2002/4月


あ~毎日お弁当!と思っていたけど、春休みもあと一週間になっちゃった。なんと中学部活はそのうち数えるだけしかなかった、それも行っても2時間程度で帰ってくる。なんてゆるい部活なんだ!

自分の中学のときを思い出しても、日曜なんかなかったし、弁当持ちはあたりまえ。明るいうちに帰るなんて、思ってもいなかった。

顧問の先生がいないと、体育館は使わせてもらえない。女子は先生の転勤で、存続さえあぶないという。やるきのある子達なのにかわいそう。お兄ちゃんも、顧問にはいつもいやみを言われつづけているが、なんとか耐えている様子。(きっと態度にはありありで、出てると思うけどね)これには偉いなぁと思う。

その顧問が担任になったら、部活やめるしかないと悩んでいる姿を見ると、なんか間違ってるよなと思うのだけど、
「これも世の中なんだよね、耐えるかあきらめるしかない場合もあるよ」
としか言ってやれない。
学校生活って、理不尽な世界である。と思う。

4-2[2階ではりきる子ども達]
保育園でもそれぞれ進級し、新しいお友達もふえました。
3,4,5才児は2階にクラスがあるので、登園すると、2階にあがります。なんだか、どの子も上って行く姿が妙にはれがましく、
3月からたった2日しか過ぎてないのに逞しくなったようにも思えます。かわいらしいお兄さん、お姉さんです。

新しく仲間になったお友達も、まるで子犬がじゃれあうようにすぐにとけこんでいる姿を見ると、本当に友達を求めているんだなぁと、友達と一緒に成長していくんだなぁと頼もしい思いです。

4-3[2日続きのおねしょ]
きのうと今日朝、2日続きのおねしょ(というか、朝間に合わないくらいの時間まで寝てしまう)で、母の体力0に限りなく近づいている。
それでなくても毎朝、2人起こして食事させて一息つく閑もなく、保育園に行く時間に責められているというのに、大量の洗濯をこなして、布団を(まだ札幌は外に布団を干す気温ではない)干す場所を確保して、、。
保育園に着いただけで、すでに1日の体力使い終わっている雰囲気、思わず出る言葉が「疲れた」

お兄ちゃんのときは、年長までほとんど毎日日課のようだったので、こちらもペース配分ができていたが、そらの場合、オムツが取れたと同じ時期から夜も大丈夫だったので、ついこちらが安心してしまっている。

原因は新しい環境に興奮しているのと、ハリキッテいる分体力消耗していて、起きることができないのだろう。

おねしょなんてなんてことないのに、こっちも体力が無いことで、つい子どもを怒鳴ってしまっている。1日ゆっくり寝ることができれば、少なくとも怒鳴らないですむはずなんだけど、怒られている子どもはくっついて寝たいので、悪循環のループとなる。

ま、こんなこともあと少しで「あ~あ小さいときはよかったね」になるんだけど。今は体力温存方法だ~!

4-4[子どもの寝る時間]
子どもにとって睡眠時間は、人間として成長するのに欠くことのできないものだと認識しています。

保育園では就寝時間と起床時間は必ず連絡表に毎日記入しています(食べたものもね)やはり規則正しいリズムを作ることが、子どもにとって大切だからです。そしてその睡眠時間の確保は働いている親なら、年々大変になってきているのも事実です。

会社の若いおかあさんが子どもが寝ないと言います。で、中身を聞いていくと、夕食時間が8時ちかくなると。それでは、子どもは8時には寝れなくてあたりまえですよね。
せめて7時前までには食べる姿勢にならないと、8時就寝は無理ですよね。

でも、勤めていたらそれ以上早くはならないといいます。私がなやんでいるのも、まさにここ。

わたしは子どものために仕事しています。賭けねなく2人の子どもを宝と思っていますので、そのために働きます。
でも、今の持ち場は9時6時、それでも足りないと言われています。保育園は6時までなので、お迎えはベビーシッターさんを雇いました。

毎日「きょうのおむかえはだれ?」と聞かれます。「おかあさんだめなの?」とも言われます。さすがに堪えます。

わたしは子どものために仕事していたのに、仕事のために子どもの時間を犠牲にしていいのか?
今の保育園にはなんの不満もなく、仕事を見つけてでも通わせたいほど、手厚い保育をしてもらっています。なので、延長保育はないのです。子どもに強いる時間の限界が9時6時だと。

この6時におむかえにいけない今の仕事は、している意味があるのか。私の年齢的なものもあって、再就職は困難が予想されます。
でも、なにが必要なことで、誰が大事なのか原点もどる必要があるのではないかというのが、最大の悩みなのです。

4-5[腹をくくりますか]
9時6時の勤務地に変更になってから3ヶ月。保育園のお迎え時間には間に合わないので、ベビーシッターさんを雇って対応したが、そらが毎朝「きょうはおむかえ、だれ(;_;)かあさんじゃないの」

毎朝のことに慣れるようで、なれない自分に「本当にそらに負担かけてまで、働かなきゃいけないのか」の自問の日々。
精神的に疲れてしまって、この先のことが考えられないでいる。

そんなにうまい仕事はこのご時世無いだろうが、なんだかがんばっても当然、下手すればそれでも足りない、のように言われる今の場所が好きになれないのも加算されているんだなぁと、。

4-8[今週には進退決めよう!]
と、自分に叱咤しているところです。
こんな私でも、来てほしいといってくれるところがあるのは、ありがたいことであるのだろう。

やめ方というのは、就職するときより難しいと思う。アメリカのように、ここではこれ以上のキャリアが望めないとはっきり言おうものなら、陰口千個になりそう。

陰口なんか聞かなければいいのだが、またご丁寧に教えてくれる人っていうのもいるもんです。

まだ15年以上勤めないと、年金ももらえないし、う~ん生きていくのも大変だと、思うこのごろ。

4-9[そらの買い物]
半年事にそらのおばあちゃんとデパートに買い物に行く。
おばあちゃんにとって孫はそらだけなので、なんでも買ってくれる。が、そらの買い物はとっても早い!
自分が気にいったものを指差して「これとこれ、あといらない」といったら、何を見せようがいらないの一点張り。

先週、洋服と靴がほしいのと珍しく言うので、たまには親子でと出かけた。いつものように「これと、これ」で半そでのTシャツと半ズボン、スニーカーを選んだ。「これでいい」

会計してびっくり。1万円では到底足りない金額だった。
おばあちゃんが神様に思えた週末だった。

4-10[中学生の総合教育
お兄ちゃんもこの春から週5日制、総合教育がはじまるのだけど、なにせ、国語力がなさすぎる。うちのぐらいかと思ってたら、もっととんでもない子どもがいっぱい。この子達に教える先生は本当に大変だとおもう。

小学校はもっと切羽詰っているらしく、3年生くらいの親は「ばかになる」と言っているほど。今の中学生を持っている親がいうのだから、今よりひどくなったら新人類どころでなくなる。

聞いてすぐ理解できる子はいいだろうが、家の息子のように噛んで含んで初めてわかるような子にはついて行けない。そのうえ、家で勉強しないとなると、まったくダメだろう。

でも、自分の中学時代を思い出しても、勉強なんかしなかったし、部活中心で楽しかった。楽しいという感覚をもてない中学生活はなんだか本当にかわいそうだと思う。

どれもこれも、本当のゆとりがなんだかわかってない人達にかきまわされている、ということなのだろうな。

4-11[春眠暁を~ですね。]
暖かくなってくると、眠いです。それでなくても寝るのが一番のわたしとしては、本当に眠い。きもちよ~くこのままず~と寝てたい!と思うのだが、主婦としては寝ていられない。
むりやり布団を引き離し、シャワーを浴びる。浴びながらもまだ寝そうになる自分を起こし、朝食の準備にとりかかるのが日課。

何も考えないで好きなだけ寝たい、でもそー思っているうちが花かもしれない。やることがあるから、起きるのだし、やらなきゃいけないことって、生きることへの栄養にもなっているのかも。

4-12[はじまりました泥んこ遊び]
保育園から帰ってきたリュックが重い。あ!始まったかな。
そうです、泥んこ遊び!
これから夏中ず~と、水、砂、泥、三昧になるんです。
パンツなんか真茶色、何回すすいでも茶色い水がい~パイ。
ズボンも砂だらけのビシャビシャで、重いのなんのって。

でも幸せですよね、誰にもなにも言われず、泥水の中にジャンプ!なんてのもできるし、泥山からお尻で滑り降りるなんてものやってます。

たらい桶での予洗いが大変になりますが、そらの笑顔には換えられないものです。

4-15[昨日は誕生日でした]
ちょっと前までは、誕生日にはケーキ焼いて、好きなもの作って、押し付けパーティしてたのだけど、なんだか最近お疲れモードで、少しでも寝たい!

そらちゃんがお誕生日ソング(自分でつくったやつ)を歌ってくれて、ちょっとうれしい(でもオネダリしたのは私)

あまりにさびしかったので、夕食はお寿司をとった。お兄ちゃんの一言「あ、とったんだ」それだけ。
友達の誕生日は覚えていても、母さんのは付けたしなのね。

4-16[なんだか、関西にいくことに]
ゴールデンウィークはどこも混むので、いつもはガーデニング(庭掃除ともいう)で過ごしていた。

なんの気まぐれか、関西に行こうと言ったら、めずらしく「いいよ」の返事に後先考えず申し込んだら、飛行機取れちゃった。

で、USJはやだといわれたので、大阪ねぇ、どこ行けばいいんだろう、京都にもつれていけと、清水寺と八坂神社程度でごまかすかなぁ。

4-17[京都大皿懐石だって]
予約しましたよ、京都のホテル。兄ちゃんは折角行くのだから旅館がいいなんてことをいいだす。旅館は高いのよ、そのうえ懐石がいいだって、でも料亭でとなると、そらが。

そらはどこへいっても自分のペースでうるさい、兄ちゃん落ち着いて食べれないでしょというと、納得。そこそこの値段で夕食の付いた宿泊プランをネットであたって、予約をクリック。

あ~、良いところだといいな。あとは昼間の観光ルートだ。
観光バスに乗るのが一番安心かもね。

4-18[チューリップ]
そろそろ、そこかしこにチューリップや水仙の花がつぼみで出てきています。

先週くらいから、保育園の散歩でもつくしをいっぱい採ってままごとに使い始めています。

で、チューリップ。つぼみをそら含む3人で摘んじゃった。
あ~あ、これから咲こうとしてたのに、。
3人が3人とも違う反応をしたらしい。

イマちゃん--おやまにおちてたの
まなちゃん--・・ごめんなさい
そら--つんだの、ごめん

う~ん、家では、咲き初めに摘んで玄関にかざっているからねぇ、その場の状況と自分の考えが問われる場面だったのですよね。

4-19[おちびさん、おあずかり]
そらのクラスの友達を夕方からあずがることになった。
お兄ちゃんのときは、よく何人もきたものだ。そのときには私にも体力があったし(笑)

女の子が2人で遊ぶのは、おとなしかったお兄ちゃんともやっぱり違う。ちまちまとしてるんだよね、なぜなんだろう?

うちのそらは、見た目は男の子(しゃべりも)洋服も青系のほうが似合ったりする。けど、綺麗なもの、光物が好き。女の子として育てているつもりは無い。1人の人間として成長してくれればいいと思っている。ので、言葉もひどいもの以外は直さない。

やっぱり脳のつくりがちがうのかなぁ。
前年も保育園の学習の一環で、東大の大島教授を呼んで講演をたのんだのだけど、面白かった。
また、今年も、発達に関する学習を組んでみようかな。

4-25[しむ?しまないで、!]
なんと風邪で2日も寝込んでしまった。
で、タイトルの言葉になった。

そらは猫のとんとんが死んでから「年とったら死ぬんだ」ということを学んだ。でも、まだ正確には理解できていないので、こういう話になる。

「おかあさんは、もう年寄りなの?」
とつぶらな瞳で聞かれると、う~ん、まだまだ若い!と豪語できない^^;

でも、そらが20歳を迎えても私は60か、なんだまだまだいけるじゃないね。

4-26[新しい車がきちゃった]
本当にきちゃったって感じなんです。
ず~とお兄ちゃんに「車が狭い、足があたる」といわれつづけていたんですよね。
じゃあ!と見にいって[そらの空色]などと冗談半分で決めたのが2月。納車が6月早くて5月といわれて、そうですかと、、。

ディーラーさんは「はやくなりました!」(ニコ)てな具合。
来たのはいいのですが、なんと来月から、6万近くもの減給(帰り時間をそらにあわせて1時間早くしたのです)。

2月の時点では、考えてもみなかった展開となり、エンゲル係数の大きい我が家では、どーやって暮らしをたてたらよいのやら。

といいながら、何にも考えていないのも自分なのよね。やってみないと身にしみないという困った性格なのです。あ~あ。

4-30[行ってきました、関西]
関空に降り立って、さてどーしよう、そらも疲れていることだし、喜びそうな「海遊館」へ。難波駅までは特急、地下鉄に乗り換えて大阪港まで、歩いて歩いて、大観覧車。
もう見たら「乗る~」そーでしょうよ、乗りましょう!なに!3才以上700円、ふぅ~。

大きな水槽の中をジンベイザメがゆ~たり泳ぐ水族館を見て外に出たらもう5時近く。

お兄ちゃんが「USJ行ってみるかな」(ぼそ)
「え!行くの?ほんと!」で、急遽船に乗り込みUSJへ。
(行かないって言ってたから、何にもしらべてないよ~)
5時過ぎてても、なんの割引もつかないとは、すごいねぇとか感心しながら入場すると、ほとんどのアトラクションでそらは乗れないことがわかる。

お兄ちゃん最初は、1人で行くのをためらっていたけど、7時を過ぎたころから待ち時間が5分になるや、ジュラシックパーク3回めぐり(笑)にでかけた。あ~これで、10時閉園コースだわ。

なんとか最後までそらはがんばってくれて、一度も抱っこといわなかった、やっぱりテーマパークは子どもにとって特別な場所なのかしら。(107センチ越えたころにもう一度連れてきてあげるからね。)

ホテルにもどってバタンキュー、朝はぎりぎりまで寝て、大阪駅へ。
みどりの窓口に並んで「大阪から京都までの乗車券と新幹線乗車分」とちゃんと言ったのに、くれた切符は「新大阪から京都の新幹線乗車券」でした。
ので、大阪から新大阪分160円別途購入しなければいけなくなりました、なんかおかしいですよね。大阪から京都と新大阪から京都では乗車券は同料金のはず、対応悪すぎJR。

で、新幹線になぜ乗るかというと、北海道では新幹線は見えないから。でも絵本には載ってるのですよ。で、そらのために乗りました。

着いた京都で食べたものは、お兄ちゃんがホットケーキで、そらが宇治アイスみつまめ。その後は桜餅に始まって、茶だんご、みたらしだんご、宇治ソフト、八橋とお菓子ばっかり。

嵐山では、お決まりの人力車乗りましたよ(高かったけど)そら「ず~っと乗ってタイ、おじさん、がんばって」

アークホテル京都は部屋も広く、夕食の大皿懐石も食べやすかった。お兄ちゃんレストランから出て一言「腹減った」近くのローソンにカップめんを買いに。

最終日は、観光バスも考えたけど、そらが限界に限りなく近いので、観光タクシーにした。途中で駄々こねが始まり最後は抱っこ状態。(腕が筋肉痛に)

早めに関空に戻り、ゆっくり食事して飛行機に乗るときには、いつものそらに戻っていたので助かった。

初めて3人だけでの旅行は、そらの状態見ながらだったけど、なかなかおりこうさんのそらだった。


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