​こんにちは！　 ​ネイパル森​ です。​

​２月 20 日（土）～ 21 日（土）、１泊２日の日程で主催事業 ​ ​「家族ふれあい広場　ネイパルで雪あそび」 ​​ を開催しました。 ​​ ​

この事業の目的は、冬の自然体験活動を通じて、幼児の体力増進を図るとともに、親子でのコミュニケーションを促し、よい良い時間を過ごしていただくことです。８家族 25 人がネイパル森に集い、ボランティアスタッフ３名と共に、様々な活動を通じて、親子の時間を過ごしました。

​開会式の後、 ​「仲良くなろう」​ の活動。​

親子でスキンシップをする遊び「ぴーたんこぴったんこ」、家族同士の自己紹介やボランティアスタッフとのじゃんけん遊びなどを通して、和やかな雰囲気になりました。

​次に、 「冬の野外を楽しもう」 と題し、屋外で活動しました。​

後で暖まれるように炭火を起こしてから、雪の積もった森の中へ。スノーシューを履いて、夏の間は入りにくい森の奥まで探検してきました。動物の足跡、ふくらんできた木の芽、鳥の巣穴、大きなきのこ……子供たちは森の生き物の営みを見付けては保護者に知らせ、発見を喜んでいました。

​炭火を囲んで休憩した後は、 「雪で作ろう」 。スノーキャンドルで街を作りました。​

家族で話し合って形や大きさを決め、制作スタート。きれいな雪を運んでくる係、型に詰めてブロックを作る係、積み上げて形にする係など、いつの間にか家族の中で役割が決まっていく様子に驚きました。辺りが暗くなるまで、大人も子供も熱中して作っていました。最後に火を灯し、完成を喜びました。

​夕食後は、 「星座の世界を楽しもう」 。絵本の読み聞かせの後、体育館の床に冬の星空を作りました。くじで決まった星座の位置を早見表で確かめてから、親子で力を合わせて LED キャンドルを並べました。体育館の明かりを消すと……「わあ、きれい！！」。晴れた日には、ぜひ家族で本物の星空を眺めてほしいものです。​

​２日目は、 親子別に活動 しました。​

大人は、子育てサークルを取りまとめている「森町若妻サークル連絡協議会」会長の斉藤優香さんを迎え、子育てについて意見を交流しました。参加者一人一人が我が子の成長や親としての関わり方を振り返りながら、様々な経験が子どもの心を健やかに育てることなどについて理解を深めました。斉藤さんからは３人の子供を育てた経験から、一人一人の個性を受け止め尊重すること、子供の成長に合わせて関わり方を変えていくことなどの話がありました。様々な意見を交わすことで、子供に対する親の想いを分かち合うことができたようです。

子供は、ボランティアスタッフと一緒に簡単な工作にチャレンジ。紙皿を使って作れる、こまやブーメランなどのおもちゃを作りました。紙皿には子供たちが思い思いに絵を描き、楽しい作品に仕上げ ました。話し合いを終えた保護者とおもちゃで一緒に遊ぶ子供たちの笑顔や、我が子をより愛おしそうに見守る、保護者の温かい眼差しが印象に残りました。

小学生は

「森の中は、不思議な世界みたいだった。すごく楽しかった！」

保護者は

「普段から子供との時間はありますが、より距離が近くなりました」

などと感想を話していました。

終了後も他の家族と話したり、遊んだりして、別れを惜しむ様子が見られました。

家族の時間が、今後いっそう充実することを願っています。