子供といっしょ♪

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ぽんちゃん出産


知れないけど、28日から麻酔科の先生が年末休みになるので。といわれた。
先生は?といったら、産婦人科は24時間年中無休です。といわれた。
ちょっと可哀想・・・しかもお産って夜中あるし・・・

病院にバスで移動。荷物抱えて・・・
私はお腹があんまり目立たないタイプの妊婦なので、コート羽織ると全然分からないらしく、席をゆずってもらったのは1回しかありませんでした。
入院手続きにえらく手間取った。
んで、産婦人科病棟へ。

まず、カルテを見たりして助産婦さんとお話。
「うーん・・・きょうってやるのは子宮口をやわらかくする点滴をうつだけで、
うったらだらだらねてても開かないのよねー・・・ところでおうちの大掃除終わった?」
「いやーそれが中途半端に残ってるんですよー。
おうちに帰ってもいいのかなあ?外出許可ってでるんですか?」
「うん、先生に聞いて来るね、多分許可出ると思うんだ。」
お腹のはりを見る機械も問題なし。

点滴は時間かかるようなので
「ちょっとお手洗いいっていいですか?母親にも電話したいんですけど・・・」
病院について、落ちついたら電話するって約束してたのである。
「あ、機械終わったからいいよ。」←はりの機械

うんとこせっとどっこいしょ。
ああ、ベットから立ちあがるのは体が重くていやんなっちゃう・・・

・・ん?!

その瞬間、あとからあとからあふれる液体。
げ?!もらしたのか?!と一瞬思ったけど、意識を集中しても止まらない!!
破水だーーーーーーーーーー!!!!

へんなかっこでいそいでナースステーションへ!
「すいません、あの、あの、なんか、液がとまらないんですーー」
「・・ん!こっちきて!」
と、いそいで診察室へ。
なんかリトマス試験紙みたいので確認したら
「ほら、色変わってるでしょ?破水にまちがいないね!」
「がーーん!外出はだめですね・・・ああ!着替えないと!」
もうてっきり家に帰るつもりで着替えてもいなかったのだ。
「私もってくるから!どこにある?」
「ロッカーにすべて荷物をつっこんだままなんです・・・かぎはベットの所の棚の上・・・」
というわけで、すべてなんか装着してもらい着替えてベットへ・・・

ベットに戻ったら、
「んんんんんん?????」
きゅきゅきゅーーーーーっとお腹が痛い!
くるしいぞ?!なんかおかしいのか?!
いたたた!寝るのが大変だぞ?!
看護婦さんがたたた、ときて
「はい、破水したのでこの薬飲んでね。」
と薬をもらったんだけど
「あれ?!お腹痛いの?!」「なんか・・・ちょっと・・・」
薬を飲んだら、すぐにごみ箱にリバース。ああ、薬が・・・
「ご、ごめんなさい・・・うえーーーー」大変!
「張りをみる機械、また持ってくるから待っててね、錠剤じゃなくて点滴にしよう!」

・・・・張りがきてるー。うう、なんか苦しい
「張ってきた。うーん、間隔が短い!ちょっとまってて、部屋片付けてくる!」
といって、数分後、機械をつけたまま移動。途中で痛みがくるので、とまりとまり。
「あ、破水して陣痛きたの?じゃあ早いかもね」
という女医さんの声がちゃんと聞こえるから実はたいした事ないのかも・・・
トイレにはいったけど、大変!

いつまでまっても連絡がこないので、母がきたときにはなんかもう呼吸も荒い私。
「こんなことだろうと思ったのよ!でもまだまだこれからなんだからね!」
ええー?まだまだって、これから12時間もかかるのー?
体力もつかしらー?いま1時なのねー。←冷静じゃねえか。
なんか間隔が早い事に気がついた母親は
「なに?!なんかあんた間隔短すぎない?!ちょっと測るから陣痛きたらいいなさい!」
測ったら・・・
「げ!2分間隔じゃないの!かんごふさーん!」なんてオーバーな。
まだこの部屋入ってから30分すぎしか経ってないんだよーん。
「え?2分間隔?じゃあちょっと内診しますからお母さん出てて待っててください」
そして初めての内診・・・
「え?!あ!もう8cm開いてる!あ、どうしよう。ここで全開までまつ?分娩室いく?」
「ここで全開まで待ちますー」←苦しくても別にあいだあいだで話すのは全然可能。
「はい、わかった」
でも次の陣痛がきた後、
「すぐ全開しそうだから移動しよう!」
おいおい!じゃあさっき聞いたのはなんだったのじゃ?!
と、ここで母さようなら。母は陣痛のおきている娘の背中は30分弱さすって終了。
これ、人によっては1日とかさすってないといけない人もいるらしいので、ラッキー?

そして分娩室に入ったのは2時。全開してないので好きな姿勢でいきみをがまんする。

「あ!立会い希望なんだよね!」母子手帳で両親学級でてるとえてしてそうなのです。
「電話するね!」と電話したけど「すぐにでてこれないんだって。しばらくしたらまた連絡くれる様にしたよ」

こりゃあまにあわねーな・・・と私は即座におもった。だって今まですごい超特急なんだもん。

すぐ全開したけど、いきんで!といわれてもなんかうんこでそう。でたらいや。やだよーと思ってたらばれて
「ねえ・・・いきめないのって、ひょっとしてなんかでそうと思ってない?」
どきーん!
「うん・・・ちょっと」
「でもね。全然でてないし、でないんだよ。それはね、うんちじゃなくて子供なの。だから平気なの。
いきんでいいんだよ。」
といわれたので、ちょっとがんばってみるわたし。えらい。

「手はここをもって押さえて、お腹に力入れて、えびみたいに前かがみになっていきんでね」
・・・・あ、あの・・・ちょっと要求が多くて覚えられないんですけど・・・
「うーん」といきんだけど、なんかへん。
「あ、混乱してるね。頭と手と体がなんかへんだよ。」
「うん。自分でもわかる。えーっと、手をここで、えび??」
「そしてこう。こうこう。そうそう。」
うんうんうなるけど、あんまり声とか出すと気が散るのであんまり出したくない感じ。

そろそろでるからきるよ、といわれて、えーなんかいたそーと思ったら
本当に痛いでやんの。「いてっ!・・・あ、ごめんなさい」「そりゃーいたいよなー」先生のんき。
そしてぽーん!とでました!
「男の子ですよー」
普通なんか涙ぐんだりするのかもしれませんが
私はうれしくてうれしくてにこにこにこにこ状態でした。
ちなみに旦那はその後1時間半後にきました。残念でしたー。
結局分娩室に入って40分程度。そんなもんか?

産んだあと、通常車椅子で病棟までもどるんですが、私歩いて帰りました。すたすた。
先生に「大丈夫なの?!無理しないでよ!」といわれたけど、本当に元気だった。

その後わかったことだけど、ちょっと多めに出血(600mlくらい)してたらしい。


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