紀りんの館

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★正教会について★



 教会は主イエス・キリストを頭に、五つの総主教座(ローマ、コンスタンチノープル、アレキサンドリア、アンティオケア、エルサレム)を中心に地方ごとで自律し、かつ多様な文化、民族、典礼、諸習慣が、唯一の福音・信仰に包括されていました。
 11世紀、信仰上の重大な不一致が発端になり、千年間の一致が崩れ、教会は分裂しました。双方が習慣・規律の押つけあい、対話不能となり、ローマ総主教管轄(西ヨーロッパ・北アフリカ)地方教会が現在のローマカトリックに、残りの四つの総主教管轄諸地方教会が正教会となり今日に至っています。(前世紀後半、ローマとコンスタンチノープルの二総主教座間の1054年の「相互破門」を取消しあい、和解に向けた対話が続いています。)

正教会は現在では古代教会以来の四大総主教区を含め、14の独立教会、4の自治教会からなり、信徒は五大陸にまたがり約2億人います。

 日本には「日本自治正教会(日本ハリストス正教会)」があり、東京のニコライ堂、函館のハリストス正教会が有名です。


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