下弦の月

friend


 自分の幸せに気付くことできてなかったよ
 もう戻ることは出来ない あの夏懐かしくなっても
 細くてでも強いその手 離したの私だから

 大切な人だから気付かなくて
 見失いそうになるけれど
 繰り返し繰り返し 言い聞かせるよ
 「この世界に君は一人しかいない」

 季節の変わり目を告げる風が吹いて
 君を少し遠く感じる自分におびえたよ
 二人まだ一緒にいた頃 真剣に恋して泣いたね
 今より傷付きやすくて でもきっと輝いてた

 信じられそうなもの見つかったら
 必ず手を伸ばしてみよう
 繰り返し繰り返し言い聞かせるよ
 「離れてても胸の奥で友達だよ」

 晴れた日は青空を見上げながら
 雨の日はみずたまり蹴って
 繰り返し繰り返し知っていくよ
 生まれた理由 生きる意味を

 切なさに負けそうで苦しい日も
 夜に逃げ込みたくなっても
 繰り返し繰り返し君との日々
 思い出して 支えにして


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