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ではではお天気も悪いので出発しますか!小屋の方々に心からお礼を言います。ハーネスを装着します~! 風は強いけど、唐松に比べたら、そよ風程度です。 危険な箇所はほんのわずかで後は尻セード!こりゃ、たまりませんわい。これから家庭訪問なんで今日は此処まで。笑
2007.04.26
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この夜は風が強くて小屋自体が揺れてるのかという位でした。入り口のドアが風でガタガタ鳴る度に師匠はソチラを気にします。気持ちが痛い程通じてくるねとonoちゃんと話します。 今夜はコタツを特別に開放するというのでコタツに横になっていました。師匠は彼をひたすら待つつもりで寝ずの番をするみたいです。私もお付き合いしようと思っていたのですが「部屋に戻った方が良い」との指導でonoちゃんの待つ部屋に行きました。 「こんな凄い風の中、どこかでビバーグしてるのかな?」「寒いだろうね・・。可哀想に・・」「地蔵に歩いた形跡が無いなら、まさか・・・南沢で・・・」心配しながらonoちゃんと二人床に就いた。想像してしまうと、全く寝れない。朝方まで一人不安な夜を過ごした。 朝早くから地蔵に向かおうとした師匠が携帯チェックしたところ来れなかった彼からの留守電に気づいた。凄い風で地蔵を断念して赤岳鉱泉に宿泊するとの内容だった。 えええええ~~!!うっそ~~!!でもでも・・・ご無事で何よりでしたよ。それに・・・終わり良ければ全て良し!っていうじゃありませんか!笑 4時には鉱泉入りしていたという・・・一体昨夜の騒ぎは何だったのかしら?でも、onoちゃんや私への警告って事にしときましょう! ま、考察としては・・・来れない場合は仲間ではなくて必ず小屋に電話しましょう!留守電に入れても、メールでも山は電波が悪いので必ず本人に確認しましょう。又こうなった場合はどうするのか始めから打ち合せしましょう!【段取り8分実践2分】ですよ~! 去年はヘッドライト点けて登ってきたから今年もそうだとは限りません。山は毎日、いえいえ・・1分1秒で変わってくるのですから・・・え?あ・・・私に言われたくないって?ですよね~~!!(笑) 師匠はどうも段取りが悪いな・・・今回に限らずそう思う事がたまにある。(笑)あ、ごめんちゃい・・・(笑) 昨日の日記で師匠のお株が断トツUPしたので ここらで落としておかなくっちゃ~!(爆笑) ほっとしたところで雪掻きをします。広島出身のono様は雪掻き初体験!初めてで1m50cmはおったまげだったらしい!「信州はこわかとこたい~!」「こげん雪が降るなんて~」撮ったビデオに写ってるonoちゃんはそう言いながら初めてとは思えないスピードで雪を掻いて行った。(笑)ハッキリ言って今も筋肉痛です。辛かったけど・・・雪の埋もれた窓が出てきた時は嬉しかった。達成感と共に小屋の方々に心から感謝する自分が居ました。 ほら、こんなに掻いたよ!
2007.04.25
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さてさて、赤岳から下りマッタリと小屋で過ごします。私とonoちゃんは女2人個室部屋で話しが盛り上がり超楽しい時間を過ごします。良かったonoちゃんが居て。もっと沢山の女性が来ると思っていたので本当に彼女が居なかったら寂しい夜を過ごさなくてはいけませんでした。さて、実はこの日は午後からもうひとりの方が登ってくる予定でした。去年もヘッドライト点けての地蔵尾根だったので誰もが来ると待ってました。ところが・・・何時になっても来ないし携帯も繋がらない。心配した師匠がロープを持ってお迎えに行きました。外は真っ暗です。こんな中地蔵尾根を下るなんて私からしたら自殺行為です。でも、支配人は「彼がOKなら大丈夫」だと自信満々です。山の男同士の信頼関係なんですね。いつもなら宴たけなわの小屋も皆が心配して緊張感が漂います。もう一人の男性も跡を追って真っ暗な中を出て行きました。私とonoちゃんは窓からライトが暗闇の中に消えていく姿をただ無事を願いながら見送るしかありません・・・しばらくすると明かりが地蔵の方向から見えてきました。彼女と2人でニッコリ笑顔です。後から行った方1名のみが戻ってきました。「とってもじゃないけど、風が強くて地蔵は下れない」そんな中を下っていった師匠・・・もう半分泣き目の私達です。無線が入りました。「地蔵の頭に居る。滑落痕等無いので登ります。」あああ・・・あんな所にこの暗闇の強風の中ひとりで居るんだ。人の命を助ける方々ってすっごい世界に生きてるんだな。ヘラヘラと危険な山を登山している私が心配で見てられなくて何回も注意してくれたのにはこういう現実をずっと見続けていた体験からなんだな・・・1番初めに天望荘で会った時、私は2度目の冬山でした。その晩、社長さんと3人で遅くまで話した時から初心者のデンジャラスな女が心配だったんだろうな・・・そんな気持ちを知ってか知らぬか馬鹿な女は狂った様に雪山を登ってました。そんな話しをonoちゃんとしながら過去何回か頂いた注意メールを見て涙した。今度が最後通告だと思った。言っても理解しないから、こういう状態を神様が見せてるんだと思った。onoちゃんも同じ思いだった。GWに槍に行くのは止める。GWに北アに行くのは止める。もっと初心者なら初心者らしい登山をするべきだ。 本当は師匠と登ってくるはずの方の事が心配なのに口には出せない皆が居た。あそこから登ってくるにしては遅い!すると無線から「鎖のとこまで来ましたが、登ってる形跡見つからず。名前を読んでも応答なしの為小屋に戻ります」との一報です。 あああ・・・結局あんな下迄行ったんだ・・・想像しただけでも恐ろしい。あそこからならまだまだ時間かかるな・・・そう思っていたら15分もしないうちに戻ってきた。やっぱり タダモノではない。すっごい人間だ。 9時過ぎにようやく夕飯だ。 すっごい美味しいタイカレーだったのですが写真を撮るとかって雰囲気ではありません。 登ってくるはずの方が心配で皆ジョークを言ってはみるもののどこか笑い声に陰がある。お酒は飲むものの酔えない。結局小屋は一晩中電気を点けっ放しで不安な一晩をすごした。師匠は小屋のこたつで彼が来るのをひたすら寝ずに待ち続けた。彼の乗った車は登山口にあったとの情報で 彼が八つに居るのは決定的になった。この寒い中彼は一体何処に居るのだろう・・・寝れない夜を皆が過ごした・・・続く
2007.04.24
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9時八ガ岳山荘出発!準備体操をしてから南沢経由で行きます!今回のメンバー茅野山岳会の若手メンバーです!素敵な方々でした。有難うございました。久し振りの山は本当に気持ちが良いです。あっという間にいつもの休憩場所に到着です。onoちゃん&コアラユーカリじゃなくてもこのコアラは良いみたいだわん。ノリノリっす。もう朝から大笑いです!こんなにノンビリしていて小屋まで辿り着くのか?笑なんて思ってたら・・・コアラがコケタ!「いてててて~!」バリエーションルートを登ります。最高楽しかった!たまに落石があってスリリングでした。アレアレ・・・もう第2休憩ポイントだ。恒例。。。刺すぞ!!記念撮影。笑何だかんだと2Hで行者到着!コアラがぱんを食べてます。雑食なんだ・・・(爆笑)知らなかった。此処でランチをしなかった(パン3口)事が今回命取りになった。地蔵尾根は所々凍っていましたが、何回か歩きなれてる道なので慎重に進めば大丈夫です。onoちゃんはピヨピヨに続き2回目とは思えないスムーズで堂々とした足の運びです。腰が引けて怖がらない素晴らしい彼女の才能です。1時間程で小屋に着きました。白菜もビールもザックに背負ったまま赤岳を目指します!笑苦しい・・・師匠が速過ぎるのか・・・私がどうかなっちゃたのか・・・遥か彼方に師匠が行ってしまった。 このしゃりばての詳細は本家ブログにて書きます。心配そうに・・振り返る師匠。頂上~!
2007.04.23
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今回、写真専用ブログ容量オーバーの為コチラを新規OPENしました。とりあえずのテスト配信です。
2007.04.23
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