青空のように

青空のように

どしゃぶり


昨日とはうってかわってのどしゃ降り。
しかも寒い、寒い。
夏も今回も、私は日頃の行いがいいので、山越えで大雨にみまわれたことがなかった。
初めて大雨の中の山越えになるが、なんとしても今日はお参りするけんね!と、悲壮な覚悟で出発したが、道自体はたいした峠越えもなくホッとした。
しかーし、むちゃくちゃに寒い。
ガタガタ震えながら、なんとか「延光寺」に到着。
まったく人影なし。
雨の音も激しいので、母とりゅう君のじいちゃんのため、大声で般若心経を唱える。
いつもは小声で唱えてるのだが、ほんとはいつもこれぐらいの大声で唱えるもんなんでしょうねー。
母に、僕の親友のじいちゃんが行くからよろしくたのむとお願いしておく。
よし、わかった、まかしときなさいと言っていた(ような気がする)。

てら
こじんまりとはしているが、なかなか風情のあるお寺。
もっとゆっくりして、写真も撮りたかったのだが、この雨じゃあねえ・・・。
ベンチもビショビショで荷物も置けず。失礼してお堂の横に置かせていただきました。
お大師さん、許してね。

しかし問題は寒さじゃ。
靴のなかもグジャグジャだし、これはもう、今日はこれ以上歩くのは無理と判断、近くの駅まで歩き(でも駅までだいぶあった)、電車に乗る。
2区間ぐらいだったかな。「東宿毛」で降り、ビジネスホテルへ。
風呂に浸かっても、しばらくは震えが止まらなかった。
あとで食堂でテレビ見てたら、12月下旬の寒さと言ってた。どうりでねえ。

ホテル近くのコインランドリーに行ったら、靴を洗える洗濯機があったので、ズブズブの靴を脱いで洗うことにする。
後からきたおばちゃんが裸足の僕をチラチラ見るので、怪しい者ではないことを態度で示したのだが、はたして通じたであろうか?


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