中検2級への道!

中検2級への道!

鼻音、軽鼻音



 鼻音はNG、軽鼻音はN。よく言われるのがNGは鼻から音を出して長めに発音し、Nは舌先を上の歯の内側に素早く移動させ、息を封鎖するというもの。だけどこれでは、息を封鎖するときに声が出せなくなってしまうから、Nの音が響かない。Nの音を出し続けようとすると、NGと区別がつかなくなる。

 そんな疑問を持っていたら、ある本で説明されていた。『NもNGも鼻音。Nは案内のあんの形、舌先を上の歯の内側に付けて発音する。NGは案外のGの形、舌先を下の歯の内側に付け、舌の根本の部分を上あごの奥に付けて発音。どちらも鼻から息をだす音だ』そのうえ、Mも鼻音だという。舌でなく唇で封鎖する鼻音の仲間なのだそうだ。

 舌の位置と構えだけが違うだけで、鼻から息を抜いてもいいわけだ。Nのほうは舌先を歯の内側まで移動させ、下の根元を、あ・げ・ず・に発音する。口の中の空間を広くしたままで、鼻に抜いた音を響かせれば、それがNだ。


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