まちゃぴの部屋

まちゃぴの部屋

りゅうの旅立ち


ついこないだまで私たち人間の食べ物をあさって怒られていたのに
昨日からほとんど食事をとれなくなって、グッタリしています。

体温も低くなって、体も固くなってきている。
まだ少しづつは動くけど、トイレも間に合わない。
大好きな小女子やおかかも食べられないんです;

なんで急に!?
先週までほんとに普通でトイレの砂や猫缶など買いだめしてきたばかりなのに・・・

点滴で水分補給でもすれば何日かは生き長らえるんだろうけど、
19歳という年齢からいってもう大往生だし、病院で怖い思いをさせるより
家でゆっくりJAKEがお迎えに来てくれるのを待とうと、旦那と話し合いました。

今日か、明日か、あさってか・・・
残された時間はわずかだと思うけど、精一杯世話してあげようと思います。

そして、2006.3.27の夕方、私と息子に見守られてりゅうは旅立ちました。

名づけ親の姉も2日様子を見に来たりしていたけど、姉が帰って間もなく呼吸が絶え絶えになり・・・グッタリして・・・そのまま逝きました。

息子がどんどん冷たくなる体を必死で温めようと、さすったり、タオルをかけたり、湯たんぽで温めたりしていたので、
実際いつ息を引き取ったのかわからないくらい眠ったままのような安らかな最期でした。

「もういいよ」と私が言っても、「もうちょっと」「もうちょっと頑張って!」と泣きながらりゅうを温め続ける息子でした。

それでも冷たく、固くなっていくりゅうにやっと諦めがついたのか、
パパと姉に報告の電話かけた。

その後一緒にりゅうの体をキレイに拭いて毛並みを整え、嫌がって切らせなかった爪を切って旅立ちの仕度をしました。

猫ハウスにバスタオルをひいて、いつも寝ているようにまあるく体を丸めて入れ、パパが買ってきたお花でりゅうを飾った。

息子は迎えにきたJAKEと一緒に乗っていけるようにと折鶴も入れて・・・

今日、JAKEの隣に埋葬する予定です。

もう今年いっぱいもつかな?・・と覚悟はしていたから特別悲しいという感情よりも今はぽっかり穴があいたような気が抜けた感じです。

それでいて、なんだか飼い主としての責任を果たしたようなほっとする気持ちもあり、フクザツな心境です。

高校生の頃、捨てられちゃう猫がいると聞いて、えさ代とかバイトして自分達で払うから飼いたい!といって姉と飼い始めたJAKEとりゅうでした。

漠然と自分が結婚して子供が出来た頃まで生きてるかな?なんて思っていたけど
その通り、長生きしてくれました。

3人の弟、妹を見届けてお空に行ったりゅう。
最後はJAKEと喧嘩ばっかりしてたけど、今は仲良くお互い毛づくろいし合っているかしら・・・

さよなら、りゅうちゃん。今までありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。





© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: