ちぃやんのお部屋

異世界。


なり響く風の中、
目を閉じた。



暗やみのはずなのに
一筋の光が見える

吸い込まれる



体の力が一気に抜けたのに
なぜか鼓動は
とてつもなく
速かった。




光の中は異世界
私はその中で息も絶え絶え
彼に話掛けた。


「まって‥」


私を刺したナイフを片手に
彼はこうつぶやく‥
『死ねよ』



光の異世界は
彼と私のあの時の
刻まれた記憶を呼び起こす
‘地獄’
だった。



醒めても
地獄は離れない。


異世界は私の記憶と心。



理屈などない。
すべては私が造り出した
泥沼。


はい上がる力などない。




今夜もまた目を閉じる。
永遠と繰り返される
光の中の異世界へ




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