オーロラの瞳

オーロラの瞳

ことわざ/人間(努力・忍耐・苦労)

人気blogランキング

   雨垂れ石をも穿つ
   (あまだれいしをもうがつ)
    └雨垂れも、長年にわたって石に落ちれば石に穴をあける
     という意味から、わずかな力でも、根気よく続けること
     によって事が成就するということ。

   石の上にも三年
   (いしのうえにもさんねん)
    └冷たい石の上にも三年座り続ければ暖まるということ。ど
     んなにつらくても我慢強くがんばれば、やがて報われる。
     辛抱することの大切さを説いたことば。

   一日作さざれば一日食らわず
   (いちじつなさざればいちじつくらわず)
    └一日仕事をしなければ一日食事をとらない。労働の大切
     さをいったもの。

   運根鈍
   (うんこんどん)
    └成功するためには、幸運に恵まれること、根気があるこ
     と、鈍いと思われるくらい粘り強いこと、この三つが必
     要だということ。「運鈍根」ともいう。

   縁の下の力持ち
   (えんのしたのちからもち)
    └人目につかない所で努力すること。また、世のために尽
     くしても認められないこと、あるいはその人。

   臥薪嘗胆
   (がしんしょうたん)
    └「臥薪」は薪の上に寝る意、「嘗胆」は肝を嘗める意。仇
     討ちや復習などの目的を忘れないために、薪の上に寝たり、
     苦い肝を嘗めたりして自分に試練を課し、努力すること。
     また、成功をめざして苦労を重ねること。

   河清を俟つ
   (かせいをまつ)
    └「河」とは黄河のこと。黄河の水は常に黄土で濁ってい
     て、清く澄むことはないことから、いつまで待っても甲
     斐のないことのたとえ。「百年河清を俟つ」ともいう。

   金の草鞋で尋ねる
   (かねのわらじでたずねる)
    └どんなに歩いてもすり切れない金属製の草鞋で探すとい
     うことから、根気強く歩き回って探すことのたとえ。

   韓信の股くぐり
   (かんしんのまたくぐり)
    └大きな望みを抱く者が、目の前の小さな屈辱をこらえ、
     よく耐えること。

   艱難汝を玉にす
   (かんなんなんじをたまにす)
    └「艱難」は、困難に直面して苦しみ悩むこと。人間は苦
     労を乗り越えていくことで、玉が磨かれるように人格が
     錬磨され、立派な人間になるということ。

   堪忍袋の緒が切れる
   (かんにんぶくろのおがきれる)
    └忍耐や我慢をしまいこんだ袋が膨らみ、袋の口を縛って
     いた紐が切れるの意。それまでこらえてきたが、我慢の
     限度を越えて怒りが爆発することをいう。

   汗馬の労
   (かんばのろう)
    └馬が汗をかくほどの働きの意。戦場で立てた手柄のこと。
     また、駆けずり回って人のために苦労することをいう。

   勤勉は成功の母
   (きんべんはせいこうのはは)
    └人生で成功を収めるには、勤勉が第一であるという教え。

   愚公山を移す
   (ぐこうやまをうつす)
    └たゆまず努力すれば、必ず成功することのたとえ。

   蛍雪の功
   (けいせつのこう)
    └貧しい中で苦学すること。苦学に励んだ末の成果のこと。

   犬馬の労
   (けんばのろう)
    └主人や目上の人のために力を尽くして働くこと。犬や馬
     程度の働き。

   櫛風沐雨
   (しっぷうもくう)
    └「櫛風」は、風で髪がくしけずられること。「沐雨」は、雨
     で体が洗われること。櫛の代わりに風で髪をとかし、雨で体
     を洗う。転じて、風雨にさらされながら苦労すること、世の
     中に出てさまざまな苦労をすること。出典は、「晋書」。

   辛抱する木に金がなる
   (しんぼうするきにかねがなる)
    └我慢強く辛抱して働いていれば、やがてお金が貯まって
     くる。簡単にはあきらめないということを論すたとえ。

   尺蠖の屈するは伸びんがため
   (せっかくのくっするはのびんがため)
    └「尺蠖」は、尺取り虫。尺取り虫が体を縮めるのは、次に
     伸びて前進するためであるという意。将来大きく成長しよ
     うとする者は、忍耐して好機を待つことも大切であるとい
     うこと。「尺蠖」は「せきかく」「しゃっかく」とも読む。

   千里の道も一歩より
   (せんりのみちもいっぽより)
    └千里もの遠くへ旅立つのも、足下の第一歩から始まると
     いう意味。遠大な事業や目標も、手近なところから着実
     に行わなければならないということ。

   高きに登るには低きよりす
   (たかきにのぼるにはひくきよりす)
    └高い所に登るには、まず低い所からはじめる。何事も身
     近な所、できることから堅実に進むべきであるという教
     え。「低」は「卑」とも書く。

   叩けよさらば開かれん
   (たたけよさらばひらかれん)
    └神に救いを求めれば、必ずこたえてくれるという「新約
     聖書」のことば。自分から積極的に行動、努力してこそ、
     道が開かれるという教え。

   他人の飯を食う
   (たにんのめしをくう)
    └親元を離れて、他家で生活すること。他人の間でもまれ
     ていろいろな実体験を積むこと。

   玉磨かざれば光なし
   (たまみがかざればひかりなし)
    └どんなに立派な玉でも、原石のままでは光らない。転じ
     て、どんなに優れた資質や才能を持っていても、努力し、
     修養しなければ、立派な人間にはなれないということ。

   塵も積もれば山となる
   (ちりもつもればやまとなる)
    └塵のようにわずかなものでも、積もり積もれば山のよう
     に大きなものになるということ。

   鶴の粟 蟻の塔
   (つるのあわ ありのとう)
    └鶴が粟を一粒ずつついばみ、蟻は砂を一粒ずつ運んで蟻
     塚を築くように、少しずつ集めたり、蓄えたりすること。

   釣瓶縄井桁を断つ
   (つるべなわいげたをたつ)
    └井戸の釣瓶の縄にこすられて、井桁がすりへる。些細な
     ことでも繰り返し続けていれば大きなことができる、微
     力でも根気よく続ければ成功するというたとえ。

   天は自ら助くる者を助く
   (てんはみずからたすくるものをたすく)
    └天は、他人に頼らず自分自身で努力するものを助けてくれ
     るということ。ベンジャミン・フランクリンのことば。

   鳴くまで待とう時鳥
   (なくまでまとうほととぎす)
    └「鳴かぬなら」の句に続けて、徳川家康の忍耐強さを表
     現したもの。忍耐強いこと、寛容であることが最終的な
     勝利を得ることを示唆することば。

   七転び八起き
   (ななころびやおき)
    └七回転んで八回起き上がるという意から、何度失敗して
     もあきらめることなく、奮起してがんばること。また人
     生において、浮き沈みが激しいことのたとえ。「七転八
     起」ともいう。

   ならぬ堪忍するが堪忍
   (ならぬかんにんするがかんにん)
    └どうしても我慢できないことをじっと我慢するのが、本
     当の我慢強さであるということ。

   忍の一字は衆妙の門
   (にんのいちじはしゅうみょうのもん)
    └(衆妙の門)は、あらゆる優れた道理の入り口の意。忍耐
     の精神こそ、すべての出発点、成功のもとということ。

   百里の道は九十里が半ば
   (ひゃくりのみちはくじゅうりがなかば)
    └百里の道を行くなら、九十里で半分と思え。何事も最後
     まで油断せずに努力せよ、ということ。

   ローマは一日にして成らず
   (ローマはいちにちにしてならず)
    └ローマ帝国の栄光も一日で築かれたわけではない。大事
     業を成就するには、長い年月と苦労を要するということ。

   若い時の苦労は買うてもせよ
   (わかいときのくろうはかうてもせよ)
    └若いときの苦労は、将来必ず役に立つ。若者は自分から
     進んで苦労するのがよいという教え。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: