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2020.03.08

ヤンチャ度の低下著しく

テーマ：ノンジャンル。(2233)

カテゴリ：雑学

最近新しい仕事をはじめたのだが、その職場には20代・30代の若者が何人かいる。駅から離れたところに住んでいるので、当然クルマを持っているだろうと思ったら、どうやら持っていないらしい。家に親のクルマはあるが、自分で所有する気は今のところないようだ。

クルマを持っている人も「月に一度か二度しか乗らない」なんて言うし、車が必需品の我々世代とは人種が違うとしか思えない。クルマに金をかける替わりにゲームにハマっているのかというと・・・彼らの場合はそうでもない。じゃあ、いったい何に金を使っているのか？

と言うか、我々が20代・30代だった頃より今の若者は貧しくなっているのだ。パソコン、テレビ、洋服などは安くなったが、クルマだけはずいぶん高くなっている。年金保険料も毎年上がるし、最近は金を使っただけで10％も罰金を取られるようになってしまった。

老人による、老人のための政治だから、若者は搾取されホーダイ。それでも、ゆとり教育によって従順に育てられているから、若者による暴動は起きにくい。 団塊の世代 だったら黙ってないと思うけど。

僕は子供の頃、東京の明治公園近くに住んでいたから団塊の世代の人たちが安保闘争をしているのをこの目で見ている。警察が放った催涙弾で次の日の登校時も目が痛かった。おそらくタマネギの成分なんだろう。黄色い粉がそこらじゅうに飛び散っていたのを覚えている。

1960年代の日本は若者が圧倒的に多かった。そしてヤンチャだった。だってワルの方がモテたんだもん。今は番長なんていないと思うけど、あの頃は番長が憧れの的だったんだ。

男一匹ガキ大将【本宮ひろ志】

音楽にも世代間ギャップを感じるね。僕が子供の頃はグループサウンズ。中学・高校でハードロックに移行して、バブルの頃はフュージョン（ジャズとロックの合いの子みたいな曲）。その後、小室ファミリーが一世風靡したあとはヒップホップだったかな？尻の割れ目が見えるくらいズボンを下げた高校生がいっぱいいた。（バカかと思ったけど）

で、今はラップを口ずさみながら歩いている若者を見かけるようになった。おとなしくブチブチ文句を垂れてるような人。いろいろ不満はあるのだろうが、暴力に訴えることはない。思うようにいかない世の中をラップで紛らわすと言うか、笑い飛ばすと言うか・・・そんな世の中になっている。

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