まちゃぴの部屋

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漢方との出会い1

3回目のAIHに失敗した頃、生理周期が乱れてきて自力で排卵しない事がありました。

そんな事は日常茶飯事のごとく、あっさりと「ピルで生理を起こすか、自然に排卵

するのを待つかです。」と言われました。

なんか、怖くなってきた。

自分の体がどんどん悪くなってるような気さえしていたから。

ピルはイヤだったので、自然に任せる事にしました。

そんな頃、子供がお世話になっている近所の病院で毎週1回午後だけの漢方外来が

あることを思い出しました。

でも、漢方って先の病院でも”出すけど、気休めみたいな物”みたいに言われた

し、半信半疑だった。

でも一応、相談してみようかな。。。。と、思い切って、初診の予約をいれました。

いざ行ってみると、やさしそうな女医さんで、不妊の相談もしやすかった。

とはいえ、やっぱり思いつめた顔をしていたと思う。

顔中に出来た吹き出物。今にも泣きそうに話をする私。

先生はどう思っただろう。

私は、今まで治療しても、反応が悪く高温期が続かない事。

吹き出物も、皮膚科でもビタミン剤でも、よくならなかった事。

生理が自力で起こらなくなった事などを相談しました。

それでもまだ治療を休む決心はついていなかったので、そのことに関しても聞いてみました。

まず、話を聞いた先生は脈をとったり、舌の色を見たり、

お腹を触診したりしました。

お腹の触診は、あちこちを”ここは?””ここは?”って感じで押していくと、

あっちこっちで、痛むんです。

あんまりあちこち痛いので、「その痛いのはなんですか?」って聞くと、

「これは於血っていって、血の巡りが滞っているところです。」との答え。

へえ~と思っていると、先生は私の手を下腹部におかせ、「ここ、冷たいでしょう?」

え?そうかな?今まで気にしたことなかったけど。

そして、先生は「体が冷え切ってます。冷えると血流も悪くなるし、血流が悪いと

どんなにビタミンをとっても、注射をしてもそれを体に運ぶ事が出来ないんです。

まず、冷えをとる事から始めましょう」とおっしゃいました。

治療に関してははっきり否定はしないけど、お勧めはしない。とのことでした。

否定をしなかったのは私に対する思いやりだったのかも。

私の今までの1年半を否定されたら、何の為に頑張ってきたのか、わからなくなりますもんね。

そして体を温める漢方、基礎代謝を上げる漢方、それを維持する漢方の3種類が出されました。

これらを飲んでみた感じで、また次の判断をするそうです。

こうして、私の漢方外来通いがスタートしたのでした。


続く


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