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2023.12.10
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カテゴリ: DMC-GF3
12/9 天気 快晴

 前回の続き~
 予約していた午後2時25分開始の見学のため、フラワーパークから徒歩で八郷蒸溜所へ。

 道路1本まっすぐに進み、入口に八郷蒸溜所の看板がありましたので、すぐたどり着くことができました。(徒歩約20分)
 駐車場と今年3月に新しくオープンしたビジターセンターにて受付。

 ビジターセンター内にも展示物があり、小さなスチルポットとか木内酒造の年表や、ウィスキーの製造過程、木内酒造のこだわり等がわかります。
 試飲とか軽食(生ハム)等もできます。今だけ販売中のしぼりたてと濁りの試飲をしましたが、うまい!!
 ウィスキー楽しみにして来たのに、日本酒も美味いな~さすが「菊盛」の蔵元の酒です。

 早速工場見学開始~!


 まずは原料の破砕説明から。ウィスキーの種類によっては酒米も利用して作っているとのこと。うまく考えて再利用しているらしい。

 工場内へ潜入です。玄関の扉を開けて入るとと濃厚なアルコール臭が漂います。
 一緒に見学しているヘビードランカーさんが、「ここに住みたい」って言った。
 そして大きなマークのモニュメント。日の丸に鶴と思っていたら、木内酒造ゆかりの地、鴻巣からコウノトリなんだそうです。

 それと順番的には違いますが、1階玄関脇に発酵槽がお目見え。
 オークとアカシアの各2基合計の木製4基とスチール製4基を用いて発酵しているとのこと。 
 なお酵母は二種類を使うものと一種類のものと使い分けしているそうです。

 続いて階段を2階へ、破砕した原料を糖化槽、その後にろ過槽へ。
 今朝ろ過したてのウィスキーの赤ちゃんの香りを嗅がせてもらいました。ガイドさん曰く気の抜けたビールのようとのこと。ただ香りはすごく香ばしく感じました。(ここまでの工程はビールと同様なんだそうです)
 ろ過して出たかすは、牛とか豚の飼料に再利用とのこと。栄養価が高すぎてそのまま与えると痛風になるという話は、人間と同様で笑ってしまった。

 糖化し、ろ過したら、お次は蒸溜。スチルポット2基の説明です。

 スピリッツセイフを初めて見て、まさに出来立てのウィスキーの赤ちゃんが通過しているのが見れました!感動しました。すぐに止まってしまったので見ることができてラッキーでした。

 本来はこの次が発酵なんですが、発酵については、前述のとおり最初に説明がありました。
 発酵が終わると、今度は樽に入れて熟成です。

 ワイルド・ターキーの樽が展示してあり、中は真っ黒になるまでチャー(焼き)が入っているのを確認できました。


 そして熟成庫も見学させていただきました。
 ワイン・シェリー・バーボンと各種いろいろな樽に入れられて、ウィスキーが眠っていました。
 今後熟成庫も2棟建築予定だとか。
 縦置きと横置きの2種類の保存をしていたので、違いを訊いたところ、栓の位置で置き方を変えているとのことでした。
 今まで熟成庫の見学はできなかったので、すごく新鮮でした。

 次はお楽しみの試飲タイム~。
 3種類のウィスキーが用意されていました。
 1 バーボン2220 2 バーボン2619 3 日の丸ウィスキーKOME
 酒米を使う説明がありましたが、早速KOMEウィスキーを試飲できて良かったです~どんな味かなと試飲しましたが、どれも美味しいウィスキーでした! 
 担当のガイド種市さんに、ここでしか飲めないウィスキーを試飲したいと話したところ、桜樽でできたウィスキーとチェリーブランデー樽でできたウィスキーを勧められたので、その2種類を試飲しました。
 どちらも美味しく甲乙つけがたいウィスキーでした。

 最終的にここでしか買えないというサクラカスク仕込みを1本と、にごり酒1本、それと美味しそうな生ハムセットをお土産に帰路に向かいました。

 今回御殿場蒸溜所では得られなかった体験ができて良かったです。また管理部門の種市さんがガイドということでしたが、非常にわかりやすく、丁寧な解説で勉強になり、大変ありがとうございました。
 また機会があったら他の蒸溜所見学もしてみたいと思いました。
 駒田蒸溜所の話をしたら、なんでも以前の試飲スペースをもとに男性スタッフ1名が映画に出演しているとのことで、もう1回映画を観てみたくなりました。

 「駒田蒸留所へようこそ」という映画を観て、ウィスキーについて知りたくなっての蒸溜所見学。ウィスキーって深いな~と本当に思いました。もっといろいろ知ってみたい、いろいろ見てみたくなりました!

 追伸 お酒の合間にチェイサー(水)を飲んだが、どうも水を飲み過ぎてしまったようで、帰りバスが渋滞にはまってしまい、えらい目に遭いそうになったのはここだけの話~つらかった!

☆今日の写真☆
新築されたビジターセンター



展示パネル



ウィスキー工場へ 

こうのとりをデザインしたマーク

左オーク、右アカシア製の発酵槽

右から順番に糖化前、糖化後、それをろ過したもの。

右が糖化槽、左がろ過槽

左が初留釜、右が再留釜

ワイルドターキーのバーボン樽のチャー(焼き)の状況展示

熟成中の樽たち(黒色がシェリー樽、その上がワイン樽、他はバーボン樽)

試飲タイム~バーボン樽2種と米ウィスキー)

お勧めのウィスキー





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最終更新日  2023.12.10 15:12:10
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