「何、こいつムカつく!」
これは私が何度となくビーちゃんに対して抱いた気持ち。
なぜかというと・・・。
彼は当時、まだ若く女心というものをほとんど理解していなかった。
少し(?)年上の私に対し、ずばり歳を言い当てたり、
(日本人は若く見える、と信じて疑わなかった私はかなりショックだった)
「年増」という習いたての日本語を使って私を笑わせようと(?)したり。
あまりにも年齢ネタをよく口にするビーちゃんに対し、一度私は
本気で怒ってメールしたことがある。
そのときの返事。
「僕は日本に今までこうして打ち解けて話せる友達がいなかったので、
こんなに仲良く話せる友達ができて嬉しかった。友達にはこうして、
たくさん冗談を言っちゃうんだ。怒らせてるとは思わなかった。でも、
もう二度といわない。ごめんね」(注:英語だった)
・・・ふーん。私は、仲の良いお友達と思われているのか。
そう思うと、なんだかかわいく思えてしまう単純な私だった。
つづく![]()