さかなおやじのひとりごと

さかなおやじのひとりごと

2007/01/30
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カテゴリ: 逸品堂通信
 さて、海外出張が続きずいぶん間の開いてしまった逸品堂通信ですがようやく再開です。今日紹介するのは、ここに来てバンコクのベタ市場で結構見かけるようになってきた最新?品種です。画像みて、どこが今までの品種と違うかお判りでしょうか?色彩的には典型的なダークブルー・マルチで特に目新しいものではありません。最新なのは体型なのでしたぁ~!

 そう、この個体はノーマルのプラカットよりもボディが寸詰まりなんです。現地ではショートボディ・プラカットと呼んでますが、要するにバルーンですね。今の所、ショートボディの個体はノーマルボディの個体より5割り増しくらいの料金で取引されてます。確かに、外見は丸っこくて可愛らしいかも・・・。しかぁ~し!個人的に私はバルーン系の品種が苦手なのでした。以前何かの熱帯魚でバルーン系の品種の事をクソミソにけなした所、数人の方からバルーン擁護の書き込みをいただきました。中には、金魚のピンポンパールの様にバルーン系は立派な改良品種ですっ!って言う御意見もありました。

 確かに、金魚の世界では背ビレがなくなったり頭に肉瘤がでたり目玉が飛び出したり・・・とどれも長い年月をかけて改良を重ねて固定された立派な改良品種が沢山あります。もちろん、私だってその辺りを批判する気なんて毛頭ありません。でも、それと、最近の熱帯魚におけるバルーンはちょっと事情が違うのでは?ざっと思いつくだけで、キッシンググーラミィ・プラティ・モーリィ・メダカ(縮みメダカ)など結構沢山のバルーンが存在します。でも、我々が知らないだけで、東南アジアの市場ではそれこそありとあらゆる魚のバルーンが登場してます。バルーングッピーをはじめバルーンナイフフィッシュとかバルーンカイヤンとか本当に驚きます。

 別にバルーンと言う品種が脊椎骨異常だから嫌っているのではありません。問題は、純粋な突然変異個体を固定しているのであれば、なぜこうも簡単にありとあらゆる養殖魚でバルーンが作出されちゃうのでしょう?どう考えてもこれは何らかの方法で、意図的にバルーンを作出する技術が確立しているとしか思えません。すべてのバルーンで確認された訳ではありませんが、一応バルーンと言う形質は遺伝するとされています。これはもう、カラーラージとか見たいな後天的な改良(単なる色付け)のレベルではなく、完全な遺伝子操作だと思うのですが考え過ぎでしょうか?

 かつて一応遺伝子工学の本当に隅っこにですが席を置いていた人間とすると、この現状は非常によろしくない事だと思います。蛍光メダカの時には過剰反応と言えるほどの反応を示した日本のマスコミも、クラゲの遺伝子をメダカに移植するという派手な遺伝子操作は取り上げてこうした地味な?操作は知らん顔では所詮興味本位といわれても反論できないんじゃないでしょうかね~?まぁ、でも本音を言っちゃえば単にバルーンって言う形質が嫌いなだけなんですけどね(苦笑)。今後、バンコクや日本でバルーンベタが人気を得ない事を個人的に願ってます。

逸品堂





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Last updated  2007/01/30 12:44:13 PM
コメント(11) | コメントを書く


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Re:号外!?逸品堂通信vol.040 バンコク最新ベタ事情その4  
一般事務 さん
最近はこちらの店でもバルーンやダルマ、意図的に色付けされた魚を見掛ける様になりましたが…私も好きではないです(汗) (2007/01/30 07:29:43 PM)

うちの金魚は、  
keenmoon  さん
大半が、ばるーんです。。。親はすてきだったのにな。夏に生まれたのがまずかったか、選別しなかったからか、まともなのを人にあげたからか。気がつくと、残っていたのは、バルーンばっかりです。げっそり。
ところで、そろそろ、静かに魚を育てる生活に戻りたく、エンドラーズはとふと思っています。でも、お高い。。。テトラのグッピー用の水槽でも飼育可能でしょうか。 (2007/01/30 10:04:45 PM)

話は、違うのですが、  
keenmoon  さん
餌が足りないと、メダカも小さく育つのでしょか。人間も、江戸時代の終わりは、男も150センチもあれば大きい方でした。うちのメダカは、母が餌をやっているのは大きくなり、外にいるのは、餌をやっていないので1センチほどです。
ううむ。。。でも、強いけど。生きているんだって感じですね。
何が良いのかわかりませんが、アカヒレで2センチちょっとなのにおなかが出っ張っているのは、卵があるのか食べすぎか病気かと悩むところなのです。ほとんどメスなのでしょうか。。。
(2007/01/30 10:14:23 PM)

Re:号外!?逸品堂通信vol.040 バンコク最新ベタ事情その4(01/30)  
日本人2005  さん
私もバルーンはあまり・・・と言いつつダブルテールは好きですが。
何か無理やりバルーンを作り出してるとしたら怖いですね。色彩が行き詰ったら体型へ!と言う感じなんでしょうか?しかし無理やり奇形を狙って作るってのは納得行きません。 (2007/01/30 10:26:35 PM)

Re:号外!?逸品堂通信vol.040 バンコク最新ベタ事情その4   
K/T さん
以前、知人と話をしたのですが、
品種改良はなにも言われないのに、なぜ遺伝子操作だけ非難されるんだろうということがありました。
品種改良も言ってしまえば、間接的な遺伝子操作であるといえるはずです。
品種改良は昔からやっているために慣れていて、遺伝子操作は直接行っていて、神の領域に踏み込んでいるからと考えて嫌な感じがするだけだと思います。
そんなことをいったら、ランチュウや琉金でさえ、「遺伝子操作されたバルーン型の品種」ってことになりますから。
あとは人が好んで受け入れるか、嫌だと思うか人の思いだけですね。 (2007/01/31 12:13:51 AM)

そういえば、  
keenmoon  さん
だるまメダカの遺伝いは完ぺきに違うと東大にあげたら言われました。こ、殺したのか。。。 (2007/01/31 06:33:57 AM)

Re:一般事務さん  
machima  さん
>最近はこちらの店でもバルーンやダルマ、意図的に色付けされた魚を見掛ける様になりましたが…私も好きではないです(汗)
-----

品種改良自体を否定する訳ではないんですけどね~。そうなると、逸品堂なんてその改良品種で商売してる訳ですから(苦笑)。ただ、意図的に突然変異を促すような今のやり方はチョット・・・
(2007/02/02 10:17:37 AM)

Re:keenmoonさん  
machima  さん
>餌が足りないと、メダカも小さく育つのでしょか。人間も、江戸時代の終わりは、男も150センチもあれば大きい方でした。うちのメダカは、母が餌をやっているのは大きくなり、外にいるのは、餌をやっていないので1センチほどです。
>ううむ。。。でも、強いけど。生きているんだって感じですね。
>何が良いのかわかりませんが、アカヒレで2センチちょっとなのにおなかが出っ張っているのは、卵があるのか食べすぎか病気かと悩むところなのです。ほとんどメスなのでしょうか。。。
-----

 確かに魚では餌を少なめに与えて育てると、小さなサイズで成魚になりますね~。業界用語では締め飼いって言いますけど(笑)。あと、サイズの小さな容器で飼育してもそうなりますね。
(2007/02/02 10:19:53 AM)

Re:K/Tさん  
machima  さん
>以前、知人と話をしたのですが、
>品種改良はなにも言われないのに、なぜ遺伝子操作だけ非難されるんだろうということがありました。
>品種改良も言ってしまえば、間接的な遺伝子操作であるといえるはずです。
>品種改良は昔からやっているために慣れていて、遺伝子操作は直接行っていて、神の領域に踏み込んでいるからと考えて嫌な感じがするだけだと思います。
>そんなことをいったら、ランチュウや琉金でさえ、「遺伝子操作されたバルーン型の品種」ってことになりますから。
>あとは人が好んで受け入れるか、嫌だと思うか人の思いだけですね。
-----

 今回私が問題にしたのは、人為的な遺伝子操作という疑いがある点です。もちろん、偶発的に出てきた突然変異個体を固定するのと基本的には同じ事です。ただ、意図的に何回でも変異を起こせるのであれば、とんでもない突然変異個体が生じる危険性がそれだけ高くなると思うのです。

 もちろん、ベタや金魚ではどんな変異でもそれ程大変なものは生じないでしょう。でも、コレが有毒生物や微生物だと人間にとって非常に危険な変異が生じる可能性は否定できないと思うのです。

 しかし、魚の世界で確実にバルーン個体を誘発できるような技術が確立されているのであれば、それを他の生物に流用する事はさほど難しくないはずです。その時、脊椎骨異常だけをピンポイントで誘発するほど進んだDNA操作技術は未だ確立していないですから、それ以外の変異も多発すると思われます。

 やはり民間企業が気軽に手を出すべきではない分野だと思います。 (2007/02/02 10:28:31 AM)

私見ですが  
giraud さん
さかなおやじさん。、お久しぶりです。

さて、バルーン個体作製に関しては、いわゆる分子生物学的手法を用いた遺伝子操作ではなく、作物等に対して行われている古典的品種改良法の延長だと思います。意図的に行われているのは事実でしょうが。というのも、卵胎生の魚に対して遺伝子操作を行うのは結構困難ではないかと推察するからです。

具体的な方法としましては、水槽等に突然変異誘発剤を入れておいて(タイミングは不明)飼育し、バルーン個体を選抜して掛け合わせると。流石にX線を当てるというのは困難だと思うので。見かけ何ともない個体は一般個体に混ぜているかも知れません。まあ、ゼブラフィッシュに対する方法を応用したとも言えるので、その手法はその手のブリーダー間では今や公然の秘密となっているのではないかとも推察します。

ただ、魚類以外の他の生物に対して簡単にできる手法かと言えば?ですね。類似した件としまして環境ホルモンがありましたが、あれはゼブラに対して影響大であっても、マウス等に関してはほぼ影響がなかったりしましたし。

マスコミが興味本位であるのは無論同意しておりますし、バルーンは私も好きじゃないんですけどね。今でも遺伝子工学の隅っこの埃として漂っているgiraudの私見でした。 (2007/02/02 12:57:01 PM)

Re:giraudさん  
machima  さん
 お久しぶりです~♪確かにおっしゃる通りで遺伝子操作って言う表現はまずかったですね(苦笑)。私の見解でも、何らかの変異誘発(重金属か低温処理あたりか?)の利用だと思ってます。ただ、故意に変異の出現確率を上げるのも広義の意味では遺伝子操作と言えなくもないかと(汗)。

 それと、私が隅っこに(笑)存在していた頃は遺伝子操作の応用はより高位の生物には困難だが、下位の?生物には比較的応用できるって言う感じでしたが今はどうなんでしょう?人類にとって意外と危険度が高いのはどちらかと言うと下等生物(この表現嫌いですが)の方だと思うんです。

 いずれにせよもう私の知識はずいぶん前のレベルで完全に停止してますから、最近の進歩には全然頭が付いていけません(涙)。でも、もう一度学究生活に戻りたいなぁ~って思う事も結構あったりしますね。
(2007/02/02 01:10:11 PM)

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