爆裂妻の叩き上げられ人生

ハワイ

卒業旅行あんまし行きたくないなぁ。

私はそもそも家族旅行なるものの経験がほとんどない。
父がなんかの気まぐれで高校生の時だけ一度信州へ行ったが、
ケンカの連続でそれはそれは嫌な思い出だった。

たかだか3泊4日くらいだったと思うが到着してすでに帰りたくなったことを
覚えている。

だからか分からないが、複数で行く旅行に対してあまり乗り気ではなかった。

ましてや短大での仲間5人グループでみな個性が強い。
すごく仲の良い私たちではあったが、どう考えても旅行など、
長期の女だらけの共同生活が穏便行くとは思えなかった。

しかし、なんだかんだとバイトに勢をだし、旅費を貯めてしまった。
友人たちの「社会人になったら行きたいと思ってもいけなくなるかもよ。」の
一言が効いた。

私はどうせ行くならヨーロッパに行きたいと主張した。（根拠はない。）
しかし、初めての海外旅行はやっぱりワイハ！と
多数決で決まってしまった。

初めて乗る飛行機、海外旅行を経験した方なら分かるだろうが、
いきなり空港で激写しまくる。

自分が乗らない飛行機までも自分と共に写真に収める。

特に欲しいものはないが、免税店をうろつきまくる。

ぐったりした所で離陸。

休むまもなく雲海に感動する。

しかし、10分で飽きてしまった・・・。
おやつと飲み物をタダだという理由だけで頼みまくる。
腹が減ってなくても機内食は全部食べた。

興奮で一睡もできない。
しかも、飛行機はほとんで動いてないかのように揺れないのに、
この爆音はいったい何？

悶々としながら、現地8時くらい到着。
当初、やった～。午前中は観光付だよー！って大喜びしてたけどホテルのチェックインまでの時間調節だったのねぇ・・
海外ではよくあることだと後から知った。

時差は-17時間。
頭はグワングワンするし、当初苦手だったココナッツの香りは空港から充満してるし・・

休みたい・・
時差を克服するためには現地時間に合わせるのが一番とは知りつつ限界だった。

しかし、そこは若い娘たち。
そうは簡単には休むことは出来なかったのであった。

食欲はないのだが、せっかく来たのだから（よくある元トリ精神）と
割と有名な中型ショッピングモールへ向かう。

店内小奇麗。店員親切。
料理極まず！！だった。
牛肉がゴムぞうりみたいじゃねえか（激怒）

典型的な洋食で育った私の歯にはかなりの刺激だった。
噛みちぎる時、眉間に血管浮き出たよ・・。
カクテルには意味不明なちっさい三度笠のってるし

お会計ひとり約4000円・・・（涙）

次の日のお昼はバーガーキングのセット（500円くらいで全てが超ビック）
となりました。（薄幸）

教訓：ハワイではビーフよりもチキンである。チキンはどこでも以外とおいしい。
ワイハ