
住まいから1キロ先にある土地に仮設住宅の建設が進められています。
この土地には以前「アレグリア」もしくは「シルクドソレイユ」のテントが張られたようで、住まいを探すときに案内してくださった不動産の社員の方から「まるで夢の国のようでしたよ」と説明を受けました。
「また、来るといいですね~ (^^)」
「そうですね~ (^_^)」
そんな会話をした数か月後に大きな地震が起きてここに仮設住宅が並ぶようになるなんて思いもよらなかったです。
仮設住宅の道路を挟んだ向かいには新幹線の高架橋があります。

高架橋の向こう側はマンションや商店など建物がいっぱい並んでいます。
橋の反対側は慎重に開発が進んでいました。土地の値段も高そう。デベロッパーが狙っていたのではないかしら?

仮設住宅というものを実際に初めて見ましたがプレハブの長屋のようです。
音や振動がお隣に漏れそうだし、寒さ暑さがしんどそうです。
体育館よりはいいかもしれませんが、生活するには大変そうな感じがしました。
仙台市内には10数か所の地域に4000戸の仮設住宅が建設される予定です。
住まいから自転車で約5分ぐらいの場所に市民ホールがあるのですが、お買い物に行く時にホールの前を通るとお線香の匂いがします。
ご遺体安置所になっているのです。まだお迎えがない方々がいらっしゃるのだと思います。
被害が少なくほぼ日常の生活に戻っている私のような人々がいる一方で、今だ家族と対面すら出来ていない方々が多数います。心の中で手を合わせてホールの前を通っています。
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