bon voyage!

bon voyage!

添乗員のお仕事


添乗員は人気のお仕事です。
添乗員専門の派遣会社で添乗業務のみをしている人も沢山います。
確かに仕事とはいえ色んな所に行けて、
美味しいものも沢山食べれて、
色んな人に出逢えて、
ツアーの先頭をきって歩く姿は、ちょっぴりカッコイイかもしれない。

でも私の中では「なりたくない職業TOP10」に入っていた職業。
何故って?
私はあくまで個人旅行が好きなのであって、
ツアーの“お客様”経験はゼロ。
自分の事で精一杯。
旅先で人様のお世話なんて無理・・・。
好きな所に好きなだけ、
誰に気兼ねすることなく気が済むまでいたい!
それが私の旅行スタイルだったからです。

しかーし、人生何がおこるか分からない!
この私がまーさーかー添乗員。
たまに「あれ?私何やってるんだろ・・・。」思うものの
ツアーに出れば一丁前の「添乗員」を演じなければいけません。
正直まだまだヒヨッコなので、行く先々が初めての地ばかり。
(お客様、本当かたじけない。)
迷子にならないか自分が一番怖かったりします。
それでも「余裕綽々、どーんと着いて来て!」という気分で
事前学習念入りにして添乗に出掛けます。
見かけだけでも安心させてあげないと。(ーー;)

「ツアーコンダクター」「ツアコン」とも呼ばれます。
たまに「ガイドさん」「お姉ちゃん」「キャディーさん」とも呼ばれます。
ま、無事に旅行する事ができれば、何でも結構。結構。
さておき「コンダクター」とは指揮者の意味もあり、
つまり添乗員はバラバラのお客様をまとめ、
気持ち良くハモらせるお仕事です。
口で言うのは簡単ですが、大型観光バス1台45人。
時には1人でバス複数台担当することもあり、
更に国内日帰りから海外周遊と色んな“公演地”を周ります。

音を外す人もいます。
楽器を忘れてくる人もいます。
色んなタイプのお客様を
少しでも気持ち良くハモらせて
心に残る素晴らしい音楽(ツアー)を指揮するのは
なかなか至難の業なのであります。

それでもこの仕事、一旦素晴らしいハーモニーに出会ってしまうと
なかなか抜け出せないもので・・・。中毒になる人もいます。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: