと思って Google で検索してみたら、ダメだぁ。こんなページがトップに出てきてしまう。調べものをしようとしたときにいいものが上位に来てくれない。Google の検索ってこういうものを調べるときに案外役に立たない。やっぱりブログを除いた検索がしたい。goo でブログフィルターをかけて検索してみる。だめじゃん。goo のブログフィルターは期待していたのだけれど、ショップもはずして欲しい。でも、数が減ったおかげで、2ちゃんねるに 抹茶について語るスレ2服目を見つける。「畳のような味」という表現を見つけて笑う。捨てるのはもったいないときは「牛乳プリンに粉をかけろ 」というのもいけそうだ。「濃茶をたてる練習にココアを使うとネットリ感と艶を出すコツをつかめて、いいらしいね。 」なんていうのもおもしろい。喫茶用の販売量では恐らく丸久小山園ではないかな。歴史という点では室町時代の宇治七園から連綿と続く上林春松が断トツ。他に、宇治では一保堂、美好園、山政小山園。西尾では葵製茶とあいや西条園。八女では星野製茶。この辺りを押さえておけばまず間違いはない。 なんていう書き込みもあった。やっぱり小山園系は有名なのか。未だに抹茶のブランド系がよくわかっていないが、先日飲んでいたお茶茶道具十菱で買った小山園のはうまかった。上のキーワードで探して買ってみるかな。ちなみに、抹茶の混ぜもの等の話、抹茶の偽物鑑定について、茶の健全性評価など見てみると、じっさいにグルタミン酸ナトリウムを混ぜたりする例があるので判定方法が研究されているようだ。話は変わり、楽天の抹茶の売れ行きのランキングがあるのね。見てみると、強いのは、宇治茶 伊藤久右衛門お茶茶道具十菱。今飲んでいる妙香園はランキングに入っていないな。それにしても、グリーンティーと抹茶は分類を分けてランキング出して欲しい。純粋に抹茶でもうちょっと下まで見てみたい。
2006.08.20
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葵の白 20g 525円宮の森 20g 427円やはり、このクラスになると安いだけあって、あまり期待してはいけない。ダメということはない味なのだけれど、高いものと比べるとまず色が違う。香りが違う。味が違う。やっぱり数倍の値段がするようなものから、いっきにここまで下げると違いが明瞭になりすぎる。安いものって、どこかしら煎茶的な味が強くなる。極端な話、煎茶をミルサーで粉にして飲んでいるような感じといったらよいかな。値段と味のバランスを考えると、まあ、こんなものかなという感じかな。常に前に買ったものを少しずつ残して比較すれば順位もつけられるだろうが、あいにく、いったん封を開けたら全部飲んでしまうから、前に飲んだものと比べるのは難しい。さすがに短期間にあれこれ飲むと忘れてしまう。でも、価格と相談すると、そう悪くはない感じ。高いものと比べると、やはり、抹茶の粉の色のくすみが強い。だいたい、高いものの方が粉の時点で鮮やかな色。「慶知」がまだ残っているので、並べてみると、やはり全然色が違う。葵の白や宮の森の方がうす茶色がかかったような色。高いものは、それよりも明るい黄緑が入ってくるような感じ。お湯を少し入れて練ってみると、また、違いがはっきりする。安いものの方がやっぱり色が悪い。高いものの方がきれいな深い青緑で絵の具にでもして絵を描きたいと思えるような色なのに対して、安いものの場合は、ぜんぜんそういう気にならない。味も甘みが足りないし、口に含んだときの深みがない。ほんとに濃い煎茶を飲んでいる感じ。高いものだと濃くしても煎茶っぽくならず、若干、青臭いような感じ。安い抹茶に青汁をちょっとだけまぜるとどういうことになるだろうかととんでもないことを思いついてしまった。飲みやすい青汁よりも、青臭くて飲みにくいぐらいのものの方がよいかも。そうするとキューサイの青汁?楽天でちょっと探してみる。青汁って案外高いのだなぁ。キューサイ粉末青汁カテキンプラス体脂肪計をプレゼント!なんて見つかる。カテキンねぇ。じゃあ、やっぱり抹茶+青汁というのも悪くないわけか。で、抹茶と合わせるのでカテキン入りは不要なので、コラーゲンと合わせ技の青汁とかか。でも 210g で3040円か。上記の安い抹茶よりも安いといえば安いのだけど、実験のためにそんなものを買うのもなんなので、もっと安い奴をさがす。大麦若葉粉末100% 85g、980 円と ケール粉末 85g、980 円 と 桑の葉青汁粉末 100g、980 円を買ってみることにした。どういうことになるかなぁ。それにしても、青汁もいろんな種類があるのだな。まあ、抹茶に混ぜるなどという邪道なことが失敗であれば、そのまま飲んでしまえばいいかなと。とにかくものは試しだ。
2006.08.18
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慶知の昔 40g 4,515円松花の昔 20g 1,890円先月まとめ買いをした抹茶を一通り味わってみた。小山園抹茶は全般的にランクごとに妥当な値段がついていて、上にいくほど高級感が感じられるような味になっているし、甘みと苦みのバランスもとれている。ここのはどれを買ってもだいたい値段相応の満足感が得られる。あと残っているのは、「慶知の昔」と「松花の昔」。小山園抹茶シリーズはけっこう気に入ったので、そのうちまた買うことにして、次はどうしようかな。一番高いところをしばらく飲んでいるので、これでランクを落とすとどう感じるか。ということで、妙香園の抹茶をまとめ買いをした。中心の価格帯はだいぶ安い。高目のは金粉入りのやつぐらい。抹茶に金粉を入れると何が楽しいか分からないがそういうのも含めて買ってみた。ちなみに、先日まとめ買いをしたのは、お茶茶道具十菱というところ。ここの小山園抹茶は上述のようにけっこうまともでよかった。
2006.08.16
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喜雲(20g 税込 1,628円)あまりの暑さに我慢しきれず(どういう意味だか)、さらに別の抹茶を開けてしまった。この「喜雲」は正直うまい。やっぱり、この価格帯に入ってくると高級感が出てくる。上品さといったらよいのかな。苦すぎず甘すぎず、口に含んだときの感じがよいし、のどで飲んだときにも後味がよい。お客様に出すならこのクラスからという感じがする。抹茶をある程度飲んだことがあるなら、誰でも明確にそれなりに高いということが分かる味。ただし、あまり濃くするとちょっと口の中に渋みが残ってしまうので普段よりちょっと濃い程度で飲むのがうまいかな。同じ抹茶でも入れ方によっていろいろできるなぁというのが徐々に分かってきたが、そのお茶に最高の入れ方をコントロールすることは当面できそうもない。あれこれやってだいたいこのあたりかなぁという感じをつかんだ頃に別の茶に移るので、入れ方を研究するには、やっぱり同じ茶に固定しておかないとダメ。もっとも、人間の舌はすぐに飽きを感じるようになるから織り交ぜつつベースラインを定めてという感じなのかな。たとえば、普段食べている米にしても、それほど銘柄を変えることはないだろうから、炊き方を工夫すればだいぶ味わいも変わるはずなのにそれほど研究しようとはしないものね。実際のところ、米を研いでから(無洗米なら水に浸してから)、どの程度放置して火を入れるかによってだいぶ味が違う。だけれど、あまりに日常のものなので、あえて追求しようとはなかなかできない。日常になりすぎてしまったもの=惰性と化してしまったものを、再発見するというのは案外難しい。自分にとっては、日常と脱日常を気軽に味わえるのが抹茶かな。
2006.08.06
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珠の白「小山園抹茶 鵬雲斎大宗匠御好 珠の白」と「小山園抹茶 坐忘斎家元御好 清浄の白」とではグレードがまったく同じ(価格が 20g 税込み 1,050円) で同じなので、どちらを選ぶかは好みの問題になる。清浄の白の方が苦みが少なく特長にややかけるところがあるが飲みやすい感じ。珠の白の方はやや苦みを感じるがいやな苦みではなく、飲んだ後に渋みが口の中に残ることもない。そこそこ好みに近いかなという感じもするが、あとちょっと苦みが深く、甘みが強ければという感じもする。どちらが自分にとってうまく感じるかというと、「珠の白」。価格の安い「松柏」は「清浄の白」と「珠の白」を足して2で割った感じ。渋みの質が若干安さを感じさせる反面、ちゃんと甘みもある。ということで、「珠の白」「松柏」「清浄の白」というのが自分の中のグレード。やっぱり、好みの問題は価格に必ずしも直結しないところがおもしろい。「松柏」を他の二つと比べると、質的にはちょっと劣るような感じも分からないでもないのだが、常飲用途としては「松柏」で十分な感じもする。基本的に自分の好みは軽くすっきりしたものより、苦みや深みがあるけれど口に渋みが残らないタイプのなのかな。単に渋いとか苦いとかのはダメ。淡い味の中に微妙なおもしろみを感じるというタイプではなさそうだ。コーヒーなどブラックでがんがん飲むようなことをしていたせいだろうか。弱すぎるものは今ひとつ好みに合わない。下が鈍感になっている面もあるだろうか。メリハリがはっきりしたものの方が好みに合うようだ。所詮は嗜好品だから好みに合えば良いのだな。とはいえ、この今あるものを飲んでしまったら、あとはまた高めの価格帯のストックが待っているので楽しみだったりする。極めれば、一定の質の抹茶を使えば水の質、抹茶の量、茶を点てるときの湯の温度、茶筅の使い方でかなり自由に味を変えられそうな気もするのだが、そうしたテクニックがない以上は茶を変えて味や色、香りを楽しむというものだ。ひととおりあれこれ飲めば自分の好みもはっきりとして、あれこれチャレンジしてお金を使うこともなくなるだろう。が、その一方、茶碗などに凝り始めそうな気もするが。。。。
2006.08.06
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販売期間 07月22日10時00分~07月25日23時55分限定。なんと…たった1円ミネラルウォーターのコントレックスって、今あちこちで投げ売りしているのね。キャンペーンなのか処分なのかよく分からないが。上記のリンクとは別の投げ売りで買ったものを飲んでみたが、やはり、硬水って今ひとつ日本(人)に合わないからなのかな。ダイエット水として売るしかないといった感じか。カルシウムとマグネシウムが多いようで飲んだ感じが硬い。それにしても、硬水、軟水というのは、うまい銘々だと思う。でもって、コントレックスで茶を点てたらどうなるか実験してみる。まぁ、正直なところはダメ。お茶には硬水は基本的に合わないと思った。今ひとつ好みに合わない抹茶があって、ちょっと違った感じにして飲みたいというのであればいいけれど(ちょっと深みが出るような感じにはなる)、やっぱりこれは違うなぁという感じ。コントレックスはコーヒーを入れるのならいいけれど、お茶には合わないが結論。水はその土地のものが一番合うんじゃないかな。ミネラルウォーターの類も海外で飲むときと、日本で飲むときと味が違って感じる。海外で飲むときの方が明らかにうまい。体が欲するものが微妙に変わっているせいじゃないかな。宇治がお茶で有名になった原因の一つには、やっぱりその土地の水というのもあったのだろう(今は昔とは違うだろうが)。茶どころ宇治の最後の名水 桐原水など見てみると、やっぱり軟水なのだな。やる前から、何となくは分かっていても、やっぱり思いつきでやってみたくなったことは、やってみないと気が済まないのであった。お茶を点てるときに、使う水によって明確に味が変わるということは実践で経験できた。極端なことをやると物事よく分かるのだ。
2006.07.21
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抹茶のブレンド抹茶 龍雲(りゅううん)30g 税込630円らくらく抹茶フルパック 税込3,654円)先日、静岡茶の抹茶を買ってみた。値段が安いので、とりあえずいくつかまとめ買い。高いものと比べるとやっぱり劣るなぁという感じだが、あんまり贅沢ばかりしていてもなんなので、この程度でしばらく我慢してみる。それでも先日買った 簡単便利 御抹茶 100g 税込756円 と比べると上等。でも、濃茶にすると、煎茶をしぶーく入れたときの味に近くなってしまって、このお茶は薄茶でどうぞという感じ。抹茶の量を多くして飲んでみると、そのお茶の持つ特性が明確になってくるのかな。苦みはあるけど、飲んだ後、口の中に甘みが残っているから、思ったより甘みお茶なのか。加えて、同じお茶でも、やはりお湯の温度や入れ方によっても、微妙に泡立ちや味が違うなと思う。細かい泡をきれいに作りたいなら、あまりお湯の温度が下がらないうちに入れた方がよいような感じがする。ものは試し。水と沸騰してすぐのお湯と、それぞれを茶碗に入れて、茶筅を振ってみる。水よりもお湯の方が細かい泡は生じやすいし、消えるまでの時間も長い。もちろん抹茶を入れているときのようにたくさんの泡を立てることはできない。短絡的に考えると、冷たい温度よりかは高い温度、抹茶の量は少ないより多い方が泡は立てやすいんじゃないかな。お湯の温度が高い方が泡が立てやすいとしても、温度が高い方が渋みや苦みが茶葉から出やすくなるわけだから、泡が立てやすい下限の温度で入れると甘めの抹茶が飲めるんだろうか。そういえば、お茶ってブレンドして売っているのだよなぁとふと思い、自分で、手持ちの抹茶をいくつかブレンドしてみることにした。御抹茶と伊藤園の手軽に抹茶と今回買った、龍雲。加えて、高いのを少しだけ混ぜてみる。案外、いいかもしれない。ちょっと普通に点てて飲むには何だなというレベルの御抹茶をベースにあれこれブレンドしてみると、けっこう飲めるレベルになった。安いものをベースにそれより高いものもあれこれ混ぜてかさを増すという戦法。低い方に当然引きずられることにはなるが、やりようによっては、案外自分好みの茶を作れる可能性も感じさせる。人間の味覚やその他の感覚は、それ以外の要素、例えば値段だとかブランドだとかに、左右されるいいかげんな面もあるから、高いものをほんの少しブレンドするなんていうことをするだけで気分的にもおいしく感じなきゃいけなくなってしまうのかもしれない。ちなみに、いくつも抹茶を明けてしまって大丈夫なのというところに関しては、全部冷凍庫行きにしているから大丈夫なんじゃないかなというところ。冷凍庫の抹茶のスペースがだんだんと増えてきてしまっているので、専用の冷凍庫も欲しくなってきた。かくして何かに始まる物欲というものは無限にふくれていくのかもしれない。私生活では、倒れた母の回復も好調で、システムのカットオーバーも問題は抱えつつ何とか済ませ、どっと疲れが出てきた今日この頃。今日一日は、仕事も休んで、自分のためにゆっくり休むことにしよう。「あわてない、あわてない、一休み一休み」。そんなときには、やっぱり抹茶でまったりなのであった。久々、囲碁でも打ってみる。13目でコンピュータ相手に勝負。うっ。ぼろ負け。このところ、まったくやっていなかったから、すっかり忘れている。一定度のレベルに行くまでは、こまめに続けないとダメだな。継続は力なり。まあ、これで抹茶と囲碁という、歳をとっても延々と続けられそうな趣味ができたので、そういう意味では案外近頃幸せかもしれない。あぁ、でも今日は部屋の片付けでもするかな。なんとはなしに、早朝から活動的な日なのでありました。
2006.07.05
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簡単便利 御抹茶 100g 税込756円この「簡単便利 御抹茶」は、安いのはいいのだけれど、ちょっと茶を点てて飲みましょうとはいえない品質。どちらかというとお菓子の類で抹茶風味付けに使ったりだとか、氷と砂糖(あるいはラカントSのような甘味料)を使って抹茶風味の冷たい飲み物が飲みたいとか、その手の用途にしか使えない。まともな抹茶として飲むにはちょっとグレードが低すぎる。パッケージの裏に使い方色々には次のように書かれている。ぬるめのお湯で茶筅で混ぜてお召し上がりください。抹茶ミルクにアイスクリームやヨーグルトのトッピングに天ぷらの衣にまぜたりつけ塩に混ぜたり、お菓子作りにもどうぞ1. 以外の用途としてはいいかもしれない。これまで飲んだ抹茶と比べてみると、まあ、同じお茶だとは思えないぐらいの差がある。まず見た目。青さが違う。これ以外の製品はどれもきれいな黄緑色なのに対して、これはもうちょっとくすんだ色。そして味。これはもう比べようもないので、茶を点てても同じ飲み物だとは思えないぐらい違う。安いのはいいけど、これはさすがに常用の飲茶用途としはできそうもないと思った。さすがに何倍も値段が違うものを比べてはかわいそうなのだけれど。30g で 227円程度なわけで、2000円クラスの抹茶と比べたら10倍違うのだし。というわけで、高いものはそれなりの価値があるということを身をもって知ったしだい。今のところ、安値で買えて一定の質があるものとしては、伊藤園の手軽に抹茶がいちばんかな。用途としては、上記のようなターゲットなのだけど、ちゃんと飲めるレベルにある。それでも、この抹茶に比べたら 2倍の価格だし、あんまりこのお茶を責めちゃかわいそうか。氷水にラカントSとこの抹茶を入れて飲めば、それは別物としておいしく飲めるので、抹茶風味を安く味わいたいというのであれば問題なし。あとは、煎茶にちょっと入れてみたりとか。まあ、ちゃんとしたラーメン屋さんのラーメンと、カップラーメンというようにとらえればいいか。別物としておいしくいただきましょうというところか。これはこれでありでしょうと。
2006.06.29
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抹茶もだいぶ飲み慣れてきたので、味わいの違いがだんだんと分かるようになってきた。2つの銘柄を飲み比べてみるとだいぶ違う。三木の栄 30g (税込1,365円) 緑寿 30g (税込2,520円) 三木の栄の方は薄茶用で値段も若干安い(とはいえ、それなりのもの)なのだが、値段も高く濃茶用の緑寿と比べると、渋みや苦みがやや強く、甘みや柔らかさ、上品さの点においても劣る。とはいえ、モーニングに飲むのなら柔らかくパンチに欠ける緑寿よりも三木の栄を飲みたい感じがする。逆に、まったりとしたいときには、緑寿のようなものの方が適しているような気がする。緑寿は濃茶で飲んでいるので濃いから、飲み終わった後、口の中に薄茶で飲んでいる三木の栄よりも苦み、渋みが残ってもよさそうなものなのだが、逆に三木の栄の方が苦みや渋みが口の中に残る。やはり高いものは上品なのかな。もう少し別のものも飲んでみることにしよう。抹茶は、抹茶のできるまで(裏千家)を見ても分かるが、手がかかるから値段が高くなるのだな。で、このページには、製茶の方法に違いはありません。 苦みや渋みの少ない高級なものが濃茶に、それ以外が薄茶になります。仕上茶にして茶壷(ちゃつぼ)に詰められるときに、 濃茶は紙袋詰めにされますが、薄茶はその間に詰められるお茶です。本来はこうして茶壷で届けられたお茶を、 そのつど石臼で挽いていただくのです。やっぱり、濃茶用の方が高級なものが必要なのだな。それにしても、抹茶のできるまで (あいや抹茶館)の写真を見ると、枝・茎・葉脈などを取り除き、葉肉だけにするところも機械でやっているようだが、どうやっているのだろう。篩いの類を使うのか、風を送り込んで飛ばす方式なのか、どうやっているのだろう。また、単一の茶葉だけで作るのではなく、やはりブレンドしているようだ。このブレンドするときに使う茶葉の割合とそれぞれの値段で価格を中心に決まるのかな。「抹茶のブレンダー」で検索するとヒット0。いくつかのページを見て回る。電動石臼の写真を見つけた。石臼を電動で回している。そのまんまだ。どうも「ブレンダー」で検索するより、「茶師」で検索した方がよさそうだ。茶と環境 を見ると、「茶師、香具師(やし)、ごまのはえ」という諺があるそうです。香具師は縁日などで怪しげなものを売っていたりします。ごまのはえとは、盗賊のことです。いずれの共通点も人をごまかすというとこにあります。茶師はいわゆるブレンダー、様々な産地のお茶・茶園のお茶を混ぜ合わせて商品に仕上げていく人のことです。ブレンダーの腕一つで良いお茶も出来るし、悪いお茶も出来ます。それは秘伝であるがゆえ、ごまかすことも出来るので前出の諺が生まれた背景にあります。 そして、そのごまかし部分が問題になっています。その一つが産地表示問題です。静岡茶・宇治茶と表示されていても、実は鹿児島・三重、さらには中国・ベトナムなど外国のお茶もブレンドされている場合があります。ふむ。最終加工した場所を産地と表示したりする飲食物はたくさんあるがお茶も例外ではないということか。さらにふらついていると、覆下栽培法の写真をみつけたなるほど、こうやって直射日光を遮るのか。茶摘みまでの二十日間、葭簀と稲藁で新芽を覆い守るこの栽培法は、茶のうまみのもとであるテアニンを増加させることが証明されているのです。それにしても、茶道のページを見ればいろんな茶菓子を目にすることも多いし、抹茶のページを見ていれば、抹茶を使った菓子類が目につく。非常に目に悪い。Google で「抹茶」を検索すると、3,510,000 件。「茶菓子」は204,000件。「抹茶 茶菓子」は 23,700 件。「抹茶 スウィーツ」140,000 件。
2006.06.26
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表千家御家元御好み 宇治抹茶 濃茶 緑寿(りょくじゅ) 30g缶 2520円(税込)この宇治抹茶 緑寿、まあ、これは高いだけあって上品な味わい。確かにもう少し安いものよりうまい。ただし、この質になると、一杯あたりの単価が外でコーヒーを飲むような感じになってくるから、一日何杯も気軽に飲めるようなものではなくなってくる。一日に何度も飲む用途としては薄茶で(抹茶の一回あたりの消費量が少ないし)、安いものが必要だと思う、今日この頃。毎日、毎日、茶を点てていると、泡を立てること自体は困難さを感じなくなってきた。ただし、同じような茶筅の振り方をしても、抹茶の量、お湯の量、お湯の温度の微妙なバランスで泡の立ち方が異なるので、常にに気に入った泡立ちのさせ方をできるところまで至っていない。基本的には、最初は茶筅を底に付けて、最後の方は底から離して表面でとやれば泡は立ちやすい、というのは実感できるようになった。でも泡の質をなかなか制御できない。茶筅の振り方によって、泡の柔らかさ(つまりは、泡の大きさ。小さい泡がたくさんある方が柔らかく感じる)が左右されているような気がする。しばらくすると、茶筅がフッと軽くなる瞬間に出会います。 なんていうレベルには達していない。おもしろいポイントかもしれない。こういう微妙な感じを体に覚え込ませていかないと、常においしく茶を点てることはできないのだろうな。抹茶の泡立ての極意を探ろうと、「抹茶 泡立て 極意」(なんと安易な検索か)で探すと、おうちで気軽にお茶をたのしんでみませんか?に、利休の言葉として「茶の湯の道は、定まる事無く、習いなきを極意とす。其の時のよき様子が茶の湯である。」原典に近いところを探そうと「茶の湯の道は」で検索したがヒットしない。「茶之湯 道 利休」に変えて検索しているうちに、武者小路家| 官休庵のページに行き当たる。このページ茶道用語や、茶の湯の歴史、茶席の禅語など、まとめられていていい。そのうち、じっくり読んでみることにしよう。結局、原典に近いところを見つけ出すことができないうちに、なんとなくあれこれページを見て回る。お茶の心ってなんだろうを見ているときに、ふと思う。炭で沸かした湯と、ガスで沸かした湯はどう違うのだろうかと。肉を焼くときには、炭の遠赤外線を活かしてじっくり焼くとうまい。お湯はどうなのだろう。備長炭の色々な活用法を見ると、そういえば、ご飯を炊くときに備長炭を炊飯器に入れると旨く炊けるということを思い出す。そういえば備長炭で水をおいしくするとかもあるな。ではなくて、炭とガスで湯を沸かしたときの違いはあるのかなだった。見つからないなぁ。電子レンジで、1,2秒 チンすると水の粒子が細かくなって水が旨くなるなんていうのを、前にテレビで見たことがあるのを思い出した。コーヒーも水にこだわるとうまくなる。抹茶だって変わらないはずだ。炭でも買って、うまい水を作るか、浄水器でも買うか。かくして、あまり金もかからないと思った抹茶の趣味は、どんどんと金食い虫と化していくのであった。とはいえ、コンピュータ関連に使うお金より相当に安くて済むが。。。。
2006.06.25
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毎日、抹茶を点てて飲んでいる。それなりの消費量になるので 30g 程度の抹茶だと、1週間持たない。濃茶にして飲むと倍のペースで抹茶を消費するので、いい抹茶を使うとたばこ1箱分程度かかってしまうかな。コーヒーの消費量は減ったから、それほどはかかってないかも知れないが、たばこ1箱分、喫煙量を減らすかな。たばこは日に2,3箱は吸うので減らした分を抹茶代に注ぎ込めば、健康的にささやかな贅沢ができると。濃茶用の抹茶と、薄茶用の抹茶ではどの程度の違いがあるのかなと両方買ってみたのだが、飲み比べてみるとやはり違う。薄茶用のものの方が苦みと渋みが微妙に多く、濃茶用の方が柔らかい。同じ抹茶の量で点ててみると、口に残る感じが薄茶の方が強い感じがする。目覚めのときには、薄茶用のものを濃茶で飲むといいかもしれないなどと考えてみたりする。ゆったりとリラックスしたいときには柔らかめの濃茶用のものを薄茶で飲んでみるとか、バリエーションを試してみると楽しいかもしれない。ただ、まだまだ味や香りを覚えていないので、闘茶のようなことをすれば、間違えてしまうかもしれない。人間の目や舌や鼻など、いい加減なものなのでそのときの体調によっても、微妙に違ったものに感じられるし。闘茶にはいろいろな種類があるようだが、歴史をひもといてみると、二条河原落書 (建武2(1335)年8月,鴨川の二条河原に掲示されたといわれる) には、「田楽ハナヲハヤル也 茶香十火主ノ寄合モ」(火主は、ほんとうは偏とつくりで1文字、しゅ)などの記述があり、この当時は十種類の茶を会衆に飲ませて茶の銘柄を当てるやり方が流行っていたようだ。まあ、何にせよ、そういう人が集まっての遊びの世界はどうでもよくて、要は、いつでもうまいものを自分でうまく飲めるように、種々の抹茶の味わいをある程度覚え込んでおければよいかなと思っている。ある程度、あれこれ飲んでいけば、たとえば高いものでも口に合う合わないは出てくるだろうから。特に高いものほど自分の好みに合ったものを常飲しなければ割に合わないし。高いからおいしいだろうではなくて、おいしいけど、高いけど、でも今日はこれをちょっと贅沢に飲もうね、という感覚。嗜好品としての抹茶。一日一服だけは値段を気にせずに高めのものを。あとは安めのものを常飲する形がいいかなとか思っている。そうしてみると、一番量を飲むのは安いものだから、安くて好みにあったものを探すというのも、とっても重要になってくる。これはどう考えてもまとまった量で買えるものの方が安いだろうから、100g 以上の単位で買えるようなものを探すというのが切り口の一つになるのかな。とりあえず、下のを安めのものとしては買ってみたのだが、このショップ 森半 はバルクで売っていないので、たぶん、安め常飲用にはしないかな。でも、あれこれ飲んでみないと自分の好みも明確にならないし、とりあえず買ってみた。一応、京都・祇園の「都をどり」のお茶席で使われたものらしい。宇治抹茶 上別儀(じょうべつぎ) 30g缶入り
2006.06.25
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濃茶と薄茶茶筅を使うのも少し慣れてきて、最初にやったときと比べると、楽に茶を点てられるようになってきた。茶道教室に通ったこともないし、まともな知識もないから、あくまでも自己流なのだけど。抹茶 (Wikipedia)を改めてみると見ると、茶碗を軽く押さえ、茶筅で手早くかき回す(これを「茶を点てる(たてる)」という)。全体が泡立つまで茶筅を振るかどうかは流派による。とある。泡立てるかどうかは流派によるのか。薄茶と濃茶とか見ると、表千家は泡立てないみたい。ふーん。だけど気分転換の飲み物としては泡立てた方がうまいから泡立て派でいこう。せっかく泡立てるのにも慣れてきたことだし。伊藤園の「手軽に抹茶」 はもう飲み終わったし、利休セットについてきた抹茶もなくなるので早く買わなくては。抹茶を買おうと楽天で抹茶を扱っている店を見て回る。あれこれあって迷う。買うときの知識もないのでどれを買って良いか分からない。一杯あたりの単価を抑えようとすれば業務用でも買った方がいいのだろうなとか思いつつ、あれこれ実際に飲んで好みのものを探してみようかなということで、とりあえず、値段はあまり考えずに買うことにする。そうなると強いのは?、表千家お好み、裏千家お好み、XX御家元の御好みとか、神宮司庁御用とかついているやつか。自分で選択する基準がないときは、そういうのにとりあえず頼ってあれこれ飲んでみればいいかなと。とりあえずは、裏千家御家元御好みとか書いてある、「京都・宇治・お茶の森半」で買うことにした。「森半」は江戸・天保7年創業以来、伝統に培われた銘茶の森半として、何よりも品質の高い味わいと香りを第一に歩んでまいりました。古くは内国勧業博覧会を始めとして、全国茶品評会などに於いて数々の賞を受けております。などと書いてあるので、まあ、とりあえず権威に頼ってみると(笑)。片っ端から飲んでいけば、自分の好みも分かってくるだろうから、そうしたら自分の感性に頼ると。あれこれ知らなきゃ、選びようがないし。高いのと安いのと飲み比べて常飲するものと、ちょっと気分を変えてという時用の高いやつと、気分によって選べるようになればいいかなと。で、抹茶には、濃茶と薄茶があるというのはきいたことがあっても、実はよく知らないので両方に適したものを買ってみることにする。Wikipedia には、次のように書かれている。黒味を帯びた濃緑色の濃茶(こいちゃ)と鮮やかな青緑色の薄茶(うすちゃ)があり、現在の茶道では、濃茶を「主」、薄茶を「副(そえ)」、「略式」として捉えている。主でも副えでもどうでもいいのだ。一保堂茶舗 - お茶のこと - 抹茶のページのように、「薄茶の2倍の抹茶」というところがポイントのように思える。お湯の量に対して抹茶の量の多いのが濃茶、少ないのが薄茶です。薄茶の2倍の抹茶を使う濃茶(おこいちゃ)は、茶筅を使いゆっくりと練るように点てます。一方薄茶(おうす)は一般になじみやすい味わい。はじめての方はおうすからお試しになるのが良いかもしれません。要するに薄茶(うすちゃ)と濃茶(こいちゃ)があります。弊社で販売している薄茶と濃茶はすべて薄茶として召し上がっていただけますが、濃く練って使用する濃茶は苦味や渋みの強い抹茶は適しません。濃茶と薄茶は入れ方の違いで本質的な差はないけれど、濃い茶用として売っているものは、苦味や渋みが強くないものを売っているということなのだろう。やっぱり、製品の知識を得るには、ものを売っているところで見つけるのがいい知識を得られるような気がする今日この頃。こうした販売&メーカー系のページの知識のページを対象に検索エンジンを作ると案外、よい知識が得られる検索エンジンができるんじゃないかという気がする。Google のように一般的ななんでもありの検索エンジンに対して何かに特化させた検索エンジンが欲しい。いろいろな分野でこれは言える。そうなってくると、メタ検索エンジンにまた焦点がいく。メタ検索エンジンは Google のようにすべてのページを対象にしながら、分野/用途を選んだ検索もできるようにすると。Google を超える検索エンジンは、特定分野で Google を超える検索エンジンがいくつも出てきたときに出てくるのかなと。そのときには Google もある程度対応するだろうけれどイノベーションのジレンマに陥るような気がする。独自にページを集めてランキングしていることが足かせになると。まあ、当分の間 Google の優位性は変わらないだろうけど。それにしても、同じ茶碗で延々飲むのも飽きてきたので、新しいものも欲しくなってくる。まあ、とりあえずは抹茶にお金をかけることにして茶碗はしばらく我慢するが、こんなの見ていると欲しくなる。
2006.06.18
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利休セットには抹茶も付いてきているのだが、とりあえず、まだ伊藤園の「手軽に抹茶」が残っているのでそちらを先に使ってしまおうかなと思って使っていたら、ふと気づく。利休セットについてきた抹茶より、手軽に抹茶の方が泡が立ちやすい。泡立ちはどんな成分に関係しているんだろう。謎。伊藤園の「手軽に抹茶」は臼引き宇治抹茶使用ということで、値段もそれほど高くない。伊藤園のお茶百科 - お茶の種類豆知識: 抹茶 のページを見てみる。抹茶と煎茶では作り方に違いがあるのだな。抹茶は「開いた葉のまま乾燥し茎や葉脈を取り除いたものを石臼でひいて粉にしたお茶です」と。伊藤園: お茶百科 はおもしろい。カテキンって何? を見ると、茶に含まれるアミノ酸の 60% がテアニンで「カフェインの興奮作用を抑制するリラックス効果があると言われている」とか書かれている。お茶にはカフェインも含まれているから、興奮と沈静の両方の作用があって、沈静作用の方が大きいということなのかな。もっと驚いたのが、お茶にビタミンC が多く含まれていることは知っていたが(茶葉 100g あたり約250mg らしい)、ウーロン茶や紅茶はそうではないということ。ビタミンC は酸化・分解しやすいから発酵の過程でなくなっちゃうのかな。案外メーカーのページっておもしろいのだな。日本のお茶の歴史のページには宇治茶の基礎を作ったのは明恵上人 みたいなことも書かれているページがある。開発ストーリーとか見ると、1985年に缶入り煎茶が発売されたのか。このころって、お茶や水に誰がお金を払うのって感じで捉えていた人が多い頃ね。もう、それから 20年以上たって、今では普通に缶入りやペットボトル入りの水やお茶を買うようになったけど、当時、「誰がお金払うか」と疑問に感じていて、今買っている人というのは、まあ、流行の先読みをできない人ってことかな。まぁ、最初の頃に比べてだいぶおいしくなっているから、当時の味と色のままでは、ここまでこなかっただろうけど。いずれは空気もお金を払って買うような時代になりかねないのかな。すでに空気(酸素)を買っている人はたくさんいるし、空気清浄機の類もたくさん売れているだろうし、誰が買うの?と思っているようなものが、案外将来売り物になるものなのかもしれない。考えてみると、買っていると思っていないものが買っていたりもする。たとえば視力を買うというと妙な感じになるが、眼鏡やコンタクトレンズ、視力回復手術の類と、視力を実際には買っている人がたくさんいる。愛情を金で買うというと反感があったとしても、実際のところ、ものを送って愛情を示すことがある以上、ことさら奇異なことではない。最も、間接的な購買の場合には、必ずしも意図するものが手には入らないというところがミソだが。健康を買うと言って、健康食品を買って食べまくっても、健康器具を買いまくっても、必ずしも健康が手に入らないのと同じと。そういえば、今の伊藤園の CM は中谷美紀さんだなって、もう初登場から12年なのか。このCM は好き。どうでもいいが、「手軽に抹茶」のページが見つからないので検索してみると 日本茶簡便商品(ティーバッグほか) で見つかった。30g 入標準小売価格525円と。一回あたり、1.5~2g つかうと 20~15杯分だから、1杯あたり、26.25円~35円と、まあ、30円程度というところで、通常 30g 1000~3000円程度なのかな、と比べたらだいぶ安い。普通に買えるようなものだと高くても 5000円~6000円かな。まあ、少しずつ、いろいろ飲み比べてみるかな。道楽としては、安上がり。お姉ちゃんがいる店にいったら、一回で何倍もかかるし、パソコン関連の部品や周辺機器買ったってすぐにその程度はなくなるし。変な比較だけど、結局、貧乏人にとっては可処分所得をどこに投入するかというだけの話だから同じ器の話になるのであった。それにしても抹茶で検索をかけると、抹茶を使ったスウィーツがたくさん見えてしまうので甘いもの好きの自分には誘惑が多くて困る。たぶん、そのうち買ってしまうだろうな。でも、甘いものを今は少し控えてるから、ほんとうに困る。Google の検索で「伊藤園 手軽に抹茶」で検索したら、右側の広告枠に表千家の「茶の湯 こころと美」 が出てきたので見てみた。表千家の方は英語のページもあって、ここからお入りくださいの左横の赤いマーク からだと日本語ページに入り、Japanese Tea Culture からだと英語のページに入る。分かりやすいようでわかりにくいインターフェイスだったりする。それなりにお金かけて作ったようなんだけど、新着情報をなぜポップアップさせるのか。凡例と使い方もそうなのだが。ポップアップしたウィンドウをメインのウィンドウの横にでも広げて使ってくれということなんだろうけど、どうも使い方を強制するようでイヤ。まあ、とにかく金はかかっているなという感じ。
2006.06.11
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注文してあった利休セットが届いたので、早速、抹茶を点(た)ててみる。といっても、茶道教室に通ったこともないので添付された1枚ぺらの「お抹茶の点て方」という説明書にしたがって適当にやってみただけだが。「茶を点てる」というという表現は、点茶からきているそうだ。当て字なのだな。少量(点)だけ茶を作るから点茶と。そこから「茶を点てる」という表現につながったそうだ。なんとなく WikiPedia で探してみると、WikiPedia には点茶はなかった。とりあえず 抹茶 を眺めてみる。上述の説明書では、注ぐ湯の量は 約70cc と書かれていたが、このページでは 60~70cc。まあ、だいたいその程度なのだな。で、これを「2くちか3くちで程で飲みほしてください」と説明書には書かれている。60~70cc を2,3くちというと、かなりがぶ飲みになる。冷静に考えると、60cc+αとすれば牛乳瓶1本の 1/3 の量。2-3を3倍すると、6-9くちで牛乳瓶1本分の量を飲むというイメージ。ふーん、そういうものなのねぇ。らくらく茶楽庵 のページの 点茶の方法 (2) 湯の温度、湯の量を見ると、湯の量は三口半で飲める程度とされますが、これもお点前の場合の飲み方を前提にした表現です。一口飲んで一言誉めの言葉を言い、「ゴク、ゴク」と二口飲み、飲み切るために半口。客としてのパフォーマンスでもあるわけです。と書かれていて3口半。やはり、ゴクゴクと飲む。うむ、確かに一口飲んで、誉め言葉でも挟んで間を入れるぐらいでないと、ちょっとつらいかもしれない。考えてみると、普段、煎茶を飲むときは、どっちかっていうと飲むというより喉を潤すためにすするような飲み方をしているから、よほど喉が渇いてペットボトルのお茶をゴクゴクと飲むとき以外はごくごく飲む習慣がないのだ。普段と違うことをしてみると面白いなぁ。で、茶筅を使ってしゃかしゃかというのに憧れて?衝動買いしてみたわけだけど、この茶筅の使い方は案外難しかった。うまく泡を立てるのが要領を得るまで難しい。点茶の方法 (3) 点て方を見てみると、キメ細かい綺麗な泡に仕上げるには、ある程度泡だったところで茶筅を少し浮かせ、泡の表面をなでる様します。泡が細かくなり、表面の形も整って、見た目も美味しそうな「お抹茶」ができあがります。と。なるほど。空気をいかに含ませていくかということなのだな。4杯目のトライ。最初は手首を動かそうと思っても慣れない動作なので腕まで動かしてしまっていたのが、4度目になると多少手首のスナップの利かせ方が分かってきて、よい具合に泡が立った。一口含んで、一息おいて、ごくごくごくっと飲み干す。うん、抹茶はおいしい。
2006.06.10
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