『Encycropedia of card tricks』
Jean・Hugard(編) 主にセルフワーキングトリックです。それでもトリックカードを使ったもの、ポーカーデモンストレーション、キーカード、即席、などなどたくさんあります。ヴァーノンやアンネマンやジョーダンなど素晴らしき人々の作品がたっぷり。 My Best Self-Working Card Tricks Karl・Fulves この本によって、セルフワーキングも面白いなと思うようになりました。個人的には、この本には、知らないことがたくさんあってとてもためになりました。簡単にできる『財布に通うカード』やギャンブルのデモンストレーションなど面白い本です。私の良く演じる「マグネティックフォース」も紹介されています。カードを用意していますぐチャレンジです。
『Ellis stanyon best card tricks』
Karl・Fulves カードの当て方、取り出し方、セットの仕方、セルフワーキング、技法など幅広く扱った本。それゆえに記述は短い。やや読みにくい気がしないでもない。 特記事項としては、カバーパスのやり方が複数解説されていることでしょうか。 『Classic card tricks』
Edward Victor 読み終わったので紹介します。この本は、彼が書いた3冊の本から、カードの部分を抜き出してまとめたものです。
初心者には勧めませんが、技術好きの方に勧めます。 『card tricks galore』
Bob Longe 松田道弘氏によると、著者は1928年生まれのベテラン奇術師であるとのこ と。単なる入門書だと思ったのですが、どうやらそうでもない様子。技法自体は、ほとんど使わないといってもよいのですが、いいマジックがそろっていると思います。
私のお勧めは、フォーエースのトリック各種。難しい技術をほとんど(ただし多少の技術は必要)使わないで、エースを出現させるトリックの数々が紹介されています。 『World best card tricks』
Bob Longe ボブ・ロンジシリーズの第2弾。ワールドベストという名前ですが、アンビシャスカードやトライアンフなどが解説されているわけではありません。紹介されているのは、難しい技法を必要としないカードトリックです。(ただし著者は、セルフワーキングではなく、演者によってたくみに演じられるべきだといっています。)
私のオススメは、二重の一致トリック。ストップを言ったところに差し込んだカードの隣に、同じ色で同じ数字のカードが来ます。 『Charles Jordan best card tricks』
Karl Fulves ジョーダンカウント(ヨルダンカウント)と言う技法で知られるチャールズ・ジョーダン(1888~1944)の作品の数々をカール・ファルヴス(セルフ・ワーキングシリーズのほか専門的な研究もあるという人物)が補足やノートをつけて編纂したカードマジックのテキストです。
ただし技法解説は、ジョーダンカウントだけといっても良いくらいです。しかも若干むずかしめという気がします。それでも、さまざまな原理を掘り出すには良いテキストだと思います。 『101 Amazing card tricks』
Bob Longe トリックと技法をあわせて101も紹介しています。紹介している技法は、ヒンズーシャフルとその関連技法、フォールスカット、グライド、カットコントロール(トリプルカット)など。フラリッシュ?として、カード投げ、セルフ・カット・デック(ロイヤルロードの命名)など。
THe middle key・・・当たり前なのに摩訶不思議に見える不思議なカード当て。 Ups and Downs・・・もちろんコインマジックではありません。観客の選んだカードが一番最後に配られます。 The invisible deck1,2・・・「見えないカード」をもちだして・・・。やっていることは普通のトリックですが演出の妙。 The nows knows・・・語呂合わせのタイトル。鼻が観客のカードを当てます。 Hair pull・・・髪の毛でカードを引っ張る、ように見えます。
いくつか好みのトリックを見つけよう、という感じの本です。ちょっとした宝箱? 『Blackstone's modern card tricks』
Harry Blackstone 踊るハンカチーフなどのステージマジックでも知られるハリー・ブラックストーンによるカードマジックの解説書。なんと10万部以上も売れたそうです。基本技法に始まり、技法不要のマジック、セットアップが必要なマジック、技法を要するマジックとバランスのよい構成だと思います。