SWEET SWEET HOME

SWEET SWEET HOME

2004 -OZの彼-

そんなきっかけ が、スチュとの出会いだった。


しばらくは普通のメルトモ感覚で

週に1回くらいの頻度でメールし合っていた。


2004年春に知り合って、夏の頃には

スチュが日本へ遊びに行くと口にするようになった。


週1回のメール、しかも毎回10~15行程度の短いメールで

お互いのコトを知るには、あまりにも足りなかった。

と、少なくとも私は思っていたので

最初は冗談で言っているんだろう と思っていた。


秋になり、上司の許可がおりて

1月当たりに休みが取れそうだから

日本に来る という。


正直困った。

来てくれるのはびっくり半面、とても嬉しい。

ただ、1月、ここは雪しかないのだ。


スチュは生まれも育ちもパースで

実際の雪を見たことがない。(と言っていた)

もちろん、ウィンタースポーツもやるわけがない。


「現代日本を知ってもらう場所」を案内するのはどうだろう? と思い

東京はどうかな?と思った。

が、スチュは私の住んでいる街へ来たいというのだ。


ひ~。

ますます雪しかない。

仕方がないので、できる範囲の案内をしようと思った。


思えば、彼はただ私に会ってゆっくり話がしたかったんだろう。

当時の彼にとって、

東京だったり雪しかない片田舎だったりは、二の次だったに違いない。

でも、ドンな私はそんなコトにも気づかずに

いかに彼に楽しんでもらうかを、毎日あれこれ考えていた。



計画が具体的になり、その日が近づいてくると

だんだん実感がわいてきて、会うことが楽しみだった。

最終的に、スチュは年末年始にやってくることになり

我が家で我がファミリーと年を越した。



スチュのことは写真で知っているだけだったから

実際はどんな感じの人なんだろう と

彼自身に友達以上の興味持ち始めたのは

ホントにスチュがやってくる、ちょっと前からだったのだ。



わざわざ高い時期に私の街まで訪ねてきてくれるなんて

私の事を特別な気持ちで良く思ってくれているんだろう

って、ちょっと思った。



そして私たちは、ついに会って、一緒に楽しい時を過ごし

彼の帰国後にチャットで、お互いの気持ちを告りあったのです。



でも、彼はロマンチックな遠まわし的表現で言ってくるので

彼の本当に言いたい意味を理解するのが大変でした。

これは大切なことなんで、明確に理解できなかったことは

雰囲気を台無しにしたとしてもきちんと聞き直しました。

彼は、私をちゃんと理解してくれ、

別の簡単な言い方に変えて

気持ちを私にきちんと伝えてくれました。



彼にとって、外国で生まれ育ち、英語を第二ヶ国語とする

友達は私が初めてだそうです。

それを聞いたとき、どこまで私を受け入れられるのかな?

と、正直不安がよぎりました。

彼は私をきちんと受け入れて、理解しようとしてくれています。

今のところ・・・。


でも、私たちの付き合いが長くつづくと、どうなるかわかりません。

彼が仕事で疲れたときや、喧嘩したときはどうなるんでしょう?

そんな時に、拒否された態度をとられたら

私は彼に一線を引いてしまうでしょう。

私たちの関係はまだそんなモロイものなんです。(2005.2 現)

私ももちろん、英語力の向上に力を入れます。


彼が本当に私の事を理解してくれる人だと願っています。

私も彼をもっとよく知って、いい面悪い面両方受け入れたいと思っています。




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それから時は流れ、彼は今仕事でオーストラリア国外にいます。

外部となかなか連絡がとれない職場環境らしく

私はそれがどこの国かも知りません。。。

なんだかなー状態ですが、たまーに連絡がきます。




そんなこんなで2005年9月に1ヶ月間、アメリカへ旅行に行きました。

そこで知り合ったビンセント。

とてもsweetでした。。。。


-2005- 年下の彼へJUMP



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