ケーン’S トレーニング・センター   ☆ BBGYM堺支部

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バーベルも買うか 3




 まずは長さ。
 これはシャフトの購入にあたって重要な要素だ。

 たとえば長めのシャフトならば2200ミリにも達する。短いモノならば1200ミリくらいのモノもある。

「へえ。それじゃあコンパクトな1200ミリのを買おうかな」

 待て待て。
 短いシャフトの利点は、コンパクトな事だけだぞ。重量も6kgや7kgといった中途半端な数字だ。

 何よりも、将来的にパワー・ラックを設置する可能性があるならば、短いシャフトはラックの幅に対応出来ないので使えなくなるだろう。

「うう・・・。じゃあ、2200ミリのにします。部屋の幅もギリギリですが、何とかなりますから」

 いや、何とかならないぞ。
 プレートを交換するスペースはどうするんだ?左右最低30cmくらいの余裕が無いと、そのシャフトは使いものにならんのだぞ。

 まあ、以上のように、将来的にどれだけ設備を拡充させるか、そしてそのうえで部屋の広さも考慮して、シャフトの長さを決めるとイイ。


 次にシャフトの材質だ。

 これは2種類ある。
 いわゆる「普通鋼」と「バネ鋼」だ。

 ジムに通った事のある人なら分かっていると思うが、シャフトは、ある程度「しなり」がある。これは「バネ鋼」を使用しているからだ。

 ところが、一般的に販売されている家庭トレーニング用のシャフトは「普通鋼」で出来ているため、非常に硬い。

 使い心地で言えば、もうバネ鋼がダントツに良いのだが、値段も高くなる。
 このあたりも、使用感を優先するか、価格を優先するか、充分に検討して欲しい。

 ただし、スリーブ径が28ミリのシャフトでバネ鋼を使用している物は、ほとんど無いので、注意しよう。


 シャフトの選定にはスリーブ径、長さ、材質の3点が重要なファクターとなる事が解ってもらえたと思う。


 さあ、じっくりとトレーニング機器のカタログを吟味して、自分にとってベストのシャフトを選択してくれ。




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