このブログは外野席でライオンズを応援される方がメインターゲットだ。
あくまで外野席の話をするので、内野を巣にされている方は「ふーん」程度に。
GW もたけなわ、西武ドームのレフト外野席も連日満員に近い状態になっている。
3日・4日にレフト外野席にお越しになった方はご存知だろうが試合開始前に係員の方が、座席シートを詰めるようにお願いして回っている。
一人でも多くのファンが座って観戦できるように、場所を確保しているのだ。
だがこの状況でも依然大きなシートを広げ、必要以上の場所を確保している方がいる。係員の話はきいたフリで、係員が立ち去るとすぐにまたシートを広げる阿呆すらいる。
そのせいか、係員の声のかけ方は
「 ここに他のお客様をお入れしても良いですか
」
に変わってしまった。
苦労が絶えない感じがする。
今の外野席は、フラッと球場に来た事情を知らない家族連れが
ピクニック気分で大きなシートを広げられる状況ではない。
大きなシートを敷いているファンは、翌日入場列のノウハウを知った常連ファンなのだ。
大荷物をデーンと並べ、余裕をもって座り、応援ボードを平置きする。
苦労して取った場所だから、堂々と広く座っていい。
場所の無い奴は、場所取りの努力をしていないから悪いのだ、と公言する阿呆まで居る。
あっしの応援仲間に、この問題に心をかけ続けている好漢がいる。
場所を詰め、さらに荷物を減らし、少しでも場所を確保できるよう仲間に呼びかけている。
周囲の仲間も、これに理解を示して場所を詰めている。
あっしはまだ、荷物を減らしきるステージに到達できていない。
彼は私よりずいぶん年下だが、この点ではかなり置いていかれてしまった。
彼が公務員であることに、明日の自治体の希望を感じるほどだ。
置いてけぼりのあっしだが、彼の狙いは理解できているつもりだ。
彼は、「座れない人を座れるようにする」 なんて言うヒューマニズムで席を詰めることを呼びかけているのではない。
ファンが詰めて入ることで、応援が大きくなることを知っているのだ。
ファンが寄せ合って座る事で、声が出しやすくなる事、盛り上がりやすくなる事、投球や打球などの観戦の機微を周囲と共有しやすくなり盛り上がりやすくなる事
そのすべてを知りつつ、ヒューマニズムっぽい言葉に乗せて呼びかけている。ずる賢い奴だ。
ライトスタンドの楽天ファンは、明らかにライオンズファンよりも詰めて座っていた。
イーグルス得点時の一体となった盛り上がりを見た人も多いだろう。
ホームでファンも多いレフトスタンドも、同じようにすべきだと考えているのだ。
最初にも書いたが、 このブログは外野席でライオンズを応援される方をメインターゲットとして書いている。
「読んでるよ」と声をかけて頂くことも多くあるし (ありがとうございます)、ヒソヒソと 「64だ」「ブログの」 と言われることもある。 (聞こえてるぞ!)
1日のアクセス数は600~700、外野席のファンは100人程度だろうか。
十分だ。あえてここで呼びかけたい。
勝手に前述の彼に代わって、偉そうに呼びかけたい。
場所は詰めよう。 荷物は減らそう。一人でも多くのファンでスタンドを埋めよう。
そうすることで、ライオンズの応援は一歩先のステージに進める。あなたが余裕のある場所を確保するだけ、ライオンズの応援のレベルは下がる。
じゃあ具体的にどれくらいの場所ならいいの?という話だが、
いちファンとして 「 畳半分のサイズ
」 を一人分の場所としてご提案したい。
半畳だ。
「起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半」 という言葉がある。大の男でも、起きて座る分には半畳で十分だ。
実際にやってみていただければ分かるが、荷物を置いても余裕がある。
そこに置き切れない程の荷物は、常連たるもの球場にもって来るべきではない、というご提案だ。
二人で観戦するなら、畳1畳になる。いかがだろうか。
なお外野ベンチ席常連の皆さんも他人事ではないと申しあげておきたい。
横幅半畳ならもうちょっと詰められる。
ベンチに荷物を置くなんてもってのほかだ。
またGWのように立見席が出ているときに、ボートやゲートフラッグを
堂々と掲げて立見席の視線を塞いでいるケースがあると聞いた。
ぜひご留意頂きたい。
所詮いちファンのご提案なので、何の拘束力があるわけでもない。
ただ球団・球場も色々考え始めたようなので、
今のうちにファン自身で対応していかないと
一人半畳どころの規制ですまないようになる可能性は「高い」。
ぜひぜひ、伏してお願い申しあげたい。
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