さやけき月の影

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2009.11.12
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次の曲は「天鼓」(てんこ)になりました。

「天鼓」という曲は
鼓が大好きな少年が、中国の皇帝の命にそむいたために
捕らえられ、川に沈められて死んでしまうのですが、
その後許されて、その河のほとりで少年を弔うために
管絃講(音楽による法要)を催したところ、
その少年の霊が現れて、皇帝に許されたことを喜び
ふたたび自分の愛した鼓を打って、喜びの舞を舞い、
夜明けと共に消え去るというものです。


つまり、天鼓少年が現れて、鼓を打ちながら
喜びの舞を舞うところです。

能というのは、このようにこの世になんらかの思いを
残した人の霊が現れて、その思いを語り
成仏する、または消え去っていくというものが
多くあります。

この形式を作り出したのは世阿弥と言われています。

わたしは能を始めるまでは「羽衣」くらいしか知らず、
こういう形式の話があることを知って
能ってとってもスピリチュアルなんだ~と
目からウロコのような感じでした。



この曲は、まだ習い始めたばかりですが
先生によると「ゆったりした舞」だそうです。

また、シテ(主役)が少年なので
すらすら舞う感じでしょうか。

年明けの発表会まで





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最終更新日  2010.01.06 01:19:33
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