Oh To Be Wicked Once Again

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ワタリウム美術館


9月10日、青山のワタリウム美術館の
テンポラリー・イミグレーション展 という特別展に行ってきました。


まず建物にちょっとしたカルチャーショック。
「美術館ってでかい建物」のイメージがあったもんで。
普通のビルですからねえ。一瞬分からなかったです。
会期中何度でも入れるというチケット・・・たぶんもう行きませんが(^^;
そしてエレベーターに乗って各階の作品を見てまわります。


展示の3人の作品の中でも最も印象に残ったのが、ベアート・ゾデラー。
まずコンセプトの説明をしている映像を見てみることに。


ゾデラーは「展示会場が何よりも重要なんだ」と言って、
ワタリウム美術館の高い空間をどう使うかを考えた結果、
【支えなしでは持ちこたえられない、壁から飛び出した箱を組み合わせた作品】
=《ジャパーニーズサポート》を制作しました。


なぜこのような作品を思いついたのか。ゾデラーは次のように言いました。

「ある京都の寺に大きな木があって、枝がずーっと伸びていて、
下から支えられていたんだ。それを見てコンセプトを思いついたんだよ。
それで名前はジャパニーズサポートにしたんだ。」

・・・善峯寺の遊龍の松だ!
京都市内南西部の大原野(おおはらの)という
所にある観光名所の一つになっているお寺です。
桂昌院ゆかりの寺とかだったかな。
そこに樹齢500年か600年くらいで何十メートルも枝が伸びた、
天然記念物の「遊龍の松」があるんですよね。きっとそれのことだと思います。
作者のインスピレーションの跡を辿れるっていうのはちょっとうれしいですね(^^)


次に目に付いたのゾデラーの作品は、色鮮やかなミニマルアート。
遠目に見るとペインティングに見えるんですが、よくよく近づいて
見てみると、シールをいっぱいペタペタ貼ってあるのでした。
「なーんだ」と思ってしまうその鑑賞者の心も、
ゾデラーは意図していたようです。


デパートで商品化されてしまった「作品」を、もう一度
「アート」に戻すというコンセプトで作成したとのこと。
シールってなんでもないもの、というか何に使ってよいものやら、
これといって明確な使い道を思いつかないものだと思うんですが、
こうやって使えば使えるなあということに気づきました。
意外と日用品って使い道に困るようなものでも、こんな風に
アートにしちゃうこともできるかもしれないですね。
余った包装紙だとか、紙袋だとか、ビニール袋だとか
・・・小学生の工作みたいですが(笑)
そんな日曜日も楽しいかも。


残る二人に関しては、見てからのお楽しみってことにしておきます(笑)


ワタリウム美術館から見えた向かいの黄色い家がいい感じでした

ワタリウム


ワタリウム美術館



050916


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