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バーンスタイン文庫
バーンスタイン文庫
ここでは私が所持しているバーンスタイン関連本を紹介しています。
●バーンスタインの著書
音楽のよろこび
レナード・バーンスタイン青少年コンサート
バーンスタイン音楽を語る
答えのない質問
バーンスタイン わが音楽的人生
●評伝その他
・バーンスタインの生前に書かれたもの
現代の超人 バーンスタイン物語(デービッド・ユーエン著、藁科雅美訳)
レナード・バーンスタイン(アルトゥール・ホルデ著、田崎 剛訳)
バーンスタイン その音楽と家族(バートン・バーンスタイン著、須加葉子訳)
レナード・バーンスタイン 無限の可能性(ペーター・グランヴィッツ著、武石みどり訳)
レナード・バーンスタイン(ジョーン・パイザー著、鈴木主税訳)
・バーンスタインの没後に書かれたもの
バーンスタインの生涯 上・下(ハンフリー・バートン著、棚橋志行訳)
バーンスタイン 音楽を生きる(バーンスタイン×E.カスティリオーネ、西本晃二監訳、笠羽映子訳)
レナード・バーンスタイン(ポール・マイヤーズ著、石原 俊訳)
レナード・バーンスタイン(写真集)日本版(藤岡啓介・岡田好恵訳)
バーンスタインの思い出 19人が語るマエストロの人間・音楽・作品(W.W.バートン編 山田冶性訳)
レナード・バーンスタイン 情熱の指揮者 エヴリン・レニック著(伊藤制子・柿市 如訳)
バーンスタイン 愛を分かち合おう(ひのまどか著)
バーンスタイン名盤100選 LPジャケット美術館2(佐渡裕/高橋敏郎)
レナード・バーンスタイン ザ・ラスト・ロング・インタビュー(ジョナサン・コット著 山田治生訳)
バーンスタイン 20世紀アメリカが生んだ最高の音楽家(KAWADE夢ムック)
その1 バーンスタインの著書
No.1
音楽のよろこび
(1966年発行、吉田秀和訳、音楽之友社)
【内容】
序論 適切な方法
架空の対話(なぜベートーヴェンなのか? 意味とはとういう意味?)
間奏曲 カリフォルリア州アパー。ダビング
オムニバス形式による7篇のテレビ用台本
・ベートーヴェンの「第5交響曲」
・ジャズの世界
・指揮法
・アメリカのミュージカル
・現代音楽入門
・ヨハン・セバスチャン・バッハの音楽
・何がオペラを大きく(グランドに)しているか?
当時、まだ一度も聴いたことがないマタイ受難曲や歌劇「ラ・ボエーム」の魅力を教えてくれた書です。
この本を買ってほどなくFMで「運命のできるまで」がオンエアされました。この本片手に何度も聴いたものです。私が持っているのは1970年刊行の第5刷です。
no.2
レナード・バーンスタイン青少年コンサート
(1976年発行、岡野 弁訳、全音楽譜出版社)
【内容】
・メロディとは
・音程について
・音楽が語るものは
・クラシック音楽とは
・音楽のユーモア
・アメリカ音楽とは
・クラシック音楽とフォーク・ミュージック
・印象主義とは
・オーケストレーションとは
・交響曲とは
映像化もされている「ヤング・ピープルズ・コンサート」のいくつかを原稿化したものです。購入時(1979年)、その内容の素晴らしさに、翌年、勤めて間もない高校の図書室にぜひ置くように推挙した憶えがあります。
なお、米国で最初に出版されたときはレコード付きだったそうです。私の持っているのは1976年発行の初版です。
no.3
バーンスタイン音楽を語る
(1972年第1版発行、岡野 弁訳、全音楽譜出版社)
【内容】
序
公開書簡
空想の対話
音楽の女神ミューザック
テレビのための5つの台本
・音楽の無限の多様性
・シリアス・ミュージックにおけるジャズ
・永遠のモーツァルト
・リズム
・音楽におけるロマンティシズム
休暇の年の報告
4つの交響曲の分析
・ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
・チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
・ブラームス:交響曲第4番
非公式の講演
いうべきこと
1959年~61年に放映された「オムニバス」の台本や米デッカにも録音した交響曲の分析を中心にまとめられたバーンスタイン2冊目の本。ずいぶん前から書店で見かけていたが、私が買ったのは装丁が変わったあとのもの。
no.4
答えのない質問
(和田 旦訳、1978年初版発行、1991年新装第1刷発行、みすず書房)
【内容】
音楽的音韻論
音楽的統語論
音楽的意味論
曖昧さの喜びと危険
20世紀の危機
大地の詩
初版はレコード付きだったが、私の買った新装第1冊からCDになった。最近DVD化された有名な講義の台本。12360円は高かったけど、なんか迷わず買っちゃったなぁ~。
no.5
バーンスタイン わが音楽的人生
(岡野 弁訳 2012年4月第1刷 作品社)
2014年9月に買ったけど一部しか読んでおりません。
no.6
その2 評伝その他
現代の超人 バーンスタイン物語
(デービッド・ユーエン著、藁科雅美訳、音楽之友社)
アメリカで1960年に出版されたバーンスタインの半生を描いた伝記。
「青少年のための伝記」と傍題されています。
国内では訳者による追記が付加されて1965年に第1刷が出版されました。
私が所持しているのは古書として入手した1966年第4冊です。
no.7
レナード・バーンスタイン
(アルトゥール・ホルデ著、田崎 剛訳、朝日出版社)
アーチスト・ライブラリー・シリーズの一冊。
同シリーズでは、他にベーム、カラヤン、フルトヴェングラーが手元にあります。このシリーズの魅力は写真ページが豊富であることです。
1971年の初版本を発売後すぐに購入しました。当時の私は、万博来日時の写真(日フィルとの野球試合や松本幸四郎との交歓)には特に驚かされました。
no.8
バーンスタイン その音楽と家族
(バートン・バーンスタイン著、須加葉子訳、新潮社)
バーンスタインの弟バートンによるバーンスタインを中心とした家族の回想。
先祖のルーツにまでさかのぼっての二世代サクセス・ストーリーの様相を呈しています。原書は1982年に出版された「Family Matter」。
1986年の出版時に初版を銀座のヤマハにて購入しました。
no.9
レナード・バーンスタイン 無限の可能性
(ペーター・グランヴィッツ著、武石みどり訳、音楽之友社)
もとは1984年に出版されたものに1986年若干の訂正と補足を加えたものの全訳。
第1章で彼の登場の背景となったアメリカ音楽の状況、第2章で伝記事実、第3章では「演奏家」バーンスタインを、第4~8章は「作曲家」バーンスタイン、第9章では「音楽教育者」バーンスタイン、そして最終章ではバーンスタインの人となりについて論じています。
手元にあるのは古書で入手した1986年の第1刷です。
no.10
レナード・バーンスタイン
(ジョーン・パイザー著、鈴木主税訳、文藝春秋)
1987年にアメリカの女流音楽評論家J.パイザーによって書かれたかなり詳細な評伝です。
バーンスタインの音楽活動のキャリアを追うのとほぼ同じ比重で、「彼の個人的な領域に立ち入り、その生活の複雑な面を探っている」と訳者は後書きで書いています。
出版当時は「悪質な暴露モノ」という評もあったようです。私が読んだ限りでは、そのような「影」の部分も詳細に描いたことにより、かえって「人間バーンスタイン」の奥深さ、ありのままの姿が感じられ、奇麗事では済まぬ天才の日常の一端に触れた感がありました。
所持しているのは1990年の第1刷です。
no.11
ここまでは、いずれもレニーの存命中に書かれた評伝でした。
以降は、彼の死後に出版された著書です。
バーンスタインの生涯 上・下
(ハンフリー・バートン著、棚橋志行訳、ベネッセ)
バーンスタインの死後1994年に出版された本格的評伝。
巨匠と親交の深かった著者が膨大な資料をもとに3年がかりで完成させたと言われるバーンスタイン伝記の決定版的存在です。
客観的筆致が素晴らしく、栄光も徒に美化することなく、もちろん彼の挫折や負の部分も描いています。それゆえにありのままのバーンスタインの姿を身近に感じ、読後の感動も大きなものがありました。
手元にあるのは出版後すぐに買い求めた1994年第1刷です。(上下二巻)
no.12
バーンスタイン 音楽を生きる
(バーンスタイン×E.カスティリオーネ、西本晃二監訳、笠羽映子訳、青土社)
80年代半ばから死の直前までに渡って続けられたインタビューをまとめたもの。1991年にイタリアで出版されたものの全訳。国内では1999年に出版されています。
エンリーコ・カスティリオーネはイタリアの音楽ジャーナリスト。
手元にあるのは2002年の第2刷です。
no.13
レナード・バーンスタイン
(ポール・マイヤーズ著、石原 俊訳、アルファベータ
2001年第1刷。
写真満載で魅力的。 これも完読していないなぁ。カバーの背がムチャ焼けてしまった(カンケイない!)。
no.14
写真集 レナード・バーンスタイン 日本版
(藤岡啓介・岡田好恵訳、アルファベータ)
原題「BERNSTEIN REMEMBERED」の日本版。
序文アイザック・スターン、解説ドナル・ヘナハン。
日本版独自のページに74年、85年、90年の来日時のショットが収められています。図版が大きいと写真からでも音楽が聴こえてきそうです。
no.15
バーンスタインの思い出 19人が語るマエストロの人間・音楽・作品
(W.W.バートン編 山田冶性訳 1997年 音楽之友社)
オーケストラのヴァイオリン奏者である著者によるインタヴュー集。
no.16
レナード・バーンスタイン 情熱の指揮者
(エヴリン・レニック著、伊藤制子・柿市 如訳ヤマハ2002年初版)
未読・・・。
no.17
バーンスタイン 愛を分かち合おう
ひのまどか著 リブリオ出版2002年11月初版
子ども向けの「作曲家の物語シリーズ」中の1冊。
「子ども向け」とは言え、彼の同性愛嗜好や様々な負の側面も描かれており、なかなか充実している。
写真も豊富。
no.18
バーンスタイン名盤100選 LPジャケット美術館2
佐渡裕/高橋敏郎 とんぼの本(新潮社)2008年9月
とにかく、ジャケ写真と、それにまつわるエピソードが楽しい。
no.19
レナード・バーンスタイン ザ・ラスト・ロング・インタビュー
ジョナサン・コット著 山田治生訳 アルファベータ2013年8月25日第1刷
レニーの誕生日に第1刷刊行。
原題「DINNER with LENNY」
たくさんのレアな話、おなじみな話・・・・最後は感動的。
no.20
バーンスタイン 20世紀アメリカが生んだ最高の音楽家
KAWADE夢ムック 2014年7月30日
ムック本。
既出の記事多数。でも、面白い。
岩城宏之、大植英次の記事が特に面白い。
片山杜秀氏の17ページに及ぶ力作「片山杜秀、バーンスタインを語る~俗なるものの聖化への挑戦と挫折~」もすばらしい。
ところが・・・
目次では「片山杜秀、カラヤンを語る・・・」の大誤植!!!
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