第二話「手抜き娘゛」小学校に・・・


学校の帰りに、毎日3人をお迎えに行かなければならなかったからです。
「はぁ・・・少しは肩の荷がおりた!」と安心したのも“つかのま”・・・
小学生が下校途中に連れ去られる事件が多発しているとのこと・・・
心配性のひとみは、わざわざ小学校の近くまで行って、毎日一緒に帰るのでした・・・

そして、帰宅後夕飯のしたく・・・
遊びまわってる姉妹達を呼びます「悠美ちゃん、テーブル拭いて!詩乃ちゃんは、洗濯物たたんで!・・・久美ちゃんは・・・」まだ遊んでいます。
「みんな、手伝ってー!!」困ったもんだと思うと・・・「はぁーい!」と声がしました。
相変わらず、返事だけはいいのですが、そこにいたのは紘子・・・「ちょっとまって!紘子ちゃん、それ“お砂糖”?」「え?これは・・・あれ?お砂糖じゃない!?」ひとみはため息をつきました。もう少しで煮物の鍋に小麦粉を入れてしまうところでした・・・(爆)
「まったく、この前はコーヒー入れてくれたと思ったら、お塩が入ってたし・・・その前は、焼きそばにおしょうゆ入れちゃうし・・・」
要領はいいのですが、笑美も、希も、そして紘子も天然ボケというかあわてものというか・・・
「ちゃんと教育しなければ・・・」と思ってはいるものの、ひとみは父兄代理のこともするので、それどころではありません。他の姉妹達は遊んでるし・・・

続く・・・


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