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レイチェル・ルイス・カーソンもしも私が、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー」(神秘さや不思議さに目を見はる感性)を授けてほしいとたのむでしょう。この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。中略私は、子供にとっても、どのようにして子供を教育すべきか頭を悩ませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと堅く信じています。子供たちの出会う事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生み出す種だとしたら、さまざまな情緒や豊かな感受性は、この種をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子供時代はこの土壌を耕すときです。中略消化する能力が備わっていない子供に、事実をうのみにさせるよりも、むしろ子供が知りたがるような道を切り開いてやることのほうがどんなに大切であるかわかりません。
2010.05.18
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息子が5歳の時、この本に出会いました。菅原裕子 著(リヨン社)子どもの心のコーチング-ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと この本は私の子育ての基本となる考えになりました。「絶対学力」と同じくらい、出会えたことに感謝している一冊です。。それまでの私は、躾を大切にと思っていた母親でした。怒鳴って言うことを聞かせることもありました。息子が4歳になった頃、子供が泣き喚くことが多くなり子育てがこんなに辛いなんて、何かが間違っていると思いました。 子育て本を読み漁りました。その中でこの本は私の子育てを180度変えてくれました。子供は生き生きとし始めました。今でも 「えっ?やっていいの・・・?」 と私の顔を見上げた息子の顔が忘れられません。そして私も子育てを心から楽しめるようになったのです。 子供の責任範囲には口も手もださない。そっと見守る。ヘルプをせずにサポートに徹する。命令ではなく「こう思うよ」と自分メッセージを伝える。 何度も読み返し心に刻みました。(これ結構忍耐が必要なんです。)今でもたまに口が出てしまうことはありますが、頭の中にその考えがあるのとないのとでは、違いは歴然です。ぜひ一度皆さんも読んでみてください。 そして「絶対学力」に出会いました。まさか勉強までもまったく反対なことをやっていたとは思いませんでした。衝撃でしたね。 どんぐり問題を子供としているうちに気づきました・・・勉強も子育ても基本は全く同じなんですね。 口も出さず、手も出さずヘルプしないで、サポートに徹する。 子供自らが考える力を掴んでいくのをそっと見守ることなんですね。 (勉強のサポートが出来るのはどんぐり問題のお陰です。感謝)
2009.10.22
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