みなさんこんにちは！

根室振興局の若手が集う 「ねむろ地域振興研究会」 です！！

私たちは管内の各地域・機関を訪れ、人々に会い、そこで見聞し肌で感じた様々なことを基にして、これからの根室をどの様にして魅力あふれる姿にするのかを、斬新な発想で提案していこうと活動しています！

これまで、北方領土問題に触れるため、納沙布岬の 「北方館」 、水産資源の活用を目指す 「根室市水産研究所」 、管内基幹産業である酪農研究を行っている 「根釧農業試験場」 などを訪れています。

今回は、10月21日に根室市総合文化会館で行われた、

精神障がい者社会参加促進事業 【合同レクリエーション】 を観覧して感じたことをレポートします。

心身に障がいを持つ方やその家族等が日ごろの活動を発表するとともに、地域の皆さんに障がいについて理解していただく機会になることを目的に、合唱やフォ－クダンス、ヨサコイ等、各団体が活動を紹介する 【合同レクリエーション発表会】 が、10月21日、根室市総合文化会館で開かれました。

根室保健所と根室市の共催で行われるこの事業は、市内の精神科病院に入院している患者さんやその家族の方、障がい者支援施設を利用者している方々とその支援者を対象に、精神障がい者社会参加促進事業として1986年に始まり、2012年から 【合同レクリエーション】 として、開かれています。

今年も江村精神内科病院と同家族会「たんぽぽの会」、根室共立病院、社会福祉法人希望の家、自主グループ「白馬会」、根室すずらん学園などから約90名が出演しました。

毎年、一年に一度の晴れ舞台に立つため、日々練習を重ねて発表会に臨むことは、出場者にとって、とても大きな励みになっています。

今年は、全１９演目。出場者の皆さんは、合唱やフォ－クダンス、カラオケなど、日頃の練習の成果を発表されました。

客席には、家族らが大勢詰め掛け、観客数は約170名が会し、熱気あふれる中にも和やかな雰囲気で発表会が行われ、舞台で一生懸命演技を披露する出場者に大きな拍手や声援が湧き起こっていました。

出演者もインタビューを受け、「大好きな歌を数ヶ月前から練習してきました。来年も頑張ります！」「病気に負けずに頑張ります！」と笑顔で話していたのが、とても印象的でした。

最後は、「希望の家」の、力強いヨサコイ「南中ソーラン」。「アンコール！」の声に応え、汗だくになりながらも舞を演じる姿には感動を覚えました。 

地域には様々な方が、それぞれの置かれた立場で懸命に生きているのだ、ということを痛感し、このことを心に刻み、私たちは道職員として何ができるのかを考えさせられる一日となりました。

これからも 【ねむろ地域振興研究会レポート】 を随時更新していきたいと思います！！ 

・根室地域の旬の情報をお届けするブログ「Ｅ北海道ねむろのくにブログ」はこちら↓

・過去の記事をまとめた「ねむろアーカイブ」はこちら↓