あなたに薔薇を・・ |
沢山の花の中で、 何故 薔薇 なのか? |
---|---|
もともと私は 薔薇が好きではありませんでした 花のくせに 人間がお世話をしてあげなければならず お金がかかる御花様だと思っていたからです そんな私が好きだったのは 春 自らの力で育ち花をつけ 野原を一面薄紫色に染めてくれる すみれ その名を心にも留め置かれない 小さく目立たない草花達 それが・・いつの間にかロザリアン!? あの頃の私から見ればありえない現実!? いったい過去の私に何があったのか・・? 記憶は全くありません。 しかし お花屋さんに売っている あの普通の切花の薔薇を見て虜になった わけではない! と言うことはきっぱりと言えます。 ガーデニングの本か・・ もしかしたらホームセンターで売っていた 可憐な花を見たのか・・・ とにかく、薔薇の好きではない人も 必ず好きになる薔薇があります! 断言できます! あなただけを虜にしてしまう たった1輪の・・ それは花ではなく蕾かもしれないし 実なのかもしれない・・ 1輪ではなく 枝垂れ咲く 幾千の小さなバラの花達かもしれません あなたがこの文章を読んでいると言うことは きっとあなたも薔薇が好きでたまらない人・・ だからでしょう。 でも、私は薔薇が好きではない人にこそ バラのことをもっと知ってほしいと思います。 そして、薔薇を好きになって 薔薇に魅了されて欲しいと願います。 |
薔薇によく似た花は沢山あるし 薔薇よりも美しく ゴージャスな花も沢山あります 何故? 何故薔薇なのか? それはきっと ひと言では語りつくせない歴史と 人々の想いが 薔薇の遺伝子に織り込まれていて 今生きている人がそれを感じ取るから ではないでしょうか |