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Break Time (一休み)
ロンドンの2階建てバス(ダブルデッカー)
ロンドン名物と言えば、先に思いうかべるのがこの2階建ての赤いバス。
現在ロンドンを走っているバスは6500台以上、1日当たりの運行ルート総数は約700本。バス停の数に至っては、17000ヶ所以上だそうです。
バスの運行時間は路線によって異なり午前6時頃~午後11時頃の場合もあれば、24時間営業の路線もあるそうです。
ルートマスター(Routemaster)の愛称で呼ばれるこのバスは、路面電車とトロリーバスに代わる交通手段として、ロンドンの街に登場して以来、世界からの注目を浴び続けたバスです。座席定員は64人(1階 28人+2階 36人) 全長 8.4m、幅 2.4m、高さ 4.4m。
でも、実はこのバスは2005年に路線バスとしては現役引退しています。
現在はロンドン市内の観光名所を巡る観光路線でのみ運行しています。
下は、屋根の開いた車両。
イギリスのアソシエーテッド・エクイップメント社が1959年より製造。1968年までに2876台が製造され、2760台がロンドン市内で運行したそうです。(ウキペディアより)
ルートマスターは後部より乗車して、車掌にお金を払うシステムです。
1970年代になると車掌を乗せなければならないルートマスターでは不経済となり、また、排出ガス規制の強化もあり、旧型のルートマスターに代わり、ワンマンバスが製造され運行を始めます。1990年代にロンドン市バスの分割・民営化ではルートマスターの車両は引き継がれるものの、やはり老朽化と身体障害者の為のバリアフリー化施策の問題もあり、ついに2005年引退に追い込まれました。当分は観光用として走っているので今のうちに乗って下さい。
下は、新式のダブルデッカーですが、日本の観光バスと同じように見えて味気ないですね、
1829年最初のロンドンバスは二頭立ての馬車だったそうです。バスとして、低料金で人を乗せる為に利益優先で、気づけば屋根にまで人を乗せて運行していたようです。一部のお客は、御者の席を踏み台に屋根によじ登ってしがみついていた。と言います。
が、当然振り落とされる者も現れます。そこで、車体後部に螺旋の階段を取り付け、屋根を囲い、ベンチを取り付けたのが、ダブルデッカーの起源だそうです。このアイディアはイギリス人に好まれ、屋根の上の野外席は満員になったと言われています。
その馬車の形体がエンジン車に代わっても引き継がれ、ダブルデッカーのロンドンバスが誕生します。
それにしても、ロンドンのバスはなぜ赤いのか? と聞いても答えられる人がいません。ひょっとして初のロンドンバス(二頭立ての馬車)が赤かったのかな? と憶測してしまいます・・。理由が判ったらお知らせしますね。
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