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昨日は、日本で見たTVドラマのことを書いた。今回は久しぶりでもあり、他にも随分沢山TVを見た。
年末年始と言えば、昔は、それなりにワクワクするような特別番組が多かったような記憶があるのだが、今回は、何ともしょぼい番組が多かったなというのが正直な感想だ
言い古された話だが、インターネットの普及などによって広告媒体が多様化してTVコマーシャルのスポンサー料は下がる一方だし、多チャンネル化も進行しているとあれば、TV番組の制作費用は右肩下がり。そういう状況下で、各局がこぞって人気の連続ドラマの一挙再放送で放送時間を埋めていたのが今回目立った特長だ。
ただ、それをどうのこうのと非難するのは時代認識の誤りだとも思っている。今は、昔のように、茶の間で家族が揃ってTVを見るという時代ではない。TVが家族団らんのための一番の娯楽という時代はとっくの昔に終わっていて、パソコンやワンセグも含めて、一人一台のTVを持ち、録画やオンデマンドで、自分の好きなものを好きな時間に見るというのが今や普通であり、かくいう私も、紅白歌合戦の裏番組である格闘技イベントをワンセグで視聴していたし、面白い番組がないときには、撮り貯めてもらった「坂の上の雲」何かを見ていた。まあ、見たい人は見ればいいし、見たいものがなければ、他の選択肢がいくらでもあるということだ。
だから、例えば、若手芸人を集めてバカ騒ぎを繰り返す番組などで、無理やり時間を埋めるくらいなら、良質のドラマやドキュメンタリーの再放送は大いに結構ではないかと思う。まあ、願わくば、世界の現状を伝えるような骨太の番組がもっとあれば、それに越したことがないとも思ってはいるが・・・。
いずれにせよ、一度、固定観念をバラバラにして、TVの役割みたいなものをゼロから再構築する時代に入ったような気がする。まあ、再構築が必要なのはTVだけではないですがね。
一期一会かな。さみしいけれど・・・。 2011.06.23
今日は、とても忙しい1日でした。 2011.06.20 コメント(3)