ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ

ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ

look,sound,seem等

be vs feel

I am disappointed. 私はがっかりしている。
I feel disappointed.
ほぼ同じ意味として使えますが、beが直接的に言い切っているのに対し、feelのほうはやや間接的で、その分ニュアンスとしては弱くなります。「がっかりしたような気分だ」とでもいいましょうか。
たとえばshyのように、その時の感情(「照れくさい、気後れしている」)についても、本来の性質(恥ずかしがり屋、引っ込み思案)についても言えるような語なら、
I feel shy. と言えば「私は気後れしている」という「感情」を表していると分かるし、I am shy.なら「私は引っ込み思案(な性格)だ」という意味だとはっきり分かります。

be vs get

getは「ある状態になる」プロセスを表す語です。これについては こちらを参照

When he showed up, we were really excited. →彼が現れたとき、私たちはとても興奮していた。(すでに興奮しているところに彼が現れた感じ)
When he showed up, we got really excited. →彼が現れたとき、私たちはとても興奮した。(彼が現れたことによって、興奮した)


look, sound, seem

「見た」情報から判断した様子を述べるのが look で、「聞いた」情報から判断しているのが sound です。事実であるかどうかは分かりません。事実を述べるならbeです。


"You look tired." 「疲れているみたい(見て判断している)だね」
"Yes, I AM tired." 「ええ、実際疲れているのよ」

"You sound angry" 「怒っているみたい(聞いて判断している)だね」
"Well, I’m just frustrated."   「えーと、ただイライラしているだけよ」

seemはlookと似ていますが、見た目だけではなく、雰囲気など、もっと全体的な印象から判断しています。
また、seem to beを使うこともあります(意味はほぼ同じです)。 (look to be/ sound to beとは普通言いません)
You seem angry. → You seem to be angry.


【 It …like +文 】 の形を使って、少し間接的(=控えめ)な表現もできます。カジュアルな会話では It を省略してもいいです。
You look[sound/seem] angry.
= (It) looks[sounds/seems] like you’re angry.



make その他

「だれかをある状態にさせる」にはmakeという動詞を使い
He made me happy. 彼が私を幸せにした
のように、make + 目的語 + 形容詞 という形を使います。
(ただ、 前項 で出てきたように、感情を表す形容詞で、動詞にルーツを持っているものであればその動詞をそのまま使えばいいのです。
I was scared! That roller coaster really scared me. 「怖かった! あのジェットコースターとても怖かったわ(=ジェットコースターが私を怖がらせた)。

Don’t disappoint me.   がっかりさせないでよ。

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