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軍ジィのぐんじ情報。(2001年)
9月26日(水)
はじめまして。昔々ジエイタイにいたよしみで書いていきます。敬礼!!
9月27日(木)
同時テロ事件で、護衛艦派遣の記事が出ていますがやはり佐世保の第二護衛隊群の護衛艦が派遣されそうです。艦が最新鋭であるとともに隊員の士気が高く、四護衛隊群のあるなかで最強の艦隊です。あの艦隊なら喜んで行くでしょう。やはり九州男児は勢いがある。でもあくまでも後方支援なのでイージス艦よりも補給艦2隻、ヘリ三機搭載の護衛艦一隻、揚陸艦「おおすみ」クラスを一隻を派遣すればいいと思う。地上戦がほとんどなので負傷者などの救援艦の役目で派遣すると有効でしょう。邪魔者になるよりもその方が効率がいいのでは。
と思う今日この頃・・・。
9月28日(金)
今の段階での自衛隊の派遣は日米ともにまずいと思います。今の憲法、法律でいくと米軍が攻撃されても自衛隊はなにもできないからです。自衛隊は日本国の保有のものが攻撃されて始めて防衛庁長官の命によって攻撃できるような段階になります。先制攻撃ができないようになっています。隣の米軍が攻撃されても反撃することが出来ないのです。これではアメリカにひんしゅくものです。アメリカが守っているのに日本が助けずお金を出すだけ。これでいいのか!ブツブツ・・・
9月29日(土)
BBSで護衛艦の体験航海をされた方、お疲れ様です。変な揺れかたをしたと思います。ヘリ搭載型だと揺れ止め装置が装備されているので揺れが少ないのですが慣れないと逆に酔ってしまいます。体験航海、よくやりました。大砲の警戒員してました。大砲の射撃管制をしていたので作動展示の時によく借り出されました。
海外に行ったときに外人の方に館内を案内した時には参りました。英語が話せないのに案内係やらされたのは困りましたね。観艦式の体験航海は見ごたえありますので行ってみるといいですよ。いろんな護衛艦、潜水艦、対戦哨戒機が見れて面白いです。
10月1日(月)
今の自衛隊の最大の弱点は、後方支援です。自分の国を守ることだけですから海外支援は他の国の支援が要ります。まあそもそもそんな考えは湾岸戦争以前は持っていなかったんですけど。輸送機を派遣しても途中途中の国の空港で燃料補給。(C130は航続距離が短い。)護衛艦は、補給艦があるが派遣は2隻が限界です。(4隻しかないから。)揚陸艦は、海外派遣はおおすみ一隻で他の3隻は足が遅く、とてもいける代物ではありません。後方支援部隊は、昔よりだいぶ良くなりましたが、海外派遣するほど整っていません。やはり海外の国の物資に頼るしかないようです。
10月4日(木)
今はいつ米が攻撃するか報道していますが、むやみに攻撃するととんでもないことになってしまいます。西洋圏とイスラム圏では、考え方が違うからです。それとこの事件は二次大戦から引きずっているのです。どっちがやったやらなかったの問題ではないからです。「戦わずに勝つ。」これにこしたことは無いです。周りを固めて、けん制しテロリストだけを攻撃をする。この方法しかないのですが、これから第二第三の別のテロリストが出て来るでしょう。まさにイタチゴッコです。やはり日本もある程度の対テロリスト用部隊は必要です。それとアメリカ側にも軍産複合体という魔物が居ることも忘れないようにしなければなりません。
10月8日(月)
空爆が始まってしまいました。やはり相手はイスラムと欧米との戦争だと言う方向に持っていこうとしています。とにかく民衆を抑えることが先決ですが、アフガンの難民を助けるにも注意が必要です。そのなかにもテロリストが潜入しているからです。大人だけではなく、子供がいちばん危ないです。それと民衆を盾にして、攻撃の非難をしてくるでしょう。いちばん厄介な戦争となるでしょう。でも一つだけできる可能性があります。それをやった人はインドにいました。さあだれでしょう?
10月15日(月)
空爆のニュースが少なくなりつつある今日この頃。でもこの静けさが危ない。作戦は進んでいるでしょう。さて、問題の正解は、ガンジーです。武器を取らずあくまで非暴力を貫き通し、インドの独立の立役者になりました。その強い思いがたくさんの民衆に届いたからです。このような人もいたのです。武力けん制することも大事かもしれませんが、それよりもその地の民衆の指示を仰ぐことが大事なのでは。
10月24日(水)
米軍の強さは情報力と後方支援にある。もちろんハイテク兵器と兵力がダントツであるが、前者がないと十分に発揮できない。地上戦でもすぐ状況が悪くなると退避出来るように後方支援隊が用意されている。輸送手段も充実している。まさにどこでもすぐ派兵ができるのは、その後方支援があるからである。それと軍事衛星、無人偵察機からの監視による情報網が整っていることである。暗視装置による夜間の行動ができる。でもこれだけの装備でも、人間の野生にはかなわないかも・・・。
タリバンにも民衆と言う後方支援が要ることを忘れないことである。
10月26日(金)
イージス艦の派遣でにぎわっているが、まあわかる気もする。やはり他の軍隊との共同作戦ができるように法律を改正するべきである。イージス艦の話しになるが、そもそも空母を守るべく作られたものである。空母は防衛武器を持たないので広範囲から防御できるようにイージス艦が作られた。守るものが天文学的なお金がかかっているので有効であるが、日本の場合、それがない。やはり日米合同作戦がイージス艦にとって有効な使い道ではないだろうか?
10月28日(日)
自衛隊の武器関係はほとんどが米軍の使っている武器です。だから合同作戦でも対応できるようになっている。レーダー機器に関してもデータ-リンクというシステムがあり衛星からの情報、戦闘機、警戒機からのレ-ダー、他の艦艇からのレーダーの情報がリンクできるようにしてあり相手の動きがどのようになっているか全て一目で分かるようになっている。自衛隊の護衛隊群で見ると1群で8隻あり旗艦を中心にしてデータリンクで周囲約300キロが探知できるようになり、目標から近い艦艇が攻撃できるように旗艦から指示できるようになっている。それを合同作戦に使えば広範囲の空域を掌握でき、防空できるようになるからである。
11月8日(木)
自衛隊の編成が変わりつつある。空自は全国をカバーできるので変わらないが、海自は北海道方面から九州方面日本海側に軍備を強化している。陸自も九州に最新武器を導入しようとしている。これは北朝鮮への警戒からきている。北ロシアの脅威がなくなった今、南に移ろうとしている。イージス艦の配備も日本全体を空母と見立てて日本海に配備しミサイル防衛するようにしている。現に日本海にすぐ展開できるイージス艦が4隻のうち3隻が佐世保と舞鶴に配備されている。
11月9日(金)
護衛艦が3隻派遣されました。旗艦の「くらま」汎用型護衛艦「きりさめ」補給艦「はまな」と対潜哨戒ヘリ4機。まあ妥当なところでしょう。イージス艦はヘリが搭載でないのでオリジナル・ミニイージス艦(と呼ばれている)「きりさめ」だとヘリ1機搭載できるし、イージス艦ではないので反対勢力に言い訳がつくでしょう。中途半端な護衛艦を作るのが日本のいいところ。さすが・・・。
11月14日(水)
自分がいたころは、米ソの冷戦で北海道方面の行動が多く、青森の大湊に基地があるが、小型艦しか配備できなく、横須賀基地に北海道方面部隊(第四護衛隊群)が配備されていた。太平洋方面の第一護衛隊群もいて基地は満杯状態だった。私は、四護隊群の旗艦「ひえい」に乗艦し、よく北海道にいって訓練していた。それが今では、四護隊群は呉基地の配備になり、九州方面にもすぐ出れるように配備されている。日本海方面に三つの護衛隊群が展開できるようになっている。北朝鮮のミサイル防衛の要にするためである。最新鋭護衛艦の配備も多いのもうなずける。
11月17日(土)
海自の後方支援が充実していないのは、基地での補給が原則になってるからである。自国の防衛なので海外に派遣するようなことは、アジア圏に対していい印象ではないので後方支援艦(特に補給艦、揚陸艦)は、多く造れないのが現状ではないでしょうか。でも良く考えると、武器装置関係はほとんどが米国製で情報交換できるようになっている。ということは米国を敵にはできないし、軍国主義には決してならないのである。まあ、他国に攻撃できるほどの大きな武器を持ってないのが現状ですが・・。知らないことほど、大きな被害妄想を生むことがありますから。
11月23日(金)
護衛艦「さわぎり」と掃海母艦「うらが」が行く事になりますが、「うらが」がいくことになるとは。確かに補給物資は搭載でき、ヘリ甲板があるがこの艦の本来の役目は機雷敷設をする艦である。機雷を掃海できる装備は持っていないはず。それは掃海艇のような木造艦ではないからです。なんか補給艦がもったいなくて出すことが出来ず、補給艦に似てるからとりあえず出すような感じみたいで納得がいきません。機雷を敷設するような艦を派遣してなにをするのでしょうね。海のないアフガンに・・・。まだイージス艦のほうがまし。
11月24日(土)
補給艦「とわだ」を忘れてました。2隻でなく3隻です。すみません。でも補給艦はこれ以上は出ないでしょう。「うらが」がでるのもしょうがないかな。でも横須賀からなので、道のりは長い。同型艦の「ぶんご」が確か呉基地に配備されているのでは。やはり大砲つきはまずかったのかな。
12月3日(月)
今日、自衛隊の補給艦が米艦船に補給任務に入った。自衛隊と米海軍はどちらでも補給できるようになっている。後方支援、掃海作業においては世界トップレベルにある。護衛艦隊の訓練も第七艦隊よりいい成績を残している。武器の整備もよく、故障も少ない。ただし、訓練は訓練。実際の有事の作戦行動では米軍の緻密な作戦計画今までのノウハウで、トップであろう。
12月15日(土)
自衛隊の整備の良さの事で、面白い話が。今はないがダッシュと言う対潜兵器があった。これは魚雷を積んだラジコンヘリを飛ばして潜水艦のいる範囲に魚雷を落とす物で有人ヘリではないので危険度がないということから採用されたが、米海軍では、ダッシュがよく制御できずに使い物にならなかったらしい。自衛隊のダッシュは、上手く使っていたが、米軍が打ち切りになり部品供給ができなくなった。それから使っていたが部品が無い為、今の対潜ヘリになった。今はライセンス生産で部品は国産であるが昔は米から取り寄せていた。自衛隊の整備力は、トップクラスである。
12月18日(火)
訓練、整備面に於いてはトップクラスで米海軍を上回るが、実戦にもなると勝手が違う。車両、船舶の作り方、部品、塗装などが日本と米では違う。米は実戦向きの特別仕様のものを使っている。日本はと言うと、一般で使われている物。組立整備してるとその違いがわかり、つくづく、感心させられる。自動小銃の話だが、日本の物はオリンピックに使えるような命中率であるが、部品点数が多く、壊れやすく、土埃に弱い。米軍のは、どんな状況下でも使えるようになっている。暗闇の中でも分解できるようになっている。まさに実戦向きである。
12月23日(日)
不審船への海保の巡視船射撃沈没事件で、海自の護衛艦2隻が最初、監視していたが、海保の連絡が遅れ、クレームが海保から来ている。やはり何はともあれすぐに連絡するべきである。巡視船は高速航行できるようになっている。最近の護衛艦は、最高速よりも、瞬発力を重視するため、巡視船35ノットに対し護衛艦は30ノットにおさえられている。不審高速船監視に対しては、巡視船に任せた方がいい。昔の護衛艦は、蒸気ボイラーエンジンで35ノット以上出ていた。今は退役したが、「あまつかぜ」と言う護衛艦最初のミサイル艦が40ノット以上出たと言う。しかし、そのスピ-ドになるまで時間がかかり、機動性が悪かった。今の艦は、ガスタービンエンジンでスクリュー羽が可変できるようにしてあり、短いスピードでトップスピードになるように出来ている。そのため、スクリューの負担を抑えるため、30ノットにおさえている。機動力重視である。
12月25日(火)
相手も対戦車用のロケットランチャを撃ってくるとは、拿捕する以前の問題になってきた。幸いに誘導弾でないために船の上では揺れるために外れたが、当たっていたら大惨事である。やはり20ミリ機関砲以上の装備が必要である。アメリカなどでは、海軍並みの武器を装備している。あと船橋周りを防弾仕様にするべきである。海保は高速船が配備しているため、自衛隊派遣よりも海保で対処するべきである。確かに海自でもミサイル艇と言う40ノット以上出る高速艇があるが(日本海側舞鶴基地に配備)これは水中翼で波が高いと使い物にならない。
12月28日(金)
不審船の乗員は全員死亡。これは今後、不審船の扱いには気をつけはければならない。今回の海保の取った行動は、どうしても拿捕する意気込みは支持するが、不審船側からしてみると、工作員は、「捕まるなら船を沈めて乗船の全てを殺して自分も自決する。」と言う行動に出てしまう。攻撃してくることをするからその覚悟がしているだろう。ただ乗っていた乗員の中に工作員とは関係ない人間がいたとしたら、悲しいことである。もしあの船の中に誘拐された日本人が乗っていたら、証拠隠滅で殺されるからである。そのことを考えると、ぞっとする事件である。ただ、拿捕することだけ考えずにそのことも踏まえて、対策を練るべきだと思う。
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