“わし”と“かき”
“わし”と“かき”わしが生まれた。たまごから出て先ず最初の闘争が始まる。
巣のある崖から忽ち転落。這い上がる闘争である。
食物もなく、山中に閉じ込められ、空腹のあまり食物を求めて
谷間に飛び降りなければならない。
まさに生命を保つための戦いである。
一方“かき”はどうだろう。
はじめから海の底におかれ立派な殻にかこまれ、
他の世界からまもられる。
流れが静まるまで内部に閉じこもり、空腹のときは
口を一寸あけるだけ。
そして、フワフワと漂うだけである。
あまりにも多くの人は“かき”のようではないだろうか！
座り込み、何かいいことないかしらとばかり考えている。
成功するには、“わし”の精神で行きたいものである。
そして成就した暁には今度は“かき”のようになって
中で成長する“真珠”をエンジョイするのである。
若し、今週うまく行かなかったら、もう一日使って
やってみることです。
土曜日を使ってみる事です。
萩原義大
戦略経営は保証思考から
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