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何度かお披露目している実生です。ずっと増えなかったのですが、昨年、子があがり、続いて今年も1本、子が出てきました。昨年割った子です。丸く、愛嬌ある葉で順調に育ってほしいです。今年の梅雨は例年にはない梅雨でしたが、いよいよ明けそうです。クマゼミが朝早くから鳴いています。夏だなって感じがしてきました。まだ雲が多く、すっきりと晴れていませんが、万年青の環境も夏モードの用意をしないといけませんね。
2019年07月23日
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五岳山(ごがくさん)未登録品です。大葉で羅紗地、覆輪で縞が入ります。この親木は父の代からずっとある木で、辰王丸や関白など、父の思い入れのある木として絶やさないようにと育ててきました。現在、親木がもう1本、若木が2本、外に数本出ていて、絶えることはなくなったと思います。はっきりと縞が入った木は、この親木だけです今年の葉はこれまでで一番はっきりと縞が入りました。派手ですね。今のうちに縞の入った木を増やしておきたいです。子は今年の葉にまだ縞が出ていません。昨年の葉には出ているので、出てくれることを期待しています。
2019年07月20日
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羅紗獅子の辰王丸(たつおうまる)です。2本目。地合いは荒れていてすごくいいです。父の代からあった木で、1本の親から2本の芋吹きがとれ、私の記憶ではかれこれ2本の芋吹きは15年は育てていると思います。まだ完全覆輪といえるものは4才になる木が1本だけで、2本目の左奥のような深さの覆輪になれば見ごたえも出てくると思います。総数は10本になり、多少のことがあってもこの種が全滅することはなくなったと思うので、あとは完全覆輪の木を増やしたいと思います。
2019年07月11日
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萬祥です。芸の早い木のように思います。大きめの割り子を棚入れし、1作でこの芸です。萬祥は、父がまだ元気だったころに吹きを棚で見たことがあり、名前だけは知っていたので、いつかは棚入れしたいと思っていました。これからどのような芸を見せてくれるのか楽しみです。
2018年09月26日
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未登録品の雷晃(らいこう)です。この暑さをものともせず、味のある葉芸に輝かんばかりの白さで、我が家ではこれまでで一番良くできたと思います。惜しむのは昨年の葉を消毒不足で傷めたことで、今年は特に消毒には気を付けています。
2018年08月29日
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もう何年も作っている縞甲実生です。獅子ではないのですが葉が巻き気味に育っていました。今年、少し作り方を変えてみたところ、木勢も出て葉芸も増してきました。どのような作り方がこの木にあうのかはまだわかりません。以前のまま獅子のように巻き気味の葉姿で仕上げても面白いかもしれませんし、今のような激しい芸で揃えてもまた面白いかもしれません。この木はまだそんなに数は無いと思うので、覆輪目指しながら姿ともに完成させたいです。まだまだ暑いですね。我が家ではほとんど見ることがなかった青煮えで1本倒れました。倒れた木は外から入った木で、まだ我が家に順化していなかったのだと言い聞かせながらも、これから他の木に出ないか見守っているところです。
2018年08月28日
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久々に登場の辰王丸(たつおうまる)です。元気に育っています。父の代から2本で引き継ぎ、現在、ようやく順調に増えてきました。作も色々と試すことができ、木の芸も安定してきたと思います。覆輪がもっと深く入ればと思うのですが、これが限界かな。
2018年08月03日
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地合いの良さが見てとれます。ちらっと端によった縞があとの葉に続きませんでした。過去、縞を維持するには、手堅く育てるより、少し力をこめたほうが柄の出方が良かったように思います。力をこめると大きな葉が出たりしますが、この木は美術木を目指すよりも覆輪を目指しているので、バランスを崩すような葉が出ても全く問題ありません。今年は昨年より力を入れてみようと思います。いずれも私の感覚なので、参考程度にしてくださいね。昨日・今日と萬風展、名品展が登録品の大会なら、萬風展は未登録品の大会かな。行きたかったな~・・・(涙)
2018年03月04日
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未登録の獅子です。玉姫に似ていますね。作を少し失敗しているので、この木の本来の良さを十分に引き出せていません。作り直して再びお披露目したいと思います。
2018年01月26日
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学松(がくしょう)です。未登録品です。我が家で作ると、波涛の千代田斑バージョンかなと思います。大きさは波涛より小さいかもしれません。そろそろ支部展(11月4~5日)に出品するものを植え替えていきます。まだ完成形ではありませんが、波涛が支部展の支部指定品種であるので、話題作りに参考品として出品ようと思います。
2017年10月13日
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雷晃(らいこう)です。未登録品です。これで親木、鉢のサイズは3.3号です。小型の矢筈の縞甲です。この木は油断すると葉が細くなってしまうので、肥料は多めに与えました。あまり度を過ぎると大型になりかねず、そうなるとこの木の魅力も半減してしまいます。私の木は少し大型になってしまいました。画像の向きは裏で、葉数は少ないですが正面からみると支部展に参考品で出せそうな感じがしたので、撮影のあと葉を少し矯正することにしました。うまく姿が整えばまた掲載します。
2017年09月20日
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名称登録品の讃岐富士です。父の代からあり、うっすらと柄がある程度でほぼ真っ青の木でした。今年、柄のある子が出てきました。過去に1度だけこのような柄の子が出ましたが、倒してしまいました。この子は大事にしていきたいと思います。さて、この讃岐富士、香川県(讃岐)の作出ではないと聞いていますが、なぜか「讃岐富士」。讃岐で「讃岐富士」と言えば飯野山(いいのやま)のことを言います。香川県の丸亀市と坂出市の境に位置する山で、富士山に似ていることからこう呼ばれています。→ 讃岐富士の画像先日、長野からお客様がお見えになりました。遠路、お疲れさまでした。
2017年07月31日
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羅紗獅子の富貴丸です。愛嬌よくできました。まだ若木でこれから芸が進んできます。そのときにどれだけ巻いてくれるのか、楽しみな木です。覆輪の気も良くなってきています。
2017年04月26日
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学松(がくしょう)です。今年で我が家で2作目、一気に勢いが付きました。親の姿はネットで見たことがあり、波涛の千代田斑版と思って育てています。やはり今年、そのような葉が出てきました。この木も花芽に悩まされそうな気がします。若いうちは紺覆輪で丸葉、千代田斑も鮮明でこのまま大きくなればいいのにと思いますが、今年の葉はガシが出ました。ガシが出ると千代田斑が沈んだように見え全体的に木が暗くなりますね。柄のより明るい木だと暗くならないと思いますが、作りによって明るく見えるようにならないものか挑戦したいです。
2016年07月15日
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「文珠」あらため今年の萬風展では「夢二」で出品しましが、今は「夢路」となっています。今年2才で春に親から外したものです。昨年の秋の時点では根が無かったので外せませんでしが、春に根が伸びてきたので外しました。根が無くとも根無しで秋の早いうちに外して新根を伸ばすこともするのですが、この木は見てのとおり小さいのとまだ数も少ないので大事をとって新根が伸びるのを待ちました。外してみると愛嬌がものすごくいいですね。葉は1枚が長いもので1cmくらいです。今年の萬風展に出品したのがひとまずの完成形だと思います。ガシは出ていないですが、このような葉芸をなんと言うのでしょうか?
2016年07月10日
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福寿丸(ふくじゅまる)です。羅紗獅子、未登録品です。昨年から芯止まりに疑いをかけていた木ですが、芯が出てきました。一安心です。この木は羅紗の血も濃く、かなり激しい芸を見せます。しかし、私は「獅子は巻いてこそ価値がある」と思っているので、獅子の芸でもある「巻き」を優先して日をゆるめにし、やわらかく育ててみます。萬風展では親木も出品されていて、これから人気も出てくる木だと思います。
2016年07月01日
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我が家はまだ梅雨時期の管理で万年青たちを温室の中で育てています。しかし、もう6月も下旬、夏は確実に近づいているので今日は外棚のダイオネットを修理しました。父の代から使っているもので10年以上は使い続けていると思います。4枚のうち1枚は作り変えましたが、3枚はそのまま使っています。梅雨空で小雨が降る中の作業でしたが、かんかん照りよりはずっと作業が楽でした。あと1枚修理が必要なので梅雨明けまでには終わらせたいです。王童(おうどう)です。父が生前、体調が悪くなっていったときに手放したと聞き、それからずっと気になっていた木です。親の姿も見たことはありませんでしたが、縁あって我が家の棚に加わりました。しかし、時を同じくして今年の萬風展では萬風賞に輝いていました。まだまだ進化しそうな雰囲気ですね。父が当時、この木のどんなところにほれ込んで棚に置いていたかは今では知る由もありません。私自身の作でそれを確かめたいと思っています。
2016年06月25日
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羅紗獅子の富貴丸です。割り子で棚いれしてから3作しましたが、最初の2作でほとんど作がかからなかっらので未だにこの姿です。作を失敗したと思っていましたが他の棚でも同様の育ち方をしたのを見たことがあり、もしかしたらそのような傾向があるのかな?とも思いました。ただ木に勢いがつくまで大きくならなかっただけかもしれませんが。昨年、かなり覆輪の気が良くなっています。今年の進展に期待したいです。肥料の量を聞かれるので、私の肥料の与え方ですが、数年前から葉の成長に見合った時期に適量を置くようにしています。葉の伸び具合、木の大きさや若さ、美術木用など、用途によって置く量も変えているので一律にいくらという置き方はしていません。この時期は朝も水をかけているので、単純計算で1回の水遣りの2倍の量は肥料が効いていると考えます。参考になるでしょうか?
2016年05月13日
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未登録の羅紗獅子、「福寿丸(ふくじゅまる)」です。 大きな古いものついた木で、今年で3才になります。昨年は肉厚の愛嬌ある葉が1枚しか繰りませんでした。芯が止まったのかと思っていましたが、記録的な寒波がくる前の暖冬の影響でしょうか、1cmほど葉が伸びあがってきました。逆鉾のような葉になっています。今年、この葉に続いて芯が伸びてくることを期待したいと思います。大きな古芋はアタリが見えないですが、春に外して吹かしてみようと思います。こちらは長野大会のときに棚入れしたものです。さすがに鈴虫剣の葉は巻きませんでしたが、総ガシのほうは肉厚にもかかわらずしっかりと巻いてくれました。まだ作り方を摸索中なのでこの木の良さを十分に引き出せていません。今年はもう少し見られる姿にしたいと思います。
2016年01月29日
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海響とラベルのついた木です。未登録です。「かいきょう」と読むのだと思います。この木は父の代から我が家にある木です。縞甲で葉はゆるやかに巻きますが獅子ではありません。花芽がついて葉が四方葉になったりとなかなか飾れる木ができませんでしたが、ようやく姿が整いました。この木は1見して他の木と区別がつく姿をしています。過去に縞甲人気があったときから存在していたものかどうかわかりませんが、登録されていてもおかしくないのになと思ったりします。この木の子は小さいときからガシを見せ、愛嬌がすごいいです。今年、2本の子が出ていますが、木のボリュームを増すために展示が終わるまではしばらく付けておこうと思います。
2015年10月03日
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初雪(はつゆき)です。未登録の品種です。福の光の立葉のイメージです。葉は伸びても30cm程度です。まだ黒い部分が多いですが、仕上がりはこんな感じになります。これまでの作りで日をとればもっと白くなるのはわかっているのですが、白の部分が増すと芋が弱くなるよう傾向があり、木の性質は弱いのではと思っています。なので、この木だけで殖えていません。私が見た感じでは「かわいくて綺麗!」と思っているのでなんとか殖やしたいと思っています。白い部分が多くなると芋が弱くなるような気がしているので、影目にして青いまま増やしてやろうとも考えていますが、それではなお芋が弱くなるような気もしています。適度にとってやればいいと思うかもしれませんが、この適度っていうのは数字で表せないし、あくまで感覚的なものなので、適度を模索しているところです。
2015年09月04日
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万代(ばんだい)です。木が年々小さくなってここまでになってしまいました。万代はほかの羅紗と比べても芸が激しいと言うわけでもなく、なぜ小さくなるのかでしょうか。作り方を模索中です・・・。
2015年09月01日
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今年の萬風展にも出品した胡麻獅子です。ほぼ完成形かなと思って出品したのですが、今年はさらに勢いがついてきました。出品時は貧弱そうな感じもしましたが、より葉幅も増して全体的にしっかりしてきました。木の雰囲気的には長誉の舞のようにゆったりした角巻きが特徴になりそうです。海龍獅子のようにガシで表面が白くなると胡麻斑が見えなくなるので、せっかくの胡麻斑と縞を楽しむにはこれ以上の芸は必要ないようにも感じます。
2015年08月18日
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羅紗実生です。ピントがうまくあっていないですね。我が家で2作目、今年3才になる松岡実生です。松岡実生と名のつく木はたくさんあると聞いていますが、この木は九州の方の殖えになります。過去に紹介いただいたことがあり、作ってみたいと思っていました。萬風展にも出品されていましたが、その後は姿を見ておらず倒れたのかと思っていましたが、縁あって入手することができました。2作目、3才で肉厚で芸をした葉が一気に出てきました。寿冠が恐ろしく芸の早い木だと思っていましたが、この木も負けず劣らず芸の早い木です。もしかして2才で入手し今年4才なのかも?と過去のブログを見てみましたが、確認はできませんでした。年か・・・・。 入手したときはデモで薄く覆輪がかかった感じでしたが、覆輪の進み具合も良いようです。どこまで芸が進めば至芸品になるのかわかりませんが、数年後の萬風展出品を目指して倒さないように作り上げたいと思います。
2015年08月07日
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羅紗獅子の富貴丸(ふうきまる)です。2012年に愛嬌の良い割子で棚入れし、順調に育つものと思っていましたが、過去2作はさっぱりの出来でした。しかし、今年はようやくまともに葉が繰ってきているように思います。棚に合うのに2年必要だったのか、それと親から外されてスネていたのか。植物も生き物なので、後者も十分考えられるかも?? もともと覆輪が薄く、今でもそれは変わりません。これから作があがり、覆輪が進んでくれるのを期待したいと思います。
2015年06月15日
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丸葉の木です。福包よりもはるかに肉厚です。左の葉に覆輪がまわりかけています。これでカチっとまわってくれれば・・・それにしても何かもっとインパクトが欲しいですね。このままでは「変わってるね」で終わりそうです。
2015年02月02日
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羅紗獅子の辰王丸(たつおうまる)です。未登録品です。小型の和羅紗タイプの羅紗獅子で葉肉があり、そこそこ巻いてくれます。木全体の幅は親木でも15cm程度にまとまります。ガシなどの芸はありませんが、葉幅が出るので、縞と巻きで全体のバランスを楽しむ木だと思います。割り子2才です。小さいときから愛嬌が良く楽しませてくれます。そして、親子勢揃いです。全部で8本までになりました。これまで1本も外に出さなかったので、この木はここにあるのがすべてです。我が家に全部置いておくと、環境や育て方が同じなので倒れるときに一斉に倒れる可能性があるのと、外に出すことで、また違った魅力を引き出してくれる可能性があります。しかし、外で倒してしまう可能性もあり、出すときは十分に増えてからにしようなどと色々考えていますが・・・需要と供給の世界なので、「出したい」と思っても「欲しい」と言う人がいなければ成り立たちませんね。
2015年01月30日
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大君(おおぎみ)です。大勲の縞とも実生とも言われてますが、我が家の大勲の葉の形や葉の厚さと比べると、大君は実生だと思われます。この木は芋吹きを1作しました。縞が派手気味ですが、鑑賞するには少々派手なほうが良いように思います。先日、某オークションで大勲の縞(縞覆輪)なる木が出品されていました。見てみたいものです。
2015年01月11日
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羅紗獅子の福寿丸(ふくじゅまる)です。未登録品です。迫力ある葉が出てきました。右の葉は肉厚でガシが出ているにもかかわらず、しっかりと巻いています。それよりも目を引くのは左の鈴虫剣の葉で、さすがにこの葉は巻いてくれませんでした。この木は未登録でありながらこれだけの芸を見せてくれるので期待していますが、縞が沈みきってしまっているようなので、昨年、縞の木をもう一本棚入れしました。覆輪の姿を早く見たいものです。棚入れして2作しましたが、1作したときの姿とまったく別物のように変化しました。6月20日の画像棚入れ時は和羅紗風の獅子のイメージで、1作かけると羅紗っぽくなってしまい、そして2作目でこの姿です。今後、どのように変化していくか楽しみです。
2015年01月09日
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未登録品の貫禄(かんろく)です。貫禄は当県の故田渕氏が命名した木で、私はまだ美術木なるものを「おもと360種の・・」の写真でした見たことがなく、それが見本と思って育ててきました。しかし、どうも見本のように見た目は小型でずんぐりとした姿にならず、年々大きく荒々しくなってきました。大きさは中型種と呼ばれる玉楼程度でにまでなり、特に、今年の葉は、これまで見たことが無いような芸をしており、二面の進化型のような激しい芸に感じます。これで良いのかどうかわかりませんが、もう少しこのまま切らずに育ててみようと思います。当支部の展示会(第57回香川おもと名品展)は11月1日(土)~2日(日)にかけて、香川県丸亀市の中津万象園で開催します。約150点の会員の力作、実生などの参考品を展示しますので、お時間ありましたらぜひ足をお運びください。
2014年09月09日
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羅紗獅子、辰王丸(たつおうまる)の今作の姿です。これまでに比べて葉数が増え、迫力も加わりました。私はこの姿がこの木の至芸の姿のように思います。激しい芸は見せませんが、3.5~3.8号の鉢に収まるサイズで愛嬌のある姿です。錦麒麟のように縞と姿を楽しむ部類だと思います。子の姿もまた愛嬌があり、いかにも羅紗獅子!という姿です。昨年の割り子です。ピンボケですが、愛嬌の良さは伝わるのではないかと思います。木の数も順調に増えてきており、この木からは2本の子があがりました。これで合計8本になりました。もともと親木が1本、子が2本で父から引継ぎました。倒さないようにと気を遣いながら育ててきましたが、これでもう絶える心配もなくなってきたので一安心です。
2014年09月08日
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度々登場している文珠(もんじゅ)です。これは今年の萬風展に出品したときの姿です。小さな葉で芸がありませんが、風蘭の玉金剛のようでそれなりに魅力のある姿でした。しかし、今年、待望の芸を見せ始めました。これまでの淡白なイメージから一転し、味のある葉がでてきました。この葉が継続し、更に芸が進化すればもっと楽しめる木になりそうです。
2014年07月18日
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棚入れして2作目に突入の福寿丸です。会報189号に親木の姿が出ていますが、似ても似つかぬ姿になりつつあります。まだ一昨年の葉が一番下に残っていますが、本来はこのような肉厚の幅広い葉にガシが出てきます。しかし、羅紗に近い葉が今年も出ようとしています。棚が変わったので適合していないか、作り方が違うのか・・・。福寿丸と同様に全面にガシの出るタイプの羅紗獅子を預かっているのですが、私の棚ではその木も同じような感じに細い葉が出てきます。横には羅王丸、辰王丸など、その他の羅紗獅子と同じところに置いていますが、他の木は幅広の葉が出るものの、全面ガシの木はダメです。となると、陽の採りかたに問題があると思い、羅紗のほうに移動しました。極端なことをして良くも悪くも結果が出ればその後の調整が楽なので、良く陽のとれるところに移しています。これでしばらく様子を見てみようと思います。
2014年06月20日
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この木は覆輪の薄い木です。棚入れして一作した昨年は大きな葉が一枚しか繰ることができませんでした。はっきりした覆輪が欲しいところですが・・・画像ではわかりにくいですが、この淵の白さは間違いないと思います。昨年は大きな葉が1枚だけだったので、今年はバランスよく育てたいです。この木は昨年、デモで棚入れした木です。稚葉を見ると問題なさそうです。この木は初めて作をかける木です。どのような作り方が向いているのか探りを入れながら育てます。
2014年06月09日
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今年の萬風展にも出品した文珠(もんじゅ)です。一見、葉丈が詰まった作に見えるのですが、もしかしたら肥料あたりしてるかもと思い、控えめにしてみました。今のところ長く伸びそうな葉が出てきています。今年はこれで様子を見てみようと思います。あがりそうな子もみえてきました。少し上すぎるので秋に割れるかどうかは微妙な感じですが、親と新しい万年青の棚入れのことを考えるとなんとか割りたいですね。
2014年05月28日
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ある未登録品のデモです。毎日のぞきこんでしまいます。先端が白くも見えるし、まだのびたばかりで白く見えるだけで青にも見えるし、どうかな~。芋吹きのほうは、ほとんどのものが先端が割れて動き始めています。以前、高知に住んでいたときに、5月連休には取り出せるくらいに伸びていたことがあります。高知は暖かい地方だったんだと、つくづく思いました。
2014年04月22日
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今回、壽冠のほかに未登録品の文珠(もんじゅ)を出品しました。この木は2010年に完覆の芋吹きを棚入れし現在に至っています。まだ古芋は残ったままです。まだ芸がきていないですが、姿が整ったのと、今後、芸をするだろうと思ってその違いをみてもらいたくて出品しました。まだ数の少ない木と思っていましたが、これまで出品がなかったのに今回は数点の出品がありました。ほかの2点と比べると、私の木は詰まった作りにも見えますが、本葉が伸びていないように思います。上下に伸びた2本が本葉で、そのほかは稚葉かも。今年は少し育て方を変えてみようと思います。
2014年03月08日
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羅紗獅子の辰王丸です。総親です。1番子です。そして、5本揃い踏みです。昨年、一昨年と割り子があがり、順調に増えてきました。総親の左右は奴で吹いた1番子です。左の方の生育が悪いので、折衷植えで様子を見ることにしました。折衷植えで、どのように育つかも楽しみにしています。
2014年01月20日
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未登録品の貫禄(かんろく)です。ガシで葉が真っ白になるタイプの木ではありませんが、今年の葉は熨斗のところが真っ白になりました。個人的には右の葉よりも左の葉が好きで、幅広でガシっぽいのが出ています。この葉ですべてがそろい、ガシっぽい部分が白くなれば最高だなと思いながら眺めています。来春の芋切り用の印に楊枝を立てていますが、切らずにもう1作してみようと思います。
2013年10月02日
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未登録品の羅紗獅子、富貴丸(ふうきまる)です。作年棚入れし1作しましたが失敗作です。獅子らしくない葉が出てしまいました。何かが違うのでしょうね。1枚しか葉も繰っていません。下の状態はまったく問題なく、根もたくさん出ていたので、来作ではもう少し作り方を考えてみようと思います。覆輪は浅くかかっていましたが、はっきりとしてきました。
2013年09月28日
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辰王丸(たつおうまる)です。総親の姿です。今年もこれといった変化はないので、姿はこれで完成なのかなと思います。羅紗で言えば中型で、芸は竜が出る程度、葉幅をひいてゆったりと巻く。錦麒麟を獅子にして小さくしたような感じなので、芸よりも、姿と縞の入り方を楽しむ木だと思います。
2013年09月23日
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備峰とラベルの付いた木です。昨年5月の姿作りこんでみると雰囲気が違ってきましたが、良くなってきたと思います。このままいくと、年をとればガシが出そうです。我が家には1本あるだけで、全体で何本あるかわかりませんが、あまり無理をしないように育てていこうと思います。
2013年09月09日
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未登録品です。初雪と名前がついています。葉丈は最長で25cm程度で、福の光とサイズは同じくらいだと思います。子出しは良いです。芋を傷めていたのがようやく治り、今年、日に当てたら見事に白くなりました。我が家で天賜晃・福黄金と並べて一番日の強いところに置いています。木の質としては弱いのではと思っています。柄の出し方もわかったので、これで美術木を作ってみたいと思います。
2013年09月06日
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春陽のラベルが付いた状態で棚入れし、しかし、どうも違うのかなと勝手に縞甲実生にした木です。楽鉢で育てていいましたが、思うように葉幅が出なかったので、素焼き鉢に戻したところ、姿が大きく乱れてしまいました。この木はなかなかアタリが付かずに長い芋が朽ちてしまったので、少し若返ったような気もします。作り直して、またお披露目できる姿にしてみたいと思います。最新の萬風展記念帖にも『春陽』が出ていましたが、やはり同じものには見えないですね。
2013年09月05日
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今日は支部の役員会でした。議題は近づく支部大会のことで、中でも私が提案していた支部大会の改善提案に時間をかけて議論しました。私の意見がすべてであるはずもなく、採用されるものもあり、見送るものもあり。以前も感じましたが、過去の慣例にこだわることなく議論が進んだことに、この支部はまだまだ元気だと確信しました。役員会のあと、私の棚に5人が集合し、温室は39度・外は36度の猛暑の中でのお棚見学でした。加えて上砂替えをほとんどしていない汚い棚ですが、1時間以上は見ていかれたと思います。みな、熱心です。その中で、話題になったのがこの木です。羅紗地の大葉です。葉肉があり、丸みを帯びた葉に縞が入り、重厚感ありながらも品のある姿です。名前はありません。子は2本あがりました。1本は派手目ですが、こちらの子は縞も均一に入っています。落ちる葉は赤くなっている葉だけだと思います。その葉が落ち、枠を外してお化粧すると・・・なかなか見れる姿になるのではと思います。名前を考えようかな。
2013年08月11日
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豊明園さんの作出の金鳳(きんぽう)です。姿が暴れつつもそれなりの姿にまとまってきました。今のところ3年葉を保っていて葉数が多く見えますが、これは落ちると思います。萬風展記念帖には聖富貴のような姿のものが出ており、もう少し締めて作ったほうが良いのかと考えさせられてしまいます。しかし、この姿でもう少しゴマが入ってくればもっと価値があがっても良さそうに思う木です。
2013年08月04日
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前回掲載した羅王丸がうまく育ったのに比べて、こちら未登録品の福寿丸は失敗です。この木は昨年の全国大会のときに、葉幅があり良く巻く親木の姿に惚れ込んで持ち帰りました。羅王丸と同じような環境に置いてもこのように差が出てきます。来年、植え込み材料を調整して作り直しです。
2013年07月28日
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未登録品の文珠です。岡山で作出されたものです。現在の大きさは超小型です。覆輪は完成しており、現在、何本かに増えているようですが、覆輪はこの木だけではないかと思います。今年の葉の出方からみると、昨年よりは大きな葉が繰ってきそうです。まだ芸が見えていなので、そろそろ芸を期待したいところです。撮影のあとにコケを交換しました。稀少な木や葉を落としたくない木は早めにコケを交換して首元の清潔さを保っています。万年青にとっては迷惑かもしれません、いつも思うことですが。しかし、うれしいことに出そうな子が顔を出していました。美術木狙いの木ならがっかりするところですが、ニンマリです。まだ芸が見えないのでこの木の価値はわからないですが、私の中ではどんどんと期待ばかりが膨らんでいきます(笑)こちらは棚入れしたときに付いていた2代を吹かしたものです。棚入れの翌年に切り、うまく吹いてくれましたが吹いたときから見たことないくらいの超超小型でした。なんとか倒れずにこの姿にまで成長しました。覆輪は未完です。私の目標は名品展で金屏風の前に並べることなのですが、もうひとつは名品展と並んでハードルが非常に高い萬風賞をいただくことです。ここ数年挑戦していますが、まだまだ話題になるレベルでもありません。いつか話題を独占してみたいものですね。
2013年06月04日
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このタイプの羅紗獅子は初めて作るので、成長過程がどうなるのか興味津々です。やはり見たことの無い葉が出てきました。これまでの葉や美術木などから想像するともう少し細い葉が出てくるかと思っていました。しかし稚葉は羅紗の芸を見せ、本葉もこれまでの薄葉の獅子のような姿とは一転して肉厚の丸みを帯びた葉が繰ってきました。覆輪も深いです。まだ芸は見えていないツルっとした葉です。この葉から全面を覆うくらい白くなる芸がどのように進展していくのか楽しみにしています。
2013年06月02日
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未登録品の羅紗獅子、辰王丸の今年の作がかかる前の姿です。これは総親です。縞柄が派手気味になり、覆輪は未完成です。こちらは3本ある子のうちの1本です。縞柄は落ち着いてきており、覆輪もほぼ回ったかなと思います。葉幅もあり、巻きもそこそこ巻いてくれて、この姿が気に入っています。長年3本の時代が続いたのですが、昨年、ようやく割り子がとれて1本増えました。今年も出そうなアタリがあったので出てこないかなあ~と眺めています。
2013年05月30日
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