使ってみた感じ

　まず、「月のやさしさ」から使ってみることにしました。月のやさしさは、Ｓ・Ｍ・Ｌともに大きさ（面積）は変わりません。厚み（布の重ね）で変化をつけています。紙ナプと違って、最下層に防水素材があるわけではないので、Ｓサイズを量の多いときに使うと下に染み出してきます。ただ、Ｌサイズはかなりの吸収力で、結構長時間の使用に耐えます。
　次に「白うさぎ」。月のやさしさと同じ系統のプレーンタイプです。こちらは、面積の大きさでＳ・Ｍ・Ｌとなっています。「汚れていない面を折り返して続けて使える」というのがプレーンタイプの特色ですが、白うさぎのＬは４つ折りにして使うので、こまめに折り返せばしばらくの間キレイな面で気持ちよく使えます。
　２つとも、使用感にさほど変わりはありませんが、製品の色が月のやさしさは薄いピンク、白うさぎは生成りなので、白うさぎのほうが洗いあがりに気を使います。

　Ｗｅｍｏｏｎは、下層部に防水布が、中間に吸収布が縫いこんであり、全体的に薄手です。使用感はかなり紙ナプに近いものがあります。仕事の時など、午前中いっぱいトイレに立てないこともありますが、ＷｅｍｏｏｎのＬサイズで楽勝でした。Ｍサイズでも、普通の量の日は大丈夫です。

　クリップオンのＷｅｍｏｏｎ以外は、ずれるのではないかと思っていましたが、材質のせいか、ずれることはほとんどありませんでした。ただ、トイレに落とすのには注意した方がいいかもしれません。モレも、吸収も、紙ナプの方が特に良いという事はありません。
　驚いたのは、蒸れた感じがしないこと。今まで「吸収しても表面サラサラ」というＣＭを信じていましたが、実はベタベタしていたんだな、と思いました。今まで苦しんでいたかぶれとかゆみも、３日すぎてもほとんど起きませんでした。
　考えてみれば、綿の下着と同じ材質ですもんね、これでかぶれたら毎日かぶれてるはず。

　２日目の夜、洗濯が間に合わなくて、久しぶりに（？）紙ナプを使ってびっくり。
「今までコレを『柔らかい』って思っていたの？？」
そのくらい紙ナプをゴワゴワとした異物に感じました。