Shin Shi Yoga

Shin Shi Yoga

Uttanasana


次は、Uttanasana(前屈)です。

salute 2


まず、体の後面から見てみましょう。頭をぐっと床の方に下げていますが、Shaktiは相変わらず背骨を這って降りるように流れています。そして、背骨のほぼ根元辺りまで来たら、Moola Bandhaで跳ね返され、また体の前面に回ってUddiyana Bandhaで引き上げられて対流しています。

お腹の方は何もしていないように見えますが、ここでUddiyana Bandhaを強く引いているからこそ、前屈が深まるのです。よく前屈できない人は背中や腰の付け根、あるいは足の裏筋が固いからだと思い込んでいますが、もちろんそれだけが理由ではありません。前屈が上手く行く人はとっても強いUddiyana Bandhaがかかっています。Uddiyana Bandhaを鍛錬するには、深い前屈が不可欠です。

アシュタンギ(アシュタンガヨガを行う人)でプライマリーシリーズをやっている人が鬼のように前屈させられているのはそのためでもあります。

次に、足元に注目してみます。脛の筋肉は上に引き上げ、後ろの腿は引き下げています。このとき脛の骨は下向きに動く意識をしましょう。分かりにくいと思いますが、脛の骨まで上に動かすようにすると、ほとんどの人が膝を突っ張ってオーバーエクステンション気味になります。

こうすると膝に悪いだけでなく、前屈がちっとも深まりません!足元のShaktiは脛の骨を伝って、かかとの後ろ側へ抜ける気持ちでキープするといいと思います。


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