http://www.kominka-ryokan.com/main.html )泊まったというよりもお世話になったという感覚だ。以前、東京で日本食レストランを経営していたご夫妻が、7年前に東京を離れ、古民家を求めてここに移り住んで「開業」したという。一晩でひと組だけをおもてなしする。到着すると、松、桜、などの薪をたいて迎えてくれる。生木のいいかおりだ。部屋は、ふすまでしきられた3部屋が使える。ぜいたいくだ。料理が絶品だ。手のこんだ前菜、味噌味の豚肉、お椀、小鉢がたくさん並ぶ。また、竹串にさして囲炉裏で焼いたヤマメ、庭の罠でとらえた猪鍋、そしてしめは手作りのうどん。すべて最高だった。ご主人と奥様のこころづかいを随所に感じる。毛布、昼寝用のまくら、夜の布団には湯たんぽも用意してあった。足がひえるといけないので厚手の靴下まで。おふろは24時間入れる。いたれりつくせりだ。まわりには山以外のなにもない。景色も決して風光明媚とは言えない。田んぼと畑がつらなっているだけだ。それでもお客の70~80%はリピーターだという。やはりこのふたりの心のこもったサービスと人柄にひかれるのだろう。自分もすでにリピーターの仲間入りした気分だ。

囲炉裏を囲んだ夕食は味も風情も最高だ。

山の夕暮れは早い。まだ午後3時半だ。

猪の罠がいたるところにある。気をつけないと人間が罠にかかってしまう。
罠には、猪の大好物の山芋がおいてあった。

猪以外にも、鹿や猿や熊もいるらしい。
農作物を荒らして農家の人は困っているという。
動物から畑を守るために、電線を畑の周りに張り巡らして12Vの電流を流している。
「熊に注意」の看板があった。

このまま進むと熊に出会いそうな気配があったので引き返した。

旅先でシェービングクリームを忘れたら 2011.11.06 コメント(4)
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