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あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ
天使のイメージ、暖かな愛の光
まっくらな夜の向こうに見える光など期待していない。
ただ、じっと、過ごす。重く圧し掛かる時間に、ただ、耐えながら。-----
(2009.01.10日記文章より)
天使のイメージ、あたたかな愛の光
~ここは「天使」をテーマに書いた過去日記を集めたフリーページです。~
天使を信じますか? ~ショコタンとチャップリン~ 2008.05.15日記
あなたは天使を信じますか?
少し前の話ですが、雑誌でタレントの中川翔子さんの記事を読んで感動しました。
何故かというと、中川翔子さん自身による記事文章の中でチャップリンの映画が大好きだと書いてあったからでした。
その記事には中川さんによるチャップリンの素敵なイラストも掲載されていて、
「あなた、本当にチャップリンが大好きなのですね^^」
そんな風に感動したのです。
どうして中川翔子さんがチャップリンのことを書いていて僕がそれを読んで感動したのかというと?
僕もチャップリンが好きだから親近感がわいてしまったということなのだと思います。
そして、中川翔子さんという人の心の中に美しい天使が舞っているのだと感じて嬉しくなったのだとも思います。
以前にチャップリンのことを日記に書いたことがあります。
下に復刻しましょう。
----チャップリン/キッド-----
チャップリンの映画には笑いと涙があります。
凛とした心の美しさが、そして愛が、
そのふたつを包み込んでいます。
http://www.rakuten.co.jp/cinemacollection/
725963/725968/726027/736889/#844206
『キッド』という古い白黒映画を御存知ですか?
実はチャップリンの映画には詳しくないのですが、『キッド』はとても好きな映画です。
この映画を鑑賞するたびに心の中に光が灯される想いがします。
物語を少しだけ紹介しましょう。
しがない道化師風の一人の中年の男(主人公)が或る日、街角で捨て子の赤ん坊を見つけます。
最初は赤ん坊になど興味がなかった主人公ですが、引き取り手のいない赤ん坊を仕方なく抱きかかえているうちに、どういうわけか愛しくなってくるのです。
その男は赤ん坊を家に連れ帰り自分で育てることにします。赤ん坊は少しずつ成長してゆくのですが、いつしか警察が2人を・・・・・。
『チャールズ・チャップリン/キッド 』
http://item.rakuten.co.jp/asahi-record/00000527475/
『キッド』。本当、素晴らしい映画です。
何て、あたたかい映画なのだろう・・・そして何処かしら、とても切ない映画でもあります。
チャップリン自身が孤児院で育ったせいか、
この映画に登場するチャップリン扮する主人公の小さな子供に対する眼差しはとてもあたたかい。
あたかも、自分自身の幼少時代の面影を優しく見守っているかのように。
今の時代、日本がどんなものを失ったのか、
あるいは失いつつあるのか、僕には分からない。
でも、
チャップリンの映画に感動する心は失ってはいけないように思います。
http://item.rakuten.co.jp/jandec/a-l062/
----(以上、2007年の過去日記『チャップリン/キッド 』より)-----
幸せはどこからやってくるのでしょう?
心の中の天使が微笑む時に、そっとあなたのもとへ訪れます。
本当、そう思います。
あなたの心の中にも、
天使が微笑んでいるはずです。
チャップリンという名の天使、
そして、
あなたという名の天使。いつだって心の中の天使を大切にしましょう。
天使を信じるということは、
あなた自身の心の美しさを信じるということなのですから。
斎藤一人さんとアルプスの少女ハイジ 2007.03.03日記
斎藤一人さんの講演会を収録した有名なCDがあります。
100回聴けば身につくという、知る人ぞ知る有名なCDです。
聴いたことがありますか?
この本にも付録としてついてきます。素晴らしいお話が聴けます。
『人生が100倍楽しく笑える話』
このCDを僕は、通算すれば100回以上は聴いたと思います。
しかし、身についたかどうかは・・・怪しいです(^^;)
この斎藤さんのお話の中で、特に心から離れない素晴らしい箇所が3つあります。
「自分の機嫌を取りましょう」という部分。それと「困ったことは起こらない」「出し切る」というお話の部分。この3つのお話の箇所は何度聴いても鳥肌が立ちます。
まさに魂に強く訴える、そんな風な内容なんですよ。斎藤一人さん、半端じゃなく物凄い人だと思います!。
上記の「自分の機嫌を取りましょう」という部分を、下に少し引用してみましょう。
『自分はどうも人間関係うまくいってないなあ、それから健康もイマイチだなあ、という人がいたら、どこかで人の機嫌を取ってませんか?
私の隣に機嫌の悪い人がいたとします。そうすると、どうしたの?なんかあったの?って機嫌を取っちゃだめですよ。
アチラはアチラの都合で機嫌が悪いんです。コチラはコチラの都合で機嫌がいいんです。
隣がどんなに、ぶすっとしてても、自分の機嫌を取るんです。自分だけニコニコしてるんです。
機嫌の悪いヤツは悪なんです。で、正しい人が悪に合わせちゃいけないんです。
あくまでも自分が「幸せだね」とか「ハッピー」だねとか、「ついてるね」とか、自分の気持ちをハッピーにする言葉を使う。
相手の機嫌を取ると、いつまでも機嫌が直らないと自分まで機嫌が悪くなってくるでしょ。
いいですか、自分の機嫌も取れないヤツはロクなもんじゃないんです。
機嫌が悪いというのは、嵐と同じ一過性なの。嵐なんか、なんぼ吹いたからって日本が飛ばされたとか月がなくなったとか、そんなのないの。ほっときゃいいの。で、いつもニコニコしてるの。
(中略)
常に機嫌のいい人が、この世の中をリードして、あくまでも自分の機嫌を崩さないでいると、周りがこっちに合わせてくるんです。だから正しい方が悪に合わせちゃいけないの。
分かった?人の機嫌を取るんじゃないよ。自分の機嫌を取るんです。』
いい話ですよね!。
随分前に、この斎藤さんの話をCDで聴いた時、僕自身こういう類の話って初めてだったので、大きなカルチャーショックを受けたものでした。
*******
さて、少し話題を変えて。
最近、この話の部分を改めて聴きながら、ふと思い出したことがあるんです。
それは子供の頃にTVで放送していたアニメの「アルプスの少女ハイジ」。
確か、ハイジの御爺さんって、いつも寡黙で
凄く機嫌の悪い人物じゃありませんでしたっけ?
斎藤さんのお話を応用したりアレンジしたりせずに、そのまま公式通りに言葉を入れ替えてみると、
「自分の機嫌も取れないハイジの御爺さんは、ロクなもんじゃないんです」ということになってしまいます。
ってことは・・・
ハイジの御爺さんって、ロクなもんじゃない人だったってこと?
実は悪者だったってことですか?!?!(←凄く安直な発想♪ ≧∇≦/)
なんてことを最近、腕を組んで考え込んでいたんです。
そうか・・・ハイジの御爺さんってロクなもんじゃなかったのか。でも、なんか違うような気もするんだけれど、と。
色々と考え込んでみたのですが、自分で納得の行く上手い回答に辿り着きませんでした。
そこで「アルプスの少女ハイジ」の物語を自分なりにおさらいしてみたら、何となく合点の行く答が見えてきました。
あの物語には3人の子供が登場しますよね。
ハイジ、ペーター、クララ。
この3人の無垢なキャラクターを中心に、沢山の大人達の人間ドラマが同時進行してゆきます。
いわば子供の世界と、それを取り巻く大人の世界という構図。
主人公のハイジは天真爛漫な天使を象徴するが如き存在であると同時に、常に誰かを訪問する立場にある存在です。
ハイジが一体どのような存在を訪問することになるのかというと、皆に共通しているのが「孤独」な人達ということ。
アルプスの山奥に連れて行かれた先で出会ったペーターは「友達が出来た!」と言って大喜びします。
長い人生の中で人間嫌いになってしまった御爺さんは、自分の凍てついた心が次第にハイジの笑顔で暖められてゆくことに気付きます。
ハイジが都会に引き取られた先でも、そこで出会った孤独な少女クララや、クララの御祖母ちゃんの心に光を灯します。
そして原因不明の病であったクララの足も、物語の進行と共にいつしか直ってしまうのです。
ハイジは常に来訪者です。
或いは、神様が何かの目的を与えてこの世に送った天使。
そんな風に考えると、とても素敵です。何故、この物語が世界中で読み継がれてているのかが理解出来ます。
とても素晴らしい物語だと思います。
http://item.rakuten.co.jp/jism/4901669306808-52-2741-n/
今は、たとえ自分の機嫌も取れない人がいたとしても、
何かのキッカケで大きく人生が変わることだってあるのですから、目の前に訪れる出会いの意味は大事にしたいです。
それが大きな可能性の扉を開く鍵になることだってあるのですから。
ハイジの御爺さんはハイジと出会わなければ、きっと生涯寡黙で怒りっぽい御爺さんのままでいたかも知れません。
クララの足も、ハイジと出会わなければ、もしかしたら一生直らないままだったかも知れません。
出会いって、本当に不思議なものですね。
あなただって、街を何気なく歩いている時に、
アルプスの少女ハイジのような天使と何処かで、すれ違っているのかも知れませんよ。
出会いを素晴らしい縁に繋げるのも自分。
出会いを壊してしまうのも、また自分。
ということは、結局は自分次第ってことになります。
だから、自分を大切にしましょう、いつでも自分の機嫌を取れる人間でありましょう、ということなのかも知れませんね。
斎藤一人さんが講演会CDで話していることは、きっとそういうことなのだろうと思います。
ペーターも、ハイジの御爺さんも、クララも、そして、この物語に登場するみんな、
ハイジと出会えて良かったのです。
きっと斎藤一人さんも同じことを言うでしょう(^^)
http://item.rakuten.co.jp/u-para/103013605000/
心に刺さった茨の棘は、空にとかしてあげる 2007.02.1日記
豊かな人生を歩みたいと心から願うのなら、心に刺さった茨の棘を解放してあげる術を探すことです。
いつの日か、満身の笑みで羽ばたきたいと願うのなら、
心に突き刺さった重くて冷たいガラスの破片を一つ一つ抜いてあげることです。
天使はいつでも、あなたが道に迷うことのないようにと、あなたを見てくれています。
だから、あなたも愛の宿った瞳で大らかに、この広き美しい世界を見つめて下さい。
天使とは、あなた自身です。
世界が、そして、あなたの人生がいつまでも平和でありますように。
心に刺さった茨の棘は、
愛を込めて 空にとかしてあげましょう。
http://item.rakuten.co.jp/book/933507/
http://item.rakuten.co.jp/whiteoffice/apj-51/
きたのじゅんこさん『スリーピング・ビューティー』
天使、そして金色に輝く林檎 2007.02.26日記
上の文章は2007年の2月1日に、
コチラ
の日記で書いたものなのですが、これは或る楽天仲間の日記を読んでいて、その人に伝えてあげたいと思いながら書いた文です。
しかし、先程に再び読んでみて気がついたことがありました。
これは、もしかして無意識のうちに自分が自分自身に対して送ったメッセージだったのではないだろうか?と・・・。
僕は、孤独な人間が好きです。
でも、それは、いつでも眉間に皺を寄せているような暗い表情の人のことを指すわけではありません。
僕が思う「孤独」な人間というのは、心の中に静かな「夜」を持つことの出来る人間のことです。
夜を持っているのだから、当然、「朝」はやってきます。
つまり、こういうこと。
闇を抱えているのと同じくらい、光を持つことの出来る人間が好きだ、ということです。
孤独なだけで終わらず、夜が終われば朝が来るように、笑顔や勇気を自分や周囲の人に発信することの出来る人のことです。
そういう人は近い将来に必ず、大きく羽ばたくことが出来るのだと思います。
眠れない夜でも、立てない朝でも、気がつけば太陽は昇っているものです。
たとえ今は心が枯れてしまっている人がいたとしても、いつか再び、太陽を追いかけながら走り出すことが出来れば、今が孤独だろうと何だろうと、心の扉は美しい風景へと光と共に開かれるのだと思います。
http://item.rakuten.co.jp/book/1012266/
『林檎の礼拝堂』
現在、僕がとても大事にしている心のイメージ、心象風景があります。
それは、
林檎を手にした天使の風景。
この風景のイメージを心の横に置いていると、何故か理由も分からないままに、体の芯から力が沸いてきます。
そして、些細なことに苛立ったり不機嫌になっている自分が、とても弱く小さな存在に思えてくるのです。
最近、とても不機嫌な日々を送っていた僕の前に舞い降りた、林檎をかじりながら笑っている天使のイメージ。
これは、自分にとって何か大事なものを教えるために現れたに違いない。
明日も、林檎を手にした天使のイメージと共に、街の雑踏を颯爽と歩いてゆこうと思います。
今、あなたのそばにいて、あなたを守ってくれている天使。
それは、あなたにとって、どのような存在ですか?
翼をなくした天使が、いつか再び飛ぶ日 2008.02.17日記
『素晴らしき哉、人生!』
そんなタイトルの外国映画があります。
古い映画です。白黒の映画。
ジェームズ・スチュワートという俳優さんが主演しています。
監督は有名なフランク・キャペラです。
素晴らしき哉、人生・・・・・?、なんだか感動的というか愉しそうな映画なのでしょうか?
映画のタイトルがタイトルですし、作品に流れる穏やかであたたかな空気を考えれば、
この映画はアメリカ映画らしいサクセス・ストーリー、夢物語であると考えるのが自然でしょう。
しかし、この映画の根底には僕は、途方もないほどのこの世への絶望感が同時に流れているように感じるのです。
この映画の原作者や監督の真意は、恐らく、この映画のタイトルが示すような掛け値なしの明るさとは程遠い人生観なのだと思います。
(人生とは、本当に素晴らしいものなのだろうか?)
製作者側のそうした内なる問いかけが、この映画を作らせるキッカケの根元となっている。
僕にはそうとしか思えない。
だけど、
(人生とは、本当に素晴らしいものなのだろうか?)
という疑念に対する意思表明・決意・夢あるいは砂漠の中でオアシスを探すが如くの泡沫の希望などの願いのエトセトラが、
『素晴らしき哉、人生』という、後に歴史的に広く長く名を残すこととなる名作映画を世に生み出すことに実は繋がっていたことは確かなはずです。
おそらく、この映画を作ることに携わった人々は、
長い人生の中で自分自身の心の中において、
「人生なんて素晴らしいものでもなんでもない」と感じながら、それでも雨の中を何とか前に進み生きてきたであろう人々なのではないだろうか?。
だからこそ、本来ならばあり得ないような夢物語に、己の切なる願いや夢を託したとも言えるのだと思えて仕方がないのです。
歴史の中に忘れ去られることなく永遠に生き続ける名作映画作品の皆がそうであるように、
この映画もまた、流れ星のように美しく、観る者の心を打ってやまない作品。
永遠の名作とは、このような映画を指していうのでしょう。
『素晴らしき哉、人生!』
http://item.rakuten.co.jp/naniwa/5042003/
<内容>
「或る夜の出来事」のF・キャプラ監督、「怒りの河」のジェームズ・スチュワート主演によるヒューマンドラマ。善行を尽くしてきたがツキに見放されて自殺を図る中年男と翼をもらえない天使が出会い、天使は彼に人生の素晴らしさを示す。
(楽天市場解説文章より転載)
映画に良質な映画と、そうでない映画があるように、
我々の普段の日常生活に広がるドラマの中にだって、
良き人の心と、悪しき人の心、
あるいは、
本者と、偽者、
それらを隔てる一線というものがあります。
本者と偽者との違いとは何ぞや?と自問自答すれば
それは口から語られる希望や夢の中に、どれだけ口に語られることのない苦味やネガティブな影が見え隠れしているのかということに尽きるような気がします。
例えるならば、子供をこの世に産み落とす母親のようなもの。
子を産む際に、いつでも笑顔で、子を産み落とす瞬間のその時まで、一切の苦しみを味わらない母親なんて存在するでしょうか?
多分、存在しないでしょう。
旦那さんや病院の先生以外には誰にも見せたくない苦しい表情、影のうめきを有した無数の時間をへて初めて、
母親は子を産み落とすことが出来る。
そうした意味において、人が時に抱えることのある重さやネガティブさというのは、
本来、讃えられて然るべきものでさえあるのです。
間違っても、煙たがれたり、排除されるべきものでは決してない。
暗いトンネルを通り越した者にしか見えない、美しい光というものがあるのだから。
もし今、苦しみの只中でもがいている人がいるなら、その人は幸運だと思います。
何故なら、
その苦しさの渦中を耐え忍ぶことが出来たなら、
後には必ず、
それまで目にしたことのない美しい太陽に出会うことが出来るからです。
あなたにとって天使とは? 2007.01.29日記
天使や女神を描いたイラストや絵画を眺めるのが好きです。
仕事から疲れて帰宅したりした時などは特に、それらをイメージさせるような音楽に身を委ねると言いようのない温かみを感じたりします。
天使のイメージ・・・これは西洋的なモチーフや概念が根底にあるのでしょうけれど、古いルネッサンス時代の絵画や彫刻などによって表現された天使の姿に接して僕自信、何となく違和感を感じることがあります。
文化の相違による感性の隔たりを感じてしまうからかも知れません。
しかし、日本人のイラストレーターの感性によって再構築された天使のイメージに出会ったりすると、
それは例えば、きたのじゅんこさんが描くイラストのような「光の祝福のイメージ」を前にすると途方もない安らぎを感じたりもするんです。
きたのじゅんこさんのイラスト
http://item.rakuten.co.jp/book/933507/
そうした安らぎの中に僕は「天使」というよりも、ふわふわとした暖かな光に包まれる安堵感を見出しているのかも知れません。
西洋的な意味合いで考えた時に、天使という存在がどのようなものを象徴しているのか僕には分からない。
それでも尚、僕自身の、あくまで個人的な内世界に広がる大空を想像の翼で羽ばたきながらイマジネーションに想いを馳せれば、
天使のイメージが象徴するもの・・・、それは僕にとって恍惚とした暖かい光のようなもの、と思えてきたりもするのです。
きっとそれは同時に、子供の頃に見た幻のような風景をも追体験させてくれるようなものであり、
そして恐らく、単なる光のイメージが気流に乗って上昇するが如くに留まらず、遥か遠い幼年期の午後のひだまりに戯れる妖精の如き何かを思い出させてくれるものでもあるに違いないのでしょう。
天使をイメージさせる具体的な像を帯びてはいなくとも、そうしたものを喚起させるものに僕は惹かれてしまうのだと思います。
あなたにとって「天使」とは、どのような存在ですか?
ストレートな西洋的な天使のイメージに対して、僅かな違和感を感じてしまう、そんな僕でさえ、
イタリアはローマのバロック時代の彫刻家・建築家のベルニーニの創作した天使像には眩暈のするほどの感動を抱きます。
何かを見て美しいと感じると、人は心が透明になるものです。
透明になると対象と自分の心が溶け合って一つになり、そして心に感動が生まれます。
優れた芸術に出会うと多くの人は、心を奪われ、その作品が本来持っていた風景に連れ去られてしまう。
ベルニーニの創作した大理石に刻まれた美の結晶を瞳に宿すと、
どうしてもそんな風に思わずにはいられなくなるのです。
『聖女テレザの法悦』 Le Estasi di Santa Teresa 1642-52 Bernini
天空から降り注ぐ金色の光、
愛の矢を持った天使の微笑み、
雲に乗った聖女テレザ
ベルニーニの彫り上げた天使の笑みは ひたすらに、美しい・・・まさに恍惚そのものといった風に。
この『聖女テレザの法悦』に出会える場所であるサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会に入った時、
ふと横に視線を移すと僕の横には涙を流している若い女性の姿がありました。
そして沢山の人々が、ベルニーニが彫り上げた『聖女テレザの法悦』の前で、胸に手を当て祈ったり、感極まっている姿が僕の瞳に映りました。
僕が永遠の都ローマで目撃した最も美しい芸術のひとつです。
人は、なるべく美しい風景の中に身をゆだねた方がいい。
自分の心が汚れていると、自分の瞳に映る存在もまた、汚れて見えてしまうもの。
だから、なるべく多くの時間を、そうした美しい風景や空間で過ごし、自身の心を青空に羽ばたく鳥のように自由にさせた方がいいのです。
心が本当に眩しい空のように健やかであれば、
自分の瞳に映る他者の顔はいつだって、美しい空のように清清しく見えるはずなのだから。
宵もふけて、
部屋のカーテンを開けて夜空に瞳を向ければ、新しく一つの星が瞬きしているのが見えました。
明日も青空が広がる一日になるかもしれない。
天使の微笑みを心に想い描きながら、今夜は、もう寝るとしよう。
透き通った夜空の彼方、天使が奏でる子守唄が響き合う風景の中で、
無数の星の光に囲まれているような、そんな夢心地な世界へと体が滑り落ちてゆくようにと女神にお願いしながら。
天使が微笑みながら、そっと瞼を閉じてくれる。そんな夢の扉の前で。
おやすみなさい。
皆さんも良い夢を。
愛が微笑む色彩 2007.01.17日記
あなたが心の奥から幸せを感じて、ただただ笑顔になれる。そんな風景には 一体どんな色彩が散りばめられていますか?
そう、まるで 夢の世界のような 愛が溢れるような世界を胸の中でイメージする時、
あなたは、どんな色彩を心に思い浮かべますか?
『Angel』
http://item.rakuten.co.jp/book/933507/
http://item.rakuten.co.jp/whiteoffice/apj-51/
「こんな風景を眺めていると、とっても幸せな気分になれる」
そういった気分にさせてくれるのは僕の場合だと、それはきっと次のようなものかも知れません。
透き通った藍色の海、眩しい青空
雨の街角のパラソル
雨上がりに空に大きく架かった七色の虹
春の季節に咲き誇る桜、あるいは公園に可愛らしく咲いているチューリップ
初夏の草原に浮遊するブルーの蝶々やアゲハ蝶々
12月の街を美しく煌びやかに彩るクリスマスのイルミネーション
愛を心に宿した人の微笑み、走り回る子供たちの無垢な姿、溢れる笑顔
etcエトセトラ・・・・・・・。
想像してゆくと楽しくなりますね。
それらの風景をイメージしているだけで、自分の心が自然と微笑んでゆくような想いになります。
あなたが幸せだと感じる風景の中では、
一体どんな色彩が、あなたに微笑んでくれているのでしょう?。
いろんなイメージを心の中に思い描いてみて下さい。
今、あなたが そうした色彩を幾つか心に思い浮かべてみて、こんな色彩が私は(僕は)好きだと思うような色彩があれば、
その色彩を大切にすると、
今日か明日かあさってか分かりませんが、近い未来に良いことが必ず起こります。
何故なら、もし自分の心が落ち込んでいたり凹んでいたりする時に、そうした夢色の色彩をイメージすることで、
自分自身の未来地図の色彩を素晴らしく彩っていることになるからです。
思いもよらなかった明るい気分へと心が向かうと同時に、嬉しいハプニングと出会うはず。
天使が隣で微笑む夜 2005.04.17日記
ある日
夜空から天使が舞い降りて
僕にこう言いました
~あなたの願い事は何?
叶えてあげられるかも知れません~
天使は 暖かい光の粒子に囲まれて、
大きな金色の翼をゆっくり広げながら微笑んでいます
なんて美しい風景なんだろう
僕は天使に こう答えました
『僕には自分の願い事は分りません
だから何も受け取れません』
天使は暖かい表情で呟きました
~ 静かに夜空を見上げましょう
美しい世界を見つめましょう
あなたの心を見つめましょう
そして大切なものが見えてきたら、私を呼ぶのです
また逢いましょう ~
天使は夜空に消えてしまいました
少し寂しくなりましたが
自分が、ひたむきなら
天使は、いつでもやってきてくれるのだ
自分が大切なものを見つけることを、
天使は いつでも祝福してくれるのだ
そう思ったら
心に暖かさが残りました
心に抱えた不安が、みんな何処か夜空の彼方に
全て綺麗に消えてなくなってしまったかのよう・・・・・
豊かな静寂が、夜の空に響き渡っていました
今度、逢える時には
願い事がきちんと言える自分でありたいです
天使さま また逢いましょう
夢の中の天使
僕は自分の心の中で
愛しいあなたと『想い』を交える
雨の夜も、
眩しい太陽の中でも
いつか、愛の意味を知る時へ
いつでも、共に歩きながら
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