青空のように

青空のように

8月17日(水)


最難関ということで、決死の覚悟であった・・・のだが。
登りのへんろ道はそれなりにキツかったが、距離は短い。
そこまでは、緩やかな車道の登り。
登り口に湧き水があり、そこでまたしても、御接待を受ける。
ココナツサブレ。でかいが、ありがたく頂戴する。
気合をいれてへんろ道に乗り込んだら、なんと、8時前には横峰寺に着いてしまった。あれえ。

下り・へんろ道

横峰・登り

登り・丸木橋

仁王門
も、もう着いたの。

横峰寺で、ここはキツそうだからバスで来たという女の子と話す。
それほどキツくなかったというと、不思議そうな顔をしてた。僕も不思議。
お寺の方に、お茶とお菓子の御接待を受ける。
もうなんというか、納経バッグは、御接待の食べ物でパンパンである。ありがたいことです。

「過酷なのは横峰の下り」といわれていて、実際、61番「香音寺」奥の院への下りはなかなかスゴい。

横峰・くだり1
途中、昨年の台風の崖崩れで2ヶ所、道が途切れていた。雨の日はキツいかもしれない。

道・消える1
ここで道が途切れた。


僕の持ってるガイドブックには、「体力に自信のない人は、先に61番を打ち、荷物を預けて手ぶらで往復するのが良い」と書かれているが、これお勧めしません。61番から登ると、ズーッと登らなくてはなりません。途中で休むところがない。
道は険しいほどいい!という方は別ですが、不安な方は、僕が通ったルートをお勧めします。

下り3・景色

そして61番・「香音寺」に着いたのが12時。いくらなんでも早すぎるよなあ。
しょうがないので、62番、63番とお参りし、JRで丸亀まで。
丸亀を朝5時に出る列車があるので、それで前回の終了地「鬼無」まで行き、そこから83番を目指すことにする。
丸亀まではかなり距離がある。
車窓に流れる景色を見てると、ここを自分が歩いたなんて信じられない。
同時に、ああ、もうすぐ終わりなんだなあと思うと、なんだかせつなくなったりもする。

去年、ただひたすら沈みきっていた僕を救ってくれたのは、四国であった。
というより、見るに見かねた「お四国」が、僕を「呼んでくれた」、というほうが近いのだが・・・。
でも、あと2日で終わりなんだね。


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