Oh To Be Wicked Once Again

Oh To Be Wicked Once Again

八木一夫展 041028


いやー、終戦直後からこんなことしてたんやー、と感心しました。

なんというか、「土のあらゆる可変態を表してみました」って感じでしたね。パイプ状にして埋め込んだり、無数の引っかき傷をつけたり、尖らせてみたり、無数の穴をあけてみたり、しわをつけるにしても、紙をしわくちゃにしたようなもの、布を重ねたようなもの、脳みそのようにグロテスクなもの、透き通るようになめらかなもの・・・。

それに空間的な広がりが加わります。空洞を作って光を採り入れたり、わずかな隙間を作ってみたり、穴を掘ってみたり。みんな思わず覗き込まずにはいられません。ものによっては、木と組み合わせたり、鉄と組み合わせたり、新聞記事をとり入れたり。

パンフレットとかに載っている「ザムザ氏の散歩」は、土を焼いたもののはずなのに、錆びた鉄の輪にしか見えなかったですね。あれはよかったです。楽しみにしてた手のシリーズが思ったより少なかったのは残念でしたが、全体としてはとても満足する内容でした。

ふと、こういう前衛的な美術を鑑賞しながら、前衛的な音楽を聴いたらどんな感じなんだろうと思いました。美術館内で聴くのもどうかと思うし、残念ながらそういう曲を持ち歩いてなかったので、実現しませんでしたが。今日の1曲のページの中だったら、オウテカのConfieldでしょうか。

それにしても、なんで美術館に来る若い人って、あんなにオシャレさんばかりなんでしょうかね。と言いつつ、わかってたのでちょっと服装に気をつけて行きましたが(笑)。芸大生が多いんでしょうね。

mahavishnuの芸術の秋でした。


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